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悲しみの夜を越えて~ランザローテ重賞初制覇~

kiyo厩舎、2頭目の重賞ウイナーが誕生しました。
昨年11月ブルーメンブラットのマイルチャンピオンシップ(GⅠ)からわずか7ヶ月、
ランザローテがプロキオンステークス(GⅢ)を制覇しました。

最終追い切り後、少し太いのではと言われていたランザローテですが、
それをきっちりカバーするように10日、11日とソフトに坂路で微調整を行い、前走と増減なしで出走。

もともとスタートは得意なのですが、今日はいつもに比べるとちょっと悪くなってしまい
位置取りも逃げではなく好位からとなりました。(おっ、漬物石炸裂かwと思ったのは私だけではないはず)

しかし、まるでこれが作戦であったかのように1番人気トーホウドルチェをがっちりマーク。
レースペースはそれほど上がらず、ある程度固まった状態で4コーナーを回ります。

サイキョウワールドをトーホウドルチェが捕らえ直線へ向くとその外にぴったり併せていざ勝負。
その後ろからバンブーエールなども追撃態勢に入っていましたが、その差は開く一方でした。
内の馬が一杯になり、いよいよ一騎討ち。内トーホウドルチェ、外ランザローテ。




差せ、差せ、差せ、差せ、差せ、差せ、差せ、差せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(WINSで心の中では絶叫)


願いは通じました。
武豊とランザローテはゴール前できっちりトーホウドルチェを頭差捕らえていました。
ランザローテは長い長い道のりを経て、ついに重賞初制覇。

脚元が弱くダービーも過ぎた7月の函館デビュー、右前脚の屈腱炎による1年8ヶ月のブランク。
決して日の当たる競走馬生活ではありませんでした。

2004年 9月17日 右後肢外傷
2005年 1月18日 喉頭片麻痺(喉鳴り)
2005年 2月7日 右後脚飛節腫れ
2005年 6月16日 左前脚違和感
2005年 8月9日 右前脚骨瘤
2005年 9月24日 左前球節捻挫
2005年 10月11日 右トモ球節外傷
2005年 11月15日 左トモハ行
2006年 2月21日 右前脚骨瘤
2006年 4月8日 肺炎
2006年 7月6日 右トモ筋肉痛
2006年 9月12日 前脚骨瘤
2006年 9月25日 右トモ飛節打撲
2006年 12月5日 熱発
2006年 12月16日 左前脚骨瘤
2007年 2月21日 顔外傷
2007年 4月23日 左前脚骨瘤
2007年 6月7日 右前脚屈腱炎
2008年 7月8日 右前ツメ違和感


10戦6勝(6-1-1-2)で重賞を制覇した競走馬のもうひとつの顔です。
レースに出走する難しさをここまで痛感した馬はいませんでした。

レースに出られれば間違いなく圧勝して帰ってくる、でも無事で使い続けるってとても難しいことなんですよね。
昨年の12月に500万下で復帰してからわずか7ヶ月で重賞制覇。やっぱり能力は一流でした。
ランザローテの競走生活はまだまだ続きますが、とにかく無事で1走でも多く走り続けること。
それが私の願いです。


また先日亡くなった父アグネスタキオンにとってはダート重賞は初制覇になったのかな?
そういう意味でも意味のある重賞制覇であったと思います。
(このブログのヘッダーもランザローテに替えておきます♪)

プロキオンS(GⅢ)-予想

◎ランザローテ

バンブーエール、サンライズバッカス等、今まで戦ったことのないようなレベルの馬たちがたくさんいます。
枠が絶好であること、レース傾向としても先行馬は有利なので、ある程度やれそうな印象は受けます。

斤量差があるとはいえ、バンブーエールなどにどこまで食らいつけるかというところでしょう。
上位人気での出走になるので、久々にドキドキの日曜日を迎えそうです。

七夕賞(GⅢ)-予想

福島競馬の最終日。
先週、先々週あたりから外差しが決まり始め、内で粘る馬は不利な状況になっていた。

土曜日のレースでも内馬場が荒れており外差しが決まるかに思えたんですが、
好位にいた馬が外に持ち出しそのまま、あるいは内を完全に捨てた逃げ馬が外に持ち出してというレースが多い。


七夕賞もハイペースで逃げるような馬がおらず固まって進み、勝負どころで広がることは確実。
こうやって前でレースする馬が残るために工夫してくるのも福島後半の特徴でもある。

過去10年(00年だけ東京なので9回分)でも勝った馬は道中に位置取りに関わらず、
4コーナーを5番手以内で周った馬が8頭もおり、後ろから一気に差し切りを狙うのは至難の業である。


ナイアガラ、ドリームフライト、デストラメンテあたりが前に行くだろうからその後ろあたりで
早めに上がっていけそう馬を中心にチョイスしたい。


◎ホッコーパドゥシャ

好位からそれなりの上がりを記録できる能力がある。今回の傾向からすると一気に浮上する。
前々走の福島民報賞を1.57.8で圧勝しており、スピード決着にも自信。
あまり調教で走らないタイプでも前走の追い切りでは上がり1F14.6とあまりにも情けない状態。
それに比べて今回は中間も順調に乗られて、状態も+8kgと明らかに太かった前走から一気に上昇。

鞍上にウチパクを迎えここは好勝負必至、好位からの粘りこみを狙う。



○ミヤビランベリ

こちらも好位からレースができるタイプで、昨年は逃げ切り勝ちを飾ったディフェンディングチャンピオン。
前走の目黒記念は本命で見事大穴を空けてくれたが、重馬場の恩恵を受けていたのも事実ではある。
とはいえ、ここ5戦で3回複勝圏に入ってきており、力をつけてきているのは間違いなし。

課題は二つ、時計への対応力と久々に背負う57kg。
ここを突破できるか微妙だし、人気の妙味も無さそうなので、対抗評価で。




▲シャドウゲイト

この馬も上記2頭と同様に好位からレースができるタイプの馬。
強敵が揃った金鯱賞で久々に復活の2着、シンガポールのGⅠ以来に勝てるチャンスがやってきた。
前走でも58kgを背負っており57.5kgについては不安はないものの、周りが軽くなっているので不安はある。
またそこまでにずいぶん長いトンネルに入っていたため、金鯱賞がフロックだった可能性もあるので抑えまで。




△アルコセニョーラ

後ろから行く馬だが今回は条件が揃いすぎ。
福島で重賞勝ちの実績、昨年も夏に大穴を空けているように実績は十分。
凡走も確かに多いタイプではあるが、夏は黙ってヒモに入れておきたいタイプの馬。




△イケトップガン

骨折からわずか4ヶ月でカムバック。
軽ハンデだった中日新聞杯ではありえない位置から伸びてきて3着を確保した。
準オープンクラスに戻ってからは重いハンデに苦しんでいたが、それでも大きく崩れないレースぶり。
今回は骨折休養明けで不安が残るのも確かながら、軽ハンデで再び重賞となれば。


◎ホッコーパドゥシャ
○ミヤビランベリ
▲シャドウゲイト
△アルコセニョーラ
△イケトップガン

◎軸○▲△△馬連、三連複