夏である。
 もう、完全に夏である。

 夏の楽しみ、、それは、ホヤ貝である。
 しかし、今年は震災で三陸で漁業を営む方たちは甚大な被害を被っているので、小生が毎年購入している通信販売のお店は出荷をしておりませんでした。
 しかし、先日久しぶりにそのHPを覗いてみると、販売が再開されてました。
 岩手産のホヤ貝。

 小生、まことに残念ながら、誰もが思いつくある心配をしてしまいました。
 そう、『放射能の影響は大丈夫か?このホヤ貝を食して大丈夫なのか、、、』
 という疑念である。

 ホヤ貝の出荷を再開したお店も、おそらく被災したことでしょう。
 なぜなら、そのお店は大津波が役所まで飲み込んだ街の住所だからだ。
 もしかしたら、被災を免れた別の産地のものを販売しているのかもしれません。
 復興に向けて、出来ることから必死に取り組んでいるお店なのかもしれない。
 1日も早く、震災前と同じ商いができるよう、頑張っているお店なのかもしれない。

 いろいろなことを考えましたが、昨年の夏と同じように、購入することにいたしました。
 放射能なんぞクソ食らえっだ!
 だいたい小生は、学生の時に脳震盪を何度か起こして、脳外科でCTスキャンをとりまくってた身体なのだ。何シーベルトだか、何ベクレムだか知らんが、入院していた3週間のあいだ脳外科の医師にCTスキャンをとりまくられているんだもんね。
 ホヤ貝を購入することが、震災の地の復興になるなら、よろこんで食べまくってやるのだ。

 そして、やってきたホヤ貝。
 姉貴の亭主もホヤ貝好きなので、8個ほどオーダーしたものが届いた。
 発砲スチロールの箱を開けると潮の香りが広がる。
 さっそくおすそ分けしてあげようと姉の家に電話すると、なんと姉貴の亭主は出張中とのこと。

 それでは、ホヤ貝8個はぜーんぶ小生が食してしまいましょう!
 まず、3個は刺し身。
 小生は刺し身をワサビ醤油で食べるのが好きだ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295736/img_1295736_62111324_0?1310882440

 うー
 うまい。酒が死ぬほど美味くなる。
 これぞ、夏の楽しみ。

 残りはどうするべか?
 さらに、刺し身にするってのも飽きてくるので、WEBに載っていた『焼きホヤ貝』にしてみる。
 捌いた身を網にのせ、炙ってみる。
 おー、潮の香りが立ち込め、これまた美味そう。
 
 醤油、さらに一味を振ったマヨネーズにつけて食してみる。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295736/img_1295736_62111324_1?1310882474
 ううううううう、美味すぎる。
 刺し身とは、ひと味違う風味。

 ビールも焼酎も、ぜーんぶ美味くなる。
 
 風評被害なんてクソ食らえっ!
 東北応援のための酒宴は、まだまだ始まったはかりなのである。
 
 いやはや、命からがら、舗装路に戻ってきました。
 風呂に入ってさっぱりした後は、裏赤城方面から大沼を目指しました。


 赤城山は、山の上にある不思議な山ですよね。
 けっこうな標高の高い場所に、さらなる山がある、、、そんな感じがします。
 霊や魂というものがあるとしたら、赤城山の裾野を登って、天に向かうのではないかと、そんなことをお思いました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102427_2?1310636241

 大沼の湖畔についたころはやっと落ち着きを取り戻していたでしょうか。
 ペットボトルの水をカブのみして、、、、
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102427_3?1310636265
 さて、赤城神社に御参りです。

 ひとつは、こたびの山の神さまから祟りを頂戴することになった、小生の愚行を神に詫びること。 
 そして、山から帰還できたことの感謝の弁を述べること。

 50円を賽銭箱に入れ、ひと気のない赤城神社の前で頭を垂れてきました。

 帰路の途中の入道雲がよかったですね~
 夏本番を感じさせてくれました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102427_0?1310636295

 ゆるゆると愛車1150GSと安全運転モードで自宅に戻りました。
 途中、久々に夜の高速道路に乗りましたが、節電のために照明が落とされているので、けっこう暗くなっているのですな。
 SAが近いことを知らせる看板灯も間引かれていたし、震災があったことを思い出させられました。

 ZUMOのカバーですが、なかなか使い勝手が良かったです。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102427_1?1310636726
 陽がさしてもこの程度には、いつも見えましたからね。

 それと、廉価な鋳鉄製のブレーキディスクですが、アタリがついて純正品と大して遜色ないくらい良く効いてくれました。まあ、今日は、リアブレーキを多用しましたからね。
 心配していた錆も、今のところは大したことがありません。
 まっ、濡れていないので当たり前かもしれませんが。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102427_4?1310636809

