「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」をみて  現実に通じる物語に居ずまいを正す気持ちがした | すずきともこの安心感を育て人生を楽しむブログ

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大人も、かつては 子どもだった。
世界の謎は、子ども時代にある!そのヒミツを描いていきます~♡

こんにちは。

 

 

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観ました。

 

 

いやー、むごい…。

でも、これは現実に近い話だと思うのです。

 

そして、妖怪より人間のほうが怖いのだった。

 

 

 

 

公式サイト…

 

 

 

 

 

黄色い花あらすじ

 

 

第二次世界大戦が終わって、約11年後の日本。

銀行勤めの若い男性、水木(水木しげるではない)は、仕事をがんばり、出世したいと思っていた。

 

そこで、取引のある大きな製薬会社の社長に付いて、政財界の有力者、龍賀一族が住む村を訪ねる。龍賀一族の当主が他界し、その葬儀に参加するために。一族の間では、誰が後継者になるか?混乱が起きていた。一族の人たちの欲望が渦巻き、事件が起きる。

 

古い因習が今も続く村で、水木は惨劇を見ることになる。

いったい、何が起きていたのか?

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

星お話はむごいですが、尊厳を感じました。

大切なことが描かれた、本気の、真摯な作品だと思いました。

 

 

鬼太郎のお父さんの若い頃が出てくる。

お父さんのふるまいがカッコいいです。

 

鬼太郎のお父さんも、水木さんも、むごい世界で優しい心を失わずに大健闘する姿が胸を打ちました。

 

 

 

ただ、かなり流血シーンもあるし、いろいろな意味で残酷なシーンもある。子どもにはおすすめできないと思う。

 

大画面で音付きで、カラーの動画で見るのはインパクト強い。こわいときは途中で見るのをやめて退出も可能だけど、子どもはうまく言えないことがあるかもしれない。

 

 

でも、私は子どものころ残酷なシーンのあるデビルマンも読んでたし、カムイ伝が愛読書だったけど…。(白黒でマンガの静止画だったのでその点は少しソフトだった)(こわいときはページをめくる手を止めることができる)(止めなかったけど)

 

私の場合は、DV家庭で育ったから、過酷な現実を描いた話でなければ心に響かなかったのだ。ふわふわした話、生やさしい話には関心が持てなかった。過酷な話を繰り返し読み、「どうしてこういうことが起きるのだろうか」「どうしたらいいのだろうか」「人間て、何だろう」と何度も何度も考えていた。 

 

 

 

妖怪が出てくるストーリーだし作り話だけど、リアルに感じた。胸に迫るお話だった。

 

 

「こういうこと、実際にあるなあ」と思ったのだ。

 

 

 

・目的のためには手段を選ばない。

・その目的とは、富と権力。

 

 

現実でも、今も戦争が起こされている。

兵器は驚くほど高額であり、莫大な利益を生む商売だから。ごく一部の人が富と権力を得られる。そのために多くの人々が殺されたり傷つけられたりしている。

 

 

・武器ビジネス

 

 

 

 

・人は消耗品として扱われる。

・自分と違う民族には何をしてもよい。

 

 

 

今も、民族差別や人種差別がある。

戦争も有色人種の国で起こされることが多い。

 

 

 

・女性と子どもには何をしてもよい。

 

 

 

現実にも、女性や子どもは「ひとりの人間」として扱われず、不当な目にあわされていることが多い。

戦争では性暴力が驚くほど多く、組織的な性暴力まである。今もコンゴなどで行われている。

 

 

・組織的な性暴力を受けた女性を治療する

 

・組織的な性暴力を告発する

 

 

・組織的な性暴力に立ち向かう

 

 

・子どもを搾取する

 

 

 

 

 

また、第二次世界大戦中に人体実験をした731部隊や、その情報をもとに作られたと言われている製薬会社の話を思い出した。

 

・731部隊のニュース

 

 

 

 

そして、主人公の水木さんは戦争で生き残って日本に帰ってきた人だった。だから、スーツ姿でサラリーマンをしていても、銃の使い方を知っている。そのことにハッとした。殺し方を教わってきた人なのだ。殺し、殺される現場にいたのだ。

 

水木さんの戦争体験の回想シーンも出てくる。そこでは、「死ななかった」ことを責められていた。

 

 

 

「ゲゲゲの鬼太郎」原作者の水木しげるさんは戦争体験を書き残している。ご著書に「戦地で生き残ったことを軍隊の上官に責められた体験」を書いていた。

 

戦場から生き延びて戻ったら、「なぜ死ななかった?!」「もう一度戦地へ行って、死んでこい!」と怒られたのだそうだ。「よく戻ってきた、ともにがんばろう」と迎えられたりはしなかったのだ。

 

また、「日常的に上官にビンタされた」体験も書いていた。水木さんはのんびりしてたから、とくにたくさんビンタされたそうだ。💧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とにかく、死ぬこと」が求められていたのだ。

命は軽く扱われていた。

逆に、命を軽く扱わなければ戦争はできない。

 

 

 

 

そんな戦争の後に、私たちは生きている。

 

むごくて理不尽な体験をした人たちがたくさんいた。

 

その理不尽さの中であがきながら生きてきた人たちが、私たちの上の世代の人たちだ。

 

 

その余波は戦後も続いている。

暴力や支配。性暴力。差別。

 

 

私の父は戦争に行って帰ってきた人で、当たり前のように子どもにビンタしていた。

 

親子でなくても、スポーツ指導のコーチが子どもや若い人を怒鳴ったりたたいたりする話は、今もある。

 

 

 

映画を見ながら、このむごい歴史の後に、私たちは何をするのだろうか?何ができるだろうか?と考えた。

 

あらためて、居ずまいを正す気持ちがしたのだった。

 

 

 

 

 戦争が残した心の傷から回復したり、暴力の習慣をなくしたりしたくて、講座をしている。私自身が当事者であり、体験を通して伝えている。

 

 次世代に少しでも安全な世界を渡していきたい。

 

 

 

 

 

 

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