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朝日杯フューチュリティS(GⅠ)-回顧

1. セイウンワンダー
2.◎フィフスペトル
3.▲ブレイクランアウト
4.△ホッコータキオン
5. ピースピース
6.△ミッキーパンプキン
7.○シェーンヴァルト

~父の勢いに乗って二代制覇成る、イン強襲でいきなりGⅠ奪取、セイウンワンダー~

ツルマルジャパン、ゲットフルマークスが先行争い、ミッキーパンプキンは出負けも響き3番手、
外からケンブリッジエル、好位からエイシンタイガー、2コーナーからホッコータキオンが上がり好位、
中団にはセイウンワンダー、フィフスペトル、間トウカイフィット、トレノパズル、
後方からトップオブピーコイ、シェーンヴァルト、ピースピースなどバラバラに追走、
さらに後方、オメガユリシス、そしてブレイクランアウト、殿ブラストクロノス。

3コーナー手前からブレイクランアウトが仕掛けて上がっていく、その内フィフスペトル。
4コーナーを周って先頭はホッコータキオンが真ん中から、内のツルマルジャパンは一杯、
エイシンタイガーの外にブレイクランアウトが並びかけ、前は4頭が並ぶ格好に、
その直後フィフスペトルは進路がない、さらにインの潜り込んだのはセイウンワンダー。
ホッコータキオンに並びかけたのはブレイクランアウト、一気に捕らえるかに見えたが並んでからが微妙、
さらに最内までもぐったセイウンワンダーが一気にキレ味を発揮、外からはフィフスペトルとピースピース。
内から抜け出したのはセイウンワンダー、大外をフィフスペトルが急追するも届かない。
セイウンワンダーが凌ぎ切って、休み明けで2歳王者に、2着にフィフスペトル、
並んでから精彩を欠いたブレイクランアウトは3着、シェーンヴァルトは7着に沈んだ。



勝ったのはセイウンワンダー。

人気馬の中で唯一外したのがこの馬。本命のフィフスペトルが来ていただけに本当に悔しい。
新潟から3ヶ月ぶり、しかも球節炎からのカムバック緒戦で狙いにくい感じだった。
パドックではどう見てもカタさが見られて、お世辞にもいい状態とは言えなかった。
レースではインの進路を取るお見事な騎乗が光った、前走とは対照的な位置からの追い込みだったが、
調子やレース内容からしても、実力が計りづらい、もしかして相当強いのか?
2000mまでは守備範囲という体系だけに引き続きクラシックでも注目しよう。



2着、フィフスペトル

3~4コーナーでの手応えは明らかに3着馬ブレイクランアウトより悪かったのだが・・・。
直線でも中途半端な位置で前が壁、そこから外に持ち出してすばらしい追い上げを見せるも惜しくも2着。
勝ち馬とは内外の差もあり悔しいところだろう、枠順の差もあり勝ち馬と互角の評価でOK、マイルなら。



3着、ブレイクランアウト

体はプラス10kgだったが、もとが大きくないだけに歓迎材料だったはず。
馬体はいい感じだったし。
武豊の復帰戦はディープインパクトのようなレースぶり、あの芸当は手応えがないとできない。

課題は前走同様“並んでから”だろう。
あの手応えと坂下の勢いからは突き抜けていたはずなのに・・・。
素質は間違いなくクラシックレベル、あとは精神面の成長が待たれる。



4着、ホッコータキオン

スタートは悪くなかったものの、外枠だったので無理せず中団から2コーナーをやり過ごす。
2コーナーを過ぎたところからやっと位置取り争いに参加、逃げた馬とは枠順の差が出たか。
ただ、それでもよく抵抗してそれなりの結果を残したので力は証明したはず。



5着、ピースピース

後ろでじっくり脚を溜めて追い出しを我慢、ゴール前ではいい伸びを見せたが・・・。
あのレースぶりでは勝つのは無理、力が下の馬がとりあえず入着を目指した形。


6着、ミッキーパンプキン

スタートで出負け、スローばかり経験してきた分苦しい競馬になってしまった。
道中も頭を上げて、折り合いもどうだかなぁ、という感じ。
父ダンスインザダークらしい馬体がモロに出た感じ、パワー<キレでは中山は向かない。



7着、シェーンヴァルト

前の10レースで降着処分を受けた影響か、ジョッキーが本当に消極的な競馬。
そこらへんが勝った岩田ジョッキーとの違い、イチイチヘコんでいては競馬に向いてないぞ。
これでは結果が出るはずもなく、すべてが後手後手に回って惨敗。
ちゃんと乗れば巻き返す余地あり。

阪神カップ(GⅢ)-回顧

01. マルカフェニックス
02.▲ファリダット
03.◎リザーブカード
04.△スプリングソング
05. マヤノツルギ
06.△サイレントプライド
09.△シンボリグラン
10.○レッツゴーキリシマ

