流されて@ボリビア

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27Sep
- n,78 最後にオマケ話
  ラパスの空港を離陸するまでども、ボリビア→日本超ロング移動中です。ラパスを出るまでがバタバタしていたのが、ラパスを出た途端に暇になってくるというギャップが凄いですねぇ（としか表現できません）。離任日早朝、ラパスの空港には単身同僚の方々と後任（便宜供与の現場引継）が見送りに来てくれましたが、僕も含め、ほとんどが二日酔い状態。おかげで、別れの独特な雰囲気にならずに済んだから良かったと思っているのですが、タイトルのオマケ話は、離任日のラパス空港ではなく、その前夜の出来事。この顔面ケーキ、後任にも引き継ぎました。オフィシャルな歓送迎会は既に断っていて（←　気を遣うべき人が居て、疲れるから）、内輪での歓送迎会を開いていただける事になり、同僚宅にお邪魔しました。先述した通り、今朝の空港でほとんどが二日酔いになっているほどに、昨夜は飲みまくりました。その後、タクシーで帰ったのですが、事件はその後に起こりました。自宅近くでタクシーを降りて、同僚達と別れて歩き出して、ポケットの中身を探る。探る････探る････カギが無いこの日はもともと大家さんに部屋を引払って、ホテル一泊する予定だったのですが、大家さんの好意で泊まってイイ事になりました。但し、壁や天井のペンキ塗り替えはもう始める為、修理工が来ていました。僕は外出予定があったので、念の為にとスペアキーを修理工に渡したのです。で、話を夜に戻すと、カギが無い事に気付いた僕は、お邪魔した同僚宅に電話してみました･･･が、同僚は探してみて、後で折り返し連絡を入れるとの事。仕方なく、ビル入口で待ってると、近所の同僚が出てきたのです。酔っ払いながら、挨拶をして事情を話すと、「じゃあ、ウチへ来なよ！」という有り難い言葉を言ってくれて、お邪魔する事に。同僚宅からは結局、カギは見つかりませんでした。自宅のカギは大家にも渡していない･･･どうしても入るとなれば･･･修理工に渡したカギをもらうしかないという考えを泥酔状態の僕に出来るわけが無く、近所の同僚からの提案。修理工に電話してみると、夜遅いにも関わらず、電話に出てくれて、解り易い大通りにまでカギを持ってきてくれると言うのです。場所はドコって聞くと、言って来たのはエル・アルト市の道の名前でした（空港の少し先辺り）。その後、エル・アルト市の解り易い大通りで、約束通りにカギをもらい、無事に元（になりつつある）自宅には入れたのですが、エル・アルト市との往復に使ったタクシーも近所の同僚が呼んでくれて、そのタクシーにも夜遅いのに近所の同僚が同行してくれたし（← 移動中は泥酔してたから、ほとんど寝てた）、更にはタクシー代まで、近所の同僚に出してもらっちゃいました（← 日本で再会できたら、必ず埋め合わせさせてもらいます）。職場では班が違うから、仕事上でのカラミは全く無かったから、ちゃんとした挨拶をしないで別れるところでしたが、「ご近所さんなんだから、ちゃんと挨拶ぐらいはしなさい」という何かの思召し？思召しかどうかはともかく、カギをなくした事で助けてくれた近所の同僚の優しさに心から感謝した出発前夜・泥酔中の出来事なのでした。翌朝、空港に行く車の中で、後任にカギの紛失を話し、後処理を引継いだとさ･･･ヒドい前任ですね、ホントに。２年ぶりの日本まで、あと数時間デス。空港で早速、コンビニ弁当（← 今だから楽しめるモノの一つ）を買いますかね(笑)　経由地NYから見る2年振りのJAL
26Sep
- n.77 離任報告　(9/23)
