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スカラブレイ痛恨の骨折…

先行策から一瞬の末脚で抜け出したスカラブレイ…、ニュージーランドT出走を目指していましたが…。

放牧先のノーザンFしがらきで疲れを癒すべく軽い調整を送っていたのですが、
左トウ骨遠位端に軽微な骨折が見つかったとのことで、春競馬は完全にアウト。

kiyo厩舎の主力3歳馬であるスカラブレイの離脱は本当に痛いです。


今まで順調に使ってこれていたのでそれほど心配はしていなかったのですが、
母トキオタヒーチの仔はそれほど脚元が強くないことはこの馬にも当てはまってしまうのでしょうか。

この時期の骨折はちょうど厩舎の先輩フラガラッハと同じようなタイミング。
思えば、フラガラッハもこの時期グイグイレースを使わされての骨折だっただけに、
今回は同じ厩舎で同じような流れでの骨折はちょっと残念ですね。

やはりこの時期は芯が強くなってきていない馬が多い時期ですし、
ここでの骨折は痛いので大事に使ってもらいたいものですね。
今回は軽微な骨折で済んだとはいえ、成長を阻害するような骨折にも繋がりかねないですから。


順調に回復して秋競馬で復帰できればというところ。

秋の飛躍を信じて一日でも早く故障が癒えてくれることを祈っています。

休み明けを3着、2勝目はすぐそこ

日曜日の小倉9レース(500万下・ダート1700m)に出走したマカリオスはキャリア初の1番人気。
道中先団で進め、早めに先頭に立ったあとも後方の馬と互角にやり合い3着。

休み明けの一戦でしたが、中間の状態から考えると出来すぎの内容でした。


前走は生野騎手ラストの週で僅差の3着。
その後は放牧に出てリフレッシュをさせる形になりましたが、案外早く戻ってきてくれました。
ただ、それほど走るタイプではないとはいえ、調教の動きが全くダメで、
坂路入りすら拒む不良少年っぷり…、復帰を伸び伸びにして走る気が出てくるの待ちました。

で、結局あまり走る気が戻ってこないままの状態で一度使ってみようということで出走を決意。

パドックに登場したマカリオスは思いのほかすっきりした仕上がりで馬体重も-4kg。
おっとりとした感じで歩いておりトモも甘いながらもスムーズに動いていましたね。


レースではスタートでやや出負け気味になりましたが、押せばすぐに前のほうに取り付けるのは休み前と同じ。
このクラスでは先手を取るのはあまり苦にしなくなってきました。
とはいえ、思い切って行くと1コーナーで力が入ってしまうのもまたまたいつものこと。
やや折合いに苦労しながらの追走でしたが手応えは楽、4コーナーをカーブしたところで隊列が一変し、
あっさりと先頭に押し出されます。

普通ならば前崩れの展開。
内から外からマカリオスをめがけて5~6頭が突っ込んできて飲み込まれそうな手応えでしたが、
すぐ外から馬体を並べてきたナンヨースラッガーに最後までついていき3着を確保。

中間の状態やレース展開を思えば十分すぎる内容。
叩き良化型のタイプとは断言できませんが、次走も好勝負は確実。

降級を前に大きな大きな2勝目をあげてもらいたいところです。

阪急杯3着!!立派の一言

日曜日の阪神メイン、阪急杯(GⅢ・芝1400m)に出走したフラガラッハは3着と大健闘。
出遅れて後方からになりながら、外から長くいい脚を使ってくれましたね。


今回は叩き2走目。久々に関西でのレースということもあり全体的にいつもより落ち着いている気がしました。
一方で馬体は10kg絞れて見るからに良化していると感じましたし、
一度使って中間の動きも良くなっていましたが、中身も変わってきたんだと思います。

一方でだいたい自分の持ち時計通りに走って11着惨敗だった前走を見るとあまり強気にはなれませんでした。
初めての1400mと脚質的に得意とは思えない内回りコースの阪神と不利な条件もありました。


スタートを五分に出たフラガラッハはすぐに下げて後方3番手でじっくり我慢。
どうしても逃げたい馬がいないメンバー構成でしたが、逆に先行勢が並んでペースを上げてしまい、
前を行く馬はハイペースになっていましたが、一方で後方勢はマイペースでした。

4コーナーで一気に馬群が凝縮するとフラガラッハは外を回ってジンワリと進出開始。
直線に入ると大外に持ち出してゴーサインを出します。
開幕週でもあり馬場の良い内に各馬が殺到する中、堂々と大外から脚を伸ばすフラガラッハ。

先に抜け出したサンカルロ、内から馬群を割ったガルボには届かなかったものの、
重賞の常連であるスプリングソング、ワンカラットを抑えての堂々の3着。
賞金を加算できなかったのは残念ですが、これだけの力を見せてくれたのは驚きでした。


この後は無理せず一旦放牧に出して京王杯スプリングカップを目指す予定。
まずは無事にいってもらって、重賞制覇を目指して頑張ってもらいましょう。

kiyo厩舎の馬が重賞で馬券になったのは2009年8月ランザローテのサマーチャンピオン(GⅢ)以来。
久々に最後の直線で燃えることができました。


くしくもフラガラッハの父、名馬デュランダルを管理された坂口調教師ラストの日。
父のためにももっともっと上を目指してもらいたいですね。