~惜敗続きに終止符を、距離延長で華麗なる復活、マルカフェニックス~

ソルジャーズソングが大きな出遅れ。レッツゴーキリシマが楽に先頭、マヤノツルギが2番手、
好位勢が固まってステキシンスケクン、サイレントプライド、マルカフェニックス、スプリングソング、
その後ろシンボリグラン、エーシンフォワードが追走し、中団にリザーブカード、ファリダット、ペールギュント
中団後ろにジョリーダンスで、後方にマイケルバローズ、エイシンドーバー、ゲイルスパーキー、
さらに、リキアイタイカンは一杯、殿に出遅れたソルジャーズソング。

隊列はスッと決まったものの、レッツゴーキリシマがよどみない流れで引っ張りそれなりのペース。
それでも、早めに各馬動き出し、根性比べのレース展開に。

直線に向いてマヤノツルギとサイレントプライドが先頭に替わる。
外からスプリングソングと大外ファリダット、間を割ってマルカフェニックス、その後ろリザーブカード。
ジョリーダンス他追い込み勢は届く気配がなく撃沈、中団より前に居た馬たちの根性比べ。
ファリダットが懸命に追い上げるが、脚色はあまり良くない、坂の中腹で一気に抜け出したのはマルカフェニックス、
猛追する各馬を尻目にあっさり抜け出して重賞初制覇。
2着はファリダット、3着に前が窮屈になりながらも伸びてきたリザーブカード。
2番人気サイレントプライドは6着、3番人気エイシンドーバーは15着に惨敗。


ワイドで的中、10.3倍。

えっとまず、エントリをあげるのを忘れていたので、まぁこの印は参考程度に。
これくらいの予想だったら、あげてもあげなくても一緒でしょ?(おい!)

勝ったのはマルカフェニックス。

1200mで甘さが目立ったマルカフェニックスは1400mになって多少緩んだペースにうまく乗じた形。
この馬には福永ジョッキーが合いますね~、どうしてだろう・・・。
1200mで甘い馬が1400mで活躍するのは結構ある話。こういう馬をしっかり買える人がうまいひとなんだよなぁ。
ただし、メンバー的にもあまりいいとは言えず、時計も上がりもちょっと例年と比べると一枚落ちる。
これで来年の主役を、というレースでなかったことは覚えておくべきだろう。



2着、ファリダット。

この馬にとっては、もっと殺人ペースになってくれたほうがありがたかったところ。
この成績は致し方ないところだろうし、まぁ良く走ったほうではないかと。

だいたいね、いくら良血馬だろうが単勝一番人気はありえないって、こういう馬はできるだけ買いたくない。



3着、リザーブカード

時計は異常になった京成杯AH以外では常にいいレースしている馬で、これくらい走って当然かと。
前走はGⅠでレベルが高すぎだった上に、4コーナーで不利を受けて終了。
直線で狭くなったように見えたが、もともと一瞬のキレで走るタイプだけに、
できるだけ仕掛けを待つ形になったので逆に良かったのではないかと思う、富士Sも全く同じ展開で2着だし。
もうワンパンチ足りないのは、脚質的にも仕方ないところか。



4着、スプリングソング

この秋は、ダートだったペルセウスS以外は全部馬券に絡んでいた馬で、上位争いはするだろうと思っていた。
ただ、芝の1400m戦は初めてで非根幹距離への対応力が疑問だったこと、小回りはかわいそうという考えで、
評価を落としていた。
レースでは、ほとんど同じところにいたマルカフェニックスに抜けられてアウト。
いい手応えで来ていただけに、距離かなぁ~という診断が今のところの答え。
大跳びの馬で馬場が悪くなるとかわいそうな馬、春以降馬場が良くなり、1200m戦なら当然巻き返す。



5着、マヤノツルギ

馬場が悪くなってくると確かに面白い馬だと思っていた。
時計的にちょっと足りず、かつ札幌、函館という洋芝で結果を出してきたパワータイプ。
一旦は完全に抜け出す構えだったし、レース内容も上々だったが、最後の最後で一杯になってしまった。
いい感じで来ていただけに・・・、こちらも距離かなぁ~、という印象も。



6着、サイレントプライド

妙に人気しましたね、重賞勝ち馬だからかなぁ。マイラーだって。
この馬は使い減りするタイプで休み明けで間隔を取ったほうがいい馬、この秋3戦目では狙うべきではなかった。
こちらもほぼ全滅状態だった先行勢のレースをしていた馬で、キレがないだけに仕方がない。



9着、シンボリグラン

使い詰めで結果を出してきただけに、逆に休み明けは厳しかったのだろうか。
能力的には通用するレベルにあるものの、その力を発揮するにはいろいろ条件がありそう。
どちらかというと馬体にカタさが見られるタイプだけに、冬場に狙うのは厳しかったのかもしれない。
馬場が悪く時計が出ないことだけで拾ってしまった、反省しよう。
ずっと1200mを使ってきたので1400mもきつかったのかもしれないし、改めて期待する価値あり。
ただ、冬場に狙えるのかは不明。


10着、レッツゴーキリシマ

できればハナには行きたくないタイプだけに誤算だったか。
グングン馬体重が増加しているが、ある程度は成長分として見れるだろう。ただ今回の10kgは増えすぎ。
こちらも1400mは久々、スプリント戦の流れになりやすい展開を経験していないだけに・・・。

