シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2020 31-39
31. ユキチャンの19(ドレフォン)★★★
白毛で筋肉の凹凸がはっきりしませんが、牝馬とは思えぬほど迫力十分な造りをしているように思います。肩が立ち気味な分、ちょっと可動域は取れていないようにも思いますが、これがかえってダートの短距離で戦うにはプラスに作用する可能性もあるかなとも感じました。
ここまでの産駒成績がイマイチなので、強く推すことはできませんが、ドレフォンで良い方向に向かうと良いですね。
32. グローリアスデイズの19(ドレフォン)★★★★★
母は近藤英子オーナーゆかりのグレースアドマイヤ一族。トライアルで2度権利を取り、オークスと秋華賞にも出走しましたが、体質的なこともあってかあまり数を使わずに引退しました。
年齢的なこともありますが、この馬はなんと12番仔。3勝以上馬ゼロとちょっと苦戦しており、いよいよクラブに降りてくることになりました。
馬体はまあまあ普通といったレベルですが、動きが非常に良い馬ですね。踏込の深さスムーズさ、繋ぎの柔軟性もありますし、父から受け継いだ前進気勢もあります。
33. ウインフロレゾンの19(リオンディーズ)★★
これまで抜群の馬の造りを見せながらも、思ったほど成績が上がってこなかったウインフロレゾンの仔。シルクではおなじみですが…。
この仔はこれまでと比べるとちょっと華奢で頼りない印象があります。トモが流れ気味で深く踏み込めていないように見えてしまいます。リオンディーズ産駒は良いスタートを切っており狙い目かと思いますが、ちょっと一押し欠くかなと。
34. ランニングボブキャッツの19(ヘニーヒューズ)★★★★★
全兄にアジアエクスプレスとレピアーウィットがいる安心できる血統背景を持ちかなりの人気になりそうです。
馬体はかなりの大型馬で牝馬にしてすでに490kg超えとスケール感は十分。
動きに関してもさすがに若干の重さはありますが、可動域がしっかりと取れて踏込も深く十分といっていいでしょう。若いうちのダート牝馬路線が確立されていないところが不安点でしょうか。
35. パシオンルージュの19(ミッキーアイル)
取下げに着き割愛
36. ミスティックリップスの19(ミッキーアイル)★★★
こちらも母は高齢の部類に掛かってきました。ちょうどクラブで募集された2頭が3勝とベストリザルトで良いイメージがあるのですが、一方であまり数を使えないもどかしさもある血統のように思います。
馬体はミスティックグロウやハーメティキストと同じぐらいのフレームで体重だけが足りないといった感じ。胸が深く短距離でのスピードは期待できそうです。しかし、飛節の折れが深いので、このあたりが瞬発力にどう影響するかというところでしょうか。
37. ラダームブランシェの19(シルバーステート)★★★
G1サラブレッドクラブで一番人気を記録したシルバーステート産駒は、シルクでもかなりの人気を集めるようです。
やや黒めな芦毛で毛ヅヤが非常に良く、脚捌きにも軽さがあって、伸びも十分ありますね。ただ、立ち姿を見ると脛のあたりにもう少し筋肉があったほうがより安心できるかなと思いました。
あとは、チチカステナンゴ肌が32頭中7頭しか勝ち上がっていない上に、獲得賞金5,000万以上がゼロとかなり率が悪いので、そこをどう見るかでしょう。
38. シャルルヴォアの19(ビッグアーサー)★★
ビッグアーサーの仔はさすがにノーデータです。ちょっと狙いどころがわからないです。
馬体はスペシャルウィーク肌にもかかわらず背中が短めで父の要素が出ていると思いますが、かなり前捌きが硬く、直飛気味。これを回転力を生み出すとみてプラスと捉えるか、硬いからマイナスと考えるかでしょうか。
39. ジャポニカ―ラの19(サトノアラジン)★★
サトノアラジンの仔はオーナーズの募集馬でも見たのですが、ちょっと華奢に見えてあまり高い評価はできませんでした。そして、この馬も同じイメージですね。
活力はありそうですが、捌きが硬めですし、少しトモの寝繋ぎも気になるところです。
シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2020 21-30
21. サンドミエシュの19(ルーラーシップ)★★
すらっと見せながらも馬格のあるルーラーシップ産駒で、上がちょっと小ぶりだったことを考えるとそこは良くなったのかなと思いますが、脚元はかなり怖いなという印象です。
