bon repas 日記

bon repas 日記

料理好き、ワイン好きが高じて「料理研究家」の道へすすんだ私。



そんな私の日々の「bon repas(ボン・ルパ)=おいしくて楽しい食事」を綴ります。

☆料理教室のご案内
 内容:身近な素材で「家庭で手軽に作れるフレンチ&イタリアン」が中心。
   毎回、旬の食材で「前菜・メイン・デザート」を組み合わせて3品作ります。
   料理に合わせてワインもお楽しみいただきます。(ノンアルコールもご用意あり)
   2人~4人の少人数制・実習形式。 料金:6000円 時間:11時~14時   

         ◆2026年2月の料理教室
          ◇メニュー:準備中
          ◇空き状況:2/23(月・祝)1席 

         ◆2026年3月の料理教室
          ◇メニュー:準備中
           「グラナ・パダーノPDOチーズ」をタイアップ企画にてご紹介します。
          ◇スケジュール:3/18(水)~23(月)25(水)26(木)

☆ワインのクラスのご案内
 内容:「自分好みのワインを知る」ことを目的に、ワインのブラインドテイスティングや
    料理とのマリアージュを参加メンバーと会話しながらお楽しみいただきます。
    初心者の方も大歓迎!!楽しくワインを飲みましょう。
      料金:9000円 定員:6名様(男性のご参加もOK)時間:12時~15時    

         ◆2026年2月のワインのクラス
          ◇テーマ:ワインの基本品種とは?
          ◇日程:2月15日(日)満席御礼

         ◆2026年3月のワインのクラス
          ◇テーマ:準備中
          ◇日程:3月29日(日)ご参加受付中

☆日本酒のクラスのご案内(不定期開催)
 内容:毎回、テーマに基づき5~6種類の日本酒を飲み比べます。
   ブラインドテイスティングや料理とのマリアージュもお楽しみいただきます。
     料金:7000円 定員:8名様(男性のご参加もOK)時間:12時~15時
        ◆次回日程:未定
          
☆出張料理教室、出張ワイン教室、プライベートレッスンなど、ご希望に応じて
 随時開催しています。詳細はお問合せください。
      例:出張料理教室 3名様以上 料金7,000円/人
        レッスンには参加されないご家族のお食事 3,000円/人 
      例:ワインのプライベートレッスン 2名様で20,000円

☆キャンセルポリシー
   食材、ワインなどの準備の都合上、どうぞご理解をお願いいたします。
    ・料理教室は前日・当日100%、
    ・ワイン・日本酒のクラスは7日前以降50%、前日、当日は100%
   レシピ、資料などはお渡しします。代理の方のご参加も歓迎です。
12月のワインのクラス
一年の締め括りはシャンパーニュで🥂

まず、この日のワインリスト

.Champagne Le Mesnil Blanc de Blancs Grand Cru Brut

 ◇品種:シャルドネ100%【メニル・シュール・オジェ村のグラン・クリュ100%】

2.Champagne Charles Joubert Special Reserve Brut

 ◇品種:ピノ・ノワール53%、ピノ・ムニエ42%、シャルドネ5%

3.Champagne Paul Drouet Grande Reserve Brut

 ◇品種:ピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール45%、シャルドネ5%

4.Champagne Marbaumont & Co Brut 

 ◇品種:ピノ・ノワール65%、シャルドネ20%、ピノ・ムニエ15%               

5. Emiliana Amaluna Organic Sparkling Brut 

 ◇産地:チリ カサブランカ・ヴァレー ◇品種:シャルドネ 82%、ピノ・ノワール 18%

 ◇醸造:手摘みで収穫されたブドウは、冷蔵運搬され、到着後すぐに圧搾。固形物を沈殿させて上澄みの

  果汁のみを第一次発酵。ワインは澱と一緒に熟成され、ワインに複雑味を与えるために毎週バトナージュ。

  その後瓶詰めをして1 - 2 か月間の瓶内二次発酵を行い、澱とともに6か月間さらに熟成。

  その後デゴルジュマン、ドサージュを経て出荷。

 

