Book Review’S ~本は成長の糧~ -25ページ目

上場させる「組織と人材」

490149127X 上場させる「組織と人材」
和納 勉

ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2005-04-07
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★★★★★☆☆☆☆☆



「上場」という言葉に興味を持ち始めたのは就職活動からです。企業説明で上場していることや来年上場することをウリにしている企業が多くあって、上場とはどういう意味を持つのか興味がわきました。少しずつ勉強を重ねてある程度理解はしたつもりですが、まだまだ勉強不足なところはあると思います。

◆著者紹介◆

1949年香川県善通寺市生まれ。75年関西学院大学法学部卒業後、リクルート入社。80年クイックを設立。01年同社をジャスダックに上場し、「世界の人事部」へと躍進中。NPO法人関西を元気にする会理事長、広告業協同組合理事長も務める。

(Fuji Sankei Business iより引用)

◆内容◆

上場している企業7社の社長に著者がインタビューしていく形で書かれています。「ヒト」を切り口として、企業・組織のあり方を考えさせてくれる1冊ですが、1冊に7社も詰め込んで書かれているので内容としては少し物足りない印象を受けます。

インタビューしている7社は

・ワタベウェディング株式会社
・株式会社メイテック
・株式会社くらコーポレーション
・株式会社アイディーユー
・ビービーネット株式会社
・ダイワボウ情報システム株式会社
・株式会社ネクストジャパン


となっています。業種の違う7社が掲載されているので、就職活動する上で業界研究・企業研究の役には立つと思います。また、企業の成り立ち方も老舗か若いベンチャー企業かといった違い、トップも創業者か2代目、3代目かの違いがあって比較しながら読むと面白さも増すと思います。

会社の事業内容や歴史に軽く触れた上で、それぞれのトップのインタビュー内容が書かれています。本のタイトルに「上場」が入っていることもあって、売上高や利益、従業員数を特に意識して書かれています。また当然のことですが、上場について触れられていて、上場することの意味などを学ぶことができます。

今まで、名前だけしか知らなかった、もしくは名前も知らなかった企業を知るいい機会となると思います。

◆引用&コメント◆

企業内で昔からの成功体験に縛られるのと同じで、これはやってはいけないとか、このようにしなければならないというのは、本当にそうなのかと疑ってみることが、もっと必要なのだ。

メイテックの西本社長の言葉です。この症状は組織だけではなく、個人にも当てはまることだと思います。というよりも、個人で当てはまるから組織でも当てはまるといった方が自然ですね。最近、とても強く感じることなんですが、人は変化することを極端に嫌います。僕自身その中の1人です。だから、過去の実績や成功体験にすがって、盾にしてできるだけ変化することを避けようとする。その変化への第1歩を踏み出すことが成功への近道なんだろうな、と若輩ながら感じています。

(購入者の)属性が変わるということは、その属性に合わせて、情報を加工してあげなければならない。

アイディーユーの池添社長の言葉です。情報に限らず、全ての商品においてこの原則は成り立っています。サービス業や製造業は特にわかりやすいですね。よく顧客の視点に立って商売することが大切だと言いますが、この考え方ほど大切なことはないと思います。別にビジネスだけではなくても、相手のことを思いやった行動を心がけることは非常に重要です。話がずれてしまいましたが、相手に合わせて自社の商品をコーディネート・加工することはここ数年の主流であり、これからも続くと思います。それだけ、消費者の意識が高くなってきたと言えるのかもしれません。

上場することがめずらしくない世の中になるとともに、ライブドア・フジテレビの件から上場することの目的や意味をしっかりと見つめる必要性が問われてきています。今日参加したセミナーではお金を得るには、上場よりもM&Aで会社を売り払う方が良いと言っていましたが、僕は上場によって社会にアプローチをしていくことも大切だと思いますし、今はそちらの方が興味があります。

