レストランおいしんぼ  Petit Bon -10ページ目

レストランおいしんぼ  Petit Bon

秋田市八橋本町 けやき通り の
フレンチレストラン“おいしんぼ”のブログ形式のホームページです。

ワイン、食、秋田の日々を綴っています。

2021年<クリスマスディナー>のご案内
本年は12月23日(木)・24日(金)・25日(土)の3日間の日程となっております。

 

 *25日はご予約で満席となっております。

*24日は1席のみ空いております。混雑しております為、恐れ入りますがお席のご用意は19:30以降とさせていただきます。(11月27日現在) 


料金はお一人様 ¥11,000税込
シェフによるおまかせ内容でご用意させていただきます。
(お料理内容は事前にご案内しておりませんので、ご了承下さい。)

 

・・・メニュー構成・・・
◇前菜、スープ、魚料理、肉料理、お口直しのシャーベット、デザート、エスプレッソコーヒー 又は 紅茶、自家製フランスパン付き


◇完全ご予約制にて(前日までに)
・18:00~ 22:00(Close)
*最終ご入店20:00

*アレルギーなどがある方はご予約の際にお申し付け下さい。

 

□個室につきまして

毎日限定一室となっております。

***24日・25日の個室は既にご予約済みでございます***

 

ご利用の際は個室料金としてお一人様プラス¥1,100円(税込)、2名様の場合プラス\2,200円(税込)を頂戴いたします。
~ご希望の方はお早めに~


***ご予約のお時間に関しまして***
・混雑状況により、ご希望のお時間にお席をご用意出来ない場合がございます。
その際はお時間をずらしていただく事もございますので、あらかじめご了承下さい。
お早目のご予約を、お待ちしております。

・2021年11月17日、ワイン会「Bon Vin Club "Special"」の28回目となる例会が開催されました。

テーマ:ボルドー

 

 

①Boizel Brut Reserve

ボワゼル・ブリュット・レゼルヴ

生産地:フランス>シャンパーニュ
生産者:ボワゼル
ぶどう品種:ピノ・ノワール55%、シャルドネ30%、 ピノ・ムニエ15%

 

ボワゼルは1834年にオーギュスト・ボワゼルによって創業され、以来5世代にわたり家族経営を続けています。
 自社畑は持たず、シャンパーニュ全域のクリュからぶどうを買い付け生産しており、大半はグラン・クリュとプルミエ・クリュです。
 土壌や気候から来る繊細なアロマを最大限に発揮できるようにし、キュヴェをブレンドする際に重要視しする事はバランスであり、瓶詰めまでにもじっくり時間をかけ、瓶内熟成は最低3年以上行います。
 明るい黄金がかった麦わら色で、繊細な泡が立ち上り、柑橘系の香りとトースト香もほのかに感じられ、キリッとした酸味の中にしっかりとした厚みも感じられます。豊かな味わいが持続し、コクのある余韻長い余韻がもたらされます。
 ボワゼルは、サスペンスの神様と称賛される映画の名監督「アルフレッド・ヒッチコック」が愛したシャンパーニュとして知られ、ゴーミヨ誌での4つ星、ワイン評論家のヒュー・ジョンソンによる3つ星等の高い評価を得ています。

 

②Chateau de Fieuzal Blanc 2009
シャトー・ド・フューザル・ブラン

生産地:フランス>ボルドー>グラーヴ>ペサック・レオニャン
生産者:シャトー・ド・フューザル
ぶどう品種:ソーヴィニョン・ブラン70% セミヨン30%

 

300年以上の歴史を持つシャトー・ド・フューザルは、ボルドーのペサック・レオニャン地区に位置し、ドメーヌ・ド・シュヴァリエやマラルティク・ラグラヴィエール等とともにこの地域を代表するシャトーとして知られています。
 フランス革命期にはド・フューザル候が所有し、現在のシャトー名となりました。1959年制定のグラーヴ格付けでは赤ワインが認定され、その地位は確実なものになります。
 白ワインは格付けこそされていませんが、品質の高さからボルドーの白の中ではトップクラスとの評価を受けています。
 熟成により黄金色がかった外観で、柑橘系の香りに、はちみつやパ完熟したイナップル、クリーミーな樽の香りが複雑に絡み合います。
 しっかりとした骨格と重みを感じさせ、味わいには奥行きが感じられ、長く続くリッチな余韻は、バニラやローストしたナッツの様な香ばしさも感じられます。

 

③Chateau La Tour Carnet 2009
シャトー・ラ・トゥール・カルネ

生産地:フランス>ボルドー>オー・メドック>
生産者:シャトー・ラ・トゥール・カルネ
ぶどう品種:メルロー62%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3%

 

1855年のメドック格付け制定の際には第4級に選出されましたが、その後ヨーロッパ中に広がったフィロキセラにより、ぶどう畑は壊滅的な被害を受けてしまいました。
 1962年当時、破綻寸前であったこのシャトーを買収したのが運輸業で財を成していたリプシッツ家であり、ぶどうの樹の植え替え、旧式であった醸造施設の刷新を図るなど積極的な改革を行いました。また、当時シャトー・マルゴーを所有していたジネステ家の技術支援も受け、シャトーの名声を取り戻していきました。
 2000年にはパプ・クレマンなど複数のシャトーを所有するベルナール・マグレ氏が所有者となり、コンサルタントにはミシェル・ロランを迎え、ほとんどのヴィンテージでパーカーポイント90点以上を獲得するほどの、非常に高いクオリティを誇るようになりました。
 カシス、ブラックベリーのような黒い果実の香りと、メルロー由来の濃厚な果実味とオークのニュアンスが感じられ、華やかで複雑味があり、きれいな余韻が長く持続します。

 

④Chateau Pontet-Canet 2007
シャトー・ポンテ・カネ

生産地:フランス>ボルドー>オー・メドック>ポイヤック
生産者:シャトー・ポンテ・カネ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、 メルロー25%、カベルネ・フラン4%、 プティ・ヴェルド1%

 