  帰国前日･･･いよいよ、ボリビア生活の2年間が終ろうとしてますが、実感が全く湧いてきません、“帰国したらどーしよか？”と今までさんざん悩んでいたのにね。多分、帰国準備で忙しいおかげなんでしょうが、ホントに僕はボリビアから離れるのだろうか？と疑問になるくらいですわ。いや、離れるのは確実なんだけど、悲しいとか寂しいとかっていう気持ちもなければ、2年間を全うしたー！という達成感や充足感とかも湧いてこないんです･･･。契約上の最終勤務日だったのは3日前。後任に自分から引き継げる事は、全てとは言えないけれど、それに近い形で引き継げたのかな？何よりも後任は、語学は全く問題なし。僕から引き継げるのは主にPC操作方法とかの語学に直接は関わらない部分が大きかったし、PC操作はやっていく内に少しずつ覚えていくんでしょう。それに、フォローを入れてくれる同僚やスタッフは、僕が赴任した2年前に比べて、多いから問題ないでしょう。で、昨日の朝、送る荷物の運び出しが終りました。2年間住んでいた割には、送る荷物はこれだけか？と感じてしまいます。送った荷物が実家に届くのは10/10頃らしいから、それまでは生活用品は手荷物のみ。手荷物もスーツケース大小それぞれ一個ずつだから、やっぱ少ないなぁと感じてしまいます。そして、いよいよ明日、帰国でボリビアを発ちます･･･冒頭でも書きましたが、、直前の今は全く実感がないというのはどういう事なんでしょうね。僕の前任は離任時、空港で涙を見せていましたが、僕も同じように空港で泣く･･･そんな自分が想像できるワケがない！とは言え、ボリビアで書ける最後の日記になりそうですね、かる～くご挨拶だけはしておきましょう。↓一度でも当サイトを覗かれた読者の皆様↓二年前、たった五日間の赴任前研修をして、役人・官僚とはどういうものなのか？○ム○とはどういうものなのか？これまで民間でしか働いた事のなかった僕には分かる筈もないままにボリビア赴任。その赴任直後に当サイトを立ち上げました。当時はブログではなくホームページ。職場のホームページ更新が業務の一つと赴任前から聞いていたので、その勉強として自分用ホームページを作ってみようと考えたのがきっかけでした。ところが約一年前、好き放題に内容をかいていたせいか、僕を嫌う人間からの摘発で、ホームページの存在が職場にバレた時はクビを覚悟しました。“クビ覚悟”は他にも何度かありましたが、なんとかクビにはならずに、自分からも辞める事もなく（辞めたら、日本への航空賃は自腹になる為）、二年間の仕事を最後まで続けられたと同時に、当サイトも2年間、持っちゃいました。読者の方々のおかげだと思っています。>ボリビアで知り合えた皆様僕と面識が無くても、当サイトだけはご存知の方々や僕に内緒で当サイトをこっそり読まれている知人や友人の皆様。僕をまともに評価せずに嫌ってる人や僕の事を「常識がない」と仰られた非常識な人や僕が「気遣いが足りない」と思ってらっしゃる人も含め、僕の２年間のボリビア生活というものに、色を塗ってくださった事に感謝しております。>日本の皆様もうすぐ帰りますんで、時間のある方、飲みに連れてってください！店はチェーン系居酒屋やファミレスなんかでOK、いや、むしろ、そういうところを希望します！！最後に、当サイトは帰国後も、他サイトに引っ越す事なく、継続していく予定ですので、念の為･･･変更するのはタイトルぐらい。
- n.76 ジコマンゾクの美学 (9/18)
  .報告する事が特になく、ひたすら聞き流してるだけ（あるいは新聞の熟読）の定例会議。言い換えれば、会議の席の話す内容かどうかも怪しい話や明らかな無駄話で時間を長引かせられては、飽き飽きする定例会議。この日は僕にとって最後だったので、僕の挨拶で長引かせてしまった･･･と、言っても数分ぐらいだけど。その挨拶は言いかった事を遠回しに、鈍い人にには“自分は批判されてない”と思えるくらいに、なお且つ、上司には迷惑をかけない程度の内容をカンペにしたものを、会議の場で読んでみました。・任期前半の職場環境は、決して良い環境とは言えなかった。・お世辞にも良いとは言えない環境（↑）の中で続けられたのは、助けてくれる同僚やスタッフが居てくれたから（特に同班内の二人のスタッフが居なければ、途中リタイアは充分に有り得た）。・後半は班内でも人が入れ替わり、大きく改善された（←普通に相談できる上司に初めて巡り合えました）。・途中から僕の態度は慇懃無礼になってしまったが、そうなった原因・理由は僕の不器用さであり、任期前半の人的環境にもあった事。以上のような事にプラス、“後任をヨロシク！”を付け加えて、挨拶を締め括ったのですが、その後、予想通りに･･･・会議の場がシーンとしちゃった。・鈍い人は、“自分が何かをしでかしたのか？”とか“自分は全く批判されていない”と思っているはず。特に2点目は表現が遠回し（控えめ）にしていたから、しゃーないでしょうね(笑)
