020. 『儲けを生み出す悦びの方程式』 (小阪 裕司・著)
『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式 ―見える人にしか見えない商売繁盛の「仕組み」とは』
(小阪 裕司 ・ 著)
”感性マーケティング” で有名な小阪裕司さん。
この本も、例に漏れず人の感性に訴えかけるマーケティングについての本ですが、
たくさんの実例と共に、「お客さんに悦びを与えて買ってもらう」 方法が
たっぷりと盛り込まれていて、大変勉強になりました。
「売りつける」方法や、「こういうコツで売れる」 という方法ではなく、
どうやってお客さんに悦んでもらってお金を払ってもらうか。
商売をしている方も、お客さんも、両方が幸せになるマーケティング手法が
書かれています。
文章も少し砕けた感じでさらりと読める一冊です。
●印象に残った言葉●
・商品が売れないと、不況や少子化や買い控え等を理由にしてしまうが、
本当は商品が売れないわけではない。
お客には、買う理由が分からないだけ。
・消費者は、自分の生活を簡素化しようとしている。
モノに囲まれても豊かじゃないことを知っているからです。
(中略)
自分の人生にどんな悦びをもたらしてくれるものなのか、ということを、
シビアに点検してから買うようになっている。
・人間は何かいいことをしてもらったら、いいことでお返しするという性質がある。
「悦び」 は必ず返されるということ。
あなたが誰かに悦びを与えたときには、相手があなたに 「悦び」 を返すために動く。
・儲けの仕組み、その動力はひとの 「悦び」 です。
・どんな商品を売っていようが関係ありません。
あなたが創ろうとしているものは、「商品を売る仕組み」 ではなく、「お客を動かす仕組み」 です。
・相手がいつ何をすれば悦ぶかだけを考える
・相手を悦ばせる仕組みが、切れ目のない流れになっているか
・お客は、ゲームボードの上のコマのように、あなたが描いたお客のシナリオ、
その流れの上を1マス1マス進んでいくのです
(中略)
ただ、あなたのお客は感情のない”コマ”ではない。
だからこそ、あなたが作り上げた仕組み上のマスをお客に進んでいってもらう動力は
「悦び」 なのです。
・お客に何かをしたら、お客の次の行動につながるように、流れが途切れないように
考えること
・たくさんの見込み客集客ルートをもつことが大切
・既存客に毎月セールスをかける方は非常に少ない。
あなたがお客を悦ばせるために考えた、お客の暮らしを、人生を豊かに楽しく
するために考えたあなたのできることを、お客に毎月するのだと考えればいい。
・自分が楽しくお客さんも悦んでいただけるような前向きな感じで
始めていくことによって、やっぱり悦んでいただける仕組みができていくと思うんです。
・消費者はじっと見ています。 「わたしは誰から買うべきなのか」 と。
・他者との競争はありません。 あるのはただ精進、己との戦い。
自分が精進して自分の芸を磨いて、自分のファンを増やすだけ。
・「悦び」を動力にして儲ける商人は、商品を売っているのではない。
伝道活動をしているんだ。
喜びを動力にした事業は伝道です。
・才能というのは、持っている人のためのものではない。
あなたの持っている才能は、その才能を持っていない人のためのもの。
019. 『招客招福の法則』 (小阪 裕司・著)
『招客招福の法則―儲けの王道がみえる88の話』 (小阪 裕司・著)
日経MJ(日経流通新聞)に週1回コラムを書いている小阪裕司さん。
いつも楽しみに読んでいて、すっかり小阪さんの 「感性マーケティング」 に
魅了されてしまいました。
今、不況の時代だからこそ、お客さんに 「なぜこの商品を買う必要があるのか」 というところを
理屈だけでなく感性で訴えることが大事だと、自分自身仕事をしていてもそう思います。
昔の 「こうすれば売れる」 というマニュアル化されたマーケティング手法とは
またちょっと違ったマーケティング手法ですが、きっとこれからは
こういったやり方が主流になっていくのではないでしょうか。
●印象に残ったこと●
・儲けには理由がある。
ココ・シャネルの言葉 「儲けた金とは、しかるべき理由があって生まれた物質的証拠でしかない」
・値引きについて
「安いからお買い得」という言葉は、お客が既に買おうと思っているものにしか
当てはまらない。
ほしくもない商品を 「安くしておくから」 と言われても、意味のないこと。
・人生を豊かにする機会 を売る
セールのDMにありがちな売られる商品の説明は二の次でいい。
こうした機会に商品がお客に教えるべきことは、この機会がいかに
お客自身の人生を豊かにするチャンスなのか ということだ。
018. 『さあ、才能に目覚めよう』 (マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン 著)
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』 (マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン 著)
この本は、自己啓発書の中でも 「読んで本当に良かった」 と思った一冊。
私たちは小さい頃から 「欠点は改善しなさい、短所は直しなさい」 と言われ続け、
長所よりも短所に目がいくように教育されている気がします。
でも、もっともっと長所を伸ばすべきだ というのが本書の主張。
そういえば、先日斉藤一人さんの講演に行った時も、