ポンテ・カネは、メドックの総督であるジャン・フランソワ・ドゥ・ポンテがポイヤックの複数の畑の区画を18世紀初頭に統合し、数年後、彼の後継者が「カネ」という名前の場所の近隣にぶどうの樹を追加したことから始まりました。
 1970年代前半まで低迷期が続きましたが、1975年にオーナーが現在のテスロン家に代わってから状況は一変します。老朽化していた醸造設備を一新、選果台や木製発酵樽の導入などにより、ワインのクオリティは格段に上昇します。
 ボルドーの格付けシャトーの中で最も広い畑となっており、畑はムートンの南隣と好立地で、当時の格付けは5級ですが、近年では1級シャトーに迫ると評価される程です。
 熟したプラム、クレーム・ド・カシスの香りに、トリュフや黒コショウなどスパイシーなニュアンスも感じられます。凝縮して濃厚でありながら、非常になめらかなタンニンが心地よく、美しく豊かな余韻が続きます。
 当ヴィンテージは94点のパーカーポイントを獲得しています。

 

⑤Chateau Monbousquet 2008
シャトー・モンブスケ

生産地:フランス>ボルドー>サン・テミリオン
生産者:シャトー・モンブスケ
ぶどう品種:メルロー60%、カベルネ・フラン30%、
      カベルネ・ソーヴィニョン10%

 

シャトー・モンブスケの起源は1540年に遡り、数々の所有者が土地を継承し、19世紀後半には畑は現在の広さまで拡張され、近辺で最も広い規模のシャトーの一つとなりました。
 1993年にジェラール・ペルス氏(シャトー・パヴィも所有)が購入、畑から醸造までの生産工程を革新して品質向上に取り組み、2006年にはグラン・クリュ・クラッセに昇格し、サン・テミリオンのスターの一つとなりました。
 パーカーは「1993年以降はメドックの第三級または第四級に相当する品質」と評価しています。
 カシス、ブラックベリーなどの黒い果実、そして、インク、スパイス、タバコのような複雑なアロマが感じられます。
 重厚ながら滑らかなタンニンが印象的で、シルキーな口当たりと長い余韻がもたらされます。

 

⑥Chateau Mouton Rothschild 2004   
シャトー・ムートン・ロートシルト

生産地:フランス>ボルドー>ポイヤック>オー・メドック
生産者:シャトー・ムートン・ロートシルト
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン69%、メルロー15%、カベルネ・フラン13%、プティ・ヴェルド3%

 

今や5大シャトーの一角を担うムートンですが、ロスチャイルド家がこのシャトーを買収したのは、1853年の事でした。
 1855年、パリ万博時に制定のメドックの格付けにおいて、必ず1級を取るであろうと評されていましたが、まさかの2級に格付けされてしまいます。当時の当主であったバロン・フィリップ男爵は「1級にはなれないが2級には甘んじれぬ、ムートンはムートンなり」と言い放ち、1級になるために並々ならぬ努力を重ねました。
 そしてメドック格付けから118年後の1973年、4世代にわたる努力の末、ムートンは悲願の1級昇格を果たします。
 今なおボルドーワインの指針として存在するメドックの格付けは160年以上の歴史を誇りますが、中でただ唯一格付け変更が許されたシャトーが、シャトー・ムートン・ロートです。
1991年には白ワイン「エール・ダルジャン」の生産を、1993年にはセカンドワインである「ル・プティ・ムートン・ド・ロートシルト」の生産を始めました。
その後、国外の著名ワイナリーとのジョイントによるプレミアムワインも積極的に手がけ、カリフォルニアのオーパス・ワン、チリのアルマヴィーヴァなどが代表的です。こうした取り組みで、ムートンの知名度は世界的により一層高まることとなりました。
 ムートンのオリジナリティと言えるのはエチケットです。1945年以降毎年、巨匠美術家により制作された特別な絵画作品が記載されており、ワインコレクターのみならず美術コレクターからも注目されています。
 1979ヴィンテージは、日本人として初めて堂本尚郎氏がムートンのラベルを描きました。
 2004年のムートンのラベルを描いたのは、次期英国王のチャールズ皇太子です。南フランスの風景画だそうですが、これは英仏協商100周年を記念して依頼したそうです。
 ボルドーはその昔英国の領地であり、またこの地の赤ワインを輸出し、フランス人よりも早く好んで飲んでいた頃から現在のイギリスとは切っても切れない関係です。ムートンはまた、創始者であり現在それを継ぐ家計が英国系のロスチャイルド家である事からも英国とは深いつながりを持ち、ムートンは英国とフランスの友好にも一役買っていると言えます。
 2003年にはブラネール・デュクリュからヘッドハンティングしたフィリップ・ダルーアン氏を最高位醸造責任者に据え(現在は引退済み)更なる品質の向上に努めました。
 熟した黒系の果実、茸、湿った土、僅かにタバコのニュアンスを含むキャラメルのような香りがあり、緻密で滑らかなタンニンは果実に溶け込み、酸味も全体感の中にバランス良く存在しています。果実の風味も甘く柔らかく、複雑味と絶妙に調和して、淡く長い余韻へと続きます。






 

 

日頃はご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
12月のワイン会の日程をご案内させていただきます。


<Bon Vin Club 157th>
開催日時:2021年12月2日(木) 19:00~
テーマ:ニューワールド

会費:お一人様 \11,000(税込)
*ご予約締切日:11月22日(月)

□内容

・ワイン5~6銘柄程(飲み放題ではございません)

・前菜・魚料理・肉料理・自家製フランスパン付き

 

*当店は「秋田県新型コロナウイルス感染防止対策飲食店認証制度」 認証店となっており、万全な感染防止対策を講じながら営業しております。

 

*ソーシャル・ディスタンス確保の為、通常より少ない定員での開催とし、定員になり次第、締切とさせていただきます。

 

*当サイト内ではご予約を承っておりませんので、ご注意ください。

ご予約のお電話番号:018-864-1072まで


備考・注意事項:完全予約制、当日キャンセルの場合は会費の全額を、前日キャンセルの場合は会費の50%を申し受けます。

皆様のご予約をお待ちしております。

 

 

・2021年11月4日(木)、ワイン会「Bon Vin Club」の156回目となる例会が開催されました。

テーマ:イタリア

 