特に前の繋ぎは立ち姿でもかなり竹馬っぽさがあり、歩かせても柔軟性がありません。また、弓脚っぽさもあり、これはどうなんでしょうか。
ただ、この感じで同じルーラーのディアンドルは走っているんですよね。
22. レジェの19(ルーラーシップ)★★
これもルーラーシップらしいステイヤー血統です。母も2400m勝ち。肌がステイゴールドでルーラーシップ産駒となると明らかにスピードが足りない気がするのですが…。
馬体も背中の長いステイヤータイプ、トモの造りなどがまだ頼りない感じがするので、仕上がるまでに時間がかかりそうです。
23. シャトーブランシュの19(キタサンブラック)★★★
期待度の高いシャトーブランシュの仔ですが、勝ち上がったミスビアンカがかなりズブく、これがロードカナロアでこんな感じなので、キタサンブラックだと俊敏性に欠くのではないかという不安があります。
ただ、逆に言うとかなりのスタミナや持続力は備えていることと思いますし、胸が深く、背中が長いタイプの造りですから、2400m以上の長距離なら面白いかもしれません。
24. サマーハの19(キタサンブラック)★★★★
こちらもかなり期待値の高いサマーハの仔です。最近派手さはなくなってきたものの、産駒は堅実に走っていますので、安心感がありますね。
馬体を見るとすでにかなり完成度が高く、キ甲が抜けて、付くべきところにしっかりと筋肉がついています。また、姉のモルジアナ等と比べて脚が長めなので、やや不器用なタイプになるかもしれません。
25. ウルトラブレンドの19(キズナ)★★★
5月生まれとは思えぬがっちりして骨量十分な馬体、歩きにも硬いところは見られないので、キズナの良いところをしっかりと引き継いだ馬体と動きのように思います。
その一方、やはりこの母系は体質面に課題を抱えていることを認識せねばなりません。古賀厩舎に行くということである程度の覚悟は要るのかなと。
26. アイリッシュシーの19(キズナ)★★★★
母系のブラックタイプが優秀で今後非常に人気が出そうなお母さんですね。ただ、結構重めの血でディープとの相性はあまり良くないように思います。
馬体のバランスが良く、踏込もしっかりしており、1月生まれとはいえ、初仔と疑わしくなるほど非常に完成度が高い馬体です。
あとは、繋ぎがやや緩く深く沈んでいくのをどう見るかでしょうか。
27. ラトーナの19(ジャスタウェイ)★★
緩いタイプの大型馬を輩出してきたラトーナにジャスタウェイを配合。ステイゴールドですら大型馬だっただけに、これはどうなんでしょうか。
馬体はパワフルさがありますが、やはり背中が甘く、動きに緩さを感じます。肩の可動域も取れておらず、上が2連続で未出走引退というのもあり、体質もかなりの懸念材料です。
28. シロインジャーの19(ジャスタウェイ)★★★
血統的には大型の大味なタイプの馬体に出るかと思いましたが、いい意味で裏切られました。毛色も裏切られましたが。
背中の収縮性に優れていて、すでに完成度が高い歩様をしています。肩の捌きが少し硬いのと、トモの入りもちょっと硬めな気はしますが、膝の出方が柔らかく全体的に重苦しい印象はありません。
ここからむしろ大きくなりすぎないことを祈りたいですね。
29. シーイズトウショウの19(キンシャサノキセキ)★★★★★
キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーという短距離だけを見据えた配合です。馬体はその狙い通りといった感じで、すでに前から見たときの迫力が十分に備わっています。それでいて、動きは非常に機敏ですし、前後ともにしっかりと踏み込めています。
母高齢+脚元の弱いキンシャサノキセキ産駒ということで故障リスクはありますが、無事なら短距離で計算できる一頭になるでしょう。
30. シルクユニバーサルの19(ディープブリランテ)★★
こちらも活躍馬を輩出しながらも高齢の域に達しているシルクユニバーサルの仔。セダブリランテスの全弟ではありますが、お値段とのバランスは良いですね。
ただ、馬体はもっさりして鈍重な印象が否めません。また、比較的長めの距離で活躍した兄たちのことを考えると首が短めに見えるところもちょっとアンマッチかなとも。
シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2020 11-20
11. ツルマルワンピースの19(ハービンジャー)★★★