「短所は頑張って直しても、人並みにしかならない。
でも、長所を磨いたらものすごい才能になる。
だから、短所はいいから長所をどんどん磨きなさい」
とおっしゃっていました。
日本人はなかなか長所を認めるのが苦手のようですが、
長所を生かすと物事がもっとスムーズに進んでいくようです。
この本のカバー裏に印字されてるIDを使って、「ストレングス ファインダー」 という
自分の長所を判定してくれるテストも受けられます。
私も受けてみて、 「へぇ~!」 と関心しっぱなしでした。
きっと、これからの生き方や仕事の仕方が変わるきっかけになるかもしれません。
オススメです。
●赤線を引いた箇所●
・人の才能は一人ひとり独自のものであり、永続的なものである。
・成長の可能性を最も多く秘めているのは、一人ひとりが一番の強みとして持っている分野である。
・ウォーレン・バフェットが仕事をこよなく愛し、世界一の投資家という名声が得られるまでになったのは、
自らの強みを活かす道を切り開く才能があったからだ。
彼自身もそう信じている。
・ウォーレン・バフェットは、弱点を克服することに重きを置かなかった。
(中略)
最も強力な自らの特徴を特定し、教育と経験によってその特徴を補強し、
それを今日だれもが認める最も大きな強みに成長させたのである。
・才能とは、「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、
何かを生み出す力を持つ資質」 である。
・外界からどれほど抑圧されていても、その強力な回路はその人に気付いてもらえるよう
常に訴え続けている。
自分の才能を本気で見つけたいなら、耳をすましてその声をとらえてほしい。
・「偽りの切望」 に心を奪われてしまうと、真の切望の声が聞こえなくなってしまう。
・どんな分野であれ、必要な技術を習得するのが早ければ、その分野を
さらに追求すべきだ。
・無意識の反応、切望、修得の早さ、満足感、これらはいずれも才能のありかを
突き止めるための手がかりだ。
これらの手がかりが語りかける声に耳をすましてほしい。
・才能を突き止める最善の方法は、先に挙げた4つの手がかりを最大限利用して、
自らの行動と感情を長期にわたってとくと見つめることだ。
・ストレングス・ファインダー(才能を判定するテスト)の目的は、強みになりうる
最もすぐれた潜在能力の源泉を見つけること。
・強みというものはあまりに身近な存在なので、人はことさら注意して
見ようとしないのである。
・人はみな才能に関わる弱点に対処する独自のサポートシステムを自然と
身に着けているのではないだろうか。
・実際にはする必要のないことをしようとして、時間も信用も尊敬も
失うというのはよくあることだ。
017. 『疲れをためない生き方』 (安保 徹・著)
『疲れをためない生き方―もっとタフになるための免疫力講座』 (安保 徹・著)
安保先生の本は、主に 「免疫力」 に書かれたものが多く、病気に関することと
一緒に書かれることが多いようですが、この本は 「病気」 ではなく 「疲れ」 に
焦点を当てて書かれた一冊です。
”便利さが新しい疲れと病気を生み出している”
という著者の指摘は、医学を勉強していない私でも 「きっとそうなんだろうなぁ」 と
思います。
だからこそ、きちんと体の仕組みを知り、自分自身で体調管理をしながら
楽しく仕事をしたり、心地良く暮らして生きたいものです。
●メモを取った箇所●
・仕事やストレスなどで緊張が続くと、交感神経が優位になる。
すると、白血球中の顆粒球の数が多くなり、増えすぎると外敵と戦うだけでなく
体の中で重要な役割を担っている常在菌とも戦い始める。
また、顆粒球は古くなって死んだ細胞も食べるが、増えすぎると正常細胞まで
攻撃し始める。
こうして体のあちこちで化膿性の炎症(にきび、おでき、急性肺炎、急性虫垂炎、扁桃炎など)
がおこる。
さらに、顆粒球が増えると、粘膜上で顆粒球が役目を終える時に発生する
活性酸素の量も増え、さらに体温も下がって酵素の働きも悪くなり、
血流も滞って新陳代謝の働きが弱まる。
こうして修復がおいつかなくなり、活性酸素による組織の老化が起き始める。
(しみ、しわ、動脈硬化など)
逆に副交感神経優位が続くと、リンパ球の方が多くなり、花粉やホコリなど
通常外敵とみなさないものまで過剰に反応し始め、アレルギー性の疾患が発症する。
(ぜんそく、アトピー、花粉症など)
・適度に交感神経を刺激し、その後は副交感神経優位の状態の休みを入れる
というメリハリのきいた生活が理想
・大きな視点で体を見つめる
・「疲れない生き方」 ではなく、「疲れをためない生き方」 の実践を。
016. 『体を温めて病気を治す3分体操』 (石原結實・著)
『石原結實の体を温めて病気を治す3分体操』 (石原結實・著)
免疫力関係の本を何冊か読み、もっと具体的に体を温める方法を・・・
と思い手にした一冊です。
体操だけではなく、体を温めるとなぜ良いか、ということも
医学の知識がない人にもわかりやすく書いてあり、
改めて 「体温を上げることって大切なんだ」 ということがわかりました。
どの病気にはどんな体操が良い、という具体例まで書かれていて、
大変参考になります。
また、自家製薬湯の作り方や自家製湿布の作り方など、
具体的な例が盛りだくさんで、何度も手にとって参考にさせていただくことになりそうです。
特に冷え性の女性は、体温が1度下がると免疫力が30%下がるそうなので、
体を温めるために参考にしてみてください。