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探偵!ナイトスクープアホの遺伝子

4591085511 探偵!ナイトスクープアホの遺伝子
松本 修

ポプラ社 2005-04
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★★★★★★★★★☆



購入したのは1ヶ月ほど前です。本屋でこのジャケットに一目惚れしちゃいました。この番組の熱心な視聴者というわけではないのですが、タイトルの中に「アホ」が入っていることにもグッと引き付けられました。

◆内容◆

関西を代表する超人気長寿番組の「探偵!ナイトスクープ」の生みの親である松本修さんが書いた本です。この番組が誕生する時の松本さんの現状から現在に至るまで時系列に沿ってとても丁寧に書かれています。関西弁が多用されているので、関西弁に慣れていない人は少し読みにくいかもしれませんが、大阪らしさがいい感じで伝わってくると思います。

帯には「爆笑と感動の一冊」とコメントされていたのですが、中身は笑いを取ろうとするものではなく、ある意味では淡々と事実や、それぞれ製作に携わってきたディレクターのコメント、松本さんの感想が書き綴られています。

この本の中で一貫して伝わってくるのは松本修という1プロデューサーのこの番組に対する愛情、熱意の強さです。プロとはこういうことなのか!と唸らせられる仕事ぶりです。そして、そのプロ意識はディレクターに対しても徹底して求めていきます。時には「カス!」と罵っておきながらも、いい作品が出来ると180度変わって「天才!スピルバーグ!」とべた褒めします。この何とも言えない「あたたかさ」が松本さんの魅力なんだと思います。

どんなに激しく争い合うことがあっても、その結果が崩れ去ることがなかったのは、誰しもの心の奥底に、今までにない面白い番組を作ってみせようという、燃えるような情熱があったからであろう。

この本を読むまでは番組制作のことを全く知らず、裏で多くの人が汗水たらして必死になって仕事をしていることなんて想像することもできていませんでした。探偵!ナイトスクープの1つ1つのビデオも探偵となっているタレントの人が苦労して作り上げているんだと思っていただけに、この事実を知ったときはとても恥ずかしかったです。

1作品あたり約10分というとても短い時間の中に、多くの感動や笑いの要素が詰め込まれています。そして、その1つ1つの作品のシナリオを作り上げているのはディレクターです。初めから天才的な映像を製作するディレクターもいれば、鍛え上げられて殻を破り大きく成長するディレクターもいます。「笑い」を追及し、芸術的に作品として仕上げる。そして、常に慢心することなくよりよい作品を作ることに貪欲に取り組んでいく。

「ナイトスクープ」の財産は何かというと、依頼者と気持ちの部分で、高いレベルでの信頼関係があることです。

探偵!ナイトスクープの本当に素晴らしい点は、視聴者・依頼者に対して愛情を持って接しているところにあります。一般人である依頼者を笑いものにしようとするのではなく、その魅力を120%引き出して笑いに昇華していく。その二人三脚な番組づくりが、今でも多くの人に愛される人気番組の秘訣であると思います。

◆引用&コメント◆

「1人のディレクターでも、『面白い』と思ったことはやりましょう!」
初めに「面白い!」と思った根っこは、とても大事なんですね。

ナイトスクープの原点はこの考え方にあるそうです。一人一人のアンテナに引っかかったものを頭ごなしに否定するのではなく、まではやってみることが大切であるということで、いろいろなチャレンジをした結果「コメントフォロー・スーパー」や視聴者巻き込み型番組が形成されていったのです。第6感とも言えるこの「面白い」に対するアンテナを信じることって普段の生活でもとても大切なことだと思います。

