自分磨きの読書日記 -4ページ目

010. 『バカの壁』 (養老 孟司・著)

『バカの壁』 (養老 孟司・著)



2003年に発売されて、もう何度も重版されている本書。
エッセンスを記録しておきたいと思います。

本書は、養老さんが独白したものを出版社の方々が文章化したものということで、
話は多岐にわたっていますが、その要所要所で私たちがもっと
真剣に考えなければいけない 「何か」 が示唆されていて、
きっと何度も読んでいくうちに、より深い気付きが得られる本なのかと思いました。

物事を色んな視点から考えてみるという点で、大変参考になる本だと思います。


●メモを取った箇所●

・ヘラクレイトスは 「万物は流転する」 と言いました。

 人間は寝ている間も含めて成長なり老化なりをしているのですから、変化しつづけています。


・「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」 という文から、
 どういうことを読み取るべきか。
 鐘の音は物理学的に考えれば、いつも同じように響く。
 しかし、それが何故、その時々で違って聞こえてくるのか。
 それは、人間がひたすら変わっているからです。


 方丈記の冒頭もまったく同じ。

 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」


・基本的に人間は学習するロボットだ。 それも外部出力を伴う学習である、ということ。

 (中略)

 数学の問題を考えるというのは、こういう脳内での入出力の繰り返しになる。

 ところが、往々にして入力ばかりを意識して出力を忘れやすい

 身体を忘れている、というのはそういうことです。


・(江戸時代に主流となった)陽明学というのは何かといえば、「知行合一(ちこうごういつ)」。

 すなわち、知ることと行うことが一致すべきだ、という考え方です


・(アウシュビッツ収容所に収容されていた経験を持つ心理学者V.E.フランクル)

 『夜と霧』 や 『意味への意志』 『生きる意味を求めて』 など、多数の著作を残している。

 そうした著書や講演の中で、彼は一貫して 「人生の意味」 について論じていました。

 そして、「意味は外部にある」 と言っている。

 「自己実現」 などといいますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない


 より噛み砕いていえば、人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、

 社会との関係から生まれる、ということです

 とすれば、日常生活において、意味を見出せる場はまさに共同体でしかない


・基本的に都市に住んでいるということは、すなわち意識の世界に住んでいる、ということです。

 そして、意識の世界に完全に浸りきってしまうことによって、無意識を忘れてしまう、という

 問題が生じてきた。


・利口、バカを何で測るかといえば、結局、これは社会的適応性でしか測れない。


・若い人をまともに教育するのなら、まず人のことがわかるようにしなさいと、

 当たり前のことから教えていくべきだということです。


・そもそも教育というのは本来、自分自身が生きていることに夢を持っている教師じゃないと

 できないはずです。


・徳川家康は 「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」 といいました。

 (中略)

 私は遠き道を行くどころか、人生は崖登りだと思っています。

 崖登りは苦しいけれど、一歩上がれば視界がそれだけ開ける。

 しかし、一歩上がるのは大変です。手を離したら谷底にまっさかさまです。

 人生とはそういうものだと思う。

 (中略)

 身体を動かさないと見えない風景は確実にある。




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009. 『「そ・わ・か」の法則』 (小林正観・著)


『「そ・わ・か」の法則』 (小林正観・著)



小林正観さんの本は何冊か読んでいますが、とてもシンプルに

人間の生き方、「こうしたほうが楽に生きられるよ」 ということを書かれています。


色々な自己啓発書で書かれていることと重複していることもありますが、

正観さんが言うと、なぜだかとても説得力があるような気がします。


一度だけ講演に行ったことがありますが、ご本人はとても面白い方で、

講演中は会場が笑いに溢れていました。


生きるのにつらいな~ と思っている方がもしいたら、スッとそこから抜ける

きっかけになると思います。

子育て中の方や、学校の先生にも、ぜひ一度読んでいただきたい本だなぁ

と思います。



●メモを取った箇所●


・(トイレ掃除の時に唱えると良い言葉)

 「うすしま明王、おんくろだのう うんじゃくそわか」

 (家の中には7人の神様がいて、うすしま明王というのはトイレの神様のこと)


