「最強のふたり」をビデオで観た。2012年の映画で、事故により全身不随となった大富豪フィリップと、彼を介護することになったスラム出身のドリスの交流を描いている。


観たことのある映画で、多分、最初に観た時に笑った同じ箇所で笑い、ジーンと感動した場面で同じように感動したと思う。実話を元にしたとのことだが、本当に素晴らしい映画だ。

ただ、前回は聞き流してしまい、今回は非常に印象に残った台詞がある。新しい介護人に何故ドリスのような経験も知識もない不良青年を雇うのかと聞かれたフィリップの答えだ。

「彼は私に同情していないからだ。」

ハッとさせられる 台詞だったが、この言葉は私から見る世界と相手から見る世界が違うことを教えてくれているように思う。今回この言葉が印象に残ったのは、何か私の心に変化があったからだろう。それが成長であればと望む。
お正月恒例の男子会で、長女の旦那さん、次女の旦那さんと3人で銀座までトンカツを食べに行った。娘たちは魚や野菜を好んで食べるが、我々男子たるもの、ちゃんとお肉を食べようと始めたもので、今年4回目を迎えた。

お腹がいっぱいになり、さぁ帰ろうかという時にNISSANのショールームが目に入った。なぜか男子は車に反応するもので、誰が誘うでもなく3人で中に入って行くと、NISSAN 2020 Vision Gran Turismo という真っ赤な車が展示されていた。未来を予感させるデザインで、海外から来たと思われる旅行者も興味深そうに眺めたり写真を撮っておられた。


車を眺めている内にカルロス・ゴーンさんのことを思い出した。私の回りにもいろんな意見があるから、広く関心を集めている人物、事件であることに間違いないが、ゴーンさんが日産自動車を再建されたのは凄いと思っている。コストカッターと揶揄されたが、コストカットだけで会社が再建できるほど世の中甘くない。日産自動車が甦ったのは、彼らが企画デザインし製造した車が売れたからで、要は消費者が日産自動車を支持し、必要としたからだ。

日産自動車の経営陣がどのようになるのか分からないけれど、消費者が必要としない会社はあっという間に衰退する。そういう意味で、日産自動車の新しい戦いが始まったのだと思っている。

大坂なおみ選手は2017年のシーズン終了から走り込み、2度のオフで10kg減量したそうだが、更に身体を絞り込む予定だとか。そんな彼女の言葉。

 

「私にできるのはベストを尽くし続けることだけ。」

 

帝京大ラグビー部は大学選手権10連覇を目指していたが、準決勝で天理大学に敗れた。インタビューに応えた帝京大ラグビー部、秋山主将の言葉。

 

「一年間準備してきたことを100%出し切った。結果を受け止め、来年に悔しさをつなげて欲しい。」

 

アスリートは勝利を目指して努力を重ねるが、トップアスリートになれるかどうかは、持てる能力を限界まで伸ばす練習を繰り返せるかどうか、そして、それを本番で出し切れるかどうかにかかっているのだと思う。

 

大坂なおみ選手や秋山主将の言葉に清々しさを感じるのは、彼らが勝利する相手を自分自身に定めているからだろう。お正月から素敵な言葉を聞かせてもらった。