積読解消中(愚痴愚痴篇) -5ページ目

第21章 トゥーリン・トゥラムバアルのこと

フーリンの息子トゥーリンは、幼くしてシンゴル王に預けられ可愛がられて育つが、王の相談役サイロスに妬まれ襲われるが打ち負かして殺してしまう。トゥーリンはメネグロスを立ち去り、無法者の群に身を投じる。王の赦しを伝えるためベレグは後を追うが、トゥーリンは赦しを受け入れず、ベレグは王の下に戻り再度トゥーリンを連れ戻す許可を得る。そのさい、ベレグは名剣アングラヘルを賜る。トゥーリンはドウォーフのミムと出会い、バアル=アン=ダンウェズに迎え入れられる。ベレグもそこにやって来たがトゥーリンは戻ろうとせず、ベレグはそこにとどまることになる。しかし、バアル=アン=ダンウェズはベレグが持ってきた龍の兜のため、モルゴスに居所が知れ、間者に囲まれるようになる。過去のいきさつからエルフを恨んでいたミムは、バアル=アン=ダンウェズをオークに売り、トゥーリンは捕らえられる。ベレグはミムにハドオル王家の復讐がミムの身にふりかかることを予言し、トゥーリンの後を追う。途中、アングバンドの城門でモルゴスの鉱山から逃げ出してきたグウィンドオルと出会い、トゥーリンを見つけ出す。気を失って縛られたトゥーリンの縄を切ろうとしたベレグは、誤ってトゥーリンを傷つけてしまい、敵に襲われたと勘違いしたトゥーリンに斬り殺される。気がついて呆然とするトゥーリンを促しグウィンドオルは降りしきる雨に助けられてベレグを埋葬し、アングラヘルの剣を取り、トゥーリンに渡す。グウィンドオルはナルゴスロンドにトゥーリンを連れて帰還する。

ナルゴスロンドではトゥーリンを歓迎し、やがて信頼を得るようになる。グウィンドオルの恋人だったフィンドウィスラはいつしか心がトゥーリンに傾くようになる。グウィンドオルは彼女にトゥーリンがモルゴスの呪いを受けているフーリンの息子であることを告げて警告する。運命を避けるため素性を隠していたトゥーリンはこれに怒る。ナルゴスロンドはトゥーリンの助言によって隠密裏の行動をやめ、武器を作り城門に丈夫な橋をかけ、有事の備えをする。ナルゴスロンドは世に知られるようになり、ナルゴスロンドの黒い太刀も噂にのぼるようになる。モルゴスは大軍を動かし、ナルゴスロンドの領土に侵入する。ナルゴスロンドは打って出るが、グラウルングとオークによって打ち負かされ、グウィンドオルも討死する。急ぎ前線から戻ったトゥーリンも間に合わず、ナルゴスロンドは蹂躙される。トゥーリンはグラウルングに挑むが、その眼によって金縛りとなり、本当はシンゴルの下にいる母と妹がドル=ローミンで奴隷になっていると嘘を吹き込まれる。トゥーリンは惑わされ、急いで救いに向かう。