・トイレ掃除をすると、なぜか臨時収入があります


先に 「幸せ」 「ありがとう」 と言ってしまうと、その瞬間から突然に脳は

 「幸せ」 を探し始め、ありがとう探しを始めるようにできているらしいのです。


・自分が、隣の人や他の人、一般的な社会の人に対して、あれこれと

 比べることには、意味がありません。

 「ジョージ・クラベル(常時比べる)」の世界から離れること。

 人間の幸せの一つは、自分を他と比べない。自分は自分。

 他の人にない優れたものを、人間は必ずもっています。 


・「教育の本質」というのは多分、「平均的」な「一般的」な子をつくることではなく、

 「自分の価値観で生きていく」子をつくることであり、そのように子供たちを

 教え育んでいくこと、ではなかったでしょうか。


・「生長の初期段階」 とは、人間でいえば 「幼いころ」。

 その時期に、愛情に包まれて 「自分のもっている力をどんどん伸ばしていっていい」

 という情報を与えられ続けると、子供は安心してどんどん自分の力を伸ばしていくことができる・・・

 ということになります。


・自分も相手も、うれしい、幸せと感じられる場面に満ちている。

 本当に素晴らしい人生とは、そういうものではないでしょうか。






 



008. 『SAMURAI 佐藤可士和のつくり方』 (佐藤悦子・著)

『SAMURAI 佐藤可士和のつくり方』 (佐藤悦子・著)



アートディレクター佐藤可士和さんのマネージャーであり、奥様でもある

佐藤悦子さんが書かれた一冊。


奥様として、またマネージャーとして、これだけ多方面で活躍されているご主人を

どのように支えているのか気になり、読んでみました。


そして、細かいところまで気にかけ、完璧にマネージャーとしての仕事をこなされている

佐藤悦子さんに尊敬の念を感じたとともに、自分も見習いたい点が多々ありました。


可士和さんがここまで有名になられ、多方面で活躍されている背景には、

奥様のサポートがあってこそなんだということがわかりました。


社長や上司を支える立場の方には、特に大変参考になると思います。




●メモを取った箇所●


・ブランディングとは、こういった肩書きや小さな言葉のニュアンスまで深くこだわりながら

 コツコツと積み重ねていくこと。


・私がサムライに加わるということは、つまり、「サムライ・佐藤可士和」のブランディングを

 していくことだと確信しているのです。


・そのために必要なクリエイティブ以外のことをやっていきたい


・サムライの仕事を通じて、そういった 「見たことのない新しいもの」 を自分たちも見てみたい、

 つくっていきたいと思っています。

 そして、そのためのクリエイションを彼が行い、それ以外の部分を私が行っている。

 その意味で、サムライは二人の ”プロジェクト” なのです。


・実際の仕事は違っても、大きい意味で同じ方向を向いています。

 お互いにリスペクトし合えているから、成り立っているのだと思います。


・効率よく仕事を進めるために色々なものを常にシンプルにしておくことを心がけています。


自分の体調維持は仕事をする上での義務のひとつと考え、自分自身で

 責任を持って管理するように心がけています。


・私はサムライでマネージメントの仕事をしていることを 「内助の功」 とも

 「彼のために手伝ってあげている」 とも考えていないのです。

 自分がやりたいと思ったことがここにあるから、サムライというプロジェクトを二人で一緒にやっている。


・(仕事とプライベートの切り替えについて) 二人とも人生でやりたいと思っていることを仕事にしているので、

 公私の区別をつけようとは特別思っていないのです。



<以下、可士和さんから見たマネージャー悦子さんについて>


・方々に配慮が行き届いていて、メールのレスポンスなんかも早い。毎日膨大な量で、

 それはすごく彼女の時間を圧迫すると思う。でも、

 「スピードも仕事のクオリティのうちだから」 ってやり遂げています。


・いい仕事をすることと、そのために日常からスパッと離れて新しい刺激を吸収することは、

 彼女の中でプライオリティとして同等なんです。


・(パートナーとしての魅力は) センスを共有した上で、自分に新しい視点を提示してくれる人。

 最終的には同じところを目指しながらもちゃんと向き合っていて、自分には見えない

 部分を見てくれる人が ”パートナー”。

 365度の視野が手に入るわけです。



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007. 『佐藤可士和の超整理術』 (佐藤 可士和・著)

『佐藤可士和の超整理術』 (佐藤可士和・著)




