The soliloquy of the surfer -18ページ目
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普通の性教育

俺は普通の男だ。

そして普通のルックスだ。

不細工ではないが、イケメンでもない。

女性に困ったことはないが、モテモテでもない。


そんな普通の俺も、30歳までの若い頃は普通よりモテた。


幼稚園・小学生の頃は、女性(女子)に興味がなかった。

まぁ、普通だ。


ただ、普通じゃなかったのは幼稚園の頃。

親に車で送迎してもらっていた俺は、毎朝幼稚園の門をくぐると大勢の女子に囲まれた。

下駄箱に行き靴を脱ぐと、女子がしまってくれる。

冬はコートを脱がせてくれ、ロッカーに片してくれる。

至れり尽くせりだ。

休み時間には女子に囲まれていた。彼女らの目当てはチューだ。

当時の俺は女子に興味がなかったから、いつもそのチュー攻撃から逃げていた記憶しかない。

今考えると、かなり楽しいエロス状態だ。


当時の写真を見ると、色白で髪が長いヤサ男(子供)だ。

しかし、足は園で2番目に速かったから、そのギャップが良かったのかもしれない。

ちなみに、1番速かったのは色黒の野性児で、いつも裸足のヤツだった。

俺はいつも清潔な靴下を履き、そいつの後塵をなめていた。


小学生になると、さすがにチュー攻撃はなくなった。

俺はエロスをしらない普通の小学生だったから、特に悲しくはなかった。

ただ、女子がたまにやる『好きな人ランキング』では、TOP5圏内にいた。


中学になると、よく告られた。

廊下を歩くとキャーキャー言ってくる女子もいた。

登校時には小学生からも大声で名前を呼ばれ手を振られたが、これは友人に冷やかされ困った。

学校で1番モテたわけではない。もっとカッコ良いと思えるヤツはたくさんいた。

ルックスは普通だったし、少しスポーツができたくらいで、何故モテたか自分ではよく分からない。


俺はその頃、世間知らずで元気一杯だったから、ヤンキーの先輩に可愛がられた。

いつもどこかにタムロして、タバコを吸いながら遊んだ。

毎日のように小さな罪を犯し、人に迷惑をかけていた。

若気の至りとはいえ、今となっては申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


女性に興味がなかった当時の俺だが、その先輩達からエロス教育を受けた。

エッチは気持ち良いとか抽象的なものだったが、さすが先輩は色々知ってるなぁと感心した。

と同時に、俺は第2次成長期をむかえた。

まぁ、普通だ。


その先輩から学んだことで、この歳になっても解決できないことがある。

「女は穴が3つある。上がオ○ッコ用、中がエ○チ用、下がウ○コ用だ。」

「真ん中だぞ!間違えんなよ。」

まだ実物を見たことがない中学1年の俺には、ショッキングな教えだった。

想像は知識を超越できない…

俺は、自分についてる肛門がオリオン座の中心のように3つ並んでいるものだと思っていた。


知らないことは知りたくなるのが人間だ。

俺にも普通の知識欲がある。

幸い当時はモテなくなかったから、すぐに実戦できた。

しかし、いきなりジロジロ眺めていい所じゃないことくらい察しがつく。

俺には普通の常識がある。


手探りの状態だが、オリオン座ではないことが確認できた。

どちらかというと銀河系だ。

ヤンキーの先輩が頭が悪いのは知っていたが、表現力が乏しかったわけではない。

先輩も聞いた話で、未確認だったのだろう。


高校生になって、下の星を発見することができたが、いまだ上の星が発見できていない。

銀河系の一部になっていることは想像できるが、確認はしていない。

何故なら、俺は普通の羞恥心があるからだ。


普通の出張

俺は普通の男だ。

過去には様々な仕事をして店を出したこともあるが、今は普通のサラリーマンだ。



そんな普通のサラリーマンが、今日は出張に行ってきた。

地元の物件ばかり扱う不動産会社に勤務しているので、出張はかなり珍しい。



ミッションは、都内在住の地主が地方に所有する人に貸した土地を処分しろというもの。

要は借地権売買だ。

借地権者(今回の買主)も、地代を払って住んでいる土地が自分の物になるのだから、価格が合えば悪い話ではない。

手紙を書き、電話で打合せし、ようやく決済に至った。

1,000万の取引で、うちの利益は約80万。

まぁ、普通だ。



本当は泊まりで行きたかったが、明日も仕事があるのでそうはいかない。

