
巷では桜が咲いているらしいが、通勤電車の車窓からチラリと目を向けるだけで今年は間近に桜の花を眺めてたりしていなかったので、今朝の出勤途中に駅前にある公園に寄り道して、チョイとだけ桜を眺めてきました。
先客は、杖をついたジイさんがひとり。公園のベンチに腰をおろして本なんぞ読んでいるようでした。70歳も過ぎて桜を眺めると、また違った感慨があるのでしょうね。
いつしか、自分もそんなふうになるのでしょう。
公園の3本の桜は、ちょうど満開だったのかな。
桜ってのは、いくつもの花を咲かせる樹木だね。
あんなにたくさんの花を開かせる生物学的な理由は、何なんだろうか?
開花している時間が短いせいなのか。日本人は、桜の花には特別な意味を持たせているからね。花が散ることに生命の終わりをイメージしたり。
『貴様とオレとは同期の桜~♩』という皆が知っている軍歌もあるし、梶井基次郎は『桜の木の下には死体が眠っているんだよ』と謳っていた。
そういえば、軍歌『同期の桜』の歌って、現代の子供たちは知っているのだろうか。ワタシなんぞは、小学生のころにメロディ、歌詞の1番のすべてをすでに知っていたように記憶してます。
学校で習ったわけではなく、映画やテレビのワンシーンで見聞きしたまま覚えたように思います。
我が家の子供3人は知っているのかな。
鶴田浩二が声を震わせて歌うと、また、なんともね。
日本国民の特攻の戦意を煽るためだけの歌という意味では、とんでもない歌詞だけど、、、。
そんな歴史が60年前の日本にあったことを知ることは、とても大切だと思います。
同期の桜
貴様と俺とは同期の桜
同じ兵学校の庭に咲く
咲いた花なら散るのは覚悟
見事散りましょ国のため
貴様と俺とは同期の桜
同じ兵学校の庭に咲く
血肉分けたる仲ではないが
なぜか気が合うて別れられぬ
貴様と俺とは同期の桜
同じ航空隊の庭に咲く
仰いだ夕焼け南の空に
今だ還らぬ一番機
貴様と俺とは同期の桜
同じ航空隊の庭に咲く
あれほど誓ったその日も待たず
なぜに散ったか死んだのか
貴様と俺とは同期の桜
離れ離れに散ろうとも
花の都の靖国神社
春の梢(こずえ)に咲いて会おう