 

①Rotari Brut ロータリ・ブリュット

生産地:イタリア>トレンティーノ=アルト・アディジェ州
生産者:ロータリ

ぶどう品種:シャルドネ

 

1977年にアルプス山脈を構えるイタリア北部トレンティーノ地方に設立されたロータリは、高品質なスプマンテを造る新進気鋭の生産者です。
 厳選された自社ぶどうを100%使用し、徹底した品質管理を行い、栽培からワインの出荷まで優秀なスタッフにより丁寧な作業が行われており、年間生産量は約300万本です。
 特にアメリカ・ドイツでの人気が高く、現在57カ国余りへ輸出されており、ワイン専門誌での注目も高くワイン・ジャーナリストからの賞賛と、数々のワイン・コンテストで最高賞を獲得しています。
 ロータリ・ブリュットはシャルドネを100%使用し、二次発酵を経て24ヶ月の瓶内熟成後に出荷されます。
 黄色いフルーツやリンゴ、柑橘系のアロマにトーストやナッツの香りが加わることにより、エレガントで複雑な印象を与えます。上品な酸と豊かな果実味が旨味を伴い、フレッシュ感たっぷりの味わいがもたらされます。

 

②LUNA Conti Zecca 2019
ルナ・コンティ・ゼッカ

生産地:イタリア>プーリア

生産者:コンティ・ゼッカ
ぶどう品種:マルヴァジーア・ビアンカ50%、シャルドネ50%

 

ゼッカ家は、プーリア州サレント半島に昔から侯爵家として門を構え、ワイン造りにおいては500年以上の歴史を誇ります。
 この地ならではの土着品種の個性を最大限に活かしたワインを造っています。広大な自社畑で出来た高品質なぶどうは、プーリアでもトップ・クラスと評されるワインを生み出し、多くのファンを魅了しています。
 また、ガンベロ・ロッソ誌で最高評価を獲得するワイナリーの常連となっており、大量消費ワインの生産地から高品質のプレミアムワインを産み出す地域へと着実に変貌を遂げつつあるプーリアにおいて、コンティ・ゼッカはまさに次世代のリーダーとなる存在とされています。
 ルナはオーク樽での主発酵後にマロラクティック発酵を行い、樽内(新樽比率50%)と瓶内を併せて9か月以上の熟成後に出荷されます。
 輝きのある黄金色で、バナナやジューシーなパイナップル、バニラやナッツの香りも存在し、ボリュームのある味わいにきりっとしたミネラルも感じられます。柑橘果実の酸味が心地よく、長い余韻が持続します。

 

③Sidereus Provinco Italia 2016
シデレウス・プロヴィンコ・イタリア
生産地:イタリア>トスカーナ
生産者:プロヴィンコ
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ、メルロー、シラー

 

プロヴィンコは本拠地をトレンティーノ州に構え、1970年代に醸造家の協同組合としてスタートしました。「品質第一」を目標にイタリア各地の上質なぶどうやワインを探し求め、高品質のワインをプロデュースしてきました。現在はワインの専門家や販売のプロによって運営されており、世界20か国以上に輸出されています。
 世界のマーケットのニーズに対応すべく、ヴェネト州、トスカーナ州、シチリア州をはじめイタリアの主要な産地でワイン造りを行っていますが、造られる多くのワインは「ルカ・マローニ」等で常に高評価を得ています。
 ワイン名は、天文学者ガリレオ・ガリレイの著書シデレウスから名づけられており、ラベルに描かれた天体の世界観はその美しさ、明るさ、輝き、大きさ、荘厳さを表現しており、満点の星空がラべルに描写されています。
 スミレや熟したプラム、赤スグリの香りにスパイスの香りがほのかに広がり、凝縮されたしっかりとした果実味を酸味が支え、バランスの良い味わいとなっています。ルカ・マローニにおいて96点を獲得しています。

 

④Collezione Cinquanta +4 San Marzano
コレッツィオーネ・チンクアンタ+4・サン・マルツァーノ 

生産地:イタリア>プーリア
生産者:サン・マルツァーノ
ぶどう品種:プリミティーヴォ50%(2016年産)、ネグロ・アマーロ50%(2017年産)

 

1962年創業のサン・マルツァーノは、東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリーであり、現在は1,200以上の栽培農家を抱える造り手です。
 熟練の栽培家らの手によって造られるぶどうは、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したもので、革新的な醸造技術によってぶどうとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
 コレッツィオーネ・チンクアンタは、同ワイナリーの50周年を記念して造られ始めた特別なワインです。
 濃い赤紫色で、濃縮感のある黒系の果実、樽香、柔らかいスパイスのような香りがあり、厚みのある果実味と丸みあるタンニンと程よい酸味がバランスよく調和しています。
 力強さを感じさせるボディながら、滑らかで甘みを伴う長い余韻がもたらされます。

 

⑤La Spinetta Barbera d'Asti Superiore 2000
ラ・スピネッタ・バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ

生産地:イタリア>ピエモンテ  生産者:ラ・スピネッタ
ぶどう品種:バルベーラ

 

ガヤの後継者と言われる程高い評価を得ているラ・スピネッタは、ピエモンテ州1977年に設立されました。
 70年代後半にリリースしたモスカート・ダスティ2種がイタリアで初めてのシングル・ヴィンヤードのモスカートとして話題となり、世界中のレストランやワイン評論家から高い評価を得たことで、その名声は一気に広がります。
 オーナー兼醸造家であるジョルジョ・リヴェッティ氏は、独自の哲学と信念のもと、その後も土着品種のワイン醸造を次々と進め、ピエモンテ州を代表する赤ワイン、バルベーラ、バルバレスコでも成功を収めます。2000年にはバローロD.O.C.G.エリアに8haの畑を購入、そして同社初のバローロ「カンペ」を醸造し、ガンベロロッソ等で高評価を得ています。
 樹齢50年のバルベーラを新樽で12ヶ月熟成後、数ヶ月の瓶熟成を経て出荷されます。
 完熟したカシスやアメリカンチェリー、バニラのような香り、そして甘い果実の凝縮感があります。酸は穏やかに、タンニンは柔らかく滑らかになっていますが、ボリュームの大きさが感じられ持続性のある余韻へと続きます。
 パーカーは93点を付けています。