カシコは、笑わすときに悪意を持ちますけど、アホは良心的なんですわ。
カシコぶるのは簡単やけど、アホぶるのって、難しいじゃないですか。


反感を買ってしまうかもしれませんが、ゼミの先生は関西と関東の違いを「カシコアホ」と「アホカシコ」で説明してくれました。記憶が曖昧でどちらがどっちを指すのか忘れてしまいましたが、関東の人たちはカシコぶるアホが多く、関西はアホなことをするカシコが多いと言っていました。関西人だからかもしれませんが、僕もおおむね賛成です。ただ、僕は関西人のくせいにアホになりきれないんです。本当にカシコぶることの方が簡単で、常にアホになりたいなって思います。東京のバラエティがあんまり好きになれない理由も、悪意を持って笑いを取ろうとしているように受け取れるせいかもしれません。といいつつ、僕はアホになりきれないからこっちの笑いの方をよくしてしまいます。

この本を読んで今まで好きでも嫌いでもなかった探偵!ナイトスクープの大ファンになってしまいました。そして、松本さんの生き様に強い憧れを持ちました。だってカッコ良すぎです。本の中でDVDの発売があるということでしたので、絶対に買おうと思いますヾ(〃^∇^)ノ

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ニューヨーク・シティ・マラソン

4087725804 ニューヨーク・シティ・マラソン
村上 龍

集英社 1986-10
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★★★★★★★☆☆☆

史上最短で、東証二部に上場する方法。

4344990072 史上最短で、東証二部に上場する方法。
野尻 佳孝

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長野 弘子 増田 真樹

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ごみとリサイクル

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寄本 勝美

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桶川ストーカー殺人事件―遺言

4101492212 桶川ストーカー殺人事件―遺言
清水 潔

新潮社 2004-05
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★★★★★★★★★★


この本が気になったのは、ニュースで小松武史被告の判決が取り上げられたのを見たことがきっかけです。現在は、更新ができていませんがその時にニュースを扱うブログに力を入れていたので、興味を持って調べてみようと思いました。当時、中学生だった僕は恥ずかしながらこの有名な事件の詳細を全く知りませんでした。

◆敏腕報道記者の書き下ろし◆

読み進めていくにつれて、悲しみや怒り、憤りを通り越した感情にうちのめされそうになりました。そして、このニュースをマスコミを通してでさえも知らなかった自分が本当に情けなくなりました。

1999年10月26日、桶川駅前で刺殺された女子大生・猪野詩織さん。この事件を取材していく中で、様々な事実を見つけ出し、警察よりも早く主犯格を突き止めた記者であり作者である清水潔さん。


「私が殺されたら、犯人は小松」

 

詩織さんの遺言となってしまったこの言葉に込められた彼女の苦しみ。こんな言葉を友人に残さないといけないやりきれなさ。そして、それが現実となってしまった悲惨さ。殺されることを予期し、そしてその犯人までもわかっていたのに、防ぐことができなかった。


殺された被害者であるはずの詩織さん、遺族、友人が心無い報道によって二次被害(報道被害)を受ける。何の理由があってここまで理不尽な仕打ちをうけなければいけないのか。この本は、ただ敏腕報道記者が警察よりも早く犯人を割り出した武勇伝などでは終わらないメッセージが込められています。


清水さんは、詩織さんの友人である島田さんと陽子さんにカラオケボックスで話を聞いたことがきっかけとなって、この事件に「のめり込んで」いきます。清水さんはこの時、彼らから詩織さんから2つのバトンを受け取ったと表現しています。1つは詩織さんに悪質なストーカー行為を続けた小松和人への追求。もう1つは助けを求めたにもかかわらず、まともにとりわなかった警察への追求です。


「詩織さんは、小松と警察に殺された」


この本では、この言葉の意味をいやというほど理解させてくれます。上手く説明できないのがもどかしいです。もっと簡潔にまとめる力があれば・・・と思うばかりです。


◆警察への不信感◆


正直に書くと、僕は警察を全く信用していません。その他の公務員の仕事に対しても同様です。付け加えておくと、僕の父親は警察官です。決して、この本を読んだから警察不信になってしまったのではなく、今までの経験やニュースからじわりじわりと蓄積されていったものです。


上尾警察の行った不正は、決して不祥事などという言葉で片付けられるものではなく、立派な犯罪です。作中で、清水さんは処罰を受けた3名の署員は「とかげのしっぽ切り」であると述べています。


