Thoroughbred World -173ページ目

【現地観戦】サラキア、エリザベス女王杯は健闘6着

19/11/10 京都11レース エリザベス女王杯(GⅠ) サラキア 川田将雅騎手 6着

 

オクトーバーステークスから中2週。

サラキアがGⅠの舞台に帰ってきてくれました。

 

 

心配された毛ヅヤの悪さは目立つほどではなく、首周りに少し出ていたぐらいで、

全体的には状態は良さそうに見えました。

気分も良さそうでしたが、いつもの厩務員さんにちょっと甘えているようなところも見られましたね。

 

 

馬体重も維持して出てきてくれたので、ようやくここに来て体質が安定してきたのかなと思います。

詰めて使うこと自体が1年ぶりぐらいでしたが、そういった不安は感じませんでした。

 

 

返し馬は川田騎手らしく外目を通って非常にゆったりとしたものでした。

サラキアはいつも以上に落ち着いているように感じました。

長い距離だったので、これは非常によかったと思います。

 

 

 

ゲート入りに手こずる馬がいて、サラキアは先入れの奇数枠だったので、

今まで以上に待たされることになりましたが、よく我慢してくれました。

 

スタートをしっかりと決めますが、逃げるとまでは行かず好位追走という競馬になります。

それでもピタリと折り合っていましたし、選択としては悪くなかったと思います。

 

クロコスミアが逃げてラヴズオンリーユーが2番手となる展開。

この時点でスローは確定となりました。1000m62.8秒でこの時点でスタミナ不足の懸念はほぼなくなったと言っていいでしょう。

 

ただ、勝負どころであまり反応が良くなく、内をクロノジェネシスに割られてしまう嫌な展開。

これが結果的には良くなかったのかもしれません。

直線ではクロノジェネシスと外のフロンテアクイーンの間に入ってしまい、なかなか加速することができません。

 

あまりスッと加速できるタイプでもないですし、エンジンは再点火したものの、

そこから前の馬をパスするまでには至りませんでした。

 

 

 

勝ち馬ラッキーライラックと0.4秒差の6着。

ここまでの臨戦過程を考えればGⅠで6着というのは十分すぎる内容だったのではないでしょうか。

 

川田騎手も良く頑張ってくれたとのコメントがあった通り、

力は出し切れたのかなと思います。

 

牝馬限定であれば2200mは十分守備範囲と言っていいでしょう。

あとは毛ヅヤの悪くなる冬場をどうするか。

 

4歳の秋を迎えて引退まであと1年半。

重賞制覇というのを最大の目標に、少しずつ近づいているように感じるだけに、

1日1日を大切に過ごしてもらいたいなと思います。

 

京都まで行って良かったです。

お疲れ様、サラキア!

【現地観戦】ブルーメンクローネ、絡まれながらも完勝で2連勝!

19/11/10 京都8レース 3歳以上2勝クラス(牝馬限定・ダート1800m) ブルーメンクローネ 斎藤新騎手 優勝

 

個人的にかなり自信のあったブルーメンクローネ。

競馬場では一度も見たことがなかったのですが、ようやく京都で会うことができました。

 

 

中間の出来は十分すぎるほど順調で、かなりの自信がありました。

パドックで見てこれは馬の能力が一枚上なんじゃないかと思うぐらいでした。

 

バランスが良く箱型の体型。胸の深さがあって、トモのハリも十分ありました。

毛色は少し違いますが、フォルムはこれまでのブルーメンブラットの仔の中で一番似ていると思います。

 

 

 

前走殊勲の斎藤新騎手とのコンビ継続。

外国人ジョッキーが大量に集まったGⅠデーの京都競馬場ですが、

一番ブルーメンクローネの力を出してくれるジョッキーですから、継続できて良かったです。

 

 

レースはまずまずのスタートのあと、押して先手を取りに行きます。

 

レッドシルヴァーナも控えてくれたことであっさりと隊列が決まり、グッとペースを落とします。

が、あまりにスローにしすぎたことで、痺れを切らしたジョッキーたちが早くも2コーナーから襲い掛かる展開。

 

