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シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2020 61-70

61.    スイープトウショウの19(キタサンブラック)★★

 

これまた一言でデカいですね。キタサンブラックらしいと言えばそれまでですが、でもそんな中でも馬体のバランスが大きく崩れていないところがこの馬の良いところだと思います。

飛節の折れが深く、トモの容積がちょっと足りない気がしますし、前脚も弓脚感があるので、私はあまり高く評価はしなかったのですが…。

 

 

62.    フェイトカラーの19(ジャスタウェイ)★★

 

叔父のスティーマーレーンが元出資馬。獣医の捕液ミスという前代未聞の亡くなり方をしてしまいましたが、現役最後のレースとなってしまった早苗賞では、後に重賞を勝つ瀬田ブリランテスと0.2秒差の3着。フィアーノロマーノに内から併せにいって競り落とした強い内容でした。

その叔父のイメージからするとだいぶ重い馬体をしていて、胴回りが分厚すぎる印象があります。この手のジャスタウェイ産駒は順調にいかないことが多い印象なので、どうでしょうか。

 

 

63.    アンティフォナの19(ジャスタウェイ)★★

 

5月生まれで成長途上とはいえ、ちょっと上と比べて云々というのはかわいそうかなといった印象です。背中が短くて短距離寄り、トモの幅は十分にあるのですが、脛から下が少し弱く頼りないです。また、右前が内向しており、動きに硬さもあって、ラウダシオンとはちょっと差があるかなと。

 

 

64.    ウィルパワーの19(キンシャサノキセキ)★★

 

インディチャンプとアウィルアウェイの下になりますが、この馬は賛否両論わかれるところですね。やはり気になるのは体高の低さで、144.5cmというのはなかなかに低いです。

また、脚元は右前が内向気味。踏込自体は良いのですが、故障のリスクはそれなりに高そうな気がします。

 

 

65.    ボシンシェの19(キンシャサノキセキ)★★★★

 

元出資馬ブリジャールの弟ですね。脚元弱い母系にキンシャサノキセキはかなりチャレンジングな印象です。

ただ、馬体のバランスは良くて、トモも容積があり、キビキビ歩けているように思います。キンシャサノキセキ産駒にしてはやや直飛気味でギアチェンジも対応できそうですね。イメージとしては、3歳のハーモニクスっぽさもありますね。それだとちょっと説得力ないんだけど。

 

 

66.    シャンボールフィズの19(ドレフォン)★★★

 

ドレフォン×キンカメ配合でサンデーRの出資馬アロマティコの19と同配合です。しかし、牝馬に出たというのがどうなのかというところが気になります。馬体はキンカメが色濃いすらっとしたものですが、芝でもダートでも戦えそうですね。

脚元は右前が外向なぐらいで大きなリスクはなさそうです。

 

 

67.    メリーウィドウの19(ドレフォン)★★★★

 

ゴールドアリュール肌ということで迷うことなくダート狙い。また、距離的にもマイルぐらいを狙えそうで非常に楽しみな存在です。ただ、牡馬ならなあというのが正直なところ。

4月生まれではありますが、ダートで戦う上で欲しい体重を備えていますし、非常にパワフルで踏込も強いです。返しがちょっと弱いのが気になるところではありますが、逆に言えば気になるのはその程度です。

 

 

68.    エレンウィルモットの19(ミッキーアイル)★★

 

キャットクイル牝系で楽しみな繁殖牝馬だったのですが、長く続けてきても全くブラックタイプが出てこず、ちょっと厳しい繁殖牝馬です。

クラブに降りてくるようになった世代から、全て2歳11月以降のデビューで仕上がりの遅さが気がかり。ミッキーアイルも現状早くから活躍できていると言えないだけに不安が募ります。

馬体はトモの強さが際立ちますが、背中がちょっと甘く完成度が高いまではちょっと言えないかな。スプリントに寄りすぎないことを良しとするコメントが出ていますが、ミスプロ系のようなワンペースで軽快なスピードを伝える馬のほうが合う気がします。

