毎週水曜 深夜1時&Amazon Prime Videoにて独占配信中
次回(第5話)は8月24日(水)深夜1時!
実のところ、このドラマの記事はひとまず終わっておこうと思っていたのであるが、第4話の録画を観たらまた感想が書きたくなってしまったのである。(笑)
ということで、今回は公式サイトのイントロダクションのみ再掲して第4話の感想に進む。
その他の情報および感想等については過去の記事を参照されたい。
▼ドラマ「僕の姉ちゃん」公式サイト:イントロダクション
※主演の黒木華と杉野遥亮、原作者のコメントあり
ユーモラスで辛辣な姉・白井ちはる(黒木華)と、姉に翻弄されるが素直に話を聞いてくれる弟・白井順平(杉野遥亮)は、両親不在のつかの間、二人暮らしをしている。
仕事を終え帰宅した部屋で、お酒を飲み、それぞれ好きなものを食べながら、恋・仕事・趣味・人生にまつわる会話を繰り広げる。姉弟だからこそのぶっちゃけトークで炸裂する“姉ちゃんの本音“は、一見ひねくれていて意地悪なように聞こえるが、実はしごく真っ当で、順平は妙に納得してしまう。※上記公式サイトのイントロダクションより引用
▼このシリーズの過去の記事
---以下、ネタばれあり注意---
▼第4話 結婚の適量
まずは冒頭の小ネタである。
テーブルに向かい合って座りながらそれぞれにスマホをいじっている二人。
弟・順平(杉野遥亮)が唐突に訊く。
「3Dプリンターがあったら何をコピーしたい?」
姉・ちはる(黒木華)の答えは、
「地面」
だった。
だったった、だったった、だったった~
「壮大だなぁ。」
とつぶやく順平。
冒頭から、姉ちゃんパワー出まくっている~(笑)
そして今回は、姉ちゃんの結婚観の話である。
明日の休日を家でダラダラ過ごすために買い物をしてきたちはるが帰ってきた。
順平の予定を確認すると、明日は会社の人たちとテニスであるという。
件の彼女も一緒である。
翌日、順平は予定通りテニスに出掛け、休日を満喫しているちはるには、知り合いの男性から食事の誘いのLINEがくる。
小躍りするちはる。
その夜、いつものテーブルでちはるが夕飯を食べていると、順平がテニスから帰ってきた。
ちはるはすぐに順平から幸せオーラがでているのに気づく。
こういうところが姉弟だよなぁ、と思う。
順平は、テニスで先輩の家族と一緒に過ごしてみたら結婚したくなったという。
素直だなぁ。
そして、ちはるは結婚についてどう思っているのかを訊く。
ここで、“姉ちゃんの本音“炸裂である。
「あたし、一日10時間ぐらいの結婚でいいな。」
なるほどねぇ、これが「結婚の適量」というタイトルの答えかぁ。
まぁ、そもそも「結婚の適量ってなんだ?」っては話ではあるのだが、更に、その答えは10時間ぐらいがいいというのである。
この後で、
「残りの14時間は今のあたしなの。」
と付け加えているから、結婚はしたいと思うけど完全に縛られすぎてしまうのは嫌ということなのだろうねぇ。
うーん、結婚の適量という発想は面白くはあったが、答えにはあんまりインパクトがなかったなぁ、と思っていたから順平が、
「今の自分の方が4時間多い」
と呟いた。
うーん、そこかぁ。
相手に合わせる結婚生活よりも自分の方が大事だから、まだ結婚は遠いというかとなのだろうかなぁ。
まぁ、自分だったら、
「そもそも結婚に適量を考えるっていう段階でアウトじゃね?」
と呟いていたような気がするが、いずれにせよちはるの結婚は遠いということではある。
そして、順平は風呂を沸かしに行った。
時間的にはそろそろ終わりの頃合いであったが、やっぱりこのドラマはこのままでは終わらなかった。
後日、ちはるは弟にこんな話をする。
件の休日に誘いのきた知り合いの男性と食事に行った時の話である。
ちはるが待ち合わせ場所にいくと、この相手の男がスマホも見ないでただ待ってたのが嬉しかったと言うのだった。
ナンデストー!
こういうオチかと思ってしまうよねぇ。
姉ちゃんの本音では結婚に縛られすぎるのは嫌と言っておきながら、相手の男が自分がくるのを思い続けてただ待っていたのは嬉しいという訳だ。
感覚ではわかってるのにねぇ、ちはるの結婚はやっぱりまだ遠いわな。(笑)
▼次回(第5話)は8月24日(水)深夜1時!
▼Amazon Prime(全話独占配信)
▼益田ミリの原作マンガ「僕の姉ちゃん」マガジンハウス2011