22 歳社長を選出した「ココイチ」FC会社の所感 | 台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

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先月、「CoCo壱番屋」を東京近辺でフランチャイズ展開する会社「スカイスクレイパー」が新しい社長を選出しました。

 

その新しい社長がなんと 15 歳からCoCo壱番屋でバイトしていて、現 22 歳の若い女性でした!

 

前社長に「次期社長にならないか?」と声掛けられたときはまだバイトだったそうです 滝汗

凄いですね!

 

もちろん、当時この諸沢さんもただ普通のバイトではなく、「CoCo壱番屋」全国店舗共通の「ココスペシャリスト」の最上級「スター」資格を史上最年少で獲得した、すごい人なんです!

 

↑画像の引用元がこちらです!

 

ただ、接客がどれだけ優れていても、会社の運営となれば完全に違う世界になるので、「ただの飾りじゃない?」と疑っている声もかなり上がっていますが、私個人的にはそうとは思いません。

 

その理由は下記三つ上げられます:

 

1.

まず、諸沢さんを抜擢した西牧会長も 26 歳で「スカイスクレイパー」社を創業したので、会社運営の世界では年齢より能力や適性の方が重要です。

 

今はもう有名人になっているホリエモンも 20 代で起業したし、青汁王子となると 10 代で起業しました。

 

なので、20 代の方を社長に抜擢することは普通とは言えなくとも、「悪い手」とは言えません。

 

2.

次に、会社経営の経験について、西牧会長を含む上記例として挙げた起業家もみんな起業する前に経験がないので、会社を運営していくことについて「経験」は重要な要素のうちの一つかもしれないですが、絶対なくてはならない要素ではないと私は思います。

 

さらに、「スカイスクレイパー」みたいな一定の規模を有する会社はそもそも社長一人で経営をしているわけではなく、「経営陣」で運営しているのがほとんどです。

 

この「経営陣」の中に、いろんな背景を持っている人がいたほうが、会社の運営には有利になります。

 

特に「CoCo壱番屋」みたいなバイトを重要な労働力として使っている飲食チェーン店にとって、バイトの世界を極めた方が経営陣に加わることはとても心強いのはずです。

 

3.

最後に、今回 22 歳の諸沢さんを社長に抜擢したことで、「スカイスクレイパー」は今までにない注目度を浴びました。

 

今まで誰も聞いたことのないFC会社が、いきなりメディアで取り上げることになるのは無料で広告を打ち出せたみたいなものなので、特に「スカイスクレイパー」のような BtoC の会社ではかなりありがたいはずです。

 

そして、この知名度は集客だけでなく、バイトを始めとする採用活動にも響くはずです。

 

特に今回は、バイトから始まっても素晴らしいキャリアパスがあることを示してくれましたので、私の予想では CoCo 壱番屋の採用倍率は上がるはずです。

 

こちらの 3 点をもって、私は今回 22 歳の諸沢さんを社長に抜擢したことは良い判断と思いました。

 

この後「スカイスクレイパー」がさらに成長できるかは諸沢さんをはじめとする経営陣の腕次第ですね!

22 歳の若い人を社長として採用する企業にはぜひ頑張ってほしいです!