一般市民である僕たちは、身の危険を感じたら警察に頼るしかありません。それだけの力と責任を警察は持っているはずです。しかし、重要な警察という組織に属する人たちは、保身ばかり考えて怠慢な勤務態度です。もちろん全ての人がそうだとは言いません。しかし、組織内でも力を持っている警察幹部が縦社会の力関係の中で好き勝手なことをした結果起こった不祥事は数え切れません。


この事件でも、上尾署の隠蔽は組織ぐるみではないと不可能と呼べるものです。そのあたりの内容は、本書を読んでいただければとてもよくわかります。


一般市民の安全を守るのが仕事であるはずの警察が、「警察に殺された」などと言われてしまうことの情けなさを強く強く反省してほしい。


最後にいくつかリンクを貼っておきます。ザ・スクープの動画を本を読み終えてから観たのですが、本に全て書かれている内容でした。そして、番組の性質上仕方ないのですが、鳥越俊太郎さんが大活躍しているように見えています。しかし、その背景には、清水さんがいることを忘れてはいけないと思います。鳥越さんも清水さんに取材をしたのがきっかけなんですから・・・。


それと同時に、週刊誌とテレビのメディアとしての力の違いを思い知らされるいい資料だと思います。


ザ・スクープ

桶川女子大生ストーカー殺人事件

桶川ストーカー事件国賠訴訟を支援する会
桶川女子大生ストーカー殺人事件
 

まだまだ自分の感想や考えを上手く書くことができません。自分の思いや頭の中にある考えを上手く言葉にすることができないんです・・・。勉強不足を感じます。今回、記者として生計を立てている清水さんの文章を読み、その巧みさに感動すら覚えてしまいました。とてもわかりやすく、論理的で、心に訴えかける文章なんです。こうして、日々文章を書くことで少しでも上達することを目指したいと思います。


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流星ワゴン

406274998X 流星ワゴン
重松 清

講談社 2005-02
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★★★★★★★★★★


ビタミンFを読んでから、すっかり重松清さんのファンになってしまった僕はモグさん の紹介もあってこの本を早く読みたいと思っていました。しかし、本の買い過ぎで財政の厳しい身としては、古本じゃないと買えない、買いたくない!ってことで今まで手にすることができていませんでした。

◆あらすじ◆

「死んじゃってもいいかな」

なんて悲観的な考えがグルグルと頭の中を回る、冴えない38歳の男・永田一雄。彼の現状は、息子がいじめが原因で家庭内暴力と引き篭もり、妻からは離婚を迫られる。そして、会社の方針によって早期退職=リストラによってハローワークに通う日々。とどめに、父親が肺ガンで入院中ときている。


父親の見舞いに行った時に、車代としてもらえるお金を目当てで月に2,3回病院に通う。奇妙な出来事は、そんな見舞いの帰りに起こった。


気がつくと、5年前に家族での初ドライブで事故死してしまった父・橋本と息子・健太オデッセイに乗っている一雄。この車では、過去に岐路となった後悔の出来事をやり直すことができる。そして、やり直しの時間の中に突如、自分と同い歳で現れる父親・チュウさん


この奇妙な旅によって、岐路=ターニングポイントとなった過去をたどっていく。そこで、自分と父親・息子・妻との関係や自分自身を見つめ直し、変化していく。


何度かのやり直しの現実を過ごし、別れの時が近づく。その時、親子の絆を見つけることができる。

◆感想(引用も交えて)◆


この本は、もしかすると男にしか理解できない、もしくは泣くことのできない作品かもしれません。それは、この作品にはほとんど「女性」が出てこないことと、父親と息子の関係に焦点があてられているからです。

僕は、父親の経験がないので息子としての視点しか持っていませんが、とても共感できる部分が多く、最後は思わず泣いてしまいました。男の不器用さが生み出す父と子の誤解や確執。そんな経験をひとつやふたつは、誰もがしていると思います。