6.Divum Monterey Pinot Noir 2019年  ディヴァム モントレー ピノ・ノワール

 ◇産地:カリフォルニア、モントレー 

 ◇品種:ピノ・ノワール100%(モントレーAVAあるサステイナブル農法認定の自社畑の葡萄)

 ◇醸造:ブドウは全て除梗の上100%オープントップで7日間発酵。更に7日間マセラシオン。

  フレンチオーク樽(新樽35%)にて12か月熟成。

7.Barolo Cantina Terre Del Barolo  2017年         バローロ テッレ デル バローロ

 ◇産地:イタリア・ピエモンテ バローロDOCG ◇品種:ネッビオーロ100%

◇ 醸造:発酵はネッビオーロに付いている自然酵母で20日間。5~50hlのフレンチオークの樽で熟成

 
予め今回のワインリストを紹介した上で、皆さんのリクエストを踏まえてアイテムを
選んだ上で、4種類をブラインドテイスティング。
私の思惑で、1.の「グランクリュのB.B.」と、5.のチリの瓶内二次発酵は必須。
そして、4.と2.をテイスティングアイテムに。
皆さんの人気が綺麗に4分したのが、まず驚き。どれもそれぞれに美味しいですから。
中でも5.のチリがよくワインを飲んでいる人の評価が高かったのが狙い通り!
1.はブリオッシュの香りも感じられ、旨味が持続する。2.は、外観が淡いピンクの
トーンがみられる。こちらもブリオッシュの香りに、クリーミーな泡。少しラスティック
なニュアンス。4.も、少しピンクのトーン、香りにもベリー。豊かな果実味と酸、
そして柔らかい泡。5.のチリはアカシア、酵母の香り、酸が豊かでスッキリとした余韻。
…泡ばかりの飲み比べ、面白いですね。
 
続いて赤もご希望により、ブラインドテイスティングに。品種を見分けられるか?!
品種の特徴よりも、熟成からくる複雑感にひっぱられる方もあり、次のクラスでは
「基本品種」を比較したい!とリクエストいただきました。
 
ここで、やっと食事がスタート
メニューは、〇サーモンのミ・キュイ 柚子の香りの白ネギ(写真違い) 〇牡蠣のスフレ
〇豚肩ロース肉のポットロースト 〇パンシノンのシュトーレン&苺のマリネ
 
そして、途中からまた、ご参加メンバーからの差し入れで、引続きブラインド。
みんなでアレコレ感想を言いながら飲むのは、やはり楽しいですね。
〆のデザートもまた、シャンパーニュとお楽しみいただきました。
 
