コロナ以前は朝食前に必ず練習すると決めていたバイオリン。出勤前の慌ただしい中、たとえ5分しかなくとも練習をしてきたが、この習慣がテレワークに切り替わって途切れてしまった。「時間はある」、「後でやろう」、「明日でもいいか」と先送りした結果、練習しない日が増えた。

逆に、雨の日以外は毎朝ジョギングに出掛けるようになり、こちらは皆勤賞だ。なぜ続くのか考えたが、起きて直ぐの時間じゃないと暑くて走れないし、NHKの「エール」が始まる8時にはシャワーを済ませていたい。そんなことから、起きたら直ぐにジョギングに出掛けるようになり、それが習慣になった。ということは、時間に制約があれば、行動を促すスイッチが入るということではないか。

(発表会も近付くと時間の制約スイッチが入る)

来月早々には65才になる。あの還暦の日から早や5年経ったのかと思うと唖然とするが、還暦を迎えたら、その後どう生きるのかを考えると言っていたくせに、「時間はある」「後でやろう」「明日でもいいか」と先伸ばしにしてきた5年だったように思う。ここは、時間の制約スイッチの助けを借りて、ちゃんと考え、行動に移そうと思う。
昨年7月の発行でコロナウィルスが出現する前に書かれた本だが、ジム・ロジャースさんの基本的な考え方が良く分かる。その考えに基づき時代の流れを予測されていたのだろうが、コロナウィルスの襲来でその流れに加速が付き、世の中もっと大きく変化することになるぞと警鐘を鳴らされたのが先日発行の「危機の時代」だったのだろう。


特に印象に残ったお話は次の二つ。

一つは日本も移民を多く受け入れるべきだという提言。移民が増えれば、その分、住居や食料など新しい需要が生まれるし、彼らが必要とする商材やサービスを提供できれば、それが新しいビジネスにつながる可能性がある。一方では、異なる文化や宗教、言語を持つ人々と接し、共存することで、私達自身もグローバルな世界にもっと自然に踏み出せるようになるのではとおっしゃる。説得力あり。

もう一つは北朝鮮に関する話だ。ジム・ロジャースさんはこれまで2度北朝鮮を訪問し、現地をその目で見ておられるが、2013年に金正恩が国際的なスキーリゾートを馬息嶺(マシンニョン)に建設したことに注目し、金正恩がスイス育ちで外の世界を知っている指導者であることや、15の自由貿易区域を設けたり、国外選手の参加も得て平壌マラソンを開催したことから、金正恩には祖国を変えたいという強い意志があると見ておられる。北朝鮮には豊かな資源があるし、勤勉な国民に恵まれていることから、韓国にとっても非常に重要な存在で、そう遠くない未来に南北統一があると予測されている。

そこまで読んだところで、北朝鮮が開城工業団地にある南北共同連絡事務所を爆破したというニャースが入ってきたので、そうは簡単に行かない現実を見た気がしたが、これも北朝鮮の意思表示と見るなら、対話の再開もあるのかなと思う。世の中はどんどん変わるし、これまでの経験だけで決めつけるのはやめようと思う。
バイオリンを習い始めて8年目を迎えた。このお月謝袋も8枚目ということになる。


「継続は力なり」と誇らしげに言いたいところだが、努力したから続いたのではなく、楽しかったから続いたのだ。では、何が楽しかったのかというと、練習すれば少しずつ弾けるようになるのが新鮮で、その変化が楽しかったのだと思う。

下手なバイオリンは家族にもご近所にも迷惑な存在だと思うが、これからも続けます。我慢して私の練習が終わるのを待ち続ける・・そう、継続は力なり、です(笑)