 

しかし、斎藤騎手は譲りませんでした。

少し出していってもう一度ハナを主張するものの、操縦性が高くそこから掛かることはありませんでした。

 

1000mを62.9秒と理想的なペース。馬群は凝縮しますが、十分な手応えを持って直線に向かいます。

 

 

直線の入り口でグッと後続を離すと、フワトロに迫られそうになりながらも、しっかりと振り切ります。

 

 

 

こうなると後は楽でした。

最後まで脚を伸ばして2馬身半差の圧勝劇。

良馬場で上がりのかかる状態でも36.8秒でまとめ上げれば、さすがに牝馬同士なら余裕がありますね。

 

 

たっぷりと褒めてもらっていましたね。

完全に手の内に入れていた斎藤新騎手の手綱さばきが大きいように思います。

逃げてスローに落とし迫られたところで、もう一度ハナを主張していったところはまさに強気の騎乗。

 

掛かるかもしれない…など不安があればなかなかできない芸当でしょう。

テン乗りのジョッキーでその判断をするという人のほうが少ないと思うので、

コンビ継続して手の内に入れてくれていて本当に良かったです。

 

 

ブルーメンブラットの仔はこれまで勝ち上がるものの、なかなかクラスの壁を上がれずに苦しんだ馬ばかりでした。

ブルーメンクローネは3歳時1戦しか使えない厳しいものでしたが、ここに来て一気に良化しているように思います。

明らかにこれまでのブルーメンブラットの仔とは成長曲線が違いますね。

 

この内容であれば、当然3勝クラスでも通用する器ではあるのですが、

牝馬限定戦は3勝クラス・オープンともにJRAではダート戦がひとつも組まれていません。

 

加えて4歳の秋。クラブ規程からあと1年4か月で強制的に引退になってしまいます。

であるならば、勇気をもってここで地方競馬に移籍するというのもありなんじゃないかなと思います。

 

距離も持つ、前にも行ける。

さらに、名古屋競馬で悪くない競馬をして戻ってきているというキャリアもありますので、

全くダメということはないはずと思っています。

 

土曜日はグランデッツァの仔ラルゲッツァで父娘の勝利。

日曜日はブルーメンブラットの仔ブルーメンクローネで母娘の勝利。

 

いつも以上にアワブラッドの喜びを感じる週末でした!

ラルゲッツァ4馬身差完勝でグランデッツァ産駒初勝利!

19/11/9 福島1レース 2歳未勝利 ラルゲッツァ 西村淳也騎手 優勝

やりました!ラルゲッツァがダートで勝ち切りグランデッツァ産駒中央初勝利を決めてくれました!

遠征での福島競馬。
ダートを使うということも、平田先生のトーンはあまり上がりませんでしたが、終わってみればここは4馬身差という完勝でした。

遠征競馬になりましたが、休み明けということもありプラス体重で出走できました。

レースではスタートを互角に決めて、押して先行策。
ハナを叩くかなと思いましたが、外からスマートラビリンスが来たので、無理せず2番手からの競馬になりました。

ここで引いて折り合いに専念したのが西村騎手は最大のファインプレーでしたね!

レースは道中息の入る流れでしたが、しっかり折り合って、4コーナーの手前でスマートラビリンスに並びかけました。

当面のライバルになりそうだったラマトリスも迫ってきて最後の直線。
しかし、手応えが違いました。

楽に4馬身抜けて完勝でした。

平田先生も西村ジョッキーも「芝の方がいい」とコメント。
次はまた芝に戻しての競馬になるかもしれません。

ただ、心配なのはレース後に鼻出血が判明したこと。
このまま山元に向かうそうで、復帰は年明けになりそうです。

鼻出血は外傷性か肺からのものかで予後が変わってきますから、なんとか外傷性で早期に治ってくれることを祈りたいです。


あえて現地に行かなかったから勝ったかなw

ともあれおめでとうラルゲッツァ!
そして産駒初勝利おめでとうグランデッツァ!

出資馬の産駒で中央初勝利は2倍以上の喜びです。
簡単じゃないからこそ幸せですね!