平日のリクエストクラスは「南アフリカワイン」がテーマ

.Lievland Old Vine Chenin Blanc 2024年/ Lievland Vineyards

産地:W.O.パール ◇品種:シュナンブラン100%

◇醸造:ステンレスタンクと旧樽で発酵、熟成。

.De Trafford Chenin Blanc 2020年/ De Trafford Wines  

◇産地:W.O.ステレンボッシュ◇品種:シュナンブラン100%   

◇醸造:サスティナブル農法。破砕後2時間果皮浸漬し圧搾。天然酵母にて樽醗酵、樽熟成。

.THE APPRENTICE WHITE CINSAUT 2023Stellenrust Artisons

◇産地: W.O.ステレンボッシュ ◇品種:ホワイトサンソー ※黒葡萄サンソーの突然変異品種

◇醸造:フレンチオーク樽(4年使用)で天然発酵後、フレンチオーク樽(新樽30%)で9ヶ月熟成。

. Elgin Pinot Noir Clonal Selection 2019年/Richard Kershaw Wines 

◇産地:W.O.エルギン  ◇品種:ピノ・ノワール

. CHENIN BLANC SPARKLING BRUT NVStellenrust 

◇産地:W.O.ステレンボッシュ ◇品種:シュナンブラン、マスカット・オブ・アレキサンドリア

◇醸造:ステンレスタンク発酵、3ヶ月熟成。シャルマ方式2次発酵、瓶詰め前にマスカット…をブレンド。

 
ご都合で急遽欠席の方があったので、ワインを厳選し白ワイン3本をブラインドし、
同じ品種はどれか…なども考えながらテイスティングしていただきました。
まず、一番人気は、全員一致で、3.のホワイトサンソー!
柑橘の香りに鉱物的なミネラル感。豊かな酸とスッキリとした余韻。
1.のシュナンブランは、グレープフルーツやフレッシュハーブの香り、ジューシーさと
豊かな酸がフレッシュな飲み心地。2.のシュナンブランは、柔らかいカリン、蜂蜜の香り
こちらも酸が豊かながら同時にやわらかい果実味と少し発展的なニュアンス。
 
赤は1種なので、最初から、バルーン型のグラスでより美味しくお楽しみいただきました。
この日の料理は、〇鰤のカルパッチョ 苺のソース 〇牡蠣のスフレ
〇豚肩ロースのポットロースト(写真違い) 〇ココナツのケーキ
デザートは、シュナンブランの泡と一緒にお楽しみいただきました。
 