ドル=ローミンで欺かれたことを知ったトゥーリンは、フィンドウィラスを探し求める。途中、森の男たちを助けるが彼らから彼女がすでに殺されていることを聞き、トゥーリンは嘆き苦しんだが、ブランディアに助けられる。彼は過去を捨てるためトゥラムバウルと名乗ることにする。ドリアスではナルゴスロンドのことが伝わり、トゥーリンのことを知った母モルウェンは物狂いのようになり息子を探しに出る。妹のニエノオルもまたマブルングと共に後を追い合流する。しかしこの動きを知っていたグラウルングは一行を襲い、ニエノオルは記憶を失わされ、モルウェンは行方不明となる。ニエノオルはマブルングに助けられるが、オークに追われて逃げるうちはぐれ、森でトゥラムバウルと出会う。何も分からないニエノオルは、彼によってニーニエルと名づけられ、二人はやがて愛し合うようになる。ブランディアもまたニーニエルに惹かれていたが、トゥラムバウルとニーニエルの愛に不安な予感がし、結婚を引き止めようとする。しかし、ついに二人は結婚し、ニーニエルは身篭る。ナルゴスロンドからグラウルングが出撃したという噂から、トゥラムバウルはドルラスとフンソオルと共に戦いに出る。ニーニエルは待つことに耐えられず、後を追い、多くのものがそれに従う。ブランディアもまた、ニーニエルを追うが足が悪く遅れる。グラウルングを見つけたトゥラムバウルは、眠っているところを近づき、ついにグアサングを突き立てることに成功する。しかし、剣を引き抜くと毒の血がかかり、グラウルングに睨みつけられ気を失う。ニーニエルはグラウルングの傍で倒れるトゥラムバウルを見つけ走り寄るが、グラウルングが彼女の記憶を呼び覚まし、トゥラムバウルが兄であることを告げる。グラウルングは死ぬが、ニーニエルは半狂乱になり、滝に身を投げる。それを聞いていたブランディアは皆の下に帰ると、一部始終を話す。しかし死んだと思っていたトゥーリンが目を覚まして戻り、ブランディアの話すことに激怒してこれを斬殺し、森へ逃げ込む。そこでグラウルングを追ってきたマブルングと出会う。トゥーリンは彼からモルウェンとニエノオルの話を聞き、ブランディアの語ったことが事実であることを知り、自分の運命が追いついたことを知る。トゥーリンはグアサングの切っ先に身を投げて死ぬ。

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これまでになく陰惨な話の章。トゥーリンの行くところ禍ありという感じで、ベレンと似たようなところがあるものの結果は見事に正反対のアンハッピーエンド。トゥーリンは三度名前を変えている。無法者の中ではネイサン(不当に扱われた者)、ナルゴスロンドではアガルワイン(凶運の息子にして血に汚れし者)、森の中ではトゥラムバウル(運命の勝者)。
それにしても私の好きな強弓のベレグは最後まで脇役だったなあ。しかもジャンプに出てくる長期連載物の脇役みたいに、当初はあんなに強かった御仁が人間の無法者にアサーリ捕まったりして哀しさ五倍増。

第20章 第五の合戦、ニアナイス・アルノイディアドのこと

ベレンとルーシアンは緑の島トル・ガレンで美丈夫ディアル・アラネルを授かる。
フェアノオルの息子マエズロスはモルゴスに対する同盟を呼びかける。しかし、同盟はそれまでの不和によって思ったようには進まなかった。マエズロスは計画がある程度進むと、力試しを急ぎ、北方の地からオークを追い払う。モルゴスは密かに多くの工作員を潜ませる。マエズロスはフィンゴンやナルゴスロンドのグウィンドオルら集められるだけの兵力を集めると、モルゴスとの戦いに挑む。しかし、ウルドオルの奸計によってマエズロスは進軍を遅らせ、マエズロスとの挟撃を予定していたフィンゴンは不安に襲われる。そのとき、トゥアゴンがゴンドリンから駆けつけるラッパを遠方に聞き、意気は高まる。モルゴスはフィンゴンを誘い出そうと執拗に挑発し、ブラゴルラッハで生け捕りにしたナルゴスロンドのゲルミアを目前で惨殺する。弟のグウィンドオルは怒りに燃え、馬で飛び出し、ノルドオルの軍勢は一挙に進撃を開始する。モルゴスが派遣した軍勢は全滅したものの、城門まで来たところで罠にはまり、グウィンドオルは捕らえられ、フィンゴンの軍は退却を余儀なくされる。そしてアンフアゥグリスの平原に涙尽きざる戦い、ニアナイス・アルノイディアドが始まった。フィンゴンの軍は追い詰められるが、トゥアゴンの救援が到着し、兄フィンゴンと再会し、希望が甦る。モルゴスは最後の戦力を投入し、バルログ、龍たちの祖グラウルングが現われる。そのとき、ウルファングの息子たちは突如裏切り、マエズロスは総崩れとなる。火に強いドウォーフはまた王アザガルを失いながらグラウルングを追い払ったが、アザガルの亡骸を運んで戦場を去る。フィンゴンとトゥアゴンは敵に囲まれ、バルログのゴスモグによってフィンゴンは討死する。フーリンとフオルはトゥアゴンを守って戦い、トゥアゴンはなんとかゴンドリンの軍勢をまとめて撤退するが、フオルは毒矢に目を射抜かれ討死する。1人残ったフーリンは奮戦するものの、ついにモルゴスに捕らえられる。モルゴスはトゥアゴンを恐れ、モルゴスを嘲笑ったフーリンを金縛りにかけ、モルゴスの目で見るものを見、耳で聞くものを聞くようにフーリンに呪いをかける。

