The soliloquy of the surfer -8ページ目

普通の冬支度

俺は普通の男だ。

いやらしい話、平均年収より収入は多いが特に金持ちではない。

3階建の家を自分で設計して建てた時は「若いのに立派…」と褒められたが、まだ1/4しか払ってないから威張れない。

車は新車を現金で買っているが、普通の国産ワゴンだ。

まぁ、普通の中流だ。


そんな普通の俺が、出張に行ってきた。

先月サーフトリップに行った浜松だ。

取引があって、今回の儲けは130万。

経費は、新幹線グリーン車の往復と昼食代とタクシー代を合計しても約3万円。

実質仕事したのは1時間で、あとは鰻を食いながら飲んでたことを考えると、まぁ普通の利益だ。

ただ、俺の収入ではない。

俺は固定給のサラリーマンだから、今のところ俺の生活は中流だ。


何度か仕事でも来ている浜松だが、今まで八百徳という鰻屋で昼食をとっていた。

だが、今日は何故か休みのようで、遅い昼食をとる予定だった俺は少々困った。

過去に大國屋という鰻屋を紹介されたことを思い出しフラフラと歩くと、そこも休み。

浜松の昼食といえば鰻しか知らない俺は大いに狼狽した。

すると目の前にサーフィンの写真を飾っている店が…


The soliloquy of the surfer

林健太プロの素晴らしいライディング写真が飾られているが、店で出しているのはロコモコではなく鰻だ。

普通に考えるとミスマッチだが、鰻が食べたいサーファーという珍しい人にとっては、日本中探してもこの店しかないだろう。


味は普通だった。

よく蒸してあり、鰻の臭みがない。

甘味を抑え、醤油の味が利いたタレ。

上うな重とビールを頼み、少し良い気分になった。


味が普通といったのは、個人的に鰻の味が濃い関西風の方が好きだからだ。

まぁ、普通の好みの問題だ。

ただ、4千円弱支払ったことを考えると、浜松の鰻は高い。

俺の好きな釜寅というデリバリーの鰻釜飯の方が半値で、鰻らしい味で良い。


帰りは少し酔ったおかげで気持ち良く寝れた。

新幹線はグリーン車しか乗ったことがないが、貧乏にならない限りこれ以上狭い席には座りたくない。

しかし、逆に飛行機のファーストクラスに乗ったことがない俺は、至って中流だ。

いや、普通だ。



帰って残務処理した俺は、楽しみにしていたウエットスーツを取りにいった。

いつもお世話になっているショップに行くと、1ヵ月前にオーダーしたウエットを渡された。

安くなっても8万円強だが、仕事のスーツに比べれば機能性から言って高くはない。


The soliloquy of the surfer

今まではアリーダというブランドを個人的な付き合いで頼んでいたが、代理店が倒産してからはショップに頼むようにした。

その昔、カラニロブが着ていたエアタイトだ。

今は浦山プロが着ている。


浦山プロは、何度か一緒に波乗りして何度かアドバイスをいただいた。

残念ながら俺の能力の問題でアドバイスが無駄になっているが、波乗りが凄いだけでなく人間性も素晴らしく、俺が大好きな人だ。

ウエットを同じメーカーにしても上達しないとこは承知だが、普通のファン心理だ。


鰻で栄養をとった。

寒がりな俺にとって非常に重要なウエットは、ホルミシス効果という細胞を活性化してくれる高機能ウエットのメガヒートαだ。

*よく分からないが、そうらしい。

これで明後日の波乗りも快適に楽しめるだろう。

ただ、俺は心配でたまらない事がある。

寒くないように準備しても、明後日の波乗りはイマイチに終わる気がする。

何故なら、明日の夜はスネと体力を削られる仲間とのフットサルがあるからだ。

普通のシークエンス

俺は普通の男だ。

基本的に休日は趣味に費やす。

昨日は本来仕事だが、仕事の予定がついたので休みをとりサーフィンに行ってきた。


一緒に行ったのは、以前ビデオ撮影してもらった友人。

また撮影してもらう魂胆だ。


ずいぶん前に、自分のライディングをビデオで確認するのは勉強になると聞いたが、なかなかチャンスがないので貴重な記録になるはず。

俺に学習能力が無く上達しないのは実証済だが、とりあえずネタにはなる。


前夜、少し飲みすぎたおかげで遅刻してしまった。

得意技が早起きだけだった俺が寝坊…

唯一の得意技が無くなってしまったのは非常に残念だ。


急いで館山道を終点まで飛ばし、広くて綺麗な海岸に着いた。

透明度が高いことと温暖なことで有名なポイントをチェックすると、見事にフラットだった。

雨で気温が低いことと前夜の宴で疲れていた俺は、良い波のポイントを探すよりも辛うじて見つけたショアブレイクを選んだ。

まぁ、普通の妥協だ。



セットはヒザ。

しかもパワーは全くない。


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鬼のようにパドルして、なんとかテイクオフ。


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ターンしても加速しないのは波のせいにしておこう…


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技術が伴わない俺は、特に小波が苦手だ。


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上手い人は小波でもカッコイイが…