こちらは、別の日の平日クラス。テーマは「ピエモンテ州のワイン」
個人的に、ピエモンテの土着白品種に興味を持ったところからのラインナップ。
ワインリスト

1.Langhe Nascetta 2022年/Terre del Barolo       

◇産地:ランゲDOC  ◇品種:ナシェッタ ※ランゲ地方で唯一の土着品種の白葡萄

2. Langhe Favorita 2024年/Terre del Barolo    

◇産地:ランゲDOC  ◇品種:ファヴォリータ ※遺伝子的にヴェルメンティーノと同じ品種

1.2.ともに

◇醸造:9月上旬に畑で選別しながら手摘み収穫。除梗、破砕し、低温管理したステンレスタンク発酵

 マロラクティック発酵なし。ステンレスタンクで少なくとも2ヶ月、澱を攪拌しながら熟成。

3.Barbera D'alba Superiore 2018年/ Terre Del Barolo

◇産地:バルベーラ ダルバDOC ◇品種:バルベーラ100%     

◇醸造:発酵は8日間。アルコール発酵とマロラクティック発酵を同時に行って発酵時間を短縮し、果実味

    を出す。500Lの大樽(新樽と1年樽)で1年熟成。樽の香りを付けすぎず、攻撃的な酸を抑え、

    まろやかさを出す。更に8~10ヶ月タンクで寝かせ瓶詰め。濾過も清澄もなし。

4.Nebbiolo D'alba 2021年/ Terre del Barolo

産地:ピエモンテ州・ネッビオーロ ダルバDOC ◇品種:ネッビオーロ100%

◇醸造:バローロの栽培地域に隣接するアルバの丘で育った最良のネッビオーロを使用。24度で樽発酵。

   ミディアムローストのフレンチオーク樽で12ヶ月間の熟成。

☆. Praca dos Marqueses Baga Rose Bruto NV/Adega de Cantanhede 

プラーサ ドス マルケーゼス バガ ブルート ロゼ /アデガ デ カンタニエデ

◇産地:ポルトガル・ベイラ アトランティコIGP ◇品種:バガ 

 
白は、全員一致で1.のナシェッタが人気。レモンや白桃、白い花の香り。とてもクリーンな
印象で軽やかフレッシュフルーティー、豊かな酸が余韻に伸びる。2.のファボリータは
レモン、ライムにパセリやミントのハーブ香、スッキリ軽やかでバランスよく、余韻に感じる
ミネラル感が心地よい。赤は、4.のネッビオーロが人気。…ここは、ご参加メンバーの
好みがよく分かる反応。3.のバルベーラは、黒味を帯びた濃いルビーの色調で少し褐色。
カシス、ラズベリー、アメリカンチェリーのコンポートに、バニラや少し鉄っぽさも感じる
複雑な香り。味わいも果実の凝縮感…と同時に豊かな酸、タンニンは柔らかく、軽やかな余韻。
4.のネッビオーロは、淡いルビーでまだ若々しい外観、ネッビオーロらしいベリーの香り
豊かな酸と収斂するタンニン、そして長めの余韻。
今回、4本とも同じ大規模な協同組合の造り。流石な安定感…というのが全体の印象。
 
合わせた料理は、〇鰤のカルパッチョ 〇牡蠣のスフレ 〇牛肉と茸の軽いクリーム煮
〇ココナツケーキ でした。
 
今年もbon repasワインのクラスにたくさんのご参加、ありがとうございました!
いつも、皆さんのコメント、反応にたくさん刺激をいただいています。
おいしく楽しくワインを楽しめるって本当に幸せ‼ 
来年も、みなさんにおいしい&楽しい発見をたくさんしていただけるよう、
私自身も精進したいと思います。
 
12月の料理教室は「クリスマスのランチパーティー」
実習なしで食事をお楽しみいただくスタイルで、ロゼ泡での乾杯からスタート!
ほんのり甘いベリーな香りのスパークリング…写真撮り忘れ。(笑)
 
1皿目は「鰤のカルパッチョ 苺のソース」

普段のカルパッチョも苺のソースで、少しクリスマスっぽくなりますよね。
甘い苺も、酸と塩味のバランスで、サラダのソースとしてイイ感じになります。
鰤の他に、白身魚や帆立のカルパッチョに合わせるのもお薦め。
 
 
 
2皿目は、牡蠣のスフレ
タイミングよく、フワッと焼き上がった熱々を食べていただきたい料理。
…ちょっと難しそうに見えますが、ポイントを押さえたら割りと手軽に作れるもの。
口に含んだ瞬間に、牡蠣の旨味を感じられるように…と、レシピを考えました。
スフレの中も牡蠣が数粒入っています。
 
 
メインは「牛肉の軽いクリーム煮」
幅広くワインとの組み合わせが楽しめるよう、赤ワインではなく、白ワインがベース。
牛肉もすき焼き用の薄切りを使えば、短時間でも美味しく煮ることができるので、お手軽。
ご参加の方からは、優しいビーフストロガノフって感じ…と感想をいただきました。
じゃがいもの代わりにバターで和えたショートパスタを添えるものいいと思います。
 
デザートは「ココナツケーキ」
口に入れた瞬間にココナツの香りと食感が…な、イメージで。
混ぜて焼くだけの簡単レシピです。
 
このケーキには、こちらのバターを使用していました。
オーガニックでミルクの風味がとてもいいんです。
バター好きなら、噛りつきたい美味しさ!!
KANEKAさんには、今年はセミナーでお世話になり、バーチャル牧場も
体験させていただきました。日本に、もっと広がったらいいなぁ。
 
牡蠣のスフレや、牛肉の軽いクリーム煮に合わせてご用意したワインはこちら。
スペインのオレンジワインです。

20000 Leguas 2024年/Dominio de Punctum

 ベインテミル レグアス /ドミニオ デ プンクトゥン

 ◆産地:スペイン・カスティーリャ ラ マンチャ  ビノ デ ラ ティエラ デ カスティーリャ

 ◆葡萄品種:シャルドネ、ヴィオニエ、ビウラ

 ◆醸造:標高800メートルの自社畑の樹齢約15年のブドウを使用。

 有機&ヴィーガン認証取得のオレンジワイン。夜間収穫の葡萄を低温浸漬。

 ステンレスタンクにて21日間果皮と共に発酵。 

 

抜栓した直後は少し還元的な印象ですが、グラスに注いで温度が上がると、
柔らかい味わいと旨味が…懐が広いワインです。
このワインは少し高め12℃~の温度で飲むのがお薦め。
 