 

⑥Tenuta Caparzo Brunello di Montalcino 1993

テヌータ・カパルツォ・ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

生産地:イタリア>トスカーナ
生産者:テヌータ・カパルツォ
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ

 

古代の地図に書かれていた、“Ca’Pazzo”(イタリア語で「夢中になる」)という地名が語源と言われるカパルツォは、1960年代終わりにトスカーナとワインを愛する友人グループ(生産者や瓶詰め業者の集まり)が、モンタルチーノの荒廃した土地を購入したことから始まりました。彼らの努力により、ブルネッロ市場へ進出することに成功しました。 
 はじめての醸造から30年余りが過ぎ、1998年にエリザベッタ・ニューディ・アンジェリーニがカパルツォを購入したことが転機となり、彼女はすぐに伝統と近代的技術を融合した高品質ワイン造りを実施し、素晴らしいテロワールを反映したワインが造られるようになりました。
 エッジ部分にオレンジがかった濃いめのルビーカラーで、ブルーベリー、カシス、バラ、コーヒー、ヴァニラのような香りで、滑らかで柔らかい果実味と伸びのあるしなやかな酸味が高次元でバランス良く調和しています。非常にスムースなタンニンが口中に広がり、上品で優雅さが感じられるテイストで、複雑性のある奥深いフレーヴァーを伴う余韻が長く持続します。


 


 

2021年<クリスマスディナー>のご案内
本年は12月23日(木)・24日(金)・25日(土)の3日間の日程となっております。
料金はお一人様 ¥11,000税込
シェフによるおまかせ内容でご用意させていただきます。
(お料理内容は事前にご案内しておりませんので、ご了承下さい。)

 

・・・メニュー構成・・・
◇前菜、スープ、魚料理、肉料理、お口直しのシャーベット、デザート、エスプレッソコーヒー 又は 紅茶、自家製フランスパン付き


◇完全ご予約制にて(前日までに)
・18:00~ 22:00(Close)
*最終ご入店20:00

*アレルギーなどがある方はご予約の際にお申し付け下さい。

 

□個室につきまして

毎日限定一室となっております。

***24日・25日の個室は既にご予約済みでございます***

 

ご利用の際は個室料金としてお一人様プラス¥1,100円(税込)、2名様の場合プラス\2,200円(税込)を頂戴いたします。
~ご希望の方はお早めに~


***ご予約のお時間に関しまして***
・混雑状況により、ご希望のお時間にお席をご用意出来ない場合がございます。
その際はお時間をずらしていただく事もございますので、あらかじめご了承下さい。
お早目のご予約を、お待ちしております。

・2021年10月14日(木)、ワイン会「Bon Vin Club」の155回目となる例会が開催されました。

テーマ:第三世界2

 

 

①Navarro Correas Extra Brut
ナバロ・コレアス・エクストラ・ブリュット

生産地:アルゼンチン>メンドーサ
生産者:ナバロ・コレアス

 

ぶどう品種:シャルドネ80%、ピノ・ノワール20% ナバロ・コレアスは、メンドーサの最初の総督の一人であるドン・ファン・デ・ディオス・コレラス氏が設立した、歴史あるワイナリーです。
 1990年よりスパークリングワインの醸造を開始し、1996年より世界をリードする飲料品グループディアジオの傘下に入りました。
ぶどう栽培地のウコ・ヴァレーの標高は1150m以上であり、昼夜の寒暖差が大きく、アロマ豊かで酸の乗った素晴しいぶどうが栽培されます。また、ワイナリーでは地域環境を考慮し、水の再利用、廃棄量やエネルギー使用の最小化に努めています。
 黄桃や柑橘類、ラズベリー、イーストなどの心地よい香りが漂います。
 シャルドネの爽やかさがあり、ピノ・ノワールの豊かな果実味が加わることにより、ふくらみと厚みも感じられます。エレガントでバランスに優れ、きれいな余韻が持続します。
 イタリアのコンペティションにおいて、世界のトップスパークリング15の一つに選ばれるなど高い評価を獲得しています。

 

②Toso Estate Cahrdonnay 2019
トソ・エステート・シャルドネ

生産地:アルゼンチン>メンドーサ 
生産者:ボデガス・ヴィニャード・パスカル・トソ
ぶどう品種:シャルドネ


アルゼンチンで最も古く、最も名声の高いワイナリーの一つである「ボデガス・ヴィニャード・パスカル・トソ」は、1880年夏、パスカル・トソ氏が彼の出生地である、イタリアのピエモンテ・カナル・ダルバを離れ、アルゼンチンに移住したことから始まりました。
 アルゼンチンに到着後、間もなくメンドーサに居を構え輸入事業に従事しますが、彼はすぐにその地域のぶどうの品質に気づき、メンドーサでのワイン生産には有望な未来があると確信しました。
 現在では100年以上の歴史と献身を持つワイナリーとして、アルゼンチンのワイン界の重要なポジションに置かれています。2001年からは元オ-パスワンの醸造チームのリーダーである、天才醸造家ポール・ホッブス氏をコンサルタントに迎え、更なる品質向上を図っています。
 ゴールドカラーの外観で、熟した青リンゴ、パイナップル、マンゴーのアロマが香り、樽由来のヴァニラのニュアンスも加わります。
 凝縮された果実味を生き生きとした酸が引き締め、心地よい長い余韻の後味を持ちます。

 

③Clos Des Fous Pinot Noir Subsollum 2017  
クロ・デ・フ・ピノ・ノワール・スブソルム

生産地:チリ 

生産者:クロ・デ・フ
ぶどう品種:ピノ・ノワール

 

