Thoroughbred World -871ページ目

阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)-回顧

01.△ブエナビスタ
02.△ダノンベルベール
03. ミクロコスモス
04. ショウナンカッサイ
05. イナズマアマリリス
06.◎ジェルミナル
09.○メイショウボナール
10.▲レディルージュ

~強烈な末脚の先に見えた幻影・・・母を超えろ、ブエナビスタ~

まずまずそろったスタート、レディルージュが出掛かるところを、ショウナンカッサイが制して先頭、
外からシゲルキリガミネ、好位勢固まってルシュクル、コウエイハート、ジェルミナル、
中団固まってレディルージュ、アディアフォーン、ワンカラット、チャームポット、パドブレが一団、
わずかに遅れてダノンベルベール、デグラーティアは一瞬前が狭くなって後退、
その後ろカツヨトワイニング、イナズマアマリリス、フキラウソングが続く、
1番人気ブエナビスタはその後ろで後方3番手、殿にメイショウボナールとミクロコスモス。

3~4コーナーの中間でグッと馬群が固まる、ハナはシゲルキリガミネに替わり、5~6馬身圏内に殺到。
ブエナビスタも後方から馬群に1馬身後ろにまで取り付いたところで直線へ。
シゲルキリガミネが先頭も外にヨレはじめて早くも一杯の構え、開いたインを突いたのがショウナンカッサイ、
間レディルージュ、ルシュクルなどインに殺到した各馬は総じて手応えが悪い、
馬場の真ん中を通ってジェルミナル、その外にダノンベルベールが先頭に替わる勢いで上がってくる。
300mを切ってジェルミナルとダノンベルベールが先頭に替わる、そしてその外から一気にブエナビスタ。

ブエナビスタは一頭違う末脚を見せて圧勝、来春へ向けて「大物現る」。
2着には外から伸びたダノンベルベール、殿から直線に賭け大外から伸びたミクロコスモスが3着。
人気を背負ったジェルミナルは6着、対抗のメイショウボナールは9着に終わった。



タイムは地味、それは最初に断わっておくけど、しかしスローで差がつかないはずのレースで、
大外から持ったままで突き抜けてくるか・・・、こりゃ、大物だな。



勝ったのはブエナビスタ。

後方馬群でジッと待機、直線に賭けてコーナーでは仕掛けず待機していた。
大外に持ち出して追い出すと残り200mであっさり突き放し圧勝した。
まぁ、キレ味抜群でスローで差がつかない競馬だったはずなのに、あっさり突き抜けて並ぶ間もなく交わした。
まだ、気を抜くようなところがあるということだが、それだけ余裕なんだろう。
強いの一言、強力なライバルが現れてほしいものですね。



2着、ダノンベルベール。

スタートが決まったのが良かったのだろう。
あっさりと前が開いて、4コーナーから外へ持ち出して全くスムーズに追い出した。
ジェルミナルの外に併せてすべてが完璧な競馬、それでいてブエナビスタに2馬身以上千切られてしまっては。
4コーナーを外に持ち出す時のロスがあったとはいえ、やっぱりこれが一杯一杯。
ブエナビスタが抽選外れてくれればよかったのに、と思ってるだろうね~、かわいそうです。


3着、ミクロコスモス

内の馬がゴチャついていたこともあったか、直線の末脚は際立っていた。
後ろでジックリ溜める乗り方はブエナビスタと同じ、ごちゃごちゃした分、後ろでジッとしていたのが良かったかも。
ただ、短期放牧明け。
近況見てても「間に合った」という印象のレースだっただけに、まだまだ100%とはいっていないようだ。
1,2,3着馬はすべて外から伸びた馬、阪神JFも実力が生きるカタいレースになっていきそうな予感が。
府中や京都の1800mで好走した馬を狙い撃ちにするのはこれからもトレンドになりそう。
昨年のレーヴダムールを見ているような伸びだったが、その馬が故障で戻ってこないだけに、判断が難しい。



4着、ショウナンカッサイ

スタートを決めて先頭に立ったが、その後からシゲルキリガミネに絡まれ、少しポジションを下げた。
直線では逆に外によれたシゲルキリガミネの内を突いて追撃開始。
インコースから抜け出した馬はこの馬だけだったように、ほぼ完璧なレース内容だったと思うが、
外から伸びるトラックバイアスとキレる馬たちにやられてしまった形。
う~ん、実力的にこんなもん?全体的にスピード感が足りない感じ、オークス向きかもしれない。
ただ、やっぱり前の3頭とは切れ味が違いすぎる。