 自宅に着いたのが、21時。
 いやはや、なんとか生きて帰ってこれて、良かったんじゃないでしょうか。
 少し自重します、、、というか、状況判断が今日はボケていたようにも思われました。
 もっと感性を研ぎ澄ませて山の林道に入るように、深く深く反省いたしました。

 本日の走行 426km

イメージ 2

 山並みを見ながらヒネリだした小生。
 見晴らし良い場所でひと仕事は格別であると再認識。それでは次なる難関をクリアすべく、
崩落しかかっている道の先へと徒歩で進み、路面状況を確認。
 どうやら鉄砲水のように水が流れ、小さな土砂を押し流したようだ。路面には子供の頭くらいの石が
ゴロゴロしていているが、ルート選べば先へと進めそうである。
 道の先から我が愛車1150GSを振り返って見た状況。
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 大きな石は、ぜーんぶ崖下に投げ捨てました。
 道の凹凸の具合を確認しながら、ルートを仮想。ただ、スカスカな路面が気になります。
 視界の右側は崖だ。万が一コケたり、落ちたりしたら大変だ。いざ。

 頭に描いた仮想ルートをスタンディングで、慎重にアクセルを開けながら通過。
 セーフ。無事に通過いたしました。

 ただ、この場所は峠にあたる地点らしく、そこから軽い下り傾斜となっていた。
 ダート道の路面を雨水がけっこうな勢いで流れていったことが想像できる。
 そう、山のダートで路面状況に悪さをもたらすのは雨水の流れだ。
 水は少しでも低いところをながれ、クレバスをつくったり、石くれを露出させてるのだ。
 最近の小生は、流れる水の気持ちになってダートを路面を観察しながら走行しているようにしている。
 右の轍か左の轍か?水たまりにはいるのかどうか、、、、などなど。水の流れを頭のなかで想像し、
 安定している路面を選択するように心掛けている。
 そんなふうにしながら、ちょっと滑りやすい下りダートをさらにくだっていると、、、、。
 
 前方に広がるこの光景。
イメージ
 視界の左側から、先ほど同じように水が大量に流れだした思われる土砂崩れ。
 右にカーブした道の先は見えない。
 道幅が急激に狭くなっているようにも見えるが、カーブしてる個所だけかもしれない。
 しかし、路面に少し水が溜っているのが気になる。
 今日は、ほとんど水溜まりには遭遇していないし、、、。

 嫌な予感がする。
 わずかな下りダートで、道幅は極めて狭い。
 路面の中央は水が流れてできたであろう窪みもあり、
 この状況で、小生の愛車GSちゃんをUターンさせることは至難の業、、、、というか無理。
 曲がった先で慎重にすぐに停止して路面状況を探るつもりだったのだか、道の先が見えない。
 
 これは、まず斥候隊を出撃させてるべきと、、、、不安定な路面で愛車GSを降りて、
 歩いて行って、見えない道の先を確認すると、、、、

 ガーンっ

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 眼下に広がるのは河原と化した道でした。
 細かな土砂は全て流され、渓流状態となってます。土留のために工事されたであろう石や木材は
その役目を果たせなかったようで、道ではなくなっています。

 あのー、、、、どうしますか。
 ということは、あの場所で方向転換しなければならないと、、、、、、。


 いや、、それは、、、

 ちょっと、、、

 無理でないすかっ?
 自問する小生。

 土砂が流されて川と化した地点から、我が愛車GSを見る。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102208_12?1310633415
 『死のう、ここで、、、。君と一緒に。』
 そう、愛車GSが囁いているのではないかと思えました。

 ヘルメットも上着も全部外して状況を再確認。

 かつての武士であったら、髷を切って神仏に祈りを捧げるところだろう。
 
 水を飲んで、屈伸運動、、、イチっ、ニっ、
 つぎは、腰の運動~♪  ハイっ、イッチ、ニッ。

 このダートの道幅はGSの全長くらいである。しかも、左右は切り立っており、20センチ大の
尖った石もゴロゴロしている。
 まずは、バイクを降りた状態で押し引きしてみるが、路面の凹凸が邪魔をして、不安定この上ない。
ちょっと気を緩めれば、身体を入れていない右側に簡単に倒れてしまいそうだ。
 すでにこの場所に留まって20分ほどが経過しているだろう。
 万が一倒れたら、この路面でおこすことは不可能ではないか?
 