・「なにも知らない」のと「すべてを知っていて、なにもできない」のはどちらが不幸せなのだろう


作品の中の一文です。みなさんはどちらですか?やり直しの時間では、後者の状況に苦しむ一雄の姿があります。「知らぬが仏」という言葉もあるように、やはり知らないままでいたいことも多いのかもしれません。たとえ、できることが全く無かったとしても知りたいと思う僕は身の程知らずなんでしょうか・・・。


このことについて、続けて考えさせられる箇所があります。橋本さん一雄のやり取りです。


「私なら、なにも知らないことのほうがくやしいですけどね。」

「知らないほうがましだ。」

「被害者づらができるからですか?」


このやり取りを見て、共感しますか?それとも反感を持ちますか?人それぞれだと思いますが、僕は素直に「ああ、そのとおりだな」と思いました。知らないことで被害者づらをする。他の人から見たらとてもかっこ悪く映っても、知らないから気づかないで済む。深いです・・・。


・同じでも、違う。違うのに同じ。


これどういうことかわかりますか?これだけじゃわからないですよね。

いくつも考えさせられる箇所があったのですが、その中でも一番印象に残ったところです。


(結果は)同じでも、(過程が)違う。(状況が)違うのに(結果は)同じ。


と補足することができます。現実には過去をやり直すことなんて出来ないから、結果がわかっていることなんてほとんどありません。でも、やり直しの時間の中でもがく一雄を見ていて、たとえ結果が変わらなかったとしても、どのように考え行動したのかの違いはとても意味があると感じました。


最後に心に残った、残しておきたいこの言葉を載せておきます。


たいせつな場所って、ほんとうにたくさんあるんですよね。あとになってからそれに気づくんです


親子の関係だけでなく、生と死、受験問題、いじめ、仕事観などなど多くのことを考えさせられる一冊でした。そして、しっかり?涙ありの物語。本当にオススメです♪それにしても、まだまだ上手く書評ができません。斎藤美奈子さんの解説があまりにも的確でわかりやすかったので、僕もこういうものを書きたいと思いました。


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上手な時間の使い方が身につく法

4756906125 図解でよくわかる 上手な時間の使い方が身につく法
加藤 幸弘

アスカエフプロダクツ 2003-01
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最近、昔に買っていた本で読んでいなかったものを読んでいます。この本もそんな中の1冊です。自分でも購入した記憶がない・・・。発行年から考えると、購入した当時は忙しくて藁にもすがる思いだったんだろうなぁと思いました(^-^;

◆時間はお金と同じ◆

作者はファイナンシャルプランナーとして、お金の投資のプロです。その投資のノウハウを時間にもあてはめて、どのように投資すれば、うまい時間の使い方ができるのかをかわいらしい絵とともに解説しています。

2ページに1ページは絵が描かれていてとても読みやすいです。読むのが速い人だと1時間もあれば読み終えてしまうのではないでしょうか。

時間はお金よりも、一人一人に平等に公平に与えられた資産です。ただ、それは量が等しいというわけではありません。寿命は人それぞれ違いますもんね。では何が公平なのか?それは、「1日24時間」という時間の流れ方になります。

時間を有効活用する、「時間がない!」と嘆く生活から逃れるコツは、

他人のために使う時間を減らし、自分のために使える時間を増やす


です。簡単というか当たり前と思われる人も多いでしょうね。ただこれを意識しているかしていないかは大きな違いだと思います。この考え方が活きてくるのは、やっぱり仕事ではないでしょうか?上司に言われた仕事を如何に早く処理するか、もしくは自分の仕事として主体的に取り組むように視点を切り替えるなどの工夫は大切です。

◆WHATよりもHOWで◆

何(WHAT)になりたいか?という問いに対して明確な答えを持っている人はそれだけで幸せな人と言えます。しかし、大半の人は見つけられていないのではないでしょうか?僕自身もその中の1人です。