クロ・デ・フのオーナーであるペドロ・パッラ氏は「良質なワインを造り出すにはテロワールを知らなければならない」と、チリワインに初めて本当の意味でのテロワールの概念を持ち込み、数々のスーパープレミアム・チリワインを成功させてきた、世界が注目するテロワリストです。
 クロ・デ・フの目指すワインとは、いつ飲んでも岩・石を感じるテロワールを素直に表現した、これまでにはないワインです。これを実現させる為、究極の土地を求めて長い年月をかけて畑にふさわしい土地を探し、ようやくたどり着いた理想の畑は、一般的なぶどう畑とは異なり岩の多い斜面に位置します。
 地層の深いところにも小さい根が伸びており、台地の下にある複雑に形成された土壌、様々な種類の岩と形状などがワインに複雑味を与える要因となっています。
 スブソルムは、異なる2つの土壌のピノ・ノワールをブレンドして造られます。赤みのあるルビーカラーで、赤系果実のアロマを主に紫色の花や胡椒などのスパイスのニュアンスも感じられます。
いきいきとした酸味や豊かな果実味は綺麗に整い、口中には丸みのあるタンニンが優しく広がります。

 

④Torbreck The Steading 2001
トルブレック・ザ・ステディング

生産地:オーストラリア>バロッサ・ヴァレー
生産者:トルブレック
ぶどう品種:グルナッシュ60%、シラー20%、ムールヴェドル20%

 

オーナーであるデイヴィット・パウエル氏は、ローヌワイン(ポール・ジャブレ・エネのエルミタージュ・ラ・シャペルとシャーヴのエルミタージュ)の影響を受け、親戚にワイナリーを所有している人がいたものの、全て独学でワインを学び、1994年からワインを造り始めました。

 現在、オーストラリアにおけるローヌ・スタイルの傑作ワインを生み出す天才醸造家として、その名は非常に広く知れ渡っており、ロバート・パーカーは「デイヴィッド・パウエル氏は、間違いなく世界で最も素晴しいワインの造り手の一人である」と絶賛しています。
 ザ・ステディングはフレンチ・オークとアメリカン・オークの300リットルの古樽で18ヶ月熟成させて造られます。 
 熟した黒い果実、紅茶、タバコ、土、西洋杉、胡椒などの様々な香りが複雑に交錯します。深みのある果実味に、しっかりとした酸としなやかで熟れたタンニンが溶け込んでいます。バランスに優れ、繊細さとエレガンスも感じさせ、上級なフランスワインに相通じるものがあります。

 

⑤Cousino Macul Antiguas Reservas Special Selection Cabernet Sauvignon 2000
コウシーニョ・マクル・アンティグアス・レセルヴァス・スペシャル・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン

生産地:チリ>マイポ・ヴァレー

生産者:コウシーニョ家
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

 

コウシーニョ・マクルは、創立150年以上を誇るチリを代表するワインメーカーです。創業者が1856年にサンチャゴ郊外のマクル村を拠点にワイン造りを始め、その後、6代にわたりファミリーによる堅実な経営を続けています。
 1863年にボルドーからカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ソーヴィニヨン・ブランの苗木を、さらにブルゴーニュからシャルドネの苗木を持ち帰り、現在も自社農園のぶどうのみを使い醸造しています。

 醸造責任者はムートンやオーパスワンの醸造部門の責任者を務め、アルマヴィーヴァを成功へ導いたことで有名な「パスカル・マーティ氏」です。
 ワインはフレンチオーク新樽による熟成後、長期の瓶熟成を行い造られます。
チェリー、プラム、いちじくなど黒系果実の香りに、黒コショウやタバコ、なめし皮、キャラメル、トーストなどのスパイシーでウッディーなニュアンスが加わります。カベルネ・ソーヴィニヨンのエレガンスが引き立っており、しっかりとしたボディー、よく熟した柔らかいタンニンが感じられる複雑で豊かな味わいであり、余韻は長く持続します。

 

⑥SENA 1997

セーニャ

生産地:チリ>アコンカグア・ヴァレー
生産者:エラスリス&ロバート・モンダヴィ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン84%、カルメネール16% 

 

セーニャは140年の歴史を誇るチリの名門エラスリスと、カリフォルニアのロバート・モンダヴィが共同で造り上げたワインであり、チリのスーパープレミアムワインの道を切り開いた先駆者と言われています。
 2004年にヨーロッパ中の著名なワイン・ジャーナリストを招き、ベルリンにて行われたブラインド・ティスティングにおいて、ボルドーの1級シャトーを3銘柄とも下し、その名声をヨーロッパ中に轟かせ、これまでのチリワインの安価でカジュアルというイメージを見事に覆しました。
 色調は濃いめのガーネットであり、薔薇や西洋杉、タバコ、チョコレートやバニラを彷彿とさせる樽香など、非常に複雑なアロマを放ちます。ブラックベリー、完熟したプラムのような凝縮された果実味と、きめ細やかながらしっかりとしたタンニンの調和が見られ、長く持続する余韻にはエレガントさを感じることもできます。
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2004年1月23日開催ベルリン・テイスティングの結果

1位:ヴィニエド・チャドウィック2000

2位:セーニャ2001
3位:Ch・ラフィット・ロートシルト2000
4位:Ch・マルゴー2001

同点4位:セーニャ2000
6位:ヴィニエド・チャドウィック2001
同点6位:Ch・マルゴー2000

同点6位:Ch・ラトゥール2000
9位:ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ2001 
10位:Ch・ラトゥール2001

同点10位:ソライア2000 

 

・2021年9月30日(木)、ワイン会「Bon Vin Club "Special"」の27回目となる例会が開催されました。

テーマ:アメリカ

 

 

 

Roederer Estate ロデレール・エステート

 

ロデレール・エステートは、1776年設立の老舗シャンパーニュ・メゾン、そして三ツ星生産者であるルイ・ロデレールによってカリフォルニアに立ち上げられました。
 同社は大手メゾンには珍しく、自社畑を多く所有し「手仕事の芸術品」と称される丁寧なシャンパーニュ造りを守り続けている、稀有なメゾンです。
 カリフォルニアの地でも伝統に忠実かつ、メゾンの持つノウハウを結集させ、ハイクオリティなスパークリングワインを生産しています。

 

①&②共通・・・生産地:アメリカ>カリフォルニア 生産者:ロデレール・エステート

 

