ゲド戦記
さて、今日はジブリによって映画化されることが決まっている「ゲド戦記」について軽くだけ触れてみようかと思います。僕が「ゲド戦記」を知ったのは中学に入る少し前でした。中学に入るまでの課題図書として読むように言われたのがきっかけです。その時に読んだのは第1巻の「影との戦い」でしたが、今まで出会ったことのない世界観、緊張感で夢中で読み終わったのを思い出します。
その後、続編も読んだのですが、全巻は読んでいないのかもしれません。ジブリが映画化する箇所が具体的に思い出せなかったので。これを機にもう一度読み直してみようかな、と考えています。さすがに購入するのはもったいない気もするので近場の図書館で早めに予約しておきます。
ゲド戦記
←面白い書評ブログがたくさんありますコメントスパム。。。
さて、最近ひどいのが「コメントスパム」。しかも性質が悪いのがIPアドレスが全て違うから禁止することもできない。携帯に通知するようにしているから、昼休みとかに携帯見たらほんまにビビルし。。。ってかムカツクし。スパムの意図がマジでつかめへん。OECDが本格的に迷惑メール対策をする、みたいなことを日経新聞で読んだけど、ほんまになんとかして無くして欲しい。
先輩に勧められて現在、読んでいるのが「仕事のルール」って本です。当たり前のことが当たり前に書いてあるんやけど、新入社員やから余計に書かれていることを意識していくことって大切やな、って思います。昔に読んだ「新入生社員論」も実家から持ってきたし、もいっかい読み直そうかと考え中です。
本を読むペースが落ちてるけど、読書で知識をつけることよりも大切なことってたくさんあるんやなってつくづく実感します。「習うより慣れろ」という言葉は伊達ではないな、と。もちろん、読書の大切さもこの一年で身に染みて感じているので怠るつもりはありません。ってか、ストレス解消のための大事な趣味やからね。
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営業マンの交渉の極意―成功する営業マンが使っている「4つの質問」
伊東 正信 三笠書房 2000-08 売り上げランキング : 298,000 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
今日も営業同行させてもらってきました。自分のできないところが浮き彫りになって、先輩を尊敬するとともに早くできないところをできるようになりたい、と焦る毎日です。一朝一夕でできることではない、と自分に言い聞かせていますが、なかなか焦る気持ちを抑えるのは難しいですね。
今日は本の紹介です。営業の移動中になんとか読み終えることができました。営業の本なのですが、営業研修ではじめて知った方法について書かれていて、より詳しく知りたいということで手に取りました。その新しく知った手法とは「SPIN理論」というものです。学生だった僕が知らなかっただけで、営業マンの中では常識だったのか、うちの会社がしっかりしているのか、その判断は未熟者の僕にはできませんが、とても素晴らしい手法で早く身につけて使いこなしたいと思えるものであることは確かです。
「SPIN理論」のSPINとは4種類の質問を英語で言った時の頭文字を取ってつけられています。日本語と一緒に書くと、
状況質問(Situation)
問題質問(Problem)
示唆質問(Implication)
解決質問(Need-Payoff)
となります。この4種類の質問によって相手のニーズを引き出し、ニーズを満たすためのもの(解決策)として、最終的に自分の商品を売っていきます。ざっくりと説明すると、状況質問によって相手の「顕在ニーズ」を明確にし、問題質問によって「潜在ニーズ」を顕在化させ、示唆質問によって出てきたニーズを拡大、深刻化し、解決質問によって掘り起こしたニーズをまとめながら解決策を提示する、という流れになります。
この手法の素晴らしいところは、質問という形をとることによって「相手に話させる」ことにあります。人は誰でも話すことが大好きです。かつ、人の記憶は聞いたことよりも自分が話したことの方がより鮮明に残るようになっています。以上を踏まえた上で、自分自身でニーズを明確に把握・理解することができ、納得のいく形で相手の解決策を受け入れる態勢が整う、というわけです。
質問方法も一時流行った「質問力」や「コーチング」の類でもよく言われていましたが、「限定質問」と「拡大質問」があり、「拡大質問」を多用することによって会話に幅が生まれるだけでなく、相手が話す時間や量を劇的に増やすことができます。「限定質問」は「はい」か「いいえ」で答えられる質問なので、下手をすると自分だけが一方的に話してしまう、とか尋問調になってしまうわけです。