2025年もたくさんの方に「bon repas」にお越しいただき、マイペースな
私にお付き合いいただけたことに、心から感謝しています。
皆さんの「おいしい」「楽しい」の言葉に、いつも元気をいただいています。
 
2026年も「bon repas」を共有していただけるよう、日々積み重ねていけたら
と思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
11月のワインのクラス 同じ生者者の製法違い、同じ品種の産地違い…をテーマに
飲み比べしました。
白は同じ生産者で同じ条件のシャルドネ、熟成方法違い。
赤は、ピノ・ネロで、生産者×産地×醸造法の違いを飲み比べ。

ワインリスト

.Chardonnay Monovitigno 2024年/ Azienda Agricola Di Lenardo

 ◇産地:フリウリ ヴェネツィア ジュリア・ヴェネツィア ジュリアIGT 

 ◇品種:シャルドネ100%

 ◇醸造:8月頃から熟度を見て収穫し、早い畑と遅い畑で収穫したブドウをブレンドし味わいを調整。

    ステンレスタンク発酵・熟成。

. Father's Eyes 2024 Azienda Agricola Di Lenardo

 ◇品種:シャルドネ100%                 

 ◇醸造:使用するシャルドネは「モノヴィティーニョ」と同じ畑のもの。

     オーク樽で発酵、オーク樽(アメリカ産バリック新樽90%程度)で4ヶ月熟成。

. Meczan Pinot Nero 2023年/Hofstatter 

 ◇産地:イタリア・トレンティーノ アルト アディジェ・アルト アディジェDOC ◇品種:ピノ・ネロ

 ◇醸造:ピノ・ネロに関しては単一畑で樹齢65年以上のピノ・ネロの古木「ウルバノ」を持っていて

   国際的にも評価の高いワインを産み出す。サステナブル農法。

   2013年には近代的な円錐型のセメントタンクを導入。

.Tiamat Pinot Nero 2023年/Cordero San Giorgio

 ◇産地:イタリア・ロンバルディア・オルトレポ パヴェーゼDOC  ◇品種:ピノ・ネロ

 ◇醸造:粘土石灰質の土壌。平均樹齢は30年のピノ ネロ100%を使用。全房醸造。低温での発酵前

   マセラシオンの後に、温度管理されたステンレスタンクで発酵。毎日短時間のポンピング オーバー

   発酵後澱引きとマロラクティック発酵。ステンレスタンクで約6ヶ月熟成、2ヶ月以上瓶熟成。

.Marchese Leopoldo 2019年/Marchesi Incisa Della Rocchetta 

 ◇産地:イタリア・ピエモンテ ピエモンテDOC ◇品種:ピノ・ネロ

 ◇醸造:畑はモンフェラット地区のロッケッタ ターナロの自然公園内の丘に位置。150年以上前から続く

   歴史的な単一畑。ブドウは9月に収穫。選果後2時間以内にワイナリーに運び圧搾。フリーラン

   ジュースのみを温度管理可能なステンレスタンクで、10日間ほどの短めのマセレーションと発酵

   フランス産の樽(20%新樽)でマロラクティック発酵と14ヶ月熟成。瓶詰後3-6カ月の瓶熟成。

. Praca dos Marqueses Baga Rose Bruto NVAdega de Cantanhede 

  ◇産地:ポルトガル・ベイラ アトランティコIGP ◇品種:バガ 

  ◇醸造:瓶内二次発酵  ※サクラワインアワード2025金賞

 