①Roederer Estate Quartet Anderson Valley Brut
ロデレール・エステート・カルテット・アンダーソン・ヴァレー・ブリュット

ぶどう品種:シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%

 

スパークリング・ワインを造るのに理想的な気候と土壌を持つ北カリフォルニア、アンダーソン・ヴァレーにある4つ(QUARTET)のエステートのぶどうを用い、ルイ・ロデレールの特徴と言えるリザーヴワインをブレンドして造られます。洋梨やスパイス、ヘーゼルナッツのよう複雑な香りがあり、果実味と酸味のバランスが秀逸です。クリーミーながらもフレッシュでエレガントな味わいです。

 

②Roederer Estate Quartet Anderson Valley Brut Rose
ロデレール・エステート・カルテット・アンダーソン・ヴァレー・ブリュット・ロゼ

ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%
 

ブリュットと同様に、4つ(QUARTET)のエステートのぶどうを用い、リザーヴワインをブレンドして造られます。高いシャルドネの配合率が上品さと厳格さを与え、ピノ・ノワールのデリケートな果実味とうまく調和しています。ボディを感じさせつつ丸みもあり、なめらかな味わいです。

 

③TYLER Santa Barbara County Chardonnay 2014
タイラー・サンタ・バーバラ・カウンティ・シャルドネ

生産地:アメリカ>カリフォルニア>サンタバーバラ
生産者:タイラー

ぶどう品種:シャルドネ

 

2005年に設立された、まだ歴史が浅いタイラーですが、パーカーポイントは軒並み高得点であり、サンタバーバラのレストラン、ワインバー等を中心に非常に人気となっています。
 オーナーでワインメーカーのジャスティン・ウィレットは、サンタバーバラを代表するいま最も注目されている若手ワインメーカーであり、自身の「タイラー」だけでなくコンサルタントとしても高く評価されています。
 エレガントで素直で、そしてピュアなアロマを持ったワインを生産するために、秀逸な畑を選定することはもちろんですが、その中でも古樹のある畑を重視しています。
 ビエンナシードの選ばれた区画とサンタ・リタ・ヒルズの一部の優れた区画のぶどうをブレンドして造られます。
 色調は輝きのあるレモンイエローで、白い花やレモンキャンディのようなニュアンスが
あり、そしてのびやかな酸とリンゴのような果実味が感じられ、バランスが取れており一歩引いているようですが、緻密な造りとなっています。

 

④Zinfandel StampedeClements Hills Ma tre De Chai 2018
ジンファンデル・スタンピード・クレメンツ・ヒルズ・メートル・ド・シェ

生産地:アメリカ>カリフォルニア
生産者:メートル・ド・シェ
ぶどう品種:ジンファンデル他

 

メートル・ド・シェ(フランス語、主にボルドーで醸造責任者を意味する言葉)は、カリフォルニアのナチュール・ムーヴメントを切り開いた先駆者「スコリウム・プロジェクト」のアシスタント・ワインメーカーとして長年活躍したアレックス・ピッツと、ミシュラン三ツ星レストランのメドーウッドでソムリエをしていたマーティン・ウィンターとのタッグにより、2012年にスタートしたブランドです。 2019年には米国の全国紙にて、最も注目すべき醸造家に選ばれ、今最も勢いがある若手コンビです。
 1920年代にスタンピード・ヴィンヤードに植樹されたジンファンデルの樹は現在でも自根です。土壌は風化した花崗(こう)岩で、丘の下を見下ろすと、大昔海底だった部分が確認できます。
 自然な味わいにこだわり、ワインはあくまでも手を加え過ぎず、土着酵母を使い旧樽での発酵後、11ヶ月間熟成させて造られます。
 綺麗な淡い色合いで、果実味と酸味柔らかいタンニンがバランスよく調和しており、ピュアでエレガントで味わいがもたらされ、優しい余韻へと続きます。

 

⑤Anthill Farms Pinot Noir Comptche Ridge Vineyard 2014
アントヒル・ファームズ・ピノ・ノワール・コンプチ・リッジ・ヴィンヤード

ぶどう品種:ピノ・ノワール

生産地:アメリカ>カリフォルニア
生産者:アントヒル・ファームズ 

 

アントヒル・ファームズは、ピノ・ノワールを愛する3人の若者によって共同で立ち上げられました。潤沢な資金はなく、畑も醸造施設も持たず、
設立者は駆け出しの醸造家が3人という前代未聞のワイナリーで、周囲は皆「上手くいくはずがない」と口を揃えていました。
 しかし人々の予想とは裏腹に、初ヴィンテージの2004年から間もなく、彼らのワインは他のカリフォルニアのピノ・ノワールとは一線を画すそのエレガントなキャラクターと高いクオリティで、多くのワイン関係者や愛好家を魅了しました。
 2011年には、ワイン・アンド・スピリッツ誌で、ルフレーヴ、ギガルなどと並び、世界のトップ100ワイナリーのひとつに選ばれています。
 様々なベリーの系果実、ドライフラワー、スパイスなど様々な要素がフローラルな香りから浮かび上がります。
 しなやかな味わいは内なる凝縮感とエネルギーを備え、心地よい緊張感に満ちています。長い余韻にはシルキーなタンニンとほのかなスパイシーさが感じられ、彼らのピノ・ノワールは、上質なブルゴーニュと見紛う優美さと繊細さを備えているとまで言われています。

 

