ブーティの裏

ブーティの裏

Funnyな神さまの導きによりフォトグラファーをする傍ら、2014年から狛江で1番入りづらいバー「ゴータバー」という飲食店をスタート。そのお店の日記を綴っています。学歴が小学生程度しか無いため誤字脱字多めですがお許しを。

朝の用足しをしながらスマホを見ていると、田坂塾という、前に入塾していた塾長と、写真家のレスリーキーさんが、コラボしていたので、電車に飛び乗った。


というか、こんな事でも無ければ、ほぼ都内に出ることは無い。


故にここ10年の私の知識や経験は、お客さんが持ってきてくれた話しで成り立っている。


話のほぼが机上の空論(ツクエジョウノクウロン)って呼ぶのか?だ。


小田急線、代々木上原駅で千代田線に乗り換え、原宿駅で降りる。

すれ違うフォーリナー達、全身を寒風に晒される摩訶不思議な乗り物に乗り観光を楽しむ者、大蛇のような列を作り何かを求める者。















正直に気持ちをここに曝け出す。


気狂いだ。


気狂いの大群の中をサファリパークのバスの様に見て歩く。


俺もその中の気狂いの1人だと気がついた時に吐き気がしてきた。



やっぱり山がいい。






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駅から離れている店舗のために、チラシ配って集客しなければならないのです。


しかし、このチラシの文句を書くのがまた楽しい。



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あ、昨日で断酒を始めて200日が経った。

記念にバッジを頂いた。




変な話なんだけど、酒から離れて、なおさら死を身近に感じるようになった。


逆を言えば、この時間を味わいに味わい尽くして生きてゆきたいという思いが、波打ち際の波のように押し寄せてくる。


どうせ味わうのならば、違う生き方も味わってみたいものだという欲も生まれてくる。


しかし、現実を見ると厳しい世界でコツコツやるしか無い自分も居て、そんな時は映画「ショーシャンクの空に」を見る。


なんにせよ200日の断酒おめでとう俺。

ちょうど正午

どんなに眠くても起きるようにしている。

昨夜のうちにデスクチェアに引っ掛けておいたモモヒキと長袖のヒートテック、セーター、アディダスの裏起毛ジャージを纏ったら無印のチョッキを来て更にシャカシャカのパーカーで寒さから完全防備。


お湯を沸かしながら歯を磨いて、台所横にある70センチ×70センチの窓を開放すると秋晴れが広がり、麓には市が定めた生産緑地があり、一人の老人が楽しそうにそれらの世話をしている。


そこが紅葉し始めているのを楽しみながら珈琲を一杯頂くのが、朝のルーティングという訳だ。





この時間に、図書館から借りて来た本を50ページだけ読む。読んでいるうちに思いついたことを、極太横罫のキャンパスノートに書き込む。


思いついたこと以外に、昨日の店の売り上げだったり、どういう気持ちで店を営業したかなど、色々書き込んでゆく。


でも、書いたら書かなかったりが多くて、このキャンパスノートを一冊書くのに約3年間かかった。というよりも、あちこちに書く性格なのだから、まとめると膨大なんだろうけど、このノートにはコレだけだ。


なるべくこのノートだけに絞ろうかと思うんだけどね。


このブログも書いたり書かなかったりなんだけど、書くってことは、その他に何か読んでいて、心が落ち着いているってコトだ。


このブログは、常に誰かに見られていることを意識して書いているんだけど、昔から「誰かに見られていることを意識」して書いているので、その癖が抜けなくて、自分一人だけしか見なく、そっと机の引き出しの鍵の付いた所に伏せておく日記…と言うものが書けない。


俺の中での日記は誰かに見てもらうための日記だ。

誰かへの手紙だ。

若い頃は、気が付かなかったけど、自分への手紙として書いていたのかもしれない。


なんか矢沢永吉みたいでかっくいいね。


今は、きっと父と母に向けて書いているんだろう。



東京は紅葉しているよ。

お昼は17度の気温だったよ。

息子はこんなに大きくなったよ。

息子はこんな事が出来るようになったよ。

仕事は厳しくも家族が食べられているよ。

冬は暖かい東京に遊びに来ないかい?