1.は輝きあるグリーンがかった淡いイエロー。レモンと白い花の香り、フレッシュ
フルーティーでやわらかく、ミネラル感。2.は1.より濃いめの色調。同じ柑橘でも
熟したレモンに、コリアンダーのようなスパイスの香り。豊かな酸と果実の凝縮感。
1.よりも酸を豊かに感じる。そして、樽由来のバニラ香。2.の方が好評価。
…でも、このバランスが、時間の経過とともに変わっていくのが面白い。
3.はフレッシュ&フルーティー、4.はラズベリーにバラの香り、豊かな果実味と
収斂性がバランス。5.は甘やかな果実香にカカオ、シナモン、丁子の香り。果実味の
凝縮感がとてもよいバランスで熟成感からの余韻が長い。…で、人気が高かったのは4。
今回も楽しくて美味しい飲み比べになりました。
 
合わせた料理は、洋ナシと生ハムとゴルゴンゾーラドルチェ
鯖と柿と白菜 ほんのりスパイス、豚肉と白いんげん豆のフィジョアーダ、
デザートに林檎のクランブルケーキ
デザートと一緒にお出ししたのは、ポルトガルのロゼスパークリング。
バガ…という品種、他の造り手でバガのスパークリングを飲んで、やわらかくて
美味しいなぁと思ったので、選びました。バガ…注目したい品種です。
 
11月の料理教室は、少し寒さも感じる季節になったので、煮込み料理…。
10月のポルトガルの旅で食べた「フェイジョアーダ」を思い出し、久々に豆の煮込みを
レシピにしよう…とこのレシピになりました。
フェイジョアーダは、リスボンの郷土料理。(かつて植民地だったブラジルの郷土料理
にもなっていますが。)
私がポルトガルで食べたのは、今年(下写真の左)も昨年(同じく右)もシーフードで
トマト味だったのですが、食べ応えのある肉料理にしたくて、豚肉で。…そして、
現地の味を思い出し、パプリカを効かせて、旨味のために、仕上げにソーセージ。
そのまま食べてもいいですが、ポルトガル風に、パラッとしたお米を添えるのも
いいと思います。
前菜は、グリルした鯖を、季節の柿と、白菜を合わせて。
柿と鯖、一緒に食べると美味しいのです。少しスパイスとバルサミコ酢を使って、
より、赤ワインと美味しく楽しめるように。
 
デザートも、寒さを感じるようになると、バターの香りが恋しくなりますよね…。
色々考えて、中に甘酸っぱいリンゴのコンポートを包み込んだクランブルケーキに。
ザクザクとした食感と、バターとアーモンドの風味…、幸せな味になりました。
 

今月のワイン

Invincible Number One Red Companhia de Vinhos 2021年/Invencivel 

インヴィンシブル ナンバー1レッド /インヴィンシブル

 ◆産地:ポルトガル デュリエンセ地方 ドウロDOC

 ◆葡萄品種:トウリガ・ナシオナル 40%、トウリガ・フランカ 30%、

      ティンタ・ロリス 25%、ティント・カン 5%

 ◆醸造:樹齢40年以上 サステナブル農法, ステンレスタンクにてマロラクティック醗酵

     オーク樽熟成16カ月(フレンチオーク、225L、新樽無)

 

フェイジョアーダと、鯖に合うワインを…と、選んだポルトガルの赤ワイン。
赤系の果実味と、口に含んだ時に感じる少し粗目のタンニンが、口中でスッと
溶け合ってやわらくなる赤ワイン。個人的に同じ造り手の白ワインも飲んで
みたのですが、旨味とやわらかさ…。どちらも、普段飲みに常備しておけたら
幸せなワインだなぁと思います。
 
10月のワインのクラス、テーマは旅してきたばかりの「ポルトガル」♪
ポルトガルのワインも知れば知るほど興味深くて…。
1平日、週末と3回の開催で、ご参加人数やメンバーによって少しずつ
アイテムを入れ替えてみました。
 
