妖怪人間(その2)
夜になって帰宅しようとしたら社長と取締役事業部長と事業部長と一緒になった。
肩書が'長'がつく方ばかりだが、ワタシからすると、みな素敵なスポンサー、いやオジサマである。
ここぞとばかりに甘えたら、一緒に呑むかと誘われた。
会社の備品とは相性が悪いが、経営陣はワタシの魅力を理解してくれている。
喜び勇んでついていき、席についたら社外の知らないオジサマがいた。
そして社長自らそのオジサマにワタシを紹介してくれた。
「コイツは初めてでしょう。ウチの課題はコイツを真人間にすることです」
……。
…社長までもがワタシが妖怪人間だと知っているとは思わなかった。
肩書が'長'がつく方ばかりだが、ワタシからすると、みな素敵なスポンサー、いやオジサマである。
ここぞとばかりに甘えたら、一緒に呑むかと誘われた。
会社の備品とは相性が悪いが、経営陣はワタシの魅力を理解してくれている。
喜び勇んでついていき、席についたら社外の知らないオジサマがいた。
そして社長自らそのオジサマにワタシを紹介してくれた。
「コイツは初めてでしょう。ウチの課題はコイツを真人間にすることです」
……。
…社長までもがワタシが妖怪人間だと知っているとは思わなかった。
妖怪人間
予定どおり今日は帰社した。
本社は、いつも勝手がわからず落ち着かない。
飲み物のパックを捨てるときでさえ、6種類ものゴミ箱があるのだ。
会議を終えてちょっとパソコンを使ったら 、プリンタが見当たらないと言われてしまった。
ワタシの目にはプリンタが見当たるのにどういう訳か。
そういえば、先月からフロアが1階移っていた。
結局、プリンタからワタシの紙をだすために3人の力と別のパソコンの力を借り、ワタシのパソコンからちゃんと印刷ができるようになるために更に2人の力と3時間の休憩が必要だった。
自分の会社ならもうちょっと過ごしやすくてもよいハズだぞ。(続く)
本社は、いつも勝手がわからず落ち着かない。
飲み物のパックを捨てるときでさえ、6種類ものゴミ箱があるのだ。
会議を終えてちょっとパソコンを使ったら 、プリンタが見当たらないと言われてしまった。
ワタシの目にはプリンタが見当たるのにどういう訳か。
そういえば、先月からフロアが1階移っていた。
結局、プリンタからワタシの紙をだすために3人の力と別のパソコンの力を借り、ワタシのパソコンからちゃんと印刷ができるようになるために更に2人の力と3時間の休憩が必要だった。
自分の会社ならもうちょっと過ごしやすくてもよいハズだぞ。(続く)
言い訳(その2)
「スペイン支店がないことは知ってます。それにワタシはスペインどころか海外に行ったこともありません。」
「欠席の理由がスペイン時間というのは嘘か?欠席の上に嘘をつくとは、なんて卑怯なのだ」
「確かにスペインです。しかし、秘境ではなくスタジアムです。嘘ではありません」
「何を言っているのかわからない」
「昨日の深夜にTVでサッカー中継をしてました。場所はスペインでした。気がついたら朝になったので慌てて寝たら寝過ごしました」
「…それはただの寝坊じゃないか」
「確かにそうとも言いますね」
「…」
今夜は、残念ながらサッカー中継はないらしい。
「欠席の理由がスペイン時間というのは嘘か?欠席の上に嘘をつくとは、なんて卑怯なのだ」
「確かにスペインです。しかし、秘境ではなくスタジアムです。嘘ではありません」
「何を言っているのかわからない」
「昨日の深夜にTVでサッカー中継をしてました。場所はスペインでした。気がついたら朝になったので慌てて寝たら寝過ごしました」
「…それはただの寝坊じゃないか」
「確かにそうとも言いますね」
「…」
今夜は、残念ながらサッカー中継はないらしい。
言い訳
明日はいつもあまり寄り付かない本社に帰社する必要がある。
朝から会議なのだ。
いつもはいろいろ理由をつけて行かないようにするのだが、言い訳も一年分考えるのは難しい。
とうとうネタがつきる日が来てしまった。
前回の言い訳は、以下のようなやりとりだった。
「申し訳ありません。今日は会議に行けませんでした。」
「なにかあったのか?」
「はい。日本とスペインに時差があるのを忘れておりまして、スペイン時間にあわせてしまいました。」