⑥Californio Syrah Hyde De Villaine 2012
カリフォルニオ・シラー・ハイド・ド・ヴィレーヌ

生産地:アメリカ>カリフォルニア>ナパ・ヴァレー
生産者:ハイド・ド・ヴィンヤード&オベール・ド・ヴィレーヌ

ぶどう品種:シラー


ハイド・ド・ヴィレーヌは、DRCの共同経営者のオベール・ド・ヴィレーヌ氏と、カリフォルニアのカーネロス地区でハイド・ヴィンヤード(キスラー、パッツ&ホールなどの優れたワイン・メーカーにぶどうを供給しているトップ・クラスのぶどう生産者)を所有するラリー・ハイド氏が2000年ヴィンテージから共同で取り組んだ、新しい試みです。 
 2002年からはフランス出身の、主にブルゴーニュでワイン造りに携わった若手醸造家がワインメーカーとして参画し、ブルゴーニュテイストを加えたワインへとスタイルを変えていきました。
 約1.2haの畑のシラー(4種のクローン)を一本の枝に一房のみ残すという、徹底した収量制限によりワインに凝縮感を持たせ、さらにフレンチオーク樽100%で17ヶ月間熟成をさせ、無濾過、無清澄で瓶詰めをします。
 深く濃い紫色をしており、ブラックチェリー、カシスなどの黒系果実や胡椒、シナモンなどのスパイス、コーヒー、チョコレート等、多様な香りに溢れています。果実味は凝縮感に富み、融け込んだタンニンは口当たりがまろやかであり、繊細で上質さを感じさせる長い余韻が持続します。

 

⑦M by Michael Mondavi 2006
エム・バイ・マイケル・モンダヴィ

生産地:アメリカ>カリフォルニア>ナパ・ヴァレー
生産者:マイケル・モンダヴィ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

 

あまりにも偉大な、カリフォルニアワインの父と呼ばれるロバート・モンダヴィの長男であるマイケル・モンダヴィ氏ですが、2004年に家族とともに念願のマイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステートを設立しました。

 自身のワイナリーを立ち上げる前は、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーにて、8ヴィンテージのワインを手掛けた後、セールス、マーケティングに関わり、取締役会長も務めました。
 2005年がファーストヴィンテージのMは、モンダヴィ家が1960年代後半から70年代前半に造っていたカベルネを思い起こさせるスタイルで、複雑かつ繊細な点が特徴です。
 ナパ・ヴァレーのアトラス・ピークの頂上に位置する火山岩土壌の15エーカーのシングル・ヴィンヤードのぶどうで造られ、この畑は以前はオーパスワンにも使われていた畑として非常に有名です。
 深みのあるブラックルビーカラーで、黒い果実、バニラ、トースト、オーク香が複雑に混ざり合い、フルボディながらまろやかで柔らかく、コクがあり、熟した果実味のしっかりとした核を持ちます。
がっしりとした、力強くも洗練されたタンニンによって支えられ、余韻の長い後味が持続します。
 パーカーポイントは93点であり、同ヴィンテージのオーパス・ワンと同得点となっています。

 

日頃はご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
10月のワイン会の日程をご案内させていただきます。


<Bon Vin Club 155th>
開催日時:2021年10月14日(木) 19:00~
テーマ:第三世界2
会費:\11,000(税込)
*ご予約締切日:10月4日(月)

 

*当店は「秋田県新型コロナウイルス感染防止対策飲食店認証制度」 認証店
となっており、万全な感染防止対策を講じながら営業しております。

 

*ソーシャル・ディスタンス確保の為、通常より少ない定員での開催とし、定員になり次第、締切とさせていただきます。

 

*当サイト内ではご予約を承っておりませんので、ご注意ください。

ご予約のお電話番号:018-864-1072まで


備考・注意事項:完全予約制、当日キャンセルの場合は会費の全額を、前日キャンセルの場合は会費の50%を申し受けます。

皆様のご予約をお待ちしております。

 

 

・2021年9月16日(木)、ワイン会「Bon Vin Club」の154回目となる例会が開催されました。

テーマ:第三世界

 

 

①Graham Beck Brut

グラハム・ベック・ブリュット

生産地:南アフリカ>ウエスタン・ケープ
生産者:グラハム・ベック・ワインズ
ぶどう品種:シャルドネ51%、ピノ・ノワール49%

 

グラハム・ベックは1983年、良質なピノ・ノワールとシャルドネの産地として有名なロバートソンに農場を購入し、1991年よりシャンパーニュをも凌ぐスパークリングワインを目指し、生産をスタートさせました。
 テロワールにこだわり区画を厳選、抵抗力の高いクローンへの植え替えを行うなど、畑第一主義で取り組んでいます。
 他のケープ産地よりも早くぶどうが成熟することから、熱波の訪れるずっと前に、スパークリングに適した熟度の状態でぶどうを収穫することが可能であり、結果として上質で高い果実味のスパークリングワインを産み出すことができます。
 輝きのある黄金色がかったイエローの外観で、気泡の細かいクリーミーな泡が立ち上り、グレープフルーツ、ライム、リンゴ、白桃、焼いたパン、ナッツ、イースト香が感じられます。膨らみのある、ふくよかな果実味と伸びのある爽やかな酸が奥行きのある味わいを造り、ブリオッシュ、蜂蜜、カスタードクリームのようなまろやかな香りが余韻として長く残ります。
 オバマ元大統領が祝杯を上げる際にこのスパークリングを使用した事で、一躍有名になりました。

 

②Marlborough Premium Sauvignon Blanc Saint Clair 2019
マールボロ・プレミアム・セント・クレア・ソーヴィニヨン・ブラン 

生産者:セント・クレア
生産地:ニュージーランド>マールボロ
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン

 

セント・クレアは、1978年からマールボロでぶどう栽培を手掛けていたイボットソン夫妻が1994年に創業した家族経営のワイナリーです。醸造には2008年9月のロンドン・インターナショナル・ワイン・チャレンジで「白ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、ニュージーランドきっての天才醸造家である「マット・トムソン」が創業時から携わっています。
 マールボロの鍵を握る造り手とも言われるセント・クレアは、2010年、2011年と2年連続でワイン・エステート誌による「ベスト・ニュージーランド・ワイン・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたという、華々しい実績もあります。
 少々緑色がかった、クリアで鮮やかな深みのあるレモン色で、柑橘類、青いハーヴを感じさせる心地よいの爽やかなアロマが漂います。硬質感と厚みのあるミネラル、活き活きとした酸味、旨味を伴う果実味が調和し、フレッシュながら複雑性と奥行き深い味わいを造り上げています。

 

 

③Lapostolle Cuvee Alexandre Merlot 2013
ラポストール・キュヴェ・アレクサンドル・メルロー

生産地:チリ>セントラル・ヴァレー
生産者:ラポストール
ぶどう品種:メルロー85%、カルメネール15%

 

