「更年期の諸症状」（その１）では、
①Lach.ラケシス
②Puls.プルサティラ
③Sep.セピア
の3つのレメディについて、ご紹介させていただきました。
第2弾として、今日は4つのレメディを、ご紹介させていただきます。
④ Ｂｅｌｌ．ベラドンナ
突然始まり、突然終わるホットフラッシュ・発汗。
顔や頭が熱を持ち、赤くなる。
月経量が多くなり、血の塊が混じることもある。
膣が乾燥する。
子宮脱。
記憶力の低下。不眠。
【好転要因】頭を後ろにそらす。上半身を起こす。暗く暖かい部屋。
【悪化要因】熱にさらされる。午後３時。日光。隙間風。騒音。振動。横になる。前にかがむ。
⑤ Ｃａｌｃ．カルク・カーブ
睡眠中に、顔と首に発汗。
ホットフラッシュ。
月経量が増加する。体重の増加。便秘。
月経前の胸の張り。
陰部の痒みや発汗。寒がり。冷えた足。めまい。
更年期の症状を他人に気づかれることを恐れ、不安になる。
物事にうまく対処できない。
集中力の低下。疲労感。
筋肉の衰弱。骨粗鬆症。
【好転要因】乾燥した天気。起床後。朝食後。患部をさする。痛む部分を下にして横になる。便秘。放屁。
【悪化要因】湿った冷たい天気。入浴。活動。疲労。衣類の圧迫。牛乳。満月
⑥ Ｎａｔ－ｍ．ナット・ムール
月経前や月経中にむくんで、うつっぽくなる。
喉や口が渇く。塩分を欲しがる。
刺激性で 水っぽい下り物を伴う膣の乾燥。
陰部の痒み。胸が張る。
ハンマーで打たれるような 頭痛。
目の奥や目の上の痛み。
咳や歩行で不随意の尿漏れ。
膀胱の活動が遅く、尿が 出るのを待たなければならない。
排尿後の痛み。
抜け毛。
【好転要因】右を下にして横になる。発汗。
【悪化要因】午前１０時。日光。感情的なストレス。慰め。
⑦ Ｓｕｌｐｈ．サルファ
暖かい部屋・夜・運動後に起こるホットフラッシュ。
汗は多量で、臭いが強い。
陰部の焼けるような激しい痒み。
体重の増加。
座っていたい。
偏頭痛。頭頂部の熱感。
抜け毛。頻尿。口の渇き。
うつ状態。不眠。
【好転要因】乾燥した熱さ。新鮮な外気。発汗。動作。座る。
【悪化要因】閉め切った室内。熱い風呂。温まる。激しい活動。立っている。早朝。午前１１時。満月。新月。
いかがでしたでしょうか？
セルフケアとしては、それぞれのレメディの特徴を比較していただき、ご自身の症状に一番近いレメディを服用なさってみてください。
レメディは、レメディの種類とポーテンシー（濃さ）のどちらも適切であることが大切です。
代表的な7種類のレメディをご紹介しましたが、更年期に関係するレメディは、まだまだたくさんあります。
セルフケアで十分な結果が出ない場合には、慢性症状のご相談として、専門のホメオパスに相談なさるのもお奨めです。
最も良いのは、ご自身のシミリマム（固有の最適なレメディ）を見い出すことです。
お近くのクラシカルホメオパスにご相談なさってみてください。
適切なレメディが見つかりますように♪
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クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
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