それに先週この近くの御前崎にサーフトリップに来たばかりだ。

2週連続で旅行できる身分ではない。

俺は普通の男だから。



結局、新幹線で日帰り出張だ。

せめてもとグリーン車にしておいた。

そこそこ快適に着いた。

さすが、新幹線は普通じゃない早さだ。






地銀は仕事が遅い場合が多い。

買主の手違いがあったものの、出金にかなりの時間がかかり取引に1時間以上を要した。

固くて有名な静岡銀行だから、さぞ慎重に札を数えていたんだろう。



買主は学校の教頭先生で、教え子に羞恥心の1人がいるらしい。

よく遊びに来るらしく、写メを見せてくれた。

芸能界で有名になっても頻繁に恩師を慕って来るなんて、人が良いに決まってる。

TVで受ける「勉強はできないけど心はキレイ」という印象は嘘ではなさそうだ。

この教頭も、間違いなく良い人だった。



時間が有り余っていたので、お互いの過去から職場の話、更には日教組からモンスターペアレントまで正直な意見を交わした。

現職の言うことは興味深く、本当に面白かった。

できれば酒でも飲みながら話したかった。



ここで書いても問題解決にならないし、チクってるみたいで気分が悪くなるから書かない。

他人まで面倒みる器量のない普通の俺には、書けないと言った方が正しいかもしれない。

万一立候補することがあれば、どこかの元大臣より柔らかく言ってやる。



取引が終わり、魅力ある教頭と名残惜しく分かれると、静銀の支店長が名刺を持ってきた。

応接室に通され物欲しそうに挨拶するから、他にある案件の情報をあげた。

裏から根回しして取引をまとめたい俺と、金利を稼ぎたい支店長の願望が合致し、多くを語らずとも分かり合えた。

仕事は遅くても、さすがババをあまり掴まなかった銀行だけあって抜け目がない。

俺の頭は鰻に支配されていたが、人の腹具合なんかどうでもいいと言わんばかりに帰してくれなかった。



銀行を出ると、タクシーはすぐつかまった。

運転手に美味い鰻屋に連れて行けと言うと、数ヶ月前に来たことがある『八百徳』で降ろされた。

他をあたる元気がなかったから素直に入った。

俺は美味い物が好きだが、グルメではない。

まぁ、普通だ。





食ったのはご覧のとおりだ。

普通じゃないのはビールを頼んだことくらい。

仮にも勤務時間内に飲むのは気が引けるが、あとは帰るだけ。問題ない。

それに、この程度の悪さは大好きだ。

法に触れることはしたくないが、この程度なら会社に堂々と領収証を渡せる。

自己責任の範囲なら悪さとは言わないだろう。





領収証は3,000円を超えていた。

なるほど、駅近の角地に立派なビルが建つわけだ。

麻布にも支店があるらしい。

味は普通だが、鰻だけしか出さないわりに普通じゃない。


俺の自宅から麻布まで、混んでなければ30分で行ける。

わざわざ浜松で食う意味は薄れる。

だが、浜松=鰻という構図は俺にはありがたい。

食事を悩まなくて良い。

なんでも良いんだ。不味くなければ。

俺は普通の男だから。





帰りの新幹線が来た。

仕事だが、小旅行のような気分だった。

こんな時、隣に秘書がいたら間違いが起こるに決まっていると思った。

こんなくだらない妄想はビールのせいか?

俺は普通に健康な男だ。


万一秘書と出張があっても、オスとして成功するかセクハラになるかは50%だろう。

何故なら、俺はルックスも普通だからだ。




ハジメマシテ!

今更ながら日記でも書いてみようとブログを…


とりあえず自己紹介かな?


俺は都内在住の30代。

中小企業の会社員で中間管理職。

まぁ、普通だ。


趣味はサーフィン。

月2回位しか行ってないから、特に上手いわけでもない。

あくまで趣味…

これも普通だ。


他に、趣味とは言えないがパチンコ(主にスロット)もよくやる。

こちらは週2~4回の頻度。

これを趣味と言いたくないだけで、実は・・・

昔からギャンブルは大好きだ。

これは普通じゃ済まなかったが、普通じゃなかったことはそのうち書く。


今の俺は、特に何の面白みもない一般人だ。

自分で言うのも変だが、昔は面白い時期もあった。

楽天的だから大きな不満は感じないが、小さな不満はたくさんある。

こんな普通の男がブログなんて書いてもつまらない。

だから、あくまで日記のつもりで書く。

それでも読んでくれる人がいるなら、期待をしないで読んで欲しい。

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