こちらは、ご参加少人数の日…。

ワインリスト

.Quinta das Maias Maias White 2023/ Quinta dos Roques

◇産地:テラス ド ダォン・ダォンDOC 2011 年収穫からEUビオ(オーガニック)認定

◇品種:マルヴァジアフィナ、ヴェルデーリョ、エンクルザード、セルシアル

. Maria Gomes White 2023年/Luis Pato  

◇産地:ベイラ アトランティコ・バイラーダ  ヴィーニョ レジョナル ベイラス

◇品種:マリアゴメス、セルシアリーニョ ◇醸造:ステンレス発酵

3.Intervalo Tinto 2023年/Rodrigo Martins

◇産地:リスボア  ◇品種:カステラォン、トウリガ ナショナル

◇醸造:除梗し天然酵母でラガール(開放ステンレスタンク)で発酵。発酵後、ステンレスタンクに移し、

翌年8月のボトリングまで同じタンク内で熟成。

“ロドリゴは、カステラォンのことを”リスボンのピノ ノワール”と呼んでいる!“

.GATAO  Sparkling Wine Reserva Medium-Dry NV/Vinhos Borges

◇産地:ポルトガル  ◇品種:ゴウベイオ、マルヴァジア フィナ、コデガ、アリント、モスカテル

◇醸造:ガタオシリーズの瓶内二次発酵を用いた本格的なスパークリングワイン

☆. Madeira Sweet NVVinhos Barbeito マデイラ スイート/ヴィニョス バーベイト

◇産地:マデイラ島  ◇品種:ティンタ・ネグラ   
 
1.は、10月の料理教室でもお出ししていたもの。
2.は輝きある淡いゴールドの色調で、香りは熟した黄りんご、味わいも香りそのままに
熟した黄りんごやアプリコット、梅。充実した酸と果実味のバランスがよい。
3.は明るいルビーの色調で、香りはフレッシュなラズベリー、味わいは豊かな酸と
軽い渋みでチャーミングな味わい。赤紫蘇のニュアンスも。
4.のガタオは、ヴィーニョベルデとは異なるドライな味わいと軽やかな果実味。
 
こちらは、週末で女性&男性混合の日。白も赤も2人の生産者を飲み比べ。

.Quinta das Maias Maias White 2023 Quinta dos Roques

. Monte da Peceguina White 2023/Malhadinha Nova

 ◇産地:アレンテージョ (敢えてDOCを名乗らないスーパーアレンテージョと言われる造り手)