20Sep
- 9/17 TwinLanesBowling
  前日のプロレス同様に、まだ行き残してたところだったのがラパスのボーリング場。行った人の話を聞く度に、行きてぇ！といつも思っておりましたが、行ってみると噂どおりの凄さでした。タイトル通りに2レーンしかないのですが、それだけじゃありません。何がすごいかと言うと、全てが手動なんです。ススコアが自動計算なのは当たり前。手動という事は、こんな事も有り得てしまうのです。→こうなれば、レーンが木目で古くて傷ついてるとか、曲がってるんじゃないかと気になりません。他にも、手書きの投げ方指導や、穴が4つあるボール僕もはしゃいで、　近くで撮影させてもらいました。間違いなく言えるのは、ラパスの観光スポットです！
19Sep
- 9/16 チョリプロ
  人生初のプロレス観戦してきました。リングの周りで踊るチョリータさん。この踊り子が、悪徳レスラー（♂）と戦うのです。レフェリーも悪役なので。助っ人でなぜか･･･そして、悪徳レフェリー& 悪徳チョリータvsチョリータ最後にはチョリータが勝つのでした。ボリビアで行き残していた内の一つ、いやー、笑わせてもらいました。Cholitas Wrestlinghttp://www.cholitaswrestling.com/
16Sep
- n.75 残り一週間
  先週あたりから荷物の整理を始めているのですが、ココで2年住んでいた割には大した荷物量じゃなく、部屋を引き渡す寸前にならないと動かせないものばかり。そんな中、僕の後任が無事ボリビアに到着して、一昨日から対面での引継スタート。"対面で"って書いたのは、引継資料は前に渡してあったからで、渡した資料を後任はちゃんと読んでくれてたみたいでとりあえずは一安心しました。たった5日間の赴任前研修で、前任との対面は一週間ほど。これだけで後任が、僕が去った直後にまともに機能するなんて考えられるワケがない。幸いにも今の職場は、僕が赴任した2年前に比べると、そういった派遣員の状況を解ってらっしゃる人達であるのは救いです。もう一つの救いは、後任が高山病の心配が全くなくて、僕よりもスペイン語が出来ている事。そりゃ、社会人になってから始めた僕とは違って、後任は大学で専攻してますから、出来るのは当たり前か･･･。そのスペイン語を始めてから、気がつけば、6年も経ってしまいました。スペイン語のおかげで人生を踏み外しちゃったし、ボリビアまで来れちゃいました。スペイン語で楽しめる事は、これでもか！というくらいに楽しめた。ボリビアでの経験を、次に活かそうと考えれば、スペイン語を今後も続ける（もしくは旅行会社で仕事を探す）のが最もらしい選択肢ではあるのでしょうが、日本ではスペイン語はまだまだマニアックな言語。その前に英語が出来なきゃね･･･。それに、こうして海外で働くような仕事はもうしたくない。と言えば、嘘になりますけど、次回もスペイン語だけで仕事に就けるなんて思えない。帰国後はスペイン語からは少し距離を置こうと考えています。今の語学レベルを落とさないようにと、多少の悪あがきはするかもしれないけど。思ったよりも荷物の整理が少なかったせいか、↑のような事をかんがえてしまう帰国一週間前でした。今日はこれからボリビア最後のサッカーに行ってきます。
12Sep
- 9/9 Último Todoterreno(ラスト・オフロード）
  先月のアレキパ旅行で愛車をダメにしたので（帰国までには治らないのはほぼ確定）、同僚の車での最後のドライブという事で、Zongoというところに行ってきました。見所はZongoにあるのではなく、途中の風景。標高4,700mから1,200mまでの下がる崖っぷちのオフロードを運転していく中で、高山気候から徐々に熱帯気候に変わり、植生も変わっていく。こんな風景、コロイコのチャリ下りツアーでもお目にかかりましたが、それでも飽きないのは、日本ではなかなか存在しないからでしょうね。これで見納めですかね・・・。
06Sep
- n.74 更になくなっていく感覚
