40代～50代の女性に多く現れるとされる更年期障害。
最近では、30代の女性に現れることも少なくありません。
更年期障害の症状は、人によってさまざまです。
いらいら
肩凝り
頭痛
ほてり・のぼせ・発汗
不眠
うつ
めまい
動悸・息切れ
腹痛・腰痛
疲れやすさ
・・・
病院へ行くと、ホルモン補充療法や抗うつ剤や抗不安薬を処方されると聞くけれど、もう少し身体にやさしい方法はありませんか？
というご質問をいただくことがよくあります。
クラシカルホメオパシーでは、ご自身の性格やご体質に合ったレメディを服用することによって、さまざまな諸症状が一度に解決されていきます。
今日は、代表的な3つのレメディをご紹介します。
① Ｌａｃｈ．ラケシス
頭・首・顔の激しいホットフラッシュが、発汗で治まる。
頭頂部の熱感、足先の冷え。
血液循環に関わる症状。動悸。
割れるような、拍動性の頭痛（主に左側）。
高血圧。鼻血。
暑さや衣服の圧迫に耐えられない。
喉と腹部の締めつけ感。
嚥下困難（液体では悪化、固形物で改善）。
めまい。失神。
月経量が増えて不規則になる。経血は黒っぽく、塊が混じることもある。
月経が始まると症状が改善される。胸が張る。
頻尿。
情緒不安定。イライラして怒りっぽい。
嫉妬心・猜疑心が強い。
多弁。情熱的。
閉経期以来、よくならない。
【好転要因】多量の排出物（発汗・月経）。冷たい外気。冷たい飲み物。衣服を緩める。食事。
【悪化要因】暑さ。熱い飲み物。アルコール。入浴。起床時。睡眠中。入眠直後。春。夏。 日光。衣類の圧迫感。わずかな接触。液体の嚥下。閉経。左側。
② Ｐｕｌｓ．プルサティラ
ホットフラッシュと発汗で、夜間に目が覚める。
日中は、絶えず汗をかいている。
暑さでほてりやすく、外気を好む。
口は渇くが、喉は渇かない。
胸が張る。足が冷える。
めまい。
尿漏れ。 排尿中・排尿後の痛み。尿量が少ない。
痔疾。静脈瘤。
身体の右側に症状が出やすい。
涙もろく、気分が落ち込み、周囲からの慰めを必要とする。
気分や症状がコロコロ変わりやすい。
【好転要因】新鮮な外気。冷たい飲食物。ゆっくりした動作。泣く。同情される。
【悪化要因】閉め切った室内。暖かさ。脂っこい食べ物。夕方。夜間。 満月。新月。
③ Ｓｅｐ．セピア
衰弱と熱い発汗のあるホットフラッシュ。動悸。
熱感があるが、冷えを感じる。
顔色が悪く、元気がない。
血行不良。静脈瘤。血圧低下。
便秘。痔疾。手足の冷え。偏頭痛。吐き気。
性欲が減退する。乾燥により性交時に膣が痛む。
月経量が増えたり、月経が早くなったりする。
骨盤内臓器が垂れ下がった感じがする。子宮脱。尿漏れ。頻尿。
体や腰が重く引っぱられるような感じ。空腹が治まらない。過食症。
体重の増加。背部痛。
身体の左側に症状が出やすい。
イライラする。涙もろい。無感動・無関心。うつ状態。
夫や家族との接触を嫌う。一人になりたがる。
抜け毛。
【好転要因】激しい運動。多忙。暖かさ。冷たい飲み物。外気。足を組む。圧迫。
【悪化要因】寒さ。雷雨。朝。午後５時。食事中・食後。妊娠。流産。過度の性交。
新月。
いかがでしたでしょうか？
ご自身と近いレメディが見つかれば、いろいろなお悩みが一度に解決していくかもしれません。
まずは、３０ｃのレメディを、1～2回服用なさってみてください。
３０ｃだから毎日服用するとか、30日間連続服用する、などというような服用法はお奨めできませんので、お気をつけください。
個々人の状態により、２００ｃや１Ｍのレメディが必要な方もいらっしゃいます。
お近くのクラシカルホメオパスにご相談なさってください。
（その２）はこちらをどうぞ
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クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。