グラン・マルニエを世界的な成功に導いたマルニエ・ラポストール家は、スピリッツやリキュールだけでなく、ロワール・ヴァレーのシャトー・ド・サンセールを何世代にもわたって所有しており、ワイン造りにおいても豊かな経験を持ちます。
 ラポストールは1994年、グラン・マルニエの創設者のひ孫によって創設され、フランスでのワイン造りの経験を活かしながらチリのテロワールを表現しています。また、醸造家には世界的に有名な「ミシェル・ローラン」を迎えています。
 美しいガーネットの外観が見られ、プラム、チェリー、ブラックベリーの熟した果実味と樽熟成に由来するエレガントで甘いスパイス香が見事にバランスしています。
 力強い骨格ながら口当たりは柔らかく、ソフトな酸とあいまって、心地よく長い余韻へ導きます。

 

④Pinot Noir Pisa Terrace Sato Wines 2015
ピノ・ノワール・ピサ・テラス・サトウ・ワインズ

生産地:ニュージーランド>セントラル・オタゴ
生産者:サトウ・ワインズ

ぶどう品種:ピノ・ノワール

 

サトウ・ワインズは2009年、佐藤夫妻によりセントラル・オタゴに設立されました。
 同地はブルゴーニュより冷涼でありつつ強い日差しにより、繊細で程よく酸の乗ったフルボディ
ーのピノ・ノワールが造られます。
 日本の銀行で知り合った夫妻は、転勤先のロンドンで世界のワインに触れ、お互いワイン好きが高じて、いつしか自分たちのワインを造ろうと思い描くようになりました。そして2006年に自分たちのワインを造るべくニュージーランドへ渡り、クライストチャーチのリンカーン大学で栽培・醸造学を学びました。
 その後夫妻はフランス(夫人はフィリップ・パカレ等)、ドイツを中心とする多くのワイナリーで研修を重ね腕を磨いてきました。
 現在では、評論家のジャンシス・ロビンソンが自身の著書でサトウ・ワインズをセントラル・オタゴの代表銘柄として紹介するなど、高い評価を得ています。
 深いガーネット色で、スミレのフローラルな香りが赤い果実とともに華やかに放たれます。ピュアでジューシーな果実味と、艶のある熟したタンニンが調和し、フレッシュで持続的な酸が味わいを引き締めています。

 

⑤CHEVAL des ANDES 2001
シュヴァル・デ・アンデス

生産地:アルゼンチン>メンドーサ
生産者:テラザス・デ・ロス・アンデス&シャトー・シュヴァル・ブラン
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、マルベック40%

 

テラザスはLVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)グループのスティルワインを統括する「エステート&ワインズ」がアルゼンチンに展開するワイナリーであり、設立は1959年です。
 シュヴァル・デ・アンデスは、テラザスとボルドーのサン・テミリオン第一特別級Aの「シャトー・シュヴァル・ブラン」とのジョイントプロジェクトによって生み出されたワインで、シュヴァル・ブランが唯一認めた「シュヴァル」の名を掲げる、アルゼンチン屈指のグラン・クリュです。
 1999年がファースト・ヴィンテージで、リリース直後からワイン・スペクテイター誌で「そのエレガントなスタイルが、南アメリカのイメージを変えるかもしれない。」などと絶賛され、その類まれなる質の高さから、南半球ワインの業界に一石を投じたとも言われています。近年では2006年ヴィンテージがパーカーポイント96点を獲得しています。 
 バックラベルには両者の友好の証しとして、テラザス醸造責任者&社長ロベルト・デ・ラ・モタ氏と、シャトー・シュヴァル・ブランの支配人ピエール・リュルトン氏のサインが印刷されています。
 ワインはフレンチオークの新樽100%で15~18ヵ月熟成、無濾過にて出荷されます。
 外観は紫に近いガーネットで、カシス、ブラックチェリー、チョコレート、ドライハーブ、濡れた土、トリュフ、タバコや炭焼きの様なスモーキーさなど、様々な香りを感じ取ることができます。
 凝縮された黒系の果実味はアルゼンチンのテロワールそのもので、上質な酸、エレガントなタンニンと見事にバランスし、余韻も長く続きます。
シュヴァル・ブランとのジョイントにより、以前はアルゼンチン単独では成しえなかったスタイルのワインが造られたと言えます。




 


 




 



 

当店は本年も「ダイナースクラブ フランスレストランウィーク」に参加させていただきます。今年で5回目の参加となります。

 フランス料理を、より身近に感じていただこうというイベントとなっており、毎年好評でございます。

 10月8日(金)~10月30日(土)まで、期間限定の特別コースをご用意しておりますので、ご予約の上、是非ご来店ください。(10月10日・17日・24日・31日は定休日となっております。その他臨時休業の場合もありますのでご了承ください。)

 

 

 

 

◇フランスレストランウィーク・ダイナースコース◇

内容:「フレンチの王道メニュー」を取り入れた内容となります。

 

・旬の食材を取り入れた前菜(キッシュ・ラタトゥイユを含む)

・スープ・・・地元産の魚をふんだんに使用した"スープ・ド・ポワソン"

・魚料理・・・本日の鮮魚を使用した魚料理

・肉料理・・・牛ホホ肉の赤ワイン煮込(フレッシュトリュフスライス添え(特別メニューによる、今回のみのサービスとなります))

・デザート(自家製のガトー盛り合わせ・タルトを含む)

・オリジナルブレンドのエスプレッソコーヒー

・自家製フランスパン

 

*状況によりメニューが変更となる場合もございますので、必ずご希望のお品がある方は御予約時にお伝えください。

 

◇提供時間帯・・・ディナータイム

料金:お一人様 \5,000税込(前日までの完全予約制)

*ご予約は2名様以上から承ります。

*ダイナースクラブ会員様はもちろん、非会員様もご利用いただけます。

*ダイナースクラブのカードでお支払いのお客様で、ドリンクオーダー前にカードをご提示下さる方を対象として、ウェルカムドリンクをサービスさせていただきます。

 

 

 

皆様のご予約をお待ちしております流れ星