望月優太君、廣瀬俊朗さんの「元ジャパンが語る」に比べるとスケールが小さくて地味だが、元ラグビー選手のF川さんと私の二人も語り合った。誰も聞いていなかったけど(笑)


最初の話題は偶然にも同じ時期に発症した脊柱管狭窄症で、症状や治療について情報交換。これで次に孫が話題になると典型的な老人クラブになるところだったが、F川さんが話題にされたのは「あなたにとり、過去お世話になった方、今現在お世話になっている方、将来お世話になるかも知れない方がいたとしたら、誰を一番大事にしますか」だった。F川さん曰く、全部大事にしている人もいるでしょう、逆に誰も大事にしない人もいるでしょう、しかし、私は過去お世話になった方を大事にしない人は信用しません、とのことだった。

F川さんは面倒見の良い方で交遊範囲も広い。その中には職業も年齢も性別も生まれ育った環境も異なる方々がおられるが、過去お世話になった方を大事にしている人ほど信用に足り、又、不思議と幸せな人生を送っておられる方が多いとか。何となくだが、さもありなんと思えるお話だった。

私が話題にしたのは「これからの生き方」だ。F川さんも私も転職の経験がある。もし、以前の職場から高給で迎えたいと言われたらどうするか。職場に限らず、この歳になると様々な集まりから声を掛けて頂ける。中には勝手知ったる集まりもあるが、さて、誘いに乗るかどうか。これも偶然ながら、F川さんも私もお断りする、一度の人生なので、できれば新しい世界を選ぶ、というものだった。

父が言っていた「好奇心は人生のパスポート」を座右の銘にし、怪我をしない程度に動き続けようと思う。
関東同志社スポーツユニオンの総会があった。毎年、ゲストスピーカーが招かれ、普通ではなかなか聞けない話を披露頂く。それを聞くのが楽しみな総会だが、今年は元日本代表のラグビー選手二人が招かれた。一人は同志社OBの望月優太君、そしてもう一人は日本代表主将も務められた慶應義塾OBの廣瀬俊朗さんだ。二人は同い年で東芝ブレイブルーパスではチームメイトだ。


ビックリした話、笑いに引き込まれた話、なるほどと納得した話、と印象に残った話がいくつもあるが、どこまで書いて良いのか分からないから、私が深く頷いた話を一つずつ書いておこうと思う。

【望月君】

私はお喋りが大好きですが(笑)、ラグビー選手にとっては大事な能力だと思っています。ラグビーはゴールまでボールを持ち込まないといけないのに前にいる選手にパスできないという不条理なスポーツですから、15人が同じことを考えていないと、とてもとても前進などできません。こういう局面ならこうする筈だ、こういう状況ならこう攻めるべきだ、みたいな理解と認識を共有していないと戦えない。しかし、そこまでなるには共にプレーし、戦法や考え方について話合いを重ねる必要があるんです。すなわち、コミュニケーション能力が高くないとラグビー選手は務まりません。

【廣瀬さん】

私は学生時代も主将を務め、ジャパンでも主将を務めましたが、主将になって分かったことは、本心を明かせる相談相手がいないということでした。例えば、監督さんや部長さんとは立場が違うから視点が異なる。チームには主将を支える副将がいますが、悩みや弱音を吐こうものなら、こんな弱気の主将で大丈夫かなと不安になるんじゃないかと気になってしまう。要するに本音で語れる相談相手がいないものなんです。しかし、間違いなく良い主将に恵まれたチームは強くなるので、良い主将を育てないといけないんです。そういう仕事に従事し、私の経験を生かせることができればと望んでいます。

少しずつ、着実に変化している。

10月26日

11月6日

私も少しずつ、着実に、できれば老化や退化ではなく進化したいものだ。