 止めろっ、悪い想像をするなっと、頭のなから最悪な事態発生時の己の姿をかき消す。
 
 かろうじて、サイドスタンドを出して自立できる状態にもっていけたので、しばし休憩。
 水を飲み、バックの中から、ガーバーのスコップを取り出す。
 そう、先ほどは自身の汚物を隠すためにつかったのだか、ついに脱出のためにこいつを使う時が
きてしまったのだ。
 まずは、なんども切り返しをするにあたって、タイヤの転がりを妨げるような石くれを全部掘りだすことにする。
 滑るような湿った個所には土を入れる。

 けっこうな作業だ。
 また、悪い想像が頭をよぎる。

 万が一倒れたり、絶対Uターン不可能と判断できるときはどうするか。
 GSをここに置き捨て、ひとり山を徒歩でくだるのか。
 そして、どうする。
 レッカー車の出動要請か?
 いやいや、レッカーはここまでは来てくれぬだろう。
 だいだい、入口に事故が起きて責任は負えぬと明記してあったもんね~

 なーに、命まで失うことはありえないのだ。
 フォースを信じて戦うのみである。

 バイクを降りての押し引きしての脱出をあきらめ、エンジンを始動して動力を使っての脱出方法に
切り替える。思い切ってハンドルを切り、バイクを垂直方向を向かせることに成功すれば、、、
少しずつハンドルを切っては後退、ハンドルを切っては後退すれば、もしかしたら、、、、、
 しかし、路面の中央が凹んでいるゆえに、ちょっと間違えると、車体が傾き、悪い足場ゆえに
そのままひっくり返る可能性も十分にある。
 さあ、どうする。
 1度でもエンジンをかけ、バイクを動かせばもう2度とサイドスタンド出して車体を自立させる
ことは不可能になる。やるのかっ?
 やるしかないっ!

 一か八かの作戦を敢行。
 愛車に跨ぎ、エンジン始動。
 ハンドルフルロックで前進させるも、道を横断するようなかっこうの亀状態で行き詰る。
 万事休すか?

 10センチ進んではハンドルを切り、10センチ進んではハンドルを切る。
 路面が不安定で何度も倒れそうになる。
 路面の窪みに引っ掛かり、GSがピタリと動かなくなってしまった。
 汗だくで、考える。
 動けっ!動けっ!動けっ!  動いてよ~っ!
 暴走モード 突入!

 思い切って、クラッチをつなぎ、アクセルを吹かす。
 空転する後輪。
 クラッチの焼ける臭い。

 ダート路面でスピン、、、、スピン、、、スピン。 
 おおおおおおっ、その手があった。
 もしかしたら、車体の傾け具合とアクセルの吹かし具合でスピンターンのようになるのではないか。
すこしづつやれば、車体が少しは動くのではないかっ。

 スピンターン作戦、開始~♪
 もう、この時は失うものは何もない、、、、全軍突撃モードでした。

 クラッチを急つなぎして、アクセルを吹かす、、、
 すると、、、
 すると、、

 わずかではあるが、車体が反転し始める。いいぞ、その方向だ。
 山のないカルーが、タイヤの空転をさせやすくしているのもラッキーでした。
 ズリズリと、うすらスピンターンを慎重に繰り返します。
 斜面の上を目指せ~っ!

 何度もクラッチをつなぎ、アクセルを吹かし、両足で踏ん張る、、、、、。
 滝の汗でした。
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 脱出記念写真です。
 おそらく、この場所で1時間ぐらい格闘してました。
イメージ
 ヘルメットとジャケットがある先の黒ずんだ路面のところがUターン個所です。
 いやはや、危機一髪。
 史上最大のピンチでした。
 倒すとか倒れるとか、、、もありましたが、陽のあるうちに人里に帰ることができるのかと
心配になってました。

 進路転換に成功したあとは、とにかく安定した路面、できればすぐにでも
アスファルトの上に戻りたかったのが本音です。
 逃げるように、ダートを走りぬけます。
 しばらく行くと、栗原川林道との分岐にぶつかりました。
 もう、ダートなんてのはどうでもよくて、一刻も早くアスファルトの道へと栗原川林道を背にしました。
 分岐している栗原川林道は整備されて走行しやすかったですね。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102208_4?1310633696
 どうやら、途中に登山道があるようで、
 普通乗用車もバンバン走るので整備がしっかりしているようです。
 林道の路面状況を判断するには、そういった社会的な目を持つことも大切なのだと痛感しました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102208_5?1310633771

 獣用のゲートをを出て、ついにアスファルト路面に。
 もう、愛車GSを倒す可能性はゼロに近いと。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102208_6?1310634056
 ここま来た時には、ホッとしました。
 やばいやばい、、、今日の俺はヤバすぎたぜ。
 1歩間違えれば、山の中に愛車GSを放り出してこなければならないところだったでしょう。

