バイオリン発表会の当日、リハーサルを終えて舞台袖に引き揚げたら、スタッフさん用の進行表が目に入った。表紙には誰か人の顔が描かれているようだ。


誰だろうと思って良く見たら、なんと、私だった(笑) 詩子先生の旦那さんの熊さんが、私のブログから下の写真を見つけて使われたらしい。


知らない間に私の写真が使われていて驚いたが、私も熊さんを驚かせてやろうと妻に電話すると蝶ネクタイを会場に持ってくるよう依頼した。届いた蝶ネクタイを締めると、当日はたまたま写真と同じシャツを着ていたから、写真通りの出で立ちになった。その姿で熊さんの前に出て行くと「写真通りの姿で来ました。次回からモデル料を取りますからね」と言って笑い合った。

意外にもこの蝶ネクタイ姿が好評だったので、結局、この姿で舞台に上がることになったが、面白いもので、ネクタイを締めると何かスイッチが新たに入るのかシャキッとする。そこで、ネクタイの効用について誰か話していないかと調べ始めたら、オスカー・ワイルドの言葉を紹介されている方がいた。

A well-tied tie is the first serious step in life.
きちんとネクタイを結ぶことは真面目な人生の第一歩だ。

これだ。ネクタイを締めると自然に気が引き締まる。ネクタイにはそういう力があるのだ。最近は叱ってくれる人も少なくなったから、ネクタイを締める機会を増やしてみようかな、とふと思った。