  遂に9月に入っちゃいましたねぇ、ボリビアでは最後の月になってしまいました。1日の土曜にサルバドールから一日がかりでラパスの自宅に戻った時には既に23時を過ぎていた･･･翌日日曜はサッカー大会に駆り出されたのです。ココでの詳細は後日にお話しするとして、酷使した体が回復しないまま、月曜日から職場復帰。3週間も空けていた割には仕事はそれほど溜まってはいなかったけれど、僕の帰りを待っていたかのように、出張などのフライト手配依頼が舞い込んできました(笑)そろそろ、職場の机の片付けとか引越しの荷造りを始めなければと考えてはみるものの、そういう気力がなかなか湧いてこない。だけど、もともと足りない自制心が更に無くなってきているのを感じている今日この頃です。
29Aug
- n.73 やり残してる事
  有給消化と言う名の三週間がもうすぐ終る。過去の仕事の中で、こんな長期休暇は有り得なかったですし、これからの（何らかの）仕事でも有り得ないはず。それがわかっていても、三週間って時が経つのは早いなぁと感じてしまっております。本場のカポエイラに通ってみて、認識させられたのは出来てると思った基本が出来ていなっかた。まぁ、ラパスで通っていたのはスクールと言うよりもサークルですから、基本を徹底的にやる事はありませんでしたからね。それが、今回のサルバドールで基本見直しが出来たのは収穫だったのかな。あと、前の日記にも書きましたが、体が固いのはやっぱり致命的（笑）今週末にラパスに戻りますが、やり残してる事がないかを考えてみる…南米で行っておきたかった所へは大体、行ってきた気がする。もう一度、行ってみたいなぁと思うところはあるけれど、時間的に難しいし、車が壊れていて部品待ち状態（輸入しなきゃいけないらしくて、帰国するまでに修理できるか微妙）だから、諦めはついている。やり残している事と言ったら、お土産・引越し・後任への引継ぎ…どれも帰国に関連する事ばかり。仕事でやるべき事は全てやり尽くしたかと言えば、やり尽くした！なんて絶対に言えない。ずっと続けるような仕事だとは思ってないけれども、出来る事なら、あと一年はしてみたい。あと一年できたなら、今までやってきた事の結果が自分の目で見えてくる気がするから。じゃあ、今度は同じような内容の仕事を他でやってくれと言われたら（言われないけど）、絶対に断りますけどね（笑）帰国した後の夢を何度か見た事があって、成田空港や実家だったり場所は違えど、共通していたのは、ボリビアに未練たらたらの感情でした。「気が付けば、日本に帰ってしまっていた…嗚呼」みたいな。有終の美なんて飾ろうとは思ってないけど、終ったものは終ったものとして受け止めるようにはしたいものです。↑ 昨夜、共同作業で作った夕食。久々の日本食だったので、がっつきました。日本に帰れば、こういうものが普通に食べられるんだなぁ。
26Aug
- 行き詰まりました
  カポエイラと言うものに。楽しめなくなってしまっていて、義務感だけが圧し掛かっているような感じです。語学のせいもあるんでしょうね。ポルトガル語が出来ない事で、自分だけが取り残されていってしまっているような疎外感を持ってしまいます。カポエイラのスクールでは地元ブラジル人は何より、欧米人も楽しそうにやっているし、それが上達の素だとアピールしている風にも見える。その前提はポルトガル語が話せることなのでしょうか？そんな事を言ってると、スペイン語留学の時も同じ感情になった事を思い出しました。4年前、サラマンカで持った習得が速い欧米人に対する劣等感や、語学がなかなか習得できないで取り残されているような疎外感、語学学校へ行く事に楽しむと言う要素が全く見出せない義務感、…うわっ、今と似てますがな。気が付けば、スペイン語では“楽しむ”と言う要素を自ら排除してしまっていた。それが良かったのかどうかは今になってみればわからないけど、カポエイラについては楽しむという気軽さは残しておきたいものです。気軽さには考え込む行為なんて、本来は必要ないはず。何よりも今は休暇中なんだから、気軽にしなきゃ。帰国まで遂に残り一ヶ月を切りました、気楽に行こうじゃありませんか。

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