 途中にあった、『しゃくなげの湯』という名の入浴施設で汗を流し、やっと生きた心地。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102208_7?1310634022
 恐怖心から流れ出た冷や汗と、渾身の力を使って流れ出した汗もすべて洗い流しました。
 山の神さまの逆鱗に触れることになった尻の穴も、、ね。
(最終篇につづく)
 久しぶりのご対面、1150GSちゃん。
 記憶をたどると、最後に会ったのは後輪のディスクを交換したときなので、かなりの時間が経過していました。
 『元気だったか、GSよ。今日は半年ぶりに山のダートへ繰り出そうっ!』

 前日の夜からどこへいこうか、、、いろいろ考えてました。
 福島の四時川林道あたりに出かけるのは、被災した人々の心を思うとまだ遠慮すべきとの思いがあるし、中津川林道という選択もありましたが、走行する前から全部がわかってしまっているようでトキメキがない。
 そうだっ!
 テーマはトキメキである。ダートへ進入する時のドキドキとした緊張感。
 久しぶりに未走破林道にチャレンジすべきである!

 というわけで小生が白羽の矢を立てた林道が、栗原川林道。連続する39㎞のダート。さらに続く新地林道もあわせればかなりのロングダートである。WEBで調べると今季の栗原川林道を走行した方のレポートなどもあり、路面状況もまずまずらしい。続く新地林道のほうが悪路であるとの情報もありました。
 いづれの林道もまったくの未走破林道です。

 出陣! 目指すは草木湖!
 草木湖から舗装林道の小中西山林道、ダートの小中新地林道、さらにダートの新地林道、
そして栗原川林道39㎞のダートを走破して、吹割れの滝でも見学してこようではないかっ!
 時刻は7時30分。小学校へ登校する子供らと一緒に自宅を出立。
 
 未装着だった、ZUMOのモニターの遮光カバーも取り付けてみました。
 液晶画面の反射によって画面がまったく見えないときもあった今までのZUMOでしたが、この画面カバーを装着したら、けっこう見えるようになりました。ただ液晶のタッチパネルの操作性は犠牲になります。画面の視認性はかなり改善されたので、良しといたしましょう。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_0?1310621824 

 東北自動車で、バビューんと佐野藤岡ICへ。行きかう車の少ない県道66号線を北上し、山の上へ上へと目指す。途中の空が、なんとも夏らしい雲でした。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_1?1310621864
 山道に入ると、とたんに涼しくなりました。湿度のせいでしょうかね~♪
 そういえば、個人輸入した廉価なREVITのジャケットに初めて袖を通したのですが、『涼しいっ
!』。上腕あたりのベンチレーションから侵入してくる風が、肩まわりを抜けていくの解ります。
走り出してしまえば、実に快適です。
 

 途中の梅田湖でチョイと休憩。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_2?1310621893
 川をダムで堰き止めた人造湖ですが、ずいぶんと減水してました。上流のほうでは完全に湖底が露出してましたね。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_3?1310621921
 県道337号線をさらに北上して草木湖へ。この時すでに時刻は12時15分。
 このあたりには食堂なんぞまったく見当たらないので、草木湖のドライブンで昼食。本当ならば、林道で弁当でも広げたいところだったが、うっかりして草木湖まできてしまいました。ソースかつ丼750円を食べて、ペットボトルの水を仕入れて準備。
 このあとのよもや恐ろしげな出来事が発生することなんぞ予想もせずに、意気揚々と舗装林道である小中西山林道へと突入いたしました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_5?1310621977
 舗装路である小中西山林道は5㎞ほど進入したところでダートに変わります。
 この日は、他に走行している車両も見当たりませんでした。またまた、たったひとり山の中、、なんかあったらどうすんだよ~♪なんてこの時は気軽に考えてました。携帯電話の電波状況をみると『圏外』と。うむむむっ、心してかからなければっ!
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_4?1310622085
 ダートのはじまりの路面は、細かな砂利ダートで走行も楽々。
 道端に野生のサルの親子、鹿などが出現したりして野性味もタップリ。
 『な~んだ、ネットの書き込みにあった新地林道のほうがガレているなんて情報はガセだったのか~?』なんて思いながら、山の景色を楽しみ、やっぱり山の林道に来てよかったと思い返しておりました。
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 すると、ちょっと気配があやしくなってきました。崩れた路面を何度も修復したような工事個所があったりするし、路面の石がずいぶんと大きくなってきた。そのうちに、路面から土が姿を消し、こぶし大の石ころだけの路面となってきた。
 『おい、おい、やばいぜ。』この手の路面はやたらと車体が左右にゆすぶられ、大きな石乗り越えたりするとその反動で大きく車体が傾くことがあるのだ。それに何より、我がGSのタイヤは2分山まですり減ったカルーなのである。
 あーっ!モロに路面凹凸をひろって、左右にフラフラだぜーっ。
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 こんな感じの路面がいつまでも続きます。傾斜のきつい場所もあって、もうヒヤヒヤ。
 スタンディングのポジションでもままならず、両足を出しながら1速でゆるゆると進む。
 それでも左右に振られること、振られること。
 やめれ、やめれ、この石くれダート。
 土をくれーっ! 土をっ! 誰かーっ、助けてーっ!
 ズルズル、ガラガラの路面でホント冷や汗が滝のように流れました。
 どれくらい、こんな路面だったのだろうか。転倒した時の惨事を想像しては身体がカタくなると、行け行けゴーゴーモードで走り続けましたが、このガレ場が終わった時はホッしましたよ。
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 安堵の表情の記念写真。
 すでに汗だくでした。
 