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無理矢理トップに向かっていてスマートではない。


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本人はもう少し縦にいってたつもりだが…


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波のパワーと本人の技術がないから、こんなもんだ。


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なんとか体裁を取り繕ったようなリップだ。


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こうしてみるとフローター気味。


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なかなか際どく見える。


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きっと静止画のマジックだろう。


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動画ならあまり迫力を感じないはずだ。


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ここからテールを蹴りこんでいくと良いが…


The soliloquy of the surfer

残念ながら、あまりテールは動かない。


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きちんと考えていないからだろう。


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上手い人ならテールを抜いていたはずだ。


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と言うか、普通にフローターしていたら…


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この先も走れたようだ。


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小さいながらもフェイスがある。


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残念だが俺の選択は間違っていたようだ。



言い訳になるが、テイクしてターンして無理矢理リップといった波ばかりだった。

このルーティーンにはまっていた俺はバリエーションを無くしていたようで、他の映像もほぼ一緒だった。

フローターで次のセクションなど全く頭になかった。

パブロフのイヌ状態だ。


また撮影してもらうのは先のこととなるだろうが、次は妥協せずにムネ以上の波でやりたい。

もう少しまともな画像が残せるだろう。

ただ、どうしても俺は本気で期待できない。

何故なら、友人は究極の波貧乏だからだ。




寒い中で撮影してくれたのにゴメンナサイ…

普通の立冬

俺は普通の男だ。

月2~3回は波乗りに行く。

普段はサラリーマンだから、その頻度が俺のボーダーラインだが、真面目にサーフィンしている人からは少ないと感じるだろう。

まぁ、それが俺にとっての普通だ。


昨日は南西風だったから茨城に行ってきた。
南西風なら一宮周辺がサイズがあって1番良い。
昨日もきっとそうだっただろう。
ただ、俺は極端な混雑嫌いだ。
女性ばかりで混雑しているなら入りたいが、サーファーは圧倒的に男が多い。
波を取った取られたと、あの殺伐とした雰囲気が大嫌いだ。
よって空いている茨城に向かった。

 

茨城が空いてると言っても、俺達は8名の団体だからメジャーポイントには入れない。

他のサーファーに非常に迷惑だからだ。

かなり北上し、誰もいないマイナーポイントを選んだ。

まぁ、普通の配慮だ。



The soliloquy of the surfer

ここは何度か訪れているが、本当に人が少ない。

平日しか行かないせいもあるが、概ね貸切だ。

この日も貸切で、テイクは良い波に見えるが、すぐ厚くなくなりそうになるかダンパー気味のいずれかで完璧な波はない。

だが、それなりにリップやカットバックやスラッシュを入れて遊べた。


茨城だけに水は冷たい。
3mmで入ったが、1時間後には手足が痺れてしまった。
結局4時間以上入っていたから我慢できる範囲だが、まだ千葉なら痺れないだろう。


ここで少し疑問に思ったことがある。

通常は親指や小指といった末端から痺れるが、この日は右手と右足の中指が痺れて他は比較的平気だった。

全く分からないが、体のどこか悪いのかもしれない…


満喫して上がって着替えれば、痺れなんて関係なくなる。
楽しく波談義して、この日の波乗りは終了だ。
波が悪くなったわけではないから食事してもう1Rと行きかったが、先輩がドームに日本シリーズを観に行くというから早めの帰宅は仕方ない。
まぁ、濡れたウエットを着るほど暖かいわけでも波が良いわけでもなかったから構わなかった。



来週も海に行く予定だが、これからは千葉だ。
今月末頃からは、御宿より南の海に限定される。
もっと言えば、起きるのが辛いから海に行く回数も減っていくだろう。
何故なら、俺は普通の寒がりだからだ。