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痛い7着、1コーナーでレース終わる

前走3着。さらに小倉でメンバー的にもチャンスがあったファタモルガーナ。
日曜日小倉5レースに出走し、大きく人気を裏切る7着に敗れました。

帰厩してほとんど強い調教を行わず迎えた復帰戦。
スタートの課題に真剣に取り組み、ある程度克服してくれたのは良かったですが…。

問題はゴチャついた1コーナーの入り。
外の馬に進路を譲るとそのまま突っ込むところがなくポジションを一気に下げてしまいます。
結局向正面では後方から2頭目と小倉競馬ではありえない位置取りになってしまいました。

しかも、反応が悪く外に持ち出して追っても追ってもなかなか前との差を詰めることが出来ません。
馬も集中を切らしたかのように脚を高く上げて本気で走っていないような様子でした。

対象的に好位置でレースを進めたダノンミルが圧勝する中、
とりあえず後方2番手から大外に持ち出したファタモルガーナは止まった馬たちを次々と捕らえにかかりますが、
さすがに前とは大きな差があり、かなり差をつけられて7着惨敗。

レースぶりから今回の結果は仕方ないとはいえ、この状況で優先出走権を逃したのが本当に残念。
次走は未勝利3着のある阪神でのレースを狙っていくとのことですが、本当に出走することができるのか…。
少なくとも間が空いてしまうことは、使って調子を上げたいファタモルガーナにとっても、
全くプラスにはなりませんね…。

悔しい2着惜敗

土曜日の中山9レース、水仙賞(500万下・芝2200m)に出走したヴァーゲンザイルは惜しくも2着。
ここは負けてもらっては困る一戦、2着も惨敗もクラシックへの足踏みとしては変わらないですから。

この中間は本当に良いデキで最終追い切りもポリトラックコースで出色の伸び。
馬体もヴァーゲンザイルらしいすっきりした仕上がりで状態面では文句なしのように見えました。

パドックに登場したヴァーゲンザイルは外を気分良さそうに周回。
デビュー戦からレースを重ねるごとに目に見えて集中力が増し、良くなってきているようでした。

レースではそこそこのスタートから無理せず、好位置をキープ。
逃げたサトノタイガーの作ったスローペースを3番手で追走します。
道中では折り合って進んでいましたが、トーセンケイトゥーにプレッシャーをかけられ外を回り、
勝負どころの3コーナーから仕掛けて早めにトーセンケイトゥーを捕らえ2番手に上がります。

すぐ後ろから伸びてくるインプレザリオやマイネルメダリストとの末脚比べになるかと思われましたが、
敵は後ろにあらず、前のサトノタイガー…。

存分に楽をしたサトノタイガーはラスト2Fを11.3-11.3でまとめ上げ後続を完封。
ヴァーゲンザイルは2番手をキープし、必死に差を詰めに掛かりますがいくらヴァーゲンザイルでもこれでは^^;
重賞でも入着実績のある馬をしっかり完封したことを素直に評価したい一方で、
ダービー出走を目指す意味では、ここでの取りこぼしは本当に痛いですね。

順調なら次は山吹賞から青葉賞へというローテーションとのこと。
次は今回ほど楽なメンバーではないでしょうし、もう一度も足踏みできない状況になりますから、
山吹賞だけでなくヴァーゲンザイルにとって一番取りこぼしのないレースを選んでもらいたいですね。

阪急杯で巻き返しなるか

明日のメインレース、阪急杯にフラガラッハが出走。
kiyo厩舎4頭出しのラストを飾ります。

間を詰めて叩き2走目となるわけですが、やはり前走の内容があまりにもショックで強気にはなれません。

確かに直前までの追い切りが今一歩だったとはいえ、本番の週ではかなり良い状態に見えたし、
もともとスムーズに行くことのない道中でもちゃんと耐えて走っていただけに、あの惨敗は…。

時計面を見ると、前々走の紅葉Sからむしろタイムを詰めているわけで、
単純にフラガラッハの能力はだいたい今こんな感じですよと言われても仕方のない内容でした。

前走の惨敗から今回は距離を短縮し、より折り合いのつきやすい舞台を選んだようです。
直線が短く、コーナーのきつい阪神内回り1400mという舞台がどれだけフラガラッハに向いているかは疑問。
とはいえ、他に適鞍があったとも思えず、連続して重賞に挑戦し力をつけていくという意味では良い選択。
当たりのやさしい四位騎手との新コンビも悪くないチョイスだと思います。


阪神コースが改修された後の阪急杯は内枠圧倒的有利のデータがあり、そういう意味では幸運。
あとはそれを生かすためにスタートをきっちり決めてそこそこの位置で折り合うというのがポイント。
どちらかというと上がりの掛かる展開になりそうなので、うまく脚を溜められればおもしろいと思います。


あくまで今回は伏兵という立場だと思っていましたが、フタを開けてみればそこそこ人気。
前走の内容からあまり強気にはなれませんが、まだまだ応援してくれる人がたくさんいるわけですから、
今度こそ持っている素質を十分に発揮してもらいたいものですね。