 

 

69.    ワイオラの19(ミッキーアイル)

 

輸入前はしっかりと結果を出していたようですが、日本に来てからはイマイチな母。地方出戻りで中央3勝を挙げたトレジャーステイトが最高傑作で、デビューした5頭中4頭が3歳になってから初陣を迎えたように仕上がりの遅さが気がかりです。

この馬もまた馬体の完成度が低く、ひょろっとした体型と頼りない歩き方でちょっと時間がかかりそう。牡馬であることを考えるとサイズ面も厳しいです。

 

 

70.  ポルケテスエーニョの19(ミッキーアイル)★★★★

 

ミスエーニョの血統。3頭目でいよいよ脂がのってきた印象のある繁殖牝馬です。

前から見ると厚みがあってしっかりとした歩様で歩けていますし、ミッキーアイルに一番欲しい短距離で戦う前進気勢というものをこの馬は持っている気がします。

一方で、トモの踏込が若干甘く、やや硬い感じもしますので、回転力で戦うスプリンタータイプなら許容できるといったところでしょうか。

ミッキーアイルならこれって感じですね。

シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2020 51-60

51.    プリティカリーナの19(ドゥラメンテ)★★★★

 

早生まれで馬体のバランスが整っているように見えます。胸が深く、背中もしっかりしてスムーズで踏込も深いですね。

懸念点は胸前が発達しすぎてやや弓脚っぽい造りになってしまっているところでしょうか。大きくなりすぎるとちょっと危ないのかもしれません。

これもキンカメ系に母父ミスプロ。しかも濃いめです。

 

 

52.    レーヌドブリエの19(モーリス)★★★

 

大きなフレームと大きなトモを見せていて、いかにもモーリスといったタイプです。やや緩さもありますが、膝下が短く回転力に欠くような印象はありません。生まれとのバランスを考えると大きくなりすぎなそうなところもいいですね。

 

 

53.    レッドジゼルの19(モーリス)★★

 

重厚感があって、馬体の張りは良い馬ではありますが、モーリス産駒らしくちょっと鈍重なイメージは否めません。脚捌きの硬さも気になります。

右前の繋ぎ周りの差し毛はどうなんでしょう。ちょっと怪しいかもしれません。

 

 

54.    オーシャンビーナスの19(モーリス)★★

 

こちらもモーリスらしくちょっと鈍重なイメージがありますが、まだ成長途上なのか腰の高いところも見られます。1月生まれにしては、体重も常識的な範囲ですね。

母は近藤英子オーナーの血の結晶のような馬で珍しいリンカーンの肌。ただ、産駒はややスピードに欠く印象で苦戦が続いています。上との比較はできませんが、取り立てて良い点も見当たらないのでどうでしょうか。

 

 

55.    エクレールアンジュの19(モーリス)★★

 

エヴリウィスパー牝系でクラブ馬にはおなじみの母系です。母は堀厩舎予定で4000万円という高額な募集価格ながら、喉鳴りと繋靭帯炎で出走することなく引退となってしまいました。その母に非常にフレームの似た馬体をしています。

最も似ているのはトモの飛節の造りで折れが深く流れ気味であることです。他にも気になるところはあって、前の繋ぎが沈んでいかないところなど不安が多い印象です。

池添学厩舎で耐えうるかについてはやや疑問を感じざるを得ないですね。

 

 

56.    パープルセイルの19(エピファネイア)★★★

 

母パープルセイルはガゼルロワイヤル牝系。昨年のララヴァンドも募集時は小ぶりな馬体ではありましたがすでに460kgとそれなりのサイズまで成長しています。4月生まれの牝馬ということもあって、この馬もサイズ面で言うとかなり心配になるのですが、馬体の造りは非常にエピファネイア産駒らしく見栄えがします。

前駆後躯のバランスが良く、手先までキビキビとした歩様で歩けていますし、脚が真っすぐ出て返しも良いと運動神経の良さそうなオーラは感じます。

あとはなんとか大きくなってほしい。

 