「SPIN理論」以外にも「FABの法則」というものについても書かれています。「FABの法則」も「SPIN理論」と同じく、「特徴」「利点」「利益」の英単語の頭文字を取ってつけられた名称です。「解決策」の見せ方として、「特徴」や「利点」の説明よりも、それらを踏まえた相手への「利益」の説明をすることが、相手に納得してもらうために最も大切だというわけです。
本書の中でも書かれていますが、本を読んだからといってすぐにこの手法ができるわけではありません。実際に自分自身も会社で練習をしていますが、まだ10%も使いこなせていない状態です。当たり前すぎるぐらいに当たり前なのですが、自分でトライ&エラーを繰り返して、少しずつステップアップしていくことが大切ですし、毎日考える努力をすることが身に付くのを早める一番のコツであると思います。
というわけで、半人前以下の自分も繰り返し、繰り返し失敗を重ねながら身につけて、相手を「SPIN(スピン)」させられるようになりたいと思います♪
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今週の土曜日から「陽気なギャングが地球を回す」の映画がはじまりますね☆
陽気なギャングが地球を回す
それよりもすごいのが、噂されていた次回作の発売です!!なんと、明日発売されるんです><うーん、今週末に届くようにアマゾンで注文せねば。ほんま週末の楽しみです☆この楽しみのおかげでもっと仕事頑張れそう(笑)
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陽気なギャングの日常と襲撃
伊坂 幸太郎 祥伝社 2006-05 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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ぱんどら日記:伊坂幸太郎【陽気なギャングが地球を回す】
「陽気なギャングが地球を回す」Yahoo! BB オンライン試写会|ちゃらんぽらん?
スチャラカランナーの日々:「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎/著
最近、購入した本
毎日の更新をしたいところですが、仕事が本格的に始まってきたので、仕事に集中して早く一人前になるためにも、今週から少しずつ更新のペースを遅らせていこうと思います。かなり無念ですが。。。
というわけで、本に関係した日記の更新をすることで一日一冊を補っていこうと思います。
第一回目は、最近購入した本についてです。実家から持ってきた本がまだ150冊ぐらいは読んでいないのですが、それでもついつい新しい本を購入してしまいます。ここ二週間で10冊はアマゾンで購入してしまいました。
今回購入した本は、
「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
」
「ブログ道
」
「愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論
」
「突破力! 仕事の「壁」は、こうして破れ
」
「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する
」
になります。
「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」はBCG(ボストンコンサルティンググループ)の内田さんが著者で、単純にタイトルに惹かれて購入しました。「99.9%は仮説」ではないですが、「仮説」という響きに魅力を感じてしまうのです(苦笑)
「ブログ道」は単純にブログの奥深さや面白さ、可能性に二年以上前に始めた時から感じていながらも、全然知識が増えていっていないことから、もう少し勉強をしたいと思い購入しました。
「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」はマイブームがグーグルだからです(笑)
残る二冊は、先日紹介したPHPビジネス新書の残る二冊だから購入したものです。
こうして、購入した動機を書くだけではあまり面白くないですね。新刊ですので、できるだけ早く読み終えて感想を書きたいな、と考えています。
今日は初めての電話営業、そして明日は初めての営業同行です。ほんとに今は自分の力不足を感じる毎日ですが、悔しさをバネにして早く一人立ちした社員になりたいと思います。
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スラムダンク勝利学