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伏線を回収しながら(ウルドオルとか忘れてたって)、次への伏線も張りまくりな章。目下気になるのは捕まったフーリンとグウィンドオルですか。ドウォーフが何気に久しぶりに登場して活躍したけど、あっさりまた消えていってしまった。

U-571




タイトル: U-571 デラックス版

あらすじ:
ドイツのUボートが大西洋上で航行不能になり、無線で助けを呼ぶが連合軍に傍受される。アメリカ海軍はドイツ軍の救援を装ってUボートに乗り込み、暗号機エニグマを奪おうとする。しかし、乗り込んだところで母船(というか母潜水艦か)が本当の救援に現われたUボートに撃沈され、乗り込んだ船員たちはUボートを動かして難を逃れようとする。なんとか敵のUボートを撃沈したが艦長は海の藻屑と消え、副長のタイラーが指揮をとることになる。タイラーはイギリスに向かおうとするがドイツの駆逐艦に発見され、タイラーを信頼しきれない若い船員たちとガタガタのUボートでこれに立ち向かうことになる…。

感想:
潜水艦ものの映画にはずれはないと誰かが言ったらしいけど、これもかなり面白かった。基本的に戦争娯楽映画で、メインはあくまで潜水艦VS駆逐艦の戦いであり、思想や理念とも無縁なプロの軍人同士を描いている。狭い限定された空間で繰り広げられる暑苦しい男だらけの人間模様がたまらなくよい。とはいってもそれほど兄貴な感じはしなかったのだが、主人公のタイラーはやけに鼻筋の通ったゲルマン顔でなぜこいつが米軍なのかがわからなかった。後で知ったのだが、一説によると演じている名前を忘れた俳優は人種差別者らしく、すごく納得してしまった。若い船員たちはどいつもこいつも鼻たれのヤンキー顔で、そこに髭面の徳川機関長もといベテランのチーフという男が補佐役として存在感ある役柄を演じており交歓がいや好感が増す。

だが漂流するUボートが捕虜になることを求める連合軍のボートを撃ちまくるシーンは、あざとすぎてドイツ軍よりむしろ映画への好感度が一挙に目減り。戦場でのプロ同士の戦いを描いた作品なのに、ドイツ軍=ヒトラー=悪の権化という定式化された見方を押し付けることで、ここだけ萎える。しかもなんの伏線にもなってないし。こんなシーンはいらん。そんなのは削り、Uボート漂流のいきさつで始まるのではなく、冒頭はSS(突撃隊でもシークレットサービスでもサービスステーションでもなく米軍の潜水艦)での潜水艦員の活躍と内部の人間関係を描くいておいて、SSが作戦成功→久しぶりの陸→ほっとする船員たち→パーティシーンというところから始まった方がよかった。