 

57.    グリューネワルトの19(ルーラーシップ)★★★★★

 

ディアンドルの全弟。ルーラーシップ産駒の当たりパターンである、馬格のある節々のしっかりした馬体です。がっちりとした体型のなかでもトモの大きさは目立っており、それでいてリズミカルに歩けていて重苦しさがありません。

繋ぎの緩さ等は姉とは違う点ではありますが、この馬は短距離にこだわらず活躍が見込めそうです。

気になるのはなぜ池添学厩舎なのかというところですね。

 

 

58.    ディープストーリーの19(ルーラーシップ)★★★

 

ステイヤーとしてその素質を開花しつつあるビーマイオーシャンの妹になりますね。ルーラーシップということもあり、やや背中が長くステイヤータイプの印象を持たせる馬体をしていますが、牝馬なだけにスピード勝負に対応が難しそうに見えるところがちょっと難しいところです。

血統相性は良く、ルーラー×ディープは母父ディープを救うキセキ配合です。

 

 

59.    ブラックエンブレムの19(キタサンブラック)★★★★

 

元出資馬ブライトエンブレムの弟ですが、なんかもうずいぶん遠くに行ってしまったような気がします。5月中旬生まれですらっと脚が長く体高があるように見えますが、キ甲が抜けかかっており、もしかしてあまり大きく成長はしないのではないかと思いました。

動きのスムーズさはさすがの一言なので、無事に成長してくれれば。

サンデー系の中でも比較的重めなタイプのほうが好成績なので、その点キタサンブラックは合いそうな予感がしています。

 

 

60.  ポーレンの19(キタサンブラック)★★★

 

想定していたより中間の人気が相当に高くて正直驚きました。

旬の厩舎ということもあるんでしょうけど、それにしてもポーレンがここまでとは。

馬体は5月生まれにしてすでに460kgと大柄で、さらに大きくなっていきそうな感じがします。

細部を見るとやや背中が甘く、動きもちょっと重い感じです。

とはいえ、前駆後躯の可動域は十分ですし、返しもしっかりして、真っすぐ脚は出ています。

内向の酷かったムーンライトナイトでも2勝できていますので、それを繁殖のポテンシャルと捉えるならありかもしれませんが。

シルクホースクラブ募集予定馬全頭斬り2020 40-50

40.    キューティゴールドの19(ディープインパクト)★★★★

 

素質馬は出すものの、どうしても脚元に不安の残るキューティゴールドの仔ですが、お値段がここまでくるとなかなか恐怖心が取れません。

それでも、1月生まれということもあって馬の出来はさすがのものですね。

馬体のバランスや踏込の深さは一流のものがあります。ただ、左前が外向気味で、繋ぎのクッション性にやや乏しいところもあるので、それなりのリスクはやはり承知しなければならないかなと。

 

 

41.    ウェイヴェルアベニューの19(ディープインパクト)★★★★★★

 

ディープインパクトにUnbridledやDeputy Ministerなど、これまでおなじみの鉄板配合が施された本馬。牝馬の中では圧倒的にこれだろうと思っています。

馬体は良く見せるタイプで兄のグレナディアガーズにも★6をつけましたが、この馬もそれに匹敵するレベルです。

(おい、新馬負けとるやんけ。)

サイズ自体がちょっと小さいところがありますが、トモが大きく、全体的なバランスも良し、胴伸びはやや足りないですが、良質なマイラーに育っていきそうです。

あとは両前の繋ぎ付近がパリッとしていたらもっと安心できるのになあと思いますが。

 

 

42.    ミュージカルロマンスの19(ハーツクライ)★★★

 

