小銭貯金をしている。父を真似して始めたものだが、小銭だからと粗末に扱うな、無理のない範囲で貯金を心掛けよ、という父の教えがあったのかなと思う。

 


コーヒー豆の缶にせっせと貯金し、5缶がいっぱいになると銀行口座に入れる。3年から4年置きの行事だが、今回は「大量の硬貨を入金される場合は手数料が掛かります」と銀行から言われ、少し驚いた。結果的には約5000枚の硬貨入金に対し、約6000円の手数料が掛かったが、そこそこの金額が貯まっていたし、ニンマリして銀行を出たのだが・・。

私が子供の頃、銀行は人気キャラクターやヒーローの貯金箱を景品にしていた。私の最初の小銭貯金もそういう貯金箱で始めた筈だ。多分、当時はお金を貯める人が堅実で賢こく、銀行からも望まれる人物像だったのだろう。しかし、最近はそうではなく、安くお金を調達し、それを上手く運用する、いわゆるリバレッジに長けた人が賢く、そういう人が銀行にとっても好ましい顧客なのだろう。

ところが、今回のコロナウィルスの感染拡大で店舗が閉まり、アメリカではニーマンマーカス、JCペニー、Jクルー、ブルックスブラザースという名だたる会社が次々に行き詰まった。そういうリバレッジを活用してきたに違いない会社が行き詰まったことを考えると、個人も会社も貯金はあった方が安全かも。やはり、小銭貯金をこつこつ続けようと思う。

イタリアの作曲家で、特に映画音楽の世界で数多くの素晴らしい作品を提供して来られたエンニオ・モリコーネさんが亡くなられた。91歳。

 

(映画「マレーナ」でも音楽を担当)

 

私が観た映画だけでも「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」「シシリアン」「狼の挽歌」「ワンス・アポンナ・タイム」「アンタッチャブル」「ニューシネマパラダイス」「カジュアルティーズ 」「ザ・シークレット・サービス」「マレーナ」という人気作品や話題作の音楽を担当されているし、これらの映画に私が強い印象を受けた理由の一つは、モリコーネさんの音楽が、時に俳優の演技や映像以上に登場人物の思いやストーリーを上手く表現したからかなと思う。


ただ、私がモリコーネさんを知ったのは、たまたま「ミッション」という映画に出てくる「ガブリエルのオーボエ」という曲を聴き、そのもの悲しくも心を包み込むような優しい曲にすっかり魅入られてしまい、一体どんな人が作曲したんだろうと調べたら、モリコーネさんが出てきたという訳だ。


私の一番のお気に入りは映画「ミッション」の「ガブリエルのオーボエ」、第2位は「ワンス・アポンナ・タイム」の「デボラのテーマ」、第3位は「ニュー・シネマ・パラダイス」の「愛のテーマ」又は「マレーナ」の主題歌で迷うところだが、ストーリーが好きな「マレーナ」にしておこう。


モリコーネさんのことは良く知らないが、曲を聴く限り、豊かな愛情で人の悲しみや喜びをそっと見守るような方だったのかなと思う。




 

 

65才の誕生日を迎えた。高齢者の仲間入りをしたので、高齢者について調べていたら、ウィキペディアにこんな記事が出ていた。

「NHKが65歳以上の高齢者487人を対象に行った調査によると、約半数が『日常生活の中で感情が抑えきれずに"キレて"しまう』ことがあり、さらに3割が『年齢とともに感情のコントロールが難しくなっている』と答えた。」


ラグビーをしていた頃を思い出すと、約半数はゲームの中で感情が抑えきれずにキレてしまい、さらに3割は接戦になるとともに感情のコントロールが難しくなったのではないか。そうすると、ずっと冷静でいたのは2割に当たる3人で、ポジションで見ればスクラムハーフ、スタンドオフ、フルバックだったのかなと思う。道理で私はこういうポジションを任されなかった訳だ(涙)

これからの人生では、どんな状況でも感情をコントロールできる、このクールな2割を目指そうと思う。