馬格十分で牝馬とは思えぬ逞しさ。でも、裏を返せばもっさり感もある。全兄ブラストワンピースの募集時と同じ懸念点もあります。
ただ、歩かせるとかなりスムーズで兄ほどの硬さは感じられませんでした。
あとはサイズがかなり大きくなりそうなところをどう見るかといったところでしょう。
上を見抜けなかった以上、私にはあまり縁のない馬だなあと感じています。
12. コケレールの19(ドゥラメンテ)★★
ラヴィエベールを出し、繁殖能力が高そうに見えていたのですが、それ以降が案外で人気もかなり落ちてきそうです。
筋肉量自体は十分と言えるものですが、少しトモの容積が足らない気がするのと、ドゥラメンテ特有の繋ぎの硬さを持っているので、故障という意味でもやや心配な要素があります。そして、これまたキンカメ系×母父ミスプロ系ですね。
13. ルシルクの19(ドゥラメンテ)★★
繁殖牝馬としての評価を最近大きく落としてしまっているのがこのルシルクでしょう。ここ最近は人気したり、ディープをつけて高い馬を募集にかけたものの成績が振るわず、しかもまた見栄えの良い仔を出すので、余計マイナスイメージが先行します。
馬体は胸の深さはあるのですが、全体的にずんぐりしていて、機敏さに欠く印象です。また、歩かせているときも右前がやや内側の突き刺しているのも気になるところ。
キンカメ系×Robertoはレイデオロを産んだ配合で相性は良さそうですが、この馬はどうでしょうか。
14. ハイドバウンドの19(ドゥラメンテ)★★★★
ここまでの産駒成績はイマイチではありますが、非常にバランスの良さが目立つ馬体で、結構な人気を集めそうな一頭です。ドゥラメンテ産駒にしては繋ぎの柔軟性が取れており、細身ながらダイナミックな歩様を披露することができていますね。
母は重賞勝ち馬ではありますが、日本でダメなのをどう見るかで意見が分かれそうです。
15. シュペトレーゼの19(モーリス)★★★★
鬼門となりそうなモーリス産駒の中では、この馬が一番好きかもしれません。パワフルさがある一方で、馬体のバランスは崩れておらず、繋ぎが長くて返しもあるという芝で良さそうな要素をそろえている馬だと思います。
ショアーの仔はエックスマークなどグッドルッキングホースが多いので、過信は禁物とは思いますが、重すぎないモーリスがトレンドになる可能性を秘めていると感じているので、そういう意味ではありかなと。
16. ルミナスグルーヴの19(モーリス)★★★
5/14生まれとちょっと遅い分、完成度という点では一枚劣るのですが、ハリのある健康的な馬体が魅力です。歩様が手繰るタイプなのが、明らかな芝血統とミスマッチの懸念がぬぐえないかなと思います。両前が外向であるため、祖母のソニックグルーヴがそうであったように、繋ぎ周りのトラブルは避けたいところですね。
17. アイスパステルの19(モーリス)★★
こちらはザ・モーリス産駒というタイプのがっちりした鈍重な馬体です。後躯の繋ぎに緩さがあり、背中も緩く、もうちょっとギュッと締まってくると良いですね。現時点で440kgという馬体ですが、管囲が細くこのまま上体が重くなっていくとちょっと不安のほうが大きいかなと思いました。
18. ルールブリタニアの19(エピファネイア)★★★★★
ミュージカルウェイ母系でエピファネイア産駒と人気になりそうな要素がたっぷりと詰まった馬です。黒光りする馬体はディープ肌らしい胴の伸びが良く、スムーズな脚捌きに、胸が深くエピファネイアのパワフルさを持ち合わせています。
エピファネイア牡馬は初年度イマイチ、母父ディープもここまで思ったほどの結果を出せていませんが、この馬ならといったところでしょうか。
19. クロンヌの19(エピファネイア)★★
母同様コロンとした馬体でダイワメジャーのほうが色濃く出ているように思います。筋肉量豊富ではありますが、重心がやや高く短距離タイプというようには見えません。
繋ぎがやや短く緩いところは上体ががっちりしているだけにちょっとリスクありかなと思いました。
20. シャクンタラーの19(エピファネイア)★★★★★
圧倒的多重クロスで血統表に太字が大量発生する博打感の強い配合ですね。祖母のムガメールからクラブには何度も登場してきた母系ではありますが、非常に癖が強く、当たりハズレが大きい印象です。
しかし、馬体は素晴らしいです。前から見て厚みもありますし、肩の可動域も取れています。返しも良いですし、重さを感じさせない歩きができているなと感じます。