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スラムダンク勝利学
辻 秀一 集英社インターナショナル 2000-10 売り上げランキング : 9,587 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
土日で更新を追いつかせるつもりが思ったよりもはかどっていません(汗)無理せず頑張るつもりですが、やっぱり一日でも抜けてしまうと悔しい気持ちになってしまうのが自分です。妥協は早いくせに、やりだすと完璧を目指そうとする愚か者です(苦笑)
本日紹介する本は、ここ最近では一番の本でした。人生のバイブルとして持ち歩きたい一冊です。「マイ人生の書」の五本の指には入ります。本書は、タイトル通り「スラムダンク」を教材としてスポーツにおいて大切なことを書いています。しかし!!内容はスポーツだけではなく、ビジネスでも通じ、ひいては人生全体を網羅するものとなっています。読まないと損!だと心から言える一冊です。
僕は漫画好きですが、スラムダンクを全巻読んではいなくて内容もうろ覚えなのですが、それでも読めたので、多くのスラムダンクファン、マニアが読むと涙が出るほど感動するのではないでしょうか(笑)
1~26章に小さく章分けされていて、ページ数もそこまで多くないのですが、ひとつひとつの章の内容が非常に濃いです。印象に残ったフレーズだけを書き出していっても膨大な量になってしまいそうです。と、いいながらいくつか引用紹介させていただきます。
「こうなりたい」という目標を持ち続けていたほうが、すぐにその目標を達成できるかどうかは別として、必ずそれを実現するための"根拠"が後からついてくるものなのです。"根拠"のある目標を先に設定してしまうよりも、あなたが目指す理想像を目標として立てることが大切なのです。(第2章:自主的な目標設定をしよう!より)
我々は、目標がなくても生活することができます。しかし、目標を人生に骨組みを与え、我々の集中力も高めるのです。(第3章:目標達成への鍵は、理解と覚悟だ。より)
最も大切なことの一つは常に一瞬一瞬"今"に集中することである(第6章:"今"に生きる!より)
結果を信じるということも忘れてはならないことです。自分にふさわしい結果を信じるのです。ジタバタするのではなく、結果は決まっていると信じ、今するべきことに集中するのです。(第16章:不安はどこからくるのか?より)
啓発関係の書物に書かれている内容は似通っていたり、読んでみると当たり前だと感じることばかりだったりすると思います。そんな中でも本書が優れていると感じる点は、テーマ、軸がしっかりとしていて話の内容に一貫性があること、「勝利」という明確なゴールのために必要な要素が書かれていることにあると思います。
より詳しい内容は、前述したように本書を実際に手に取り読んでもらって欲しいと思いますが、このように漫画から学ぶ点を抽出し、ひとつの書物として完成させられる素晴らしさに単純に感動します。もちろん「スラムダンク」が素晴らしい作品であることは言うまでもないのですが、先日紹介した「『ジャパニメーション』はなぜ敗れるのか」でも書いたように、日本の漫画には素晴らしいメッセージや哲学が多く潜んでいるように思います。
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スポーツno木
スラムダンク勝利学|MASAの徒然なる日々
指圧院スタッフの大逆襲。:「スラムダンク勝利学☆」
新着図書: 「スラムダンク勝利学」辻秀一,集英社インターナショナル,2000.10 (1000円+税)
それはどーだろ?: スラムダンク勝利学
地球(ガイア)をつつむ風のように
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地球(ガイア)をつつむ風のように
龍村 仁 サンマーク出版 2001-08 売り上げランキング : 102,924 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
一日で四日分の更新をするのは堪えますね(汗)ってそこまで頑張らなくても良いのでしょうが。。。本を読むペースはさすがに落ちてきているので過去に読んだ本からの紹介が続いてしまいますが、ご容赦ください(苦笑)
地球(ガイア)説というものについて初めて触れたのが本書になります。初めて触れた価値観であったので、戸惑う部分もありましたが、全体的に書かれている内容が優しくて、それでいて厳しさも秘めている、ある意味では気まずくて、それでいて心地よく読める一冊でした。これだけだとわかりにくいですね。。。