多方面でのご活躍はもちろん、整理術の面でもオフィスがとてもスッキリしていることなどで

有名なアートディレクターの佐藤可士和さん。


本の中にオフィスの写真があるのですが、初めて見た時は大変驚きました。

こんなにスッキリしたオフィスは、今まで見たことがありません。。。 


でも、物が少ないわけではなく、整理しているからスッキリ見えるのだと

本書の中でおっしゃっていました。


仕事でも、家の中の暮らしでも、様々なものが 「整理」 されているか否かで

アイディアの出方や考え方、感じ方、効率などが全く違ってきてしまうのではと思います。


整理術の本は色々と出ていますが、実際に実践されている方の具体例を

読むと、大変参考になります。


さっそく自分のオフィスから、この本に書かれていることを参考に

整理整頓していこうと決めました。


また、単なる整理術にとどまらず、仕事を進める上での考え方なども大変参考になりました。




●メモを取った箇所●


・整理のプロセス

  1.状況把握 (情報が見えない状態 ⇒ 見えるようにする ⇒ 情報を並べる)

  2.視点導入 (プライオリティを付ける ⇒ 因果関係を明確にし、本質を見つける)

  3.課題設定 (本質に対して課題を設定)


・「整理」とは次の3つに分類される

  1)空間の整理術

  2)情報の整理術

  3)思考の整理術


・「モノを絞って、すっきりと気持ちのいい環境のなかで効率的に仕事をしたい」


・捨てる勇気が価値観を研ぎ澄ます


・大事なものを見極める習慣をつける


・モノの定位置を決める


・整理は 「とりあえず」 との闘い


・迷ったら、具体的なシーンを思い浮かべる


・他人事を自分事にできると、リアリティが生まれる



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006. 『レバレッジ時間術』 (本田直之・著)

『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則』 (本田直之・著)



時間管理術系の本って、すごく好きです(笑) 

でも、読んで終わり・・・ ではダメですよね。 (反省です) 


本田直之さんのレバレッジシリーズはとても好きで、ほとんど読んでいますが、

この時間術の本も大変参考になりました!


他の時間管理術系の本は、読んで終わりということが多かったのですが、

これは読んだあとに 「さっそく実践してみよう!」 と背中を押してもらえる一冊でした。




●メモを取った箇所●


・「常に時間はたっぷりある。うまく使いさえすれば」 (ゲーテ)


・「時間にレバレッジをかける」 = 少ない時間で大きな効果をあげる


・仕組みを作るために時間を使う (仕組み作りに時間はかかるが、仕組みを作った後は

 週5hのルーチンワークが週1hになる)


・仕組みには、再現性をもたせる


やりたいことの時間をあらかじめ天引きする (あらかじめ時間を確保しておく)


・時間効率をあげる = 時間密度を濃くする (速いだけではダメ)


全くするべきでないことを能率的にする。これほど無駄なことはない。(ドラッカー)


・◎アクティブスケジュール (自分で予定を入れていく)

 ×パッシブスケジュール (頼まれた予定 (会議など) が予定に入ってくる) 


・俯瞰逆算スケジュール (着地点からスケジュールを立てていく)


・一日の時間割作り (大きく4つの分類: INPUT/OUTPUT(主に仕事)/生活/プライベート)


優れた経営者は、生活パターンを決めている

 (花王の後藤会長、ファーストリテイリングの柳井会長 など)


時間割は予算組みのようなもの。 決められた量の中で、どう使うか。

 (本田さんは、毎朝5分使って、タスクリストを紙に書き出している)

  ⇒目的地の最短ルートを探すようなもの


・×TO DO リスト (やらされている感)

 ○タスクリスト (積極的に取り組む仕事)


・「仕事が、”時間を消費する行動” に陥っていないか」 

 仕事は与えられた仕事を終わらせることではなく、与えられた時間の中で目的を達成すること

 (マクドナルド原田会長)


・週末も生活パターンを変えない 

 (週末にパターンがずれてしまうと、月曜日にパターンを元に戻すのに大変な労力がいる)


・決断は、ゴールが明確&情報が十分 であれば、即できること


・テレビは、見たいものを録画して、1.5倍速で見る (active watching)


・30分前に行動を起こす (自分時差)

 (例: ランチは11時半から。 12時になると混み始め、待たされる時間がもったいない)


・他人の時間を尊重する



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