5着、イナズマアマリリス

直線でのレース運びは前回とほぼ一緒、後方馬群だったけどその条件は1,3着馬も同じだったはず。
ジリジリとしか伸びないというのもあるが、直線では前が壁になってまともに追えないところもあった。
とはいえ、前とはやっぱり差がある。
前走で負かした相手には勝っているし、ファンタジーSのレベルが低かったということでOK。



6着、ジェルミナル

-10kgの影響があったのかもしれない、というのは誰もが思うところ。
調教師もそんなようなコメントをしていたのであったということでいいだろう。
勝ちに行く競馬をしてこうなってしまったのだから仕方ないが、直線の坂にかかるところでフラフラ。
フラつき始めてからは全く伸びず、全体的に非力な印象を受けた。

使ってきた3戦はともに直線平坦コース。
パワフルさを身に着けないと桜も厳しい。



9着、メイショウボナール

幸四郎くん、本当にへたくそです、どうもありがとう。
道中に位置取りがゴチャついていたので、最後方でも問題はなかったはず。
ただ、直線で外にフラれすぎだし、黙って一番後ろから動かないし・・・、どうしようもない。
同じ位置取りにいたミクロコスモスが3着、末が切れるタイプではないのでこの時点でアウト。

やっぱ直線でバラけたところで内をつくような新馬戦の走りはできなかったようだ。



10着、レディルージュ

なんだかゴチャついた中を、ずっと走らされて力を出し切れなかったような感じだった。
とはいえ、これ以上長い距離ではちょっとどうかな?という印象を受けた。
今回は参考外、次に期待しましょう。

朝日杯フューチュリティS(GⅢ)-予想

こちらは2歳戦ながら、指折りのカタいと言われるGⅠレース。

前年はBOX買いでゴスホークケンとレッツゴーキリシマで馬連82.9倍。
いい思い出のあるレースだ。
今年は上位人気が伯仲した混戦のレース。
1番人気ブレイクランアウトは4.8倍・・・、割れてるな、こりゃ。


本命は◎フィフスペトル

休み明けを叩いて2戦目。三浦皇成を降ろしてルメールを呼んで必勝態勢。
三浦クン初めての重賞ホースなのにねぇ、世知辛い世の中だなぁ~。

さて、前走の敗因だがスローペースとマークが外れたゲットフルマークスに逃げ切られてしまったのは、
仕方ないところで、あれは参考外と考えてOK、33秒台で来てるし、ハイもスローも対応できるよと証明した。
と、前向きに捕らえましょう。

圧勝した函館2歳は2歳戦では数少ないハイペースのレース。
脚質に幅があり、激しい先行争いを見ながらレースできるところも魅力。
唯一不安があるとしたら、他の有力馬より外になっちゃったことぐらいか、まず上位争い。



○シェーンヴァルト

内枠から差せるか?初輸送が同響くかは確かに疑問。
前走のレコード駆けからの反動は感じられないものの、一方で上昇度もあまりなさそうなのも事実。
競馬ブックのレートでも90を出して勝っているのはこの馬だけに、能力があるのは確か。

要は持っている能力を出し切れるか、という問題。

注目はイレ込みと馬体重。
輸送に失敗すると厳しい。



▲ブレイクランアウト

東京スポーツ杯で初めて併せ馬を経験する形になったが、差し切れそうで差せず。
確かな能力を見せたが、その一方で精神的な脆さも露呈した。

それに加えて、厳しい展開が予想されるだけに、ここへの対応力もカギとなり、
そこさえクリアできれば、調教でも見せた絶好調ぶりを生かして一気にGⅠ奪取も。



△ホッコータキオン

野路菊S、デイリー杯と事実上レコードを作ったのはこの馬。2戦連続レコードとスピードは折り紙つき。
同型をどう捌くか、外枠がどう響くかというところに疑問符がつくのは事実でもうこれは仕方ない。
遅くとも1分33秒台半ばでの時計で決着するのは確実なだけに、ハイラップでの好走実績は頼れるところ。



△ミッキーパンプキン

なんだかペリエ人気なのか、ずいぶん人気しているみたいだけど、案外モロいっすよ。
連勝した2戦でもスローでの逃げ切りでハイペースでは未知数。
おそらくツルマルジャパンの先行力にはかなわないだけに番手追走にはなるだろうし、
2戦とも直線に坂のない京都コースだったしねぇ・・・。