 ◇品種:アンタオン ヴァズ 40%、アリント 30%、エンクルザード 20%、ヴィオシーニョ 10%

.Vigno Terroir Blend White 2023Freire Lobo

 ◇産地:テラス ド ダン・ダンDOC  

 ◇品種:エンクルザード 35%、ビカル 20%、セルシアル 20%、フェルナン ピレス 10%、

 マルヴァジア フィナ 10%、バルセロ 5%

 ◇醸造:一つの区画に、15品種を超える伝統的なポルトガル品種を並べて栽培。自然酵母で自然発酵。

  発酵にはラガールと呼ばれる伝統的な開放式のステンレスタンクを用い、果実のフレッシュさと

  純粋さにフォーカス。その後比較的長い熟成期間を経て、時間と共にその魅力を深める。

. Monte da Peceguina Tinto 2023/Malhadinha Nova

 ◇産地:アレンテージョ   

 ◇品種:アリカンテ ブーシェ 25%、トウリガ ナショナル 20%、アラゴネス 25%、トウリガ フランカ15%、

  シラー 15%

.Vigno Terroir Blend Red 2020Freire Lobo

 ◇産地:テラス ド ダン・ダンDOC  

 ◇品種:トウリガ ナショナル、アルフロシェイロ、ジャエン、バガ、ティンタ ロリス、ティント カォン、

  アルバレリャオン、ルフェッテ

 ◇醸造:自然酵母で自然発酵。ラガール(伝統的な開放式のステンレスタンク)で発酵。

. Madeira Sweet NVVinhos Barbeito マデイラ スイート/ヴィニョス バーベイト

 ◇産地:マデイラ島  ◇品種:ティンタ・ネグラ     

1.は省略。(笑)
2.はカリンに加えて、エンダイブやアンディーブのようなほろ苦さを連想する香り。
やわらかい果実味と塩味なミネラル感。3.はラディッシュの香りに、コリアンダーや
フェヌグリークのスパイス香。硬いミネラル感。白の人気は、1.と2.で2分でした。
4.は赤いベリー系の香りに丁子、シナモン。豊かな果実味が酸とバランスよく、穏やかな
渋み。5.は黒すぐりにシナモンの香り、酸と果実味がとけあって柔らかい味わい。
赤の人気は、4.5.で2分でした。
 
女性チームの日は、産地を幅広く。

.Vinhas Velhas White 2023 Luis Pato

 ◇産地:ベイラ アトランティコ・バイラーダ ◇品種:ビカル、セルシアル、セルシアリーニョ

 ◇醸造:吸引式の圧搾機で軽く絞られた果汁は3品種全て一緒に発酵。全体の50%を2年使用の

  フレンチオークで3 ~ 4 ヶ月熟成させ、残りはステンレスタンクで熟成させる。

 2. UIVO RABIGATO 2023年/Folias De Baco 

 ◇産地:ドウロ  ◇品種:ラビガート(シマ・コルゴ地区、片岩、花崗岩土壌で単一畑で)

 ◇醸造:人為的介入は最低限。多くの場合グラップ アンティエール(房ごと醸造)でラガール(ドウロの

  伝統的な桶)で軽く踏み、ほとんど破砕せずに醸造。現代醸造技術の知識も思慮深く使いながら、

  伝統を大事にする。野生酵母のみを使用。畑はドウロのサブ ゾーン、シマ・コルゴ最標550m-700m

.Sardanita White Maceration 2023Freire Lobo

 ◇産地:テラス ド ダン・ダンDOC  

 ◇品種:エンクルザード、ビカル、セルシアル、バルセロ、フェルナン ピレス、マルヴァジア フィナ

 ◇醸造:12日間スキンコンタクトで発酵。温度管理されたステンレスタンクで3週間、土着酵母で発酵。

.Intervalo Tinto 2023年/Rodrigo Martins

.Baga Duck NVJoao Pato 

 ◇産地:ベイラ アトランティコ・バイラーダ  ◇品種:バガ、トウリガナショナル

 ◇醸造:人的な介入は最小限。全てバイラーダの自社畑

. Madeira Sweet NVVinhos Barbeito マデイラ スイート/ヴィニョス バーベイト

◇産地:マデイラ島  ◇品種:ティンタ・ネグラ   
 
1.はカリン、洋ナシ、プラムとエスニックスパイスの香り、フルーティーな果実味
豊かでやわらかいミネラル感。2.は、レモン、べーべナの香り、少しピチピチした
感じあり、豊かな酸味!…が時間が経つと穏やかな味わいに。
3.は黄リンゴやカリンの香りで、豊かな酸味と柔らかい味わい、余韻に旨味。
白の一番人気は、2.に。
4.はピンクがかった淡いルビー。ラズベリーの香りに、少し鉄っぽさと土を感じる
香り。軽やかフルーティー。
5.は赤みがかった淡いルビー。カシス、ブルーベリーの香りに、赤紫蘇のニュアンス
と出汁っぽさ。酸と果実味が溶けあった味わいに、柔らかなタンニンがアクセント。
 
ポルトガルワインを色々と飲んでみて思うのが、最初、酸やタンニンが強そうに感じても
どのワインも、飲み終わりに、やわらかく感じられる不思議。
そして、フードフレンドリーで、幅広く料理と楽しむことができるのが嬉しい。
 
料理は、10月の料理教室と同じ内容でお楽しみいただきました。
毎回、デザートには、マデイラスイートも一緒に。
ポルトガル、もっと色々飲んでみたい!と思っています。
そして、ポルトガルのワイナリー訪問も実現させたく、計画中です。(笑)