第19章 ベレンとルーシアンのこと

バラヒアの息子、ベレンは一族と父をサウロンに殺されただ1人で数々の勲をなしとげるが、やがてサウロンに追い詰められる。孤独な放浪者はシンゴルの隠れ王国に赴くことを思いつき、困難を乗り越えネルドレスの森に入る。そこでシンゴルの娘、ルーシアンと出会う。二人は惹かれあい、森の中で幸せな時間を過ごすが、シンゴルの知れるところとなり、怒りを買う。シンゴルはシルマリルを1つ取ってくれば娘との婚約を許すという。これはシンゴルがベレンを亡き者にしようという計略だったが、シンゴル自身をもマンドスの呪いの中に取り込まれる結果になる。
ベレンはナルゴスロンドで力を借りようとするがフェラグランド王は誓言に従って彼を助けようとするが、呪いの中にあるフェアノオルの息子ケレゴルムとクルフィンはこれに反対し、フェラグランドに従うものは10人しかいなかった。彼らはオークに化けてモルゴスのもとに行こうとするが、サウロンがこれに気づき、フェラグランドを歌合戦で打ち負かして一行は囚われの身となる。ルーシアンはこれを知り、ベレンを助けに赴くが途中ケレゴルムと出会い、ルーシアンの美しさに惹かれたケレゴルムにだまされてナルゴスロンドに囚われる。ケレゴルムの猟犬フアンはルーシアンに好意を寄せ、彼女を助け出し、彼女を乗せベレンの元へと走る。
その頃、土牢の中にはフェラグランドとベレンしか生き残っておらず、ベレンもまた狼の餌食になろうとする。フェラグランドは最後の力を振り絞って縛めをときはなち、巨狼を倒すが自身も瀕死の傷を負う。ルーシアンはサウロンの小島に渡る橋の下にたどりつき、そこで歌を歌う。これを聞いたサウロンは狼を送るが、フアンがすべて殺してしまう。そこで巨狼の始祖、ドラウグルインをも退けたフアンはとうとうサウロンと戦うことになる。フアンはサウロンを死闘の末押さえつけ、ルーシアンに塔の支配権を渡して降参する。
ナルゴスロンドの虜囚となっていたエルフたちによってフェラグランドの死とルーシアンの戦いを知ったナルゴスロンドの民は、ケレゴルムとクルフィンを追い出す。ベレンを助け出したルーシアンはつかの間の幸せに浸るが、この二人と偶然出くわし、ケレゴルムはベレンを殺しルーシアンを奪おうとする。フアンは主人の下に戻って付き従っていたが、ベレンを助けようとかばう。ベレンはクルフィンから短剣アングリストを奪い、解放する。
ベレンは再び単身でモルゴスのところに行こうとするが、ルーシアンは共に行くことを主張する。説得を断念したベレンはフアンの知恵を借りて、ドラウグルインの皮衣とスリングウェシルの翼ある皮衣を着て、侵入する。しかし、城門の門番巨狼カルハロスは死んだはずのドラウグルインの姿を見て怪しむが、ルーシアンの古くから伝わる力によって倒れる。ついにモルゴスの玉座の前にたどり着いた二人は、ベレンが玉座に下に隠れ、ルーシアンがモルゴスの前に立つ。モルゴスはその偽装を見破るが、彼女の美しさに邪まな欲望を抱き、しばらく自由にさせておく。ルーシアンは聞くものを虜にする歌を歌い、廷臣たちがまどろみ始めたとき、黒髪のマントを投げ夢を注ぎかける。モルゴスは倒れ、シルマリルをつけた冠が転がる。ベレンは素早くそれを1つアングリストで切り取ったが、三つとも持ち出そうという考えが浮かび、さらにアングリストを突き立てる。しかし、誓言以上のことをしようとしたためアングリストは折れ、破片がモルゴスの頬に突き刺さる。モルゴスはうめき声を発し、軍勢が動き始める。急いで逃げ出した二人だが、目覚めたカルハロスが跳びかかって来る。ベレンはシルマリルを突きつけるが、カルハロスはむしろそれを欲しがり、銜え込んで手首ごと食いちぎる。腹にシルマリルが入ったカルハロスは激痛に襲われ狂乱する。ベレンは気を失って倒れるが、ソロンドオルら大鷲に助けられる。
ベレンはルーシアンとフアンによってなんとか傷を癒され、シンゴル王の下に赴く。ことの顛末を知ったシンゴルは彼らの婚約を許し、カルハロスを駆り立てるために自ら出向く。カルハロスはシンゴルを襲うが、ベレンが槍を構えてかばい、ベレンは倒れる。フアンはカルハロスと死闘し、これを倒すが自らも倒れる。シルマリルは手に入るが、ベレンもまた死に、ルーシアンは悲嘆に暮れる。ベレンはルーシアンとの約束どおりマンドスの館にとどまり、ルーシアンはマンドスの下を訪れる。ルーシアンはマンドスの前に跪いて歌を歌い、心動かされたマンドスはベレンを召し出し、マンウェのお伺いを立てる。マンウェは、ルーシアンにヴァリマアルに赴き過去の不幸をすべて忘れヴァラと共に暮らすか、中つ国に戻れるが定命の存在となるかという選択を示す。ルーシアンは後者を選び、二つの種族が結ばれることになる。

