私にとっては6度目の発表会が無事に終わった。今回得た教訓は「練習は裏切らない」ということだ。今や確信を持って言える。

弾いたのは「ラヴェンダーの咲く庭で」という映画音楽で、youtubeで何人かのバイオリニストが演奏されているのを聴いて感動し、詩子先生にこれを弾きたいと申し出た。先生は快く認めて下さったが、聴くと弾くでは大違い、こんなに難しいとは思わなかった。それに気付くのが遅れ、時間をロスしたが、最後に可能な限り追い込んだ。

(最も繰り返して練習した箇所)

それで迎えた本番だか、悔しい失敗がいくつかあり、それから学んだことは、①練習より上手く弾けるところはない、②練習で上手く弾けなかったところはやはり上手く弾けない、③練習では上手く弾けたところまで上手く弾けなくなることがある(涙)、という事実だ。①と②は想定内としても、③は全く想定していなかったから本当に悔しい。

そうと分かれば、決して偶然や幸運を期待して本番を迎えるのではなく、練習でレベルを上げ、余裕を持って舞台に上がり、「練習通りの力を発揮する」ことが大事だということになる。淡い期待は想像の世界だが、練習でのパフォーマンスは現実の世界のことだし、そのレベルが高ければ高いほど素晴らしい本番になる可能性があるということだ。

良い教訓だと思うが、問題は来年まで覚えていられるかどうかだな(笑)



発表会の参加記念に頂けるストラップが6ヶになった。右から二つ目はペガサスだったが、どこかへ飛んでいってしまい、香織ちゃん作成の猫ちゃんに交代頂いた(笑)
会社の同僚から「ラグビーワールドカップ2019への軌跡」という写真展の案内を貰った。副題は「写真家たちが見つめる日本代表」だ。会場のキャノン・オープンギャラリーへと急いだ。


この案内ハガキにある写真も展示されていたが、それぞれ見応えのある作品で、今にも選手たちが動き出しそうな迫力があった。ボールを持って前進を試みる選手、それを阻止しようとする選手、鍛えられた肉体、闘志溢れる表情、いずれも呻き声が聞こえてきそうな写真ばかりで、ラグビーが持つ格闘技の一面が良く出ていると思った。

そういう激しいせめぎ合いを題材にした作品が多かったように思うが、私は次の二作品の前で立ち止まり、しばらく見入ってしまった。


ラインアウトは誰にボールを投げるかを敵には明かさず、味方にだけサインで伝えるという化かし合いのあるプレーだが、空中にあるボールはニュートラルな存在だから、投げた側がボールを取って攻撃権を維持できるか、又は敵がサインを見破りボールを奪えるかという緊迫感がある。この写真にはそういう緊迫感が凝縮されており、攻撃権を巡る真剣な戦いが見事に表現されていると思った。


もう一つはこのスクラム写真だ。基本的にはボールを入れる側に有利だとしても、ボールは一旦ニュートラルな存在になってスクラムの中に入っていく。そのボール、すなわち攻撃権を取るために息を詰め、神経を集中させ、ボールが入る瞬間に備える選手たちの緊張感と闘志が伝わって来る写真だ。

良いものを見せて貰った。感謝。
バイオリンの発表会が来週に迫った。毎年のことながら、「あと2ヶ月もある」が「まだ1ヶ月ある」になり、ハッと気付くと「あと2週間しかないの?」と焦り始め、最後には「あらま、来週か!」という嘆きに変わる。


今回の発表会は6度目だし、毎回「来年こそは前倒しで練習するぞ」と決意している割には進歩がなく、今回もあと1ヶ月あればなぁ、と今頃思っている。なんでこうなるのか?

その理由を考えたが、多分、こうだ。あと1ヶ月なら30日あるということだが、1日に30分しか練習できないなら毎日弾いても1ヶ月で15時間、1週間なら僅か3時間半だ。10分しか弾けない日や全く弾けない日があることを考えると週に2時間程度の自習に過ぎないから、そんなもので著しく上達する訳がない。

まぁ、バイオリンの発表会はベストを尽くすとして、人生の残り時間にも同じことが言えないか。あと20年あると思うと長いように感じるが、働く時間、眠る時間、食べる時間、移動時間などを差し引いて行くと、好きに使える時間は何時間あるのだろう。そう考えると、チコちゃんが言う通り、「ボーッと生きてんじゃねえよ」だな(笑)