前回の映画記事で紹介した「96時間」もアクション映画としてはなかなかものであったが、この作品は更に衝撃的な域に達していた。
映画「マイル22」はピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演のアクションサスペンス映画である。
▼「マイル22」(2018年製作:アメリカ)
※R15指定
映画.com によるとピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグがタッグを組むのは、「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」「パトリオット・デイ」に続き四回目ということである。
作品の基本情報についてはこちらを参照されたい。
2018年製作のアメリカ映画で日本公開は2019年のお正月。
注目度が高かったようで映画.com では特集記事が組まれていた。
観る前は、暗い感じのハードなアクション映画という印象であまり期待していなかった。
ストーリーは、政府の重要参考人を、主人公シルバ(マーク・ウォールバーグ)の率いるCIA特殊部隊が、武装勢力から守りながら22マイル護送するというものである。
背景にある国家間の事情よりもアクションとバイオレンス、そして主人公シルバの人間性と率いるチームとの関係性を描くのに重点が置かれていた。
観終わってみると、実に正統派なバイオレンスアクション作品だと感じさせられた。
その意味するところは具体的にはこうだ。
間断なく続く攻撃と容赦ない暴力、そして死。
綿密に計画された作戦を、人間的に敵に怒り味方を守りながらやり遂げるエージェント。
練りに練られた筋書き。
「死ぬ覚悟でくる奴は防ぎようがない」という戦いの哲学。
完璧だ!
この記事は、これを言うために書かれている。
R15指定は伊達じゃないので、観る時は覚悟して観よう。
▼予告編はこちら
▼キャラクター紹介の特別映像はこちら
▼[Blu-ray]はこちら