斬セイウンワンダー

新潟2歳Sの内容があまりにも鮮やかだったからな。
能力は確かだが、蹄球炎からの復帰戦でちょっと仕上がっているのかはナゾ。
新潟で1.35.4という成績は不良馬場で説明はつくが、もともと後ろから行きたい馬で、
2秒の時計ギャップを一気に埋められるかはやっぱり疑問。


◎フィフスペトル
○シェーンヴァルト
▲ブレイクランアウト
△ホッコータキオン
△ミッキーパンプキン


◎軸○▲△△三連複
◎―○▲△△―○▲△△三連単フォーメーション

阪神カップ(GⅡ)-予想

今年で3回目を迎えるスーパーGⅡ、阪神C。
しかし、今年はGⅠ開催の裏になってちょっと地味な印象。
アンカツ、デムーロ、四位などといったトップジョッキーも「えっ、こっちなの?」と思ってしまった。

昨年は全盛期だったスズカフェニックスが快勝、3着のブルーメンブラットも約1年かかってGⅠ制覇。
シーズンが終わったはずの1400mのGⅡだが、それなりにメンバーがそろっていたのだが・・・。

今年はマイルCS上位組がそろって回避し、人気の主役が3歳馬。
来年以降のマイル戦線を占う意味でも重要な一戦となった。
しかし、本当に3歳馬で大丈夫なのか???
ファリダット3.0倍って、血統人気しすぎでしょこの馬。


本命は◎リザーブカード

秋シーズン5走目になるが、ここは最終追い切りをDW→坂路に変えてさらに好気配。
超ハイラップとなった京成杯AHとGⅠ以外ではそれなりの結果が出ていて、
1400mも5戦3連対という好実績、父サクラバクシンオーという血統背景からもここで狙えるか。



○レッツゴーキリシマ

安定した先行力、そして堅実な粘りが魅力な馬。
末脚のキレ味では一歩見劣る分、前に行かないと厳しいのは確かながら、
逃げても、先行でも、結果が出せる自在性を持ち合わせており大崩れはしないと考えておこう。



▲ファリダット

阪神1400mを2戦2勝、前走は鋭い末脚を見せて2着まで追い上げる。
とはいっても、ほとんど3歳同士でしか走ってきていないわけでしょ?まだ経験が足りんよ。
しかも、今回は阪神の内回りで18頭立て。
内からでも直線で進路が取れる京都と違い、阪神では前が開かないケースがほとんど。
つまり前走のようなレースはできないということで、王道のレースをすると脆そうだな、と。

明らかに母親の人気が被ってくるので、馬券的には常においしくない。
やっぱ、地味な馬のほうがいいよね~(笑)



△スプリングソング

ダートを除いて、秋3戦は3着、1着、3着。
1200mで底を見せていない3歳馬、実はこっちのほうが強いと思っている。
1400mが初めてとなる点、大外がハッキリと不利な点は当然認めなければならないところ。
ただ、馬がパンとして調教でしっかり追えるようになってきた心強い。
本格化と同時に短距離戦線の主役に躍り出るか。



△シンボリグラン

人気なさすぎでしょ。
確かに大柄な馬で休み明けだが、夏は使い詰めで結果を出してきただけにその分一発の魅力がある。
1200mばかり使われてきたが、1400mでも実は2勝しており、阪神もセントウルS2着で克服した。
スッと好位につけ、折り合うことができれば、一気にチャンス到来。ぜひヒモで買いましょう。
全力でヒモ買い、こういう馬を買い続けるといいことありますよ。



△サイレントプライド

栗東滞在で強めを2本、とりあえず52.3で駆けており、調子は上昇していると考えてOKだろう。
前走の惨敗は初の輸送ということで説明がつき、脚質的にもおもしろいところ。

とはいえ、1400mが初、血統背景的にも非根幹距離ではどうなの?という懸念も。


斬エイシンドーバー

前走は余所行きの競馬で埋没、さらに直線の不利も響いた。
それを除けば安定した成績で1400mでは3-1-0-1と大得意。
ただ、昨年は2番人気で完敗を喫した上に、追い切りも51.3-14.0と掛かり止まる最悪な内容。
状態面での不安が残る。


斬ジョリーダンス

スワンZSを好時計で3着も、1,2着馬も次走で微妙な成績。
今回は条件が合うし、昨年は2着。
しかし、2ヶ月弱で3度目の関西輸送。そろそろ厳しくないですか?
脚質の自在性の裏には、流れに乗れない脆さが同居し、アンカツとの相性も0-0-0-4と疑問符。

アンカツが関西に残ったのは本当にこの馬のためだろうか?



◎軸三連複○▲△△△
◎○▲△△△BOXの馬連

ああ、損しそう。