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「死の影の下に消えることなき一条の光明の存する物語」です。
いやー、面白かった。父をマンドスの呪いにはめ、ケレゴルムの心を狂わせ、忠実なフアンを裏切らせ、モルゴスを惑わし、終いにはマンドスさえも動かしてしまう。ルーシアン、最強!
18章に続いて、トールキン、筆がのってますなあ。今回は指輪物語でおなじみ歌もでてくるし。
これで、人間とエルフが結びついたことになるけれど、ルーシアンはマイアの血も引いているから、彼らの子どもは間マイア・エルフ・人間の血を引くことになるのか。

第18章 ベレリアンドの滅亡とフィンゴルフィンの死のこと

フィンゴルフィンが中つ国に来てから455年後、モルゴスはノルドオル族へ奇襲をかける。モルゴスの仕掛けた火の奔流によってアルド=ガレンは燃え、それゆえこの第四の合戦は俄かに焔流れる合戦、ダゴオル・ブラゴルラッハと呼ばれる。モルゴスは包囲を破ってフィンゴルフィンの息子アングロドとアイグノオルを倒し、怒りに満ちたフィンゴルフィンは一騎打ちをモルゴスに挑み奮戦するも敗れ討死する。その際、フィンゴルフィンはモルゴスの足を傷つけ、またフィンゴルフィンの亡骸を奪いに来た大鷲ソロンドオルは顔に傷を負わせる。以降、モルゴスは片足を引きずって歩くことになり、顔の傷は痕になって残った。ガルドオルの息子フーリンとフオルはオークとの戦いの中で追い込まれるが、ウルモの力によって助けられ、ソロンドオルによってゴンドリンに運ばれる。トゥアゴンは二人を大いに気に入り、ゴンドリンの場所を知ることのみでなく彼らを留め置こうとしたが、二人は同族のもとに戻ることを望む。王はゴンドリンのことを秘密にすることを条件に彼らが戻ることを許し、遠からず再会することを予言する。第四の合戦から7年経ち、モルゴスは新たな攻勢に出てドル=ローミンの領主ガルドオルは討死する。フーリンはガルドオルの後を継ぎ、フィンゴンに仕える。

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さて、ようやく再開。こんなペースで間に合うのだろうか。
なんといっても今回は、今まで読んできた中でももっとも熱いバトルが! トールキンは盛り上がりそうなところでも一行ぐらいでさらっと終わらせてしまうのだけど(強弓のベレグがオークを奇襲するところなんかもっと書いてくれたらいいのに)、今回はなんと約2ページにもわたって一騎打ちの様子を描いている。モルゴスが鉄槌を「雷光の如く発止と打ち下ろし」、「フィンゴルフィンはひらりと身をかわ」したりなんかしちゃったりなんかして! なるほど、あの髭達磨の親父はこういうところから映画のイメージを膨らましたのか!

π




タイトル: π(パイ)

旧年中に借りてみそこねていた映画『π』。正月を2日で無理やり終わらせて泣く泣く進めていた仕事の合間をぬって見たのだけど、すごい勢いで転寝してしまった。これはその昔劇場で『カフカ・迷宮の悪夢』を見たときとまったく同じ反応でなんとか起きようとがんばったけれども全然無理。まさに悪夢のような内容が夢の世界に誘い込むのか、それともモノクロの画像が弱いのかはよくわからんけど、こういう映画向いてないのだなと思い知った。