人として生きることよりももっと上の視点、視野を持つこと=ガイア思想という認識をしたのですが、あくまでも本書を読んだ僕の感想なので、もしかすると違うかもしれません。それを前提で書くと、地球自身も生きていて、地球の上で生活している人間を始めとする生物全ては地球に生かされている。しかし、地球も生物の営みによって生かされているという考え方に近いような感じです。
本書を読んでいると、日々の生活での悩みがちっぽけなものに思えてきて心強くなります。その意味で、はるかに高い視点を持つことは非常に意味のあるものではないかと思います。環境保護が声高に叫ばれていますが、そのレベルとは比較のできないぐらいに遥か高いレベルで物事を考え、捉えている印象を受けました。
上手く本書の内容を紹介できていないので、いくつか引用することで雰囲気をつかんでいただければ、と思います。
私はあらかじめ「私」ではない。過去・現在・未来のすべての生命とつながった"我々"なのだ。
"人生とは、何かを計画しているときに起きてしまう別の出来事のことをいう"
「自分は愛されている」という確信が子供たちの表情の豊かさや瞳の輝きを生んでいるのだ。
頭脳に情報を詰め込むのが教育ではなく、逆にできるだけ通りのよい、感受性にすぐれた鋭敏で柔軟な身体を育てることが教育だ。
最小のエネルギーでさいぢあの効果を得るシステムをつくることは二十一世紀の人類に課せられている最も大きな課題だ。
自分で引用文を打ちながら思ったことですが、結局これでもなかなか内容がつかみにくいですよね。。。最初に書いた引用文が一番本書の考え方を示していると思います。
龍村 仁さん-地球交響曲第四番イメージブック
「自然と共に生きる」言葉にするのは簡単ですが、ひとりひとりが実践することはなかなか難しいことです。しかし、それでいて本当は難しいと思い込み、あきらめているだけで、案外簡単にできたりすることなのかもしれないな、と思わせてくれた一冊でした。
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ほのぼの文庫: (龍村仁著)『地球(ガイア)をつつむ風のように』(サンマーク出版)
空中ブランコ
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空中ブランコ
奥田 英朗 文藝春秋 2004-04-24 売り上げランキング : 1,774 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「イン・ザ・プール」を読み終わってから二日も経たないうちに「空中ブランコ」読んでしまいました。我慢できない!とはこのことを言うんですね(笑)今回も笑わせてもらいました。
伊良部総合病院の跡取り息子である精神科医「伊良部博士」のもとに今回も精神に悩みを持つ患者が来ます。前回とは違い、今回の患者さんは少し変わった職業の人たちばかりです。プロ野球選手、女流作家、やくざ、サーカス団員、精神科医。職種は違っても物語の展開、伊良部博士の行動はいつもどおりで、そこが魅力です♪
シリーズも二作目になったことで、お決まりの注射シーンはさらっと書かれていて(ハリネズミを除いて)、より軽く、より読みやすく内容の方に力が入っています。「いらっしゃーい」という声で迎え入れられ、注射をいきなりされて、不安を抱えながら帰っていく初日の患者。それでいて、ついつい次の日も受診に来ているところなんて、パターン化されていてても飽きないです。
ただ、夏庵`s nest | 空中ブランコ / 奥田英郎 さんが感想の中で書かれている点で非常に共感を覚えたところがあったので引用させていただきます。
闇の破壊王ゴジラが徐々に子供のアイドルになっていく寂しさというか、まあ、それほどのモンでもないけど。
まさにこんな感じです(笑)今回は、ただ単純に笑わせるだけではなく、ところどころで印象深い言葉やシーンが盛り込まれています。一番心に残ったのは、「女流作家」でのさくらのセリフと以下の言葉です。
人間の宝物は言葉だ。一瞬にしてひとを立ち直らせてくれるのが、言葉だ。その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。神様に感謝しよう。
あまりにも狙い過ぎている感はありますが、それでも素直に感動できるフレーズだと思います。このことがわかっているからこそ、読書が楽しくて、人との会話で落ち込んだり励まされたりハラハラしたりできるんだと思います。
「チームバチスタの栄光」の白鳥と伊良部博士が似ているところがあるという感想をよく見かけていたのですが、似ているようで違うな、というのが僕の感想です。個人的には白鳥の方が好きですが、どちらにもそれぞれの魅力があって捨てがたいです。