「何?うちにはスペイン支店どころか海外に支店などないぞ。それともスペインに出張したとでも言うつもりか?」(続く)
朝から会議なのだ。
いつもはいろいろ理由をつけて行かないようにするのだが、言い訳も一年分考えるのは難しい。
とうとうネタがつきる日が来てしまった。
前回の言い訳は、以下のようなやりとりだった。
「申し訳ありません。今日は会議に行けませんでした。」
「なにかあったのか?」
「はい。日本とスペインに時差があるのを忘れておりまして、スペイン時間にあわせてしまいました。」
「何?うちにはスペイン支店どころか海外に支店などないぞ。それともスペインに出張したとでも言うつもりか?」(続く)
メタボリック・シンドローム(その3)
ワタシも入社当時はガリガリで、周りに 威圧感も圧迫感も与えず、会社の隅で密かに息を潜めて時間が経つのを待っていたころがあったのだ。
今では、会社にいると暗闇でも呼吸音でバレテしまう可能性があることは、わかっている。
わざわざ横文字で柔らかく(ワタシの脂肪は柔らかい)指摘される必要はない。
しかし、肥満、デブ、ブタ(ブタに失礼なことは承知している)、挙げ句はトドと呼ばれることについては、抵抗がある。
メタボリック・シンドロームという用語で呼ばれる方がまだましの気がする。
このコトバが定着することを期待しよう。
間違っても'流行語大賞'には選ばれませんように。
今では、会社にいると暗闇でも呼吸音でバレテしまう可能性があることは、わかっている。
わざわざ横文字で柔らかく(ワタシの脂肪は柔らかい)指摘される必要はない。
しかし、肥満、デブ、ブタ(ブタに失礼なことは承知している)、挙げ句はトドと呼ばれることについては、抵抗がある。
メタボリック・シンドロームという用語で呼ばれる方がまだましの気がする。
このコトバが定着することを期待しよう。
間違っても'流行語大賞'には選ばれませんように。
メタボリック・シンドローム(その2)
※ストックホルム・シンドローム
人質の被害者が、長期間犯人と一緒にいるうちに、犯人に同情したり、同意してしまうこと。映画『ダイ・ハード』では精神科医かなんかが'ヘルシンキ・シンドローム'って間違えてた。
※ピーターパン・シンドローム
オトナになりたくなくない症候群。
今までのシンドロームは、精神医学の用語だったが、今度は単純に肥満を綺麗(?)に表現しただけだ。
肥満していると心臓に負担がかかることは、遅刻の際に会社の5m手前から走ってきても息切れする本人が十分承知している。(会社の5m手前から走るのは、息切れしてまでがんばった自分をアピールするためだ)(続く)
人質の被害者が、長期間犯人と一緒にいるうちに、犯人に同情したり、同意してしまうこと。映画『ダイ・ハード』では精神科医かなんかが'ヘルシンキ・シンドローム'って間違えてた。
※ピーターパン・シンドローム
オトナになりたくなくない症候群。
今までのシンドロームは、精神医学の用語だったが、今度は単純に肥満を綺麗(?)に表現しただけだ。
肥満していると心臓に負担がかかることは、遅刻の際に会社の5m手前から走ってきても息切れする本人が十分承知している。(会社の5m手前から走るのは、息切れしてまでがんばった自分をアピールするためだ)(続く)
メタボリック・シンドローム
メタボリック・シンドロームという用語をよく耳にする。
日本人は、簡単なことを難しいコトバに置き換えるのが余程好きなのだろう。
調べてみたら単なる脂肪の話ではないか。
友人からワタシはメタボリック・シンドロームではないかと指摘され、期待に胸を膨らませただけ損してしまった。
会社に行かなくても給料が貰えるような新種の病にかかったかと思ったのに。
大体シンドロームというコトバもよくない。
ストックホルム・シンドロームとかピーターパン・シンドロームとか過去に話題になったシンドローム(症候群)は、名前負けしている内容ばかりだ。
前者は時間の問題だし、後者は単なるワガママじゃないか?(続く)
日本人は、簡単なことを難しいコトバに置き換えるのが余程好きなのだろう。
調べてみたら単なる脂肪の話ではないか。
友人からワタシはメタボリック・シンドロームではないかと指摘され、期待に胸を膨らませただけ損してしまった。