愛知杯(GⅢ)-回顧

01.セラフィックロンプ
02.チェレブリタ
03.マイネレーツェル
04.アドマイヤスペース
05.トウカイルナ
07.レインダンス
08.ニシノマナムスメ
10.クラウンプリンセス

~軽ハンデ味方に激戦断ち切る、外から押し切るお騒がせ娘、セラフィックロンプ~

コスモプラチナがハナを主張して先頭、2番手にブーケフレグランス、3番手テイエムプリキュアは押していけない。
好位に単騎でニシノマナムスメ、セラフィックロンプ、スペシャルフロートが続く、
中団からブリトマルティス、ダンスオールナイト、クラウンプリンセスは掛かり気味、その後ろレインダンス、
中団後ろにトウカイルナ、レッドアゲート、キャッチータイトル、大外マイネレーツェル、
後方からカイゼリン、ウインシンシア、チェレブリタ、殿にアドマイヤスペース。

コスモプラチナが引っ張るレースの割には縦長にならず、3コーナーをカーブ、
インからレインダンスが上がっていき、ニシノマナムスメもスローと見て仕掛ける。
直線に向いてコスモプラチナはあっさり失速、ニシノマナムスメが先頭に立つ、すぐ後ろからレインダンス。
堅いか?いやいや、外からセラフィックロンプが抜け出しを図り、狭いところを抜けてチェレブリタ、
後方から外をまわったマイネレーツェルとアドマイヤスペースなどが一気に詰め寄り混戦に。
最後は内から抜けてきたチェレブリタを外からもう一度伸びたセラフィックロンプが押さえ込み、
重賞初制覇、ジョッキーも調教師も重賞初勝利となる、2着チェレブリタ、3着にマイネレーツェル。
人気のレインダンスは7着、ニシノマナムスメは8着に敗れる。


16-14番人気でハズレ、マイネレーツェルが着てるだけに、もう少しまともな決着だったら・・・。



勝ったのはセラフィックロンプ

前に行って残ったのはこの馬くらいで軽ハンデがモロに生きた形になった。
人気どころが早めに仕掛ける中、外に持ち出してグダグダしていたのが逆に功を奏しもう一度伸びて押し切る。
1000万では能力上位だったが、今回は先頭に立ってからもソラを使わずにねじ伏せたのだから素晴らしい。
また、このレースでは、メンバー中屈指の中京巧者。とはいえ、買いづらかったなぁ、これは。
コスモプラチナが引っ張るレース展開にもかかわらず、能力差が出やすいハイペースにならなかったのも、
軽ハンデ馬たちに向いたのだろう。それにしてもこれは買えない。



2着、チェレブリタ

先週のイケトップガン同様、4コーナー回ったところでの位置取りは最悪で絶望的だった。
ただ、なぜか今年はインが良く開いちゃうんだよなぁ、しかも良く伸びる。
一旦は先頭に出掛かったのに、もう一度差し返されてしまったのは残念、前走で勝った相手だけに。
こちらもハイペースにならなかったのが良かったのだろうし、
この中京開催は軽ハンデ馬が突っ込むケースが多いなぁ、注意しよう、もう重賞はないけれど。



3着、マイネレーツェル

人気馬、最先着。
小回りで後ろからのレースになったが、キレるタイプなので問題なし、むしろ好都合。
ただかわいそうだったのがずっと外を周らされたこと、枠順的に難しいのはわかっていたのだが・・・。
トライアルホースだと思われていた(自分も思っていた)が、秋4戦目でこの結果。
じっくり休みを取って、明けのレースが楽しみ。力をつけている。



4着、アドマイヤスペース

こちらも、ラスト末脚を伸ばしただけのスイープ騎乗。
ただ、こちらも4コーナーで外に振られすぎ、絶望的な位置取りで直線を迎えたがキレ味だけならこれくらい。
軒並み軽ハンデ馬が上位を占めただけに、判断が難しいところ。



5着、トウカイルナ

こちらも中団より後ろからの競馬で間を割って伸びていた。
ただし、勝負どころでの反応はイマイチでこのままでは、複勝圏がやっとというところだろう。
軽ハンデで中団からレースを進めた、今回のトレンドにピッタリ。
振られたマイナスがなかった分と、53kgで2kg重いの分ちょうど相殺して、上位組とほぼイーブンの評価。



7着、レインダンス

内で終始もまれるレース展開、それでも直線では間を割って伸びてくる構えを見せたのだが・・・。
ラストはキレる軽ハンデ馬に一気に来られて戦意喪失して失速。
トレンドに合わなかったので仕方ないか、エリザベス女王杯も上位組を除いてイマイチなレベルだったか。



8着、ニシノマナムスメ

こちらは好位からのレースになりアウト。
バラけてもまれることなく進めたのだが、早めに進出したのが裏目に。
軽くて、切れる馬に来られてアウト。



10着、クラウンプリンセス

こちらも外に振られてアウト。
道中も掛かってしまったし、全く力を出し切れず。