出資馬セリユーズの弟です。セリユーズに出資する前からハーツクライとの相性が良い血統だったので、心待ちにしていました。

馬体は細身ですらっとした馬体です。これはセリユーズ他兄姉たちと同じような特徴でここから急激に厚みが出てくるのがこの一族ですね。

すでにパワフルな脚捌きができていますが、おうちツアーの映像では胸前に血腫(取り除けばなんてことはないもの)が影響してかあまり勢いのない歩様になっています。

また、メンタル面にもやや課題がある馬が多いので、当たれば飛ぶけどなんかうまくいかないというのが現状。

血統の相性でこの馬が一気にそれを突破できるかというところ。

雰囲気としてはサラキア→サリオスのようなディープそこそこからのハーツでドカーン!がありそうな予感はします。

 

 

43.    ヒッピーの19(ハーツクライ)★★

 

また出たなヒッピー(笑)ルデュックの全妹にあたりますね。

上とは全くイメージが違い、かなりの細身で頼りない歩様をしています。また、両前が外向気味でもありますね。友道厩舎に替わって期待されている感じはしますが、馬体のイメージはそれほどでもないかなあ。

 

 

44.    パーシステントリーの19(ハーツクライ)★★★

 

元出資馬オブセッションの妹です。兄同様大きなフレームの持ち主で5月生まれとは思えぬ重厚感を感じる馬体です。

背中が長めで前の可動域もしっかり取れていますが、飛節の折れが深いところをどう見るかといったところ。フレームが大きくて体が重いとスッと反応できないキャラクターになっていく可能性はありそうです。

 

 

45.    チアズメッセージの19(ロードカナロア)★★★

 

胸前が発達し5月生まれのロードカナロア産駒とは思えぬフレームの大きさです。背中も長く先々はかなり大柄なタイプに育っていきそうです。

ビオグラフィーから一か月遅い生まれですから、牡馬牝馬の違いも含めてかなり差が出るというところですね。そうするとデカいカナロアのアベレージがどうだろうということになるんですよね。

 

 

46.    ショウナンパンドラの19(ロードカナロア)★★

 

ショウナンパンドラの2番仔でクラブに出てきましたが、なんで国本オーナーにいかなかったのかなと勘繰りたくなります。お金あるはずですからね。

立ち繋ぎで脚捌きに硬さがありますね。一方で飛節の折れが深く、前と後ろで差があるような気がします。また、トモの筋肉量も足りない感じがします。

カナロア×ディープの相性もあまり良くないですからねえ。

 

 

47.    プチノワールの19(ロードカナロア)★★★★

 

4月生まれではありますが、ボリューム感があって、かつバランスの良い馬体をしています。胸前が発達していますが、肩の可動域もあります。ただ、ややトモが流れ気味であったり、繋ぎの緩さなどちょっと弱点もあるようには感じます。

ウォーエンブレムやロードカナロアで結果を出しているだけに、ミスプロ配合は良さそうですね。

 

 

48.    アーデルハイトの19(ハービンジャー)★★★

 

5/26生まれである分やや小ぶりではありますが、骨量十分のハービンジャー産駒。全姉のマイエンフェルトも2勝していますし、相性は悪くなさそうですね。

ハービンジャーの中ではやや飛節の折れが浅くて、俊敏さがあるように思います。

ちょっと容積自体は薄い気もするんですけどね。一番気になるのは安田厩舎にハービンジャー産駒を入れたというところ。これをどう見るかでしょう。

 

 

49.  レッドオリヴィアの19(オルフェーヴル)

 

小さすぎですね。オルフェーヴルは常識にかからないとはいえ、あえてここで狙いに行くのはちょっと怖いかな。成長が遅いというより、骨格から小さい感じなんですよね。

 

 

50.  アドマイヤテレサの19(ドゥラメンテ)★★★

 

重賞勝ち馬2頭の他活躍馬を連発しているアドマイヤテレサですが、19歳の仔でもありやや活力の低下が心配です。

馬体はちょうどいいサイズで胸が深くて馬体の造りも良さそうに感じます。ちょっと脚が細めで高野厩舎に耐えられるかというところでしょう。あと、トモの容積がちょっと足りないような気がします。