伊良部博士の人柄を表す一文で好きなのが「ホットコーナー」でのこの箇所です。
たぶん相手が伊良部だからだろう。普通の医師だったら、自分はもっと格好をつけていた。己の弱さをを吐露することはなかった。伊良部には、秘密を知られても気にならないのだ。
狙っているのか、天然なのか、はわからなくても、こういうことを患者に思わせてしまう伊良部博士は精神科医としては名医なのでは??なんて思います。実際に、最後はどの患者もすっきりしていますしね。
本作品で特に好きだったのは「義父のヅラ」と「ハリネズミ」です。「義父のヅラ」は「わかる、わかる!!」という感じでいたずら好きの自分にとってはとても楽しく読めました。「ハリネズミ」はドラマになっていたような気がします。似たようなシーンをテレビで見た気がするので。
ついに残すは最新刊の「町長選挙」を残すのみとなりました。まぁ、三作しかまだ出ていないのですが。疲れている時に読むとすごく和むので来週の休日の楽しみにしたいと思います☆
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G's HOME日記:『空中ブランコ』(奥田英朗)
まったり読書日記:空中ブランコ 〔奥田英朗〕
土建屋親父の今日の出来事。:空中ブランコ。
夏庵`s nest | 空中ブランコ / 奥田英郎
In a Jewel Box. 『イン・ザ・プール』と『空中ブランコ』 奥田 英朗 著
深夜私考 【空中ブランコ/奥田英朗】
よ~じん@1号室: 『空中ブランコ』 (奥田 英朗)
My Favorite Things 空中ブランコ ~奥田 英朗~
「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか
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「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか
大塚 英志 大澤 信亮 角川書店 2005-11-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
更新が滞ってしまいました。木曜日は配属先で歓迎会を開いてもらい、金曜日は同期で「はなきん」を満喫していたせいです(汗)読書の方も思っていたよりも進んでいません。そのため、以前に読んだ本から紹介させていただきます。今回も新書になりますね。
ジャパニメーションという単語自体に縁がない生活を送っているのですが、この本に興味を持ちました。理由は、大学時代のゼミでひとりが日本のアニメ産業について卒業論文を書くことを決めていて、日本のアニメとハリウッドやディズニーの経営、戦略のやり方の違いについての話が興味深かったからです。
「萌え」という言葉が「電車男」がヒットした去年以降からよく聞くようになりました。同じ系統だと「ツンデレ」という単語もよく耳にします。しかし、そもそもアニメというものはそういった「萌え」系統のものが主流ではなかったように思います。
子供の頃は「ドラゴンボール」「北斗の拳」「シティハンター」といった少年向けのものや「赤ずきんチャチャ」「ママレードボーイ」(もう少しあるとは思ますが、あまり見ていなかったので覚えていません)のような少女漫画発ながらも男の子にも見れるものが印象に残っています。失礼を承知して言わせてもらうと、最近で一番嫌だなと感じる作品は、「テニスの王子様」で、良い作品だと思うのが「銀魂」です。
本書は二部構成になっており、一部での日本の漫画・アニメの歴史を紐解きながら特長や傾向についての解説は、今まで全く知識のなかった自分にとっては新鮮でとても面白く読めました。ディズニーの手法が日本に入ってきて、それを活用・発展させていった日本の漫画界。
作者の
日本のまんが、アニメは「ディズニー的なもの」の「亜種」であり、現在のジャパニメーションの国際化は「亜種」を宗主国が回収しているにすぎない。
という意見は外れていないな、と思いました。しかし、ただ単純にそれだけえはないとも思います。日本の漫画の素晴らしさはひとつひとつの持つテーマ性や哲学にあるように思うわけです。個人的にそれがよく現れているのが「AKIRA」なのかなと思います。
本書の中で「ハウルの動く城」を具体例として挙げて、ジブリが世界的には大きく成功していない、認識されていないことを指摘するような箇所がありますが、作品の良さを素直に認めることは大切ではないかと思います。メディアへの露出の仕方や商品の管理の仕方によって興行収入が少ないことだけで、判断することは短絡的ではないかとも思えてきます。
