坊主・落語 OFFICIAL BLOG -17ページ目

正月に。

わりと暖かな

正月ですね。

 

明けましておめでとうございます!

 

今年の始まりの1日は、

先輩のお寺でお経を読んで

 

「15分くらい落語して」

と頼まれまして

 

短い時間でしたが、新年初落語を

させて頂きました。

 

去年の5月に、ひょんなことから

始まった落語。

 

落語が好きで

「よし、落語やっていくぞ!」

 

と、こぶしを握りしめて

目標をたてて

 

なんてことはしてないのですが、

 

不思議なことに

ご縁が、ご縁をよんで

色んな方から声をかけて頂いています。

 

「落語」はいったい私を

どこ連れていくのだろうか??

と、ご縁に身をゆだねてる状態です。

 

今年はまた、色んな場所で

人前で、お話をさせて頂く機会が多い1年になりそうです。

 

良いご縁を、導いてくださいますように。

みなさんと、喜びが分かち合えますように。

 

祈りをこめて。

 

「笑いとは、ゆるすこと。」

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落語に出てくる人物は

なまけもの
知ったかぶり
意地悪な人

ずるい人
嘘つき
ケチな人

英雄は出てこない。

どこか欠点がある人達が
なにか
やらかしちゃうお話。

でも、そんな欠点を
最後の最後で

笑いに変えたり
「うまい!」とオチます。

昔の落語家さん云く

笑うことは
ゆるすこと

「もう、しょうがないねぇ」
「人間だもんなあ」

完ぺきな人間なんて
いやしねえんだよって

笑ってまるっと受けとめるのが
落語なんだと
仰っていました。

お坊さんの「オチのある説法」から
始まっただけあって
懐が深いです。

悩みも
つらい出来事も

「あんなこともあったねぇ」
「あんな人もいたねぇ」

って笑って
話せた時

心に軽やかさが
もどってくる。

浄化されるようで、
笑いの力ってすごいなあ。

「東には、料理の神様がいる。」

今日は、崖の上のポニョの家であった
食事会にお呼ばれして

食事をほどこして頂きました。
みなさん、なんて徳が高い!

食事もまた絶品!
ヤスキッチンパーティさんという料理教室と
ケータリングをされてる方で。
http://yasukparty.com

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美味しい上に
見た目でも楽しませてくれて
料理愛が伝わってくる素敵な方でした。

料理に感動してたら
隣にいたおじさんが

「料理の神様は、東にいるから
東を向いて笑うといい」
と教えてくれました。

西は何の神様だろうと思いながら
東を向いて 

でも本当に美味しいものを食べると
自然と笑いがこぼれますね。

昔の人は、
その笑いを神様に見せようとしたんですね。

「こりゃ美味いな、おい、東むいて笑おう」
ってなんだか心の余裕、豊かさを
感じます。

今日はそんな心豊かな食事会に
感謝でした。ナム