俺も、あと3ヶ月で46歳になるんだよ。46歳って、こんなに大変だし、こんなに楽しいんだね。



この文書いていて思い出したんだけど、昨日、店の開店前にギターを弾きながら、さだまさしさんの「案山子」を弾き語っていた。



あれいい曲だね。





お付き合いがあり

人生で初めて、歌舞伎を見に行かせて頂く事にした。


「あらしのよるに」という絵本を元にした舞台らしいので、調布図書館に行き、原作を借りて来て読んでいる。


原作を読んだ方が面白さは上がると考えた。


昨年だったかな、当店でアルバイトしてくれている舞台女優の季里さんが出ていた「金閣炎上」も、原作を少し頭に入れていっただけで、ものすごく面白かった。


北海道の田舎から出て来て、折角東京に住んでいるんだから、積極的に江戸の文化を嗜んだ方が人生楽しいってぇもんでぇ。



そういえば、来年の5月は単身でオーストリア🇦🇹に1週間渡る。だからオーストリアの歴史を調べて、なおさらその国を楽しもうと思う。


良い図書館が近くにあって良かった。


とりあえず、大歌舞伎が楽しみなのである。





今、仕事辛い。眠いし辛い。

まるで刑務所にいるようだ。


そう感じた日に、夜な夜な若いお客様と閉店後に話をしていた。


その子いわく、若い頃に犯した多種多様な罪はいい大人になるまで「人生の刑期」として償わせられるそうだ。


若い頃、俺は、少なからず警察には捕まらない程度の罪を犯して来た。

人にも迷惑をかけた。


その償いとして、この仕事をしている。

償い。


自分が犯した罪の償い。



そう考えると、この仕事で罪を償えるのであれば、喜んで償おうと思った。


あと何十年かかるか分からないけど、一生懸命お客さんの帰ってくる場所を守り、綺麗にして頑張ろう。








主文

お客さんのために一生懸命、今の商いを続ける事。

家族を泣かせる事なく、守り続ける事。

以上を無期刑としてやり続ける事。








人生の釈放の日、もうお爺さんになっているだろう。





それでも綺麗な体であの世に戻れるなら、本望だ。


償いが終わったら、毎日散歩したい。







ドイツ人の友達ご夫婦を撮らせてもらった。


8年前に単身日本へ渡って来た彼は一生懸命日本語を覚えて、今ここで暮らしている。




皆が酔ってくる時間帯

デーブルを退けて、場所を作り写真を撮ったりする。

コレがまた良い写真撮れるんだわ。


©︎GOTA  などのクレジットを入れない代わりに、日付と時刻を入れている。コレが僕のサインの代わり。


モデルありがとうございました






こんにちは


夜の店を営む僕が就寝する時間がだいたい午前5時。

それまでに寝られれば良い方だ。

あまりお客様がいらっしゃらない日で、時間通りに終われれば4時には就寝。


7〜8時間後の午前11時から12時頃に目覚まし無しでベッドから起き上がり、先ずお湯を沸かしながら歯を磨いて、頭が冴えないうちに書きものをする。

冴えてしまうと雑念が入り込むんで、このタイミングがベストなんだけれども、まぁ、必ずといっていいいほど雑念が入り込み、検索で「キャンピングカー」から始まり、ジモティで神奈川県の貸し土地を調べたり、YouTubeで「Tiny house」など見ているうちに、あっという間に3時間が経ち、仕入れや家族との時間に割り当ててしまう。そんな日々を送っています。


話は変わり、写真家なんだから1日1枚の写真を撮らねばと意気込み、閉店間際にお客様の写真を撮ってモノクロに加工し日付を入れて毎日載せていたら、それを嫌がるお客様がいらっしゃいまして。


確かにそうだ。

自分の行動が写真の記録として世界にばら撒かれるのを心地よいと思う人はあまり居ない。そこを忘れていた。


商業写真という道を外れて、写真表現という道を歩き出した拝は、それ以前に人の気持ちをちゃんと理解しなければならない。それを外して写真表現の路は無し。


すぐに舵を切り進路を変更。

お店にいらっしゃったお客様で、ピンとくる方にお声がけをさせてもらって、昼間にロケで写真を撮らせてもらうことにした。


毎週月曜日は写真撮れる日が来る。

45歳になっても、写真って難しいなぁと考える今日この頃でございました。

今日もゴータバーでお待ちしております



GOTA  







市川たかし(しいたか)君の撮影終了


ロケ地は狛江の五本松。

スタジオは我が「ゴータさんのフォトスタジオ」







頑張れしいたか!