お話はどうも狂ってるっぽい頭痛持ちの数学者がPCを使って株価予想しながら世界の法則を数学で解き明かそうとするのだが、カバラの秘数を知りたがるユダヤ教徒やどうも株価で一儲け企んでるらしい怪しい連中が絡み、世界の秘密を現す数字は見つけたものの、それが何かわかりませんというもので、『銀河ヒッチハイクガイド』と『ビューティフルマインド』を足して2で割ったような映画であった。ような気がする。

Amazonレビューでは誉めている人が多いものの、数字の神秘性とかをこれに感じてしまうというのは正直よくわからん。だって脚本は本当に数学をわかって書いてるように思えんのだもの。数学としてどうこうという話はいっさい出てこず、話しかない「πの法則」とか、多種類のグラフや数式がフラッシュバックで出てくるとか、主人公が子どもが出す四則演算を暗算で即答するとか、演出(ハッタリ)にしか過ぎないんだから。みんな数学にコンプレックス持ちすぎではないかという気がしてしまう。

それでも激しい頭痛の描写は結構気持ち悪かったし、多くの人が褒めているサントラは確かに良かった。でもそれだけじゃなあ、というのが正直なところで年初に見たのがこれというのはおみくじで末吉を掴んだだけのことはあるなといかにも数学に弱そうな感想を抱いてしまったのであった。

しっこくとつぶやきながら仕事する大晦日

しっこく!しっこく!

さっさと終わらせてビール飲んで果てたいと思いながら、眠気と尻の痛さに負けそうです。

第17章 西方に人間の来往せること

人間とエルフとの邂逅。人間が西方の地に広がっていく。

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ものすごくややこしかったので箇条書きでまとめていたのに、うっかり戻るキーを押して全部消してしまった。人間はすぐに代替わりするからエルフよりもっと覚えられない。シルマリルでのメリアンはガラドリエルの師匠で、後の指輪物語でのガラドリエルを彷彿とさせる。

第16章 マイグリンのこと

フィンゴルフィンの娘アイゼルはゴンドリンを飛び出し、仲間とはぐれ彷徨ううち、暗闇のエルフ、エオルの森に入り、彼の妻となる。二人の息子マイグリンは母からゴンドリンのことを聞き、そこの世継がいないことを知る。アイゼルもまたゴンドリンを懐かしく思うようになり、マイグリンはエオルのいないときを見計らって母を連れ出しゴンドリンに向かう。エオルは怒って後を追い、ゴンドリンに迎え入れられた二人の前に現われる。トゥアゴンはゴンドリンの場所を知ったエオルをそこに止めようとするが、エオルはマイグリンを殺そうとし、マイグリンをかばったアイゼルが代わりに死ぬ。エオルもまたカラグドウァに投げ出され死ぬ。マイグリンはゴンドリンの中で頭角を現し、密かに王女イドリルを望む。

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前章でウルモが予言したことが徐々に現われてくる章。裏切り者になるのはおそらくマイグリンなのだろう。しかし、エオルはちょっとかわいそうだな。

第15章 ベレリアンドのノルドオル族のこと

トゥアゴンはトゥムラデンの隠れた谷間にゴンドリンを建設する。いよいよそこに移り住むときに、ウルモは彼に警告する。一方、シンゴルの王国でガラドリエルはメリアンに問われ、シルマリルとフィンウェ王が亡くなったことのみを話す。メリアンはそこからより多くを読み取り、シンゴル王にガラドリエルの話したことを告げ、フェアノオルの息子たちに気をつけるよう警告する。シンダアル族の間には、モルゴスの流した悪意ある噂が広まり、キアダンからシンゴル王の耳に伝わる。シンゴル王は憤怒しフィンロドに問いただし、アングロドがすべてを話す。シンゴル王はフィンゴルフィンの一族との親交は許すがノルドオルの言葉を使うことを禁じる。

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ウルモの予言内容は以下の通り。
・ノルドオル族の真の望みは西方にあり、大海よりもたらされる
・ノルドオルの呪いは、終局にはトゥアゴンにも下り、裏切りがでる
・ネヴラストからトゥアゴンに警告するものがでる。その者から、滅亡と大火を越えて、エルフと人間にとっての望みが生じる

ゴンドリンにおけるもっとも美しいものは、トゥアゴンの娘イドリル。