今日は、熱中症についてのお話です。
皆さんは、熱中症のご経験はおありでしょうか?
私は、あります(^-^; ホントにつらかったです。。。
真夏に海岸沿いを長時間散歩した日の夜。
頭が割れるように痛い、とはよく聞く表現ですが、本当に気が狂いそうに頭が痛く、ガンガン割れそうで、両手でぎゅっと押さえなければ耐えられない痛み。
頭は少しも動かせない、真横には寝られない(体を起こしているほうがいくぶん楽・・・
(頭に血が昇るから)。
何とも言えない吐き気、水を飲みたいような、飲みたくないような、でも飲んだほうがいいはず、と思いつつ、一晩中うなっていた記憶があります。
あれはまだレメディのことを知らなかった頃のこと。。。
熱中症は、屋外だけでなるものでないことは、皆さんもご存じかと思います。
室内でも、特に体の弱いご高齢者やお子様は、要注意です。
軽度の場合・・・めまい・立ちくらみ・失神・手足のしびれ・こむら返り・眠気・だるさなど
中度の場合・・・頭痛・吐き気・嘔吐・虚脱感・錯乱など
重度の場合・・・高体温・けいれん・運動障害・臓器障害・意識障害・昏睡など
さてさて、レメディには熱中症関連のレメディがどのくらいあるかと申しますと、
42種レメディキットの中に、9種類ほどの関係レメディがあります。
これは、イギリス王室御用達のファーマシー製造の家庭用常備薬です
今日は、その中から、2種類のレメディをご紹介いたします。
① Bell.ベラドンナ
これは、典型的な屋外での熱中症の症状に対応するレメディです。
顔が真っ赤、頭部がズキズキ痛む。
頭に血液が昇ってしまうので、頭部が熱く、手足が冷たい。
充血性の頭痛。頸動脈がドクドクする。
頭をハンマーで割られるような。破裂しそうな。気が狂いそうな。頭を押さえずにはいられない。眼球が飛び出すような感じ。
高熱、動悸、頻脈、めまい、目の充血、瞳孔の散大。
譫妄、昏睡を伴う激しい熱中症。
焼けるように渇いた皮膚。
柑橘類のジュースを欲しがる。
② Bry.ブライオニア
これは、どちらかというと、室内で熱中症になったような場合に用いるレメディです。
直射日光に照らされて、というよりも、高温に長時間さらされて、「渇いた状態」になっています。
粘膜の過度の乾燥により、刺すような、はち切れるような激しい頭痛が起こります。
めまい・吐き気・嘔吐・便秘を伴うことも。
極度に喉が渇き、一度に大量の水を飲みます。しかし、汗は出にくい。
それは、長時間、熱にさらされて、身体が乾燥しきっているからです。
わずかな動き、起き上がったり(身体を動かす)、眼球を動かすことも苦痛です。粘膜も渇ききっているからですね。
症状がゆっくり進行するので、熱中症と気づかないことも多いです。
数日前から、なんとなくだるいなぁと思っているうちに、ぐったり、、、なんていうこともあります(脱水状態になっているのですね)。
体力の弱いご高齢の方や、赤ちゃんなどには、特に注意です。
2つのレメディの違いがお分かりいただけましたでしょうか?
ここで注意!
Bell.べラドンナは、熱中症のレメディ、ではありません!
えっ?? 今、そう言ったじゃない!?
いえいえ、Bell.ベラドンナは、そのレメディの特徴から、熱中症の場合に、使うことができる、と申しているのです。
Bell.ベラドンナ=熱中症のレメディ、ではないのです。
レメディに、○○のレメディ、などというものはありません。
Bell.ベラドンナは、熱中症の時にも使えますが、高熱の時、頭痛の時、咳の時、乳腺炎の時、咽頭痛の時、月経痛の時、、、いろいろな時に適合します。症状さえ、合っていれば。
ブルーローズの勉強会では、「もう少し詳しい」レメディの使い方を学んでいます。
一般に出回っているセルフケア本よりも、かなり詳しい症状を学ぶのですが、そのほうが、結果的には「より適切な」レメディが早く選べるようになるからです。
「レメディを飲んでみたけれど効かない」という声を、時々耳にしますが、それはレメディのことをよく知らず、「適切な」レメディが選べていないからです。
飲んでも効かないから、レメディは、ただの砂糖玉で、プラシーボ効果!なんて声も聞きますが、そうおっしゃる方が陥っている状態は、 頭痛の時に便秘薬を飲んでも効かない(当たり前のことですね)、というのと同じです。
少しだけしっかり学んで、レメディに詳しくなりましょう。
そうすれば、あなたも快適ライフを手にすることができますよ(*^^)v
それでは、次回もお楽しみに(^^)/
これは、イギリス王室御用達のファーマシー製造の家庭用常備薬です
熱中症関連記事
クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。