会社に行かなくても給料が貰えるような新種の病にかかったかと思ったのに。
大体シンドロームというコトバもよくない。
ストックホルム・シンドロームとかピーターパン・シンドロームとか過去に話題になったシンドローム(症候群)は、名前負けしている内容ばかりだ。
前者は時間の問題だし、後者は単なるワガママじゃないか?(続く)
いかのおすし(その2)
'お'代わりはしない
会計後にお代わりを頼まない。
会計後にキャッシュで払う代わりに追加を頼み、閉店ギリギリまで粘るのはワタシの得意技だ。
'す'ぐに逃げる
すぐに店を出て家に向かうこと。
ハシゴはワタシの常識である。
'し'らせる
帰路に着いたことをワイフに教えること。
さもなくば、携帯電話の入らない店で時間を忘れてワタシと呑んでいる自分に気が付く羽目になる。
…やはり、この標語は、世間には子供向けと思わせていたほうが安全だ。
さもないとワタシの豊かな業後(老後ではない)がおびやかされてしまう。
嗚呼、今日も美味しいお酒だったぞ。
会計後にお代わりを頼まない。
会計後にキャッシュで払う代わりに追加を頼み、閉店ギリギリまで粘るのはワタシの得意技だ。
'す'ぐに逃げる
すぐに店を出て家に向かうこと。
ハシゴはワタシの常識である。
'し'らせる
帰路に着いたことをワイフに教えること。
さもなくば、携帯電話の入らない店で時間を忘れてワタシと呑んでいる自分に気が付く羽目になる。
…やはり、この標語は、世間には子供向けと思わせていたほうが安全だ。
さもないとワタシの豊かな業後(老後ではない)がおびやかされてしまう。
嗚呼、今日も美味しいお酒だったぞ。
いかのおすし
自宅の回りに「いかのおすし」という貼り紙が貼られている。
商売っ気のない鮨やができたかと思いきや、近くで見るとこんなメッセージだった。
'いか'ない
'の'らない
'お'お声で叫ぶ
'す'ぐ逃げる
'し'らせる
署名は近くの警察署だ。
子供の連れ去り防止の標語らしい。
しかし、読み方によっては危険な標語だ。
同僚のワイフには、決して知られてはナラナイ。
'いか'ない
仕事帰りにワタシと飲み屋のある通りにいかない。
いくと必ず店に吸い込まれる。
'の'まない
店に入っても3杯以上呑んではいけない。
呑むとワタシのブレーキが壊れるのだ。(続く)
商売っ気のない鮨やができたかと思いきや、近くで見るとこんなメッセージだった。
'いか'ない
'の'らない
'お'お声で叫ぶ
'す'ぐ逃げる
'し'らせる
署名は近くの警察署だ。
子供の連れ去り防止の標語らしい。
しかし、読み方によっては危険な標語だ。
同僚のワイフには、決して知られてはナラナイ。
'いか'ない
仕事帰りにワタシと飲み屋のある通りにいかない。
いくと必ず店に吸い込まれる。
'の'まない
店に入っても3杯以上呑んではいけない。
呑むとワタシのブレーキが壊れるのだ。(続く)
精神修行(その2)
仕事以上にワタシの精神と体力を消耗するのだ。
その上で新たな課題は十分に与えられる。
コースを回る際にはお金を払ってまで、10km歩くのだ。
これが仕事だと断るハズだ。
お金を払うから、二つ隣の駅まで5km歩けと言われても断るワタシがゴルフだとお金を払っても10km歩くのだ。
大いに矛盾している。
趣味とはこれだけの犠牲を払ってまで行うのに誰も評価はしてくれない。
少なくともワタシはゴルフをすることにより、精神的、肉体的に成長しているハズだ。
もっと評価されてもよい。
そんなワタシの今日の課題は…。
………。
…木枯らし2号は、いつくるのかな?
その上で新たな課題は十分に与えられる。
コースを回る際にはお金を払ってまで、10km歩くのだ。
これが仕事だと断るハズだ。
お金を払うから、二つ隣の駅まで5km歩けと言われても断るワタシがゴルフだとお金を払っても10km歩くのだ。
大いに矛盾している。
趣味とはこれだけの犠牲を払ってまで行うのに誰も評価はしてくれない。
少なくともワタシはゴルフをすることにより、精神的、肉体的に成長しているハズだ。
もっと評価されてもよい。
そんなワタシの今日の課題は…。
………。
…木枯らし2号は、いつくるのかな?