「何になりたいか」ということも大切ですが、もう1つ大切なことでどのように(HOW)生きたいか?という問いに答えることも大切です。こちらの方は、何になりたいのかを考えるよりも見つけやすいのではないでしょうか。

たとえば・・・


自由気ままに生きたい、男らしく生きたい、皆に愛されて生きたい、などなど。


もちろんこれだけではいけません。そこから、「そのためにはどうしていけばいいのか?」を考えることで具体的に自分自身の行動に落とし込んでいけます。


時間のうまい使い方とどのような関係が?とはじめは思ったのですが、答えはとても簡単なことでした。時間を有効活用する時に大切なのは、技術なんかではなく、時間に対するその人の意識だということです。つまり、人生に目的や目標を持って生きることは時間有効活用の1番の秘訣ではないでしょうか?


スケジュールのマトリクスがシンプルで効果的だと思ったので載せておきますw


スケジュールのマトリクス


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禁煙セラピー

4845405059 禁煙セラピー―読むだけで絶対やめられる
アレン カー Allen Carr 阪本 章子

ロングセラーズ 1996-05
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★★★★★★★☆☆☆


実は、この本を購入したのは2年前でした。当時は、購入しただけで満足していました(^-^;それは、その時にたばこをやめようという気が全く無かったからです。買うだけで満足していました。ではなぜ今頃この本を読んでいるのか?答えは簡単です。禁煙することを決めたからです。

◆禁煙できないのは「洗脳」が原因?!◆

従来の禁煙方法というもの自体があまり詳しくないのですが、どうも今までの禁煙方法はこの本でいうところの「精神力禁煙法」にあたるようです。そして、この方法は長続きしないようです。といっても、この本を読み終えても考え方を変えるのは難しいようです(^-^;つまり、「精神力」で禁煙を無理矢理我慢している状態。


これだといつか破綻してしまいそうです(苦笑)


禁煙は心の問題なのです
喫煙者は心の底では自分は愚かだと思っています
タバコの最大の弊害は健康でもお金でもなく、心が奪われることです。


タバコと心の関係について3つ立て続けに引用です。心が奪われる経験は、本に書かれている内容を読むと納得できます。たとえば、禁煙の場所で無性に吸いたくなってしまってそのことばかり考えてしまう。たばこを買えないような場所にいるときに切らすと、イライラするなどですね。


「ちょっと一本」とか「特別の一本」なんていう神話を信じているから、やめたあとも吸いたくてたまらないのです。

神話かどうかはともかく、たばこを吸っている人のほとんどはこういう考え方の持ち主じゃないんでしょうか?たとえ勘違いだとしても、嗜好のひとつとして、気分転換やリラックスのためにたばこを吸っている人の方が多くて、嫌で嫌で仕方ないけどヘビースモーカーなんてまわりには一人もいません。ただ、食後の一服のためにご飯を食べているという感覚はよくわかります。


吸いたい衝動に駆られたときに代用品を使うと、その衝動が長引き、禁煙しにくくなるのです。

これはまぁ、二コレットのことですね。インターネット上にはたくさんの禁煙日記がありますが、やはり二コレットを使いながら禁煙を成功させようとしていた人は、二コレットから離れるために苦しんだ時期を持っているようです。スパッとやめる!これが一番いいということでしょうね。


◆この本の効果は??◆


僕自身が、喫煙暦が短くヘビースモーカーでもなかったので、そこまでこの本を読んで効果があるようには感じませんでした。しかし、軽度の喫煙者の方がヘビースモーカーよりも禁煙が難しいということには納得できました。


女性用の本はもっとすごい内容が書かれているみたいです。やはり、喫煙の害を視覚に訴えかける方法は効果的だと思います。


禁煙は大変だ、絶対に成功しないと嘆いている方にとっては、一読の価値はあると思います。禁煙に対して新しい考え方を持つことができるのは間違いなしです。


非喫煙者になる絶対の条件は「吸わないこと」なのです。

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