そして、実際に日本のアニメは途上国へ進出しているのを学生時代に目の当たりにして少なからずショックを受けました。アニメという文化から途上国の西洋化を進めていっている、という観点はあながち外れではないと思います。
支離滅裂な感想になってきましたが、作者の主張する国策としてジャパニメーションを世界に売り出していくという施策はダメだという点には納得しました。「国家の品格」ではありませんが、日本が世界に発信していくことができるものは近・現代的なものよりも、伝統的なものに比重を置くべきであると思います。
文章があっちにいったり、こっちへいったりしてしまって申し訳ないです。自分の今まで知らなかった世界について学ぶことができた一冊で、これによって少しでもアンテナの範囲が広がれば良いなと考えています。
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erabu: 新書『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』
Sharpのアンシャープ日記 - 「ジャパニメーション」はやはり敗れた
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罰と夢、失望と渇望、エロスとシリアス - レポート「日本アニメは輸出産業足りうるか」
即戦力の磨き方
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即戦力の磨き方
大前 研一 PHP研究所 2006-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
明日から出勤のために、今日は新幹線に乗って東京に戻ってきました。本当のGW(9連休の会社もあるので)の初日というだけあって、混んでいました。そんな中、ふたたび実家から20冊ぐらいの本と衣類が入った荷物を持って歩くのはなかなか大変でした。
本当に最近は新書ブームですね。二日前に感想を書いた「使う力」に引き続きPHPの新シリーズ「PHPビジネス新書」から大前研一さんの新書です。大前さんの書籍はまだ数冊しか読んでいない駆け出しなのですが、今回の本は特に読みやすく、またところどころ「遊び」も入っており読みやすかったです。内容自体は、大前さんの本をずっと読んでいる人にとっては目新しいところの少ないものだったようですね。
会社で求められている人材は?という問い掛けに対して十中八九の企業が「即戦力」となる人と答えるでしょう。しかし、その「即戦力」がどういうものを示すのか漠然としすぎていて判断ができないし、ビジネスマンもどうやって身につければよいか見当もつかず、途方にくれてしまっている状態ではないでしょうか。その曖昧な「即戦力」を分解し、必要な要素について解説されたものが本書です。
「即戦力」を構成する要素は時代とともに変わってきます。実際に、大前さんの書籍でも少しずつこの要素に変化はあるようです(他の方の書評で知りました)。しかし、大きく変わることはありません。本書では大きく三つの要素、そして追加で後半にいくつかの要素について触れられています。
三つの要素は「語学力」「財務力」「問題解決力」となります。どの要素もありきたりだし、当たり前ではないか、なんて思う方も多いでしょうし、僕自身がそのように思いました。大前さんがすごいのは、この当たり前の要素を説明する中で、ユニークな視点からの解説やユニークな事例を用いて書いている点に尽きると思います。
新書だけあって、深く掘り下げた内容にはなっていませんが、入り口として読んでみるには最適だと思います。大前さんの過激でありながら、的を射ている意見や偉そうに書いているけれど、それを認められる実績を持っている点なども勉強になります。
「10年後の日本」を読むよりもよっぽど、日本の将来について考えさせてくれる一冊です。海外から目を逸らし、無視することはできない時代になっています。「旧大陸」から「新大陸」へとばっちり着陸して活躍するためにも、将来を見据えた人生設計を作り、目標に向かって努力していきたいものです。
日々爪を研ぎ、即戦力としての実力を身につけ、自分の人生設計だけはアウトソースしないで、職場では虎視眈々と出番をうかがっていればいいのである。
人生設計だけは自分でするしかない、と書籍でも書いている通りに自分のことにはしっかりを責任を持っていかないといけないですね。また、本書を読まずともわかっていることですが、「即戦力」は「即」身に付くものではなく、日々の努力の積み重ねの先にあることを忘れてはいけないですね。って、書評が適当な感じになってしまってすいません。
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