【投稿者コメント】
【キーワード】
[お愛想なしのタブと]、[様式変更が嫌な方向け]、[設定変更は自己責任]
【投稿本文】
エクスプローラーでタブが使えると云っても、ワンクリックでねらいのフォルダーが開ける訳ではないから、それなら、ねらいのフォルダーのショートカットをワンクリックで開いた方が早い!
それに、タブ化で、表示様式や表示項目が変わるのも嫌だと云う方も多いだろう。
ゆえに、御愛想なしのタブは使わないから、元のタブ無しのエクスプローラーへ戻したいと云う方へ、その設定変更方法を以下で紹介している。
◇
エクスプローラータブのプログラムはもともと5~10行程度の小さいもので、それほど、目立った利点の多い機能ではない。
Microsoftが大型Updateで新規目玉機能が乏しい場合に、トピックで提供出来る様に、とっておいたものだ。
言い換えると、今回の22H2はそれほど、新規機能に乏しいと云える。
プログラム規模が小さいから、機能的には、"御愛想なし"の、単に、タブだけを付け加えただけで、タブを使いこなす為の工夫や機能が皆無なので、メリットは感じられず、様式や表示項目の変更でかえって使いにくい。
ゆえに、それなら、今回の操作で、タブを無効にして、使いやすい「タブ化アプリ」の「QTTabBar」を使うと云う方も居るだろう。
・「QTTabBar」v1043(2020/12/26)ーエクスプローラーにタブ切り替え機能を追加できるツールバー
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/qttabbar/
http://qttabbar-ja.wikidot.com/
このアプリのタブは、マウスクリックで切り替えられる他、ショートカットキーによる切り替えも可能で、タイトルバー上の[×]ボタンクリックやタブ上でのホイールクリックでタブを1つずつ閉じられる。その他、タブの右クリックメニューからアクティブなタブの左側又は右側にあるタブを全て閉じる事や、アクティブなタブ以外を全て閉じる事も可能。さらに、複数のフォルダーを「グループ」として登録して、一括で新規タブへ開く機能等を備えており、タブを便利に使う工夫・機能が備わっており、愛想なしタブよりは、はるかに、使いやすい。
【注意】なお、本来のエクスプローラのタブと「QTTabBar」のタブとの同時併用は不可なので、「QTTabBar」を導入・インストールする前に、必ず、今回の設定変更方法で、エクスプローラのタブを無効化(元のエクスプローラへ戻す)しておく必要がある点に御注意頂きたい。
※但し、「QTTabBar」は、いつ、使えなくなるか判らず、その使用・導入は自己責任となる。その場合に備えて、あらかじめ、導入前に、Cドライブ丸毎のBackupを取得しておきたい。
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尚、Windows11 22H2での、QTTabBar(タブ化アプリ)のインストール方法は、Windows10とは異なるので、
・「Windows11 22H2での、QTTabBar(タブ化アプリ)のインストール方法と手順は?」
https://smcb.jp/diaries/8905816
で、改めて、報告した。
【Windows 11 22H2で、エクスプローラータブを無効化する操作手順】
①エクスプローラーのタブ機能の無効化にはGithubで配布されているViVeToolと云うフリーソフトを使用する。
https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases
上のリンクから最新バージョンをダウンロードしたら、Zipを解凍して、Cドライブ直下に”ViVeTool”などのフォルダ名でコピーする。(添付図2参照)
②コマンドプロンプトを起動する。スタートメニューの検索等で表示したら、右クリックメニューで「管理者として実行」をクリックする。(添付図3参照)
③以下のコマンドを順に実行する。(添付図4~5参照)
cd /ViVeTool
ViVeTool /disable /id:37634385
ViVeTool /disable /id:39145991
ViVeTool /disable /id:36354489
④以上のコマンドを実行して、全て「Succesfully set feature configuration(s)」と表示されておれば、エクスプローラーのタブ機能の無効化は成功だ。(添付図1参照)
⑤Windowsを再起動すればタブが非表示になる。
※この設定変更を戻すには、上記のコマンドで、 /disable の代わりに、 /enable とすればよい訳だが、場合によっては、この方法で元に戻せなくなる場合も有り得るので、上記の設定変更を行う前に、Cドライブ丸毎のBackupを取得しておきたい。ゆえに、本操作方法の実行は自己責任となる。
【注】本稿で記載した、アプリ、ソフト、サービス、ハードウェア、URL、操作手順、記載内容の完全性・網羅性を保証するものではありません。使用・導入・採用は自己責任となります。