マンション一階の郵便受けに保健所からの郵便物が入っていた。私宛のものだが、「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種票在中」と封筒に印刷されている。「えっ?うちに高齢者なんて居たっけ?」と、最初は誤配だと思った。


エレベーターに乗って自分の階に向かう間に、「あれっ?ひょっとして僕のこと?」と思い始めたが、それでも「いやいや、僕はまだ高齢者とちゃうやろ」と認めない。が、封を開け、対象者の生年月日に「昭和30年4月2日~昭和31年4月1日」とあるのを見て、やっと観念した。私は間もなく高齢者の仲間入りをするのだ。

どうあがいても、あと2ヶ月と少しで65才になってしまう。これは努力しても避けられない。よって、私は「電車や地下鉄で立っていても、決して席を譲ろうと思わせない高齢者」を目指す。ただその前に、席が空いているとついつい座ってしまうのを何とかしないと(笑)
雨天の日を除き、朝食前のジョギングが続いている。報道されている通り、以前に比べるとジョギングやウォーキングしている人が増えているが、数日前、ジョギングしていた女性から「マスクするか避けるかしてよね」とすれ違いざまに注意された。

相手はどう見ても「にわかジョガー」だし、こちらは年季の入った「ベテランジョガー」だ。「あのね、世の中はあなたの思い通りにはならないの。文句言うなら家の中にいなさい」と内心思いながら帰宅した。ところが・・だ。


山中先生が「走って大きな息をする時は、咳やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます」とおっしゃっているではないか。なるほど、すれ違った女性の注意はあながち間違ってはいなかったのだ。

翌日から、私はマスク着用でジョギングに出掛けるようになった。面白いもので、自分がマスクをしていると、マスク無しでジョギングしている人が無神経に見えてくる。立場変われば・・だ。但し、私は気持ち良く走っている人に「マスクしなよ」とは言わない。自分の方からコースを変え、相手との距離を保つようにしている。

同志社大学ラグビー部の部員8名が国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてインド東部のオリッサ州ブバネシュワルという町に派遣されたらしい。記事によれば、朝は登校前の子供たちとラグビーボールを使った遊びで汗を流し、夕方からは高校生や大学生に戦術などを指導し、州の大学代表との交流戦も行ったとのこと。

 


素晴らしいと思ったのは、学生たちがコンクリートのような硬いグランドや使い古されたボールから現地の貧しさを体感し、「自分たちの与えられた環境に感謝しないといけない」と気付いたことだ。今の日本に生まれただけでも幸福なんだから、せめて感謝しないといけないように思う。


もう一つ、滞在中にコロナウィルスの感染拡大が現地でも報道され、町に出た部員たちは「ジャパニーズ?」と尋ねられ、口元を塞ぐような仕草をされるなど冷たい仕打ちにも遇ったとのこと。これも良い経験だと思う。そういう仕打ちに傷付いたなら、逆の立場になったとき、そういう仕打ちをするような人にはならないように思う。


来年も派遣されるなら、私をボール・ボーイ、もとい、ボール・オールドボーイで連れてってくれないかな(笑)