 地図で確認すると、分岐は栗原川林道との分岐のようであると想像いたしました。
 あとでわかることなのですが、この地点は栗原川林道との分岐ではないのです。
 このとき、すでに緊張感でヘロヘロでした。締まった土のダート道にでたことでホッとしていたくらいですから。
 来た道が小中新地林道であることは間違いありません。しかし、この分岐はどこなのか?
 この石くれダート。
 ダートっていうか、河原だろ。
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 しばし、悩みます。このまま栗原川林道へいくか、山を下って舗装林道に入るか。
 たしか、栗原林道のほうが楽勝だと書き込みもあったし、ツライガレ場というのは、通過したあの場所であって、この先、これ以上の苦しみはあるまい。
 いざ、栗原川林道へ。
 進路は右だっ!
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 小生は、栗原川林道へと続くダートを選択したのでした。
 ゲートも空いてるし、崩落個所もなく通行可能ということでしょうね~♪
 
 しかーし、しばらく進むと、、、前方にはこんな光景が広がる。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_13?1310622433
 どう考えても崩落した後を何度も修復した危険な場所である。
 雨水が激しく土砂を押し流し、地盤も緩くなっていることはバイクを乗り入れるまでもなく視覚的にも判断できる。勇気ある撤退か?
 しかし、その勇気ある撤退をしたくても、タイヤが沈み込むような、この緩んだ地盤と狭い道幅で可能か?

 っと、ここでバイクを降りていろいろ考えているうちに、、、、、、 
 うううううっ、緊張のせいか腹が痛くなってきた。
 正確にいうと、クソもしくはウンコ、つまり脱糞をなしとげたいという生理現象が発生してしまったのだ。
 こんなこともあろうかと、ちり紙くらい持ってるんじゃー
 それにしても、緊張で腹が痛くなるとは、情けない。それでも腹が気になっていてはこの困難も乗り越えられぬだろうと、さっさと道端にヒネリだしてやりました。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_12?1310622471
 モザイクかけてこんな感じ。 
 崖っぷちでちょっと怖かったですけどね。



https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1295735/img_1295735_62102081_11?1310622516
 事のあとは、ちゃーんとアメリカ兵士も使っているというガーバーの携帯スコップで土を掛けときました。初めて入る林道だからと重装備モードできたのですが、まさかガーバーがこんなことに使われるとは、、、、。

 しかーし、ガーバーはこの後、もっと大変な事態で再度登場するのであった。
 小生の生理現象の成り行きに山の神は怒り、小生に『山の神の祟り』をもたらせたのであった、、、、。



 (その2につづく)

 
 
 明日の休みは、ひっさしぶりぶりに愛車GSと、未走破の林道に繰り出しまっせ~!

 と思っているのですが、あんまりの暑さに途中で熱中症とかになるのではないかと、ちびっと心配してます。
 ひと気のない林道で、暑くてバッタリ倒れたりして、、
 そういや、小生が学生だったころは、熱中症なんて病は存在しなかったのだ。
 暑くて倒れたりするやつは、『ただの根性無し』だったはずだ。
 

 きっと山の涼しげな風が小生を迎えてくれるものと期待しておきましょう!
 行ったことのない林道にソロだから、久しぶりにスコップなど持参の重装備にしようかと迷っています。
 水もタップし持っていかないと干からびるかもしれませんな。

 おーし、盛り上がってきたぜ~
 行っちゃるゾー!

 っと日記には書いておこう、、、龍角散。