小銭貯金をしている。父を真似して始めたものだが、小銭だからと粗末に扱うな、無理のない範囲で貯金を心掛けよ、という父の教えがあったのかなと思う。

 


コーヒー豆の缶にせっせと貯金し、5缶がいっぱいになると銀行口座に入れる。3年から4年置きの行事だが、今回は「大量の硬貨を入金される場合は手数料が掛かります」と銀行から言われ、少し驚いた。結果的には約5000枚の硬貨入金に対し、約6000円の手数料が掛かったが、そこそこの金額が貯まっていたし、ニンマリして銀行を出たのだが・・。

私が子供の頃、銀行は人気キャラクターやヒーローの貯金箱を景品にしていた。私の最初の小銭貯金もそういう貯金箱で始めた筈だ。多分、当時はお金を貯める人が堅実で賢こく、銀行からも望まれる人物像だったのだろう。しかし、最近はそうではなく、安くお金を調達し、それを上手く運用する、いわゆるリバレッジに長けた人が賢く、そういう人が銀行にとっても好ましい顧客なのだろう。

ところが、今回のコロナウィルスの感染拡大で店舗が閉まり、アメリカではニーマンマーカス、JCペニー、Jクルー、ブルックスブラザースという名だたる会社が次々に行き詰まった。そういうリバレッジを活用してきたに違いない会社が行き詰まったことを考えると、個人も会社も貯金はあった方が安全かも。やはり、小銭貯金をこつこつ続けようと思う。