東京大学教育学部附属中等教育学校の学校説明会に行ってきました! | 台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

都立中学受検に挑戦したい台湾人家族です。
娘の偏差値 50 前後なので、私立受験するかは検討中。
小5に入った今は私立向けの勉強もしながら都立向けの勉強を中心に取り組んでいます。

ブログ主のパパは欧米留学歴8年の元・旧帝大教員

先月うち家族全員で東大付属の体育祭に参観に行きました。

 

当時一番に気になったのは校舎の建物内部の様子でしたので、早速校舎参観ができる東大付属の学校説明会に行ってきました!

 

結論から申し上げますと、校舎の建物の外観は古そうに見えますが、内部は結構きれいです。

体育館に至っては一年前に更新したばっかりのエリアがあって、教室も新しい設備を導入している感じがします。

 

私にとって、東大付属がさらに魅力的な学校になりましたね!

残念ながら妻にとっては真逆で、学校の説明を聞いたら娘を通わせたくなくなった…

 

本当に賛否両論が分かれる学校ですねw

意見分岐の理由は後程説明しますので、まずは学校参観の詳細を共有します!

 

今回の学校参観、私が一番残念に思ったのは、最初に 30 分ほどの説明映像を見せられて、その映像の内容もかなり退屈なものだったことです。

 

基本的にはホームページにある情報を動画の形で説明するだけで、しかも説明の仕方もあまり面白くはない…

もし本番の授業もこんな感じですと娘をこの学校に通わせたくはないなーと思いました。

 

ただ、映像を流した後の校舎参観の際に、私たちのグループを案内する学生さんの説明がかなり良かったので、最初の「退屈な 30 分」を打ち消しました!

 

その学生さんにいろんな学校の話を聞けて、娘が一番気に入ったところは「校則はほぼないに等しい」ところですねw

 

服装も自由、髪を染めるのもピアスを付けるのも自由、ほかの学校の制服を着てくるのも自由、学生さん曰く「犯罪しなければ基本何でもあり」の感じです。

実際、校舎参観中明らかに女装していた男子の学生スタッフにも出会いました。

 

本当に自由ですね!

私もこの自由な雰囲気が好きです!

 

そして、校舎はとにかく大きい!

 

前回の記事では東大付属のグラウンドの広さにびっくりした話をしましたが、今回建物の内部を参観して初めて気づいたのは、東大付属のグラウンドを除く校舎も相当広いことです!

 

音楽室にピアノ 4 台、生物/化学/物理/英語にそれぞれの教室がある、図書館蔵書 3 万冊、室内の体育館も私が今まで見た学校の中で一番広い…

 

私の人生では日本や台湾を含むアジアの国でこのサイズの中学校を見たことがないです…

アメリカならより広いのを見たことがありますが…

 

そして、学校の行事は実行日以外のすべてを生徒会が決める感じです。

例えば運動会や文化祭の内容やスケジュールも全部生徒会が決まって、実行するみたいです。

 

三権分立」の生徒会があるのもかなり印象的ですね。

「実行委員会」以外、「学生議会」や「監査役」の組織もあるようです。

 

あと、東大付属では 5 ~ 6 年生の間に書くべき 15000 字の「卒業論文」以外、1 ~ 2 年生は 6000 字の「東付半径 2km レポート」という調査報告書を作る必要がありまして、3 ~ 4 年生の間には 4 つの課題から自分の好きな課題を選んで探求する「課題別学習」があります。

 

この「課題別学習」は下記4つのジャンルから一つ好きな分野を選ぶ必要があります。

↑説明会で配られた資料の写真です!

 

本日案内役の学生さん曰く、「創作・表現」が大体一番人気だそうですw

 

この自分の好きな分野を選んで探求する教育方針に私も結構気に入ってますね!

妻は大学受験の学習についてかなり心配していますが…

 

この「自由すぎる校風」、「正規教育にはない課外学習」がまさに妻が一番心配していて、私が一番気に入っているところです。

(ちなみに、6 年間弁当を用意しなければならないことも妻の懸念ポイントの一つです)

 

今後本当に東大付属に受験するか、別途家族会議で決めないといけないですね…

私も妻も娘も満足する、娘の学力にも届ける学校を見つけるのは相当大変と思いますが、頑張っていきたいと思います!