の続きです。


ウェルカムコレクションをゆっくり堪能した後は、スーツケースをピックアップしてアパートに。


私の馴染みのあるエリアからは少し外れた場所だったのですが、着いてみたらとっても落ち着いていて、素敵なエリアでしたキラキラ


(アパートも良かったので、また別途ご紹介します)


アパートに着いて荷解きが終わったら、スーパーに買い出し。


Waitroseに行ったのですが、チルドのお食事が充実していて楽しい〜!


ドイツ語圏のスーパーに置いてあるものってだいたい似通っているので、こうして違う文化圏に来ると、スーパーに行くのが楽しいですねキラキラ


イギリスはチルドのお食事も充実していて、シーフードがあるのもいいグッ


ウィーンのスーパーのチルド食は、全く食べる気がしないラインナップしかないので、見ることもないです指差し


でも、夫は締まり屋の割に、いつもきちんと食事を作る義母(&外食する時はきちんとした場所が好きな義父)に育てられただけあって、コンビニ食のようなチープな食事を嫌う。


私は食にこだわりがないというか、食にあまり重きを置いていないので、楽な方、楽しい方が優先。


この日は上の子と私は夜にまだ予定を入れていたし、もう疲れていたので、スーパーでお食事を買ってホテルで食べようと提案。


節約にもなるのに、なぜか難色を示す夫指差し


でも私も子供たちもスーパーのお食事が良かったので、数の勝利でスーパー食を勝ち取りました(笑)


私と上の子がシェアした2人前のパエリア🥘


パッケージも可愛い〜飛び出すハート


他にもスーパーとは思えない美味しそうなお食事がたくさん並んでいて、上の子と私は大興奮キラキラ


偏食の下の子は、ウィーンでもよく食べているトルテリーニを。


夫はタイのグリーンカレーをチョイスしていました。


イギリスっぽい朝食を作ろうと、これまた可愛いパッケージで美味しそうだったソーセージとベーコンも買って。


夫は可愛いビールもいくつか買い込んでいました泣き笑い


そして、私と上の子が出かける時間の前に、ようやくパエリアの調理手順を見てみたら、なんと電子レンジじゃなくて、オーブンで仕上げるタイプのチルド食だったポーン


調理時間も35分もかかる〜!


さらにアルミホイルでカバーしないといけないのに、買ってないし!


(買う前にちゃんと読んでおけって話指差し


見た感じはもうある程度は調理済みっぽい感じだったので、いざとなったら(あんまり焦げそうだったら)フライパンで焼くかと思いながら、いちおうオーブンにイン。


本当は出来上がるまでかき混ぜたりはしないのですが、エビの尻尾やチョリソーが焦げそうだったので、かき混ぜながら調理。


どうなることかと思いましたが、なんとか予定にも間に合う時間で、焦げることもなく作れてホッ。


あ、パエリアは、パエリアっていうよりサフランリゾット?みたいな感じでしたが、美味しかったですラブ


こうしてドタバタと食事を終えて、私と上の子が向かったのは、私がとっても楽しみにしていた、歴史的な一軒家でのお芝居のようなショー(のようなガイドツアー?)。


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普段は中の見学はできますが、ショーが開催されるのは週末のみ。


この家は、織物業で栄えたユグノー(フランス系のプロテスタント)が多く移り住んでいた、スピタルフィールズというエリアに位置しています。


(リヴァプールストリート駅のエリア)


この家を購入したのは、デニス・シーヴァースというアメリカ人の作家/アーティスト。


幼少期からイギリスに憧れ、セカンドハンドショップでイギリスの安価なアンティークを買い集めるのが趣味で、その趣味が高じてロンドンに渡り、家まで買ってしまった人。


1979年にこの家を購入すると、コツコツと自分でリノベーションして、買い集めたアンティークを飾り、この家を舞台に、架空のユグノーの一家(ジャービス家)の数世代(300年)にわたる物語を書いた人です。



彼はその物語世界を守るため、自らもろうそくや暖炉を使って暮らしていました。


また、自分で作・演出した物語を語りながら、この家を案内することをライフワークにしていたんです。


(1999年に亡くなるまで、彼自身がこの家を案内していました)


なので、自室は屋根裏の隠された場所にあり、私物は見えないようにしてあったそうです。


(でもガイドツアーに来るお客さんの予約を受け付けるため、コンピューターは使っていたんだって泣き笑い


この家にジャービス家の面々が暮らしていたことを演出するために、食べかけの朝食やお茶を毎日用意して、暖炉やろうそくに火を灯し、お客さんを迎え入れていました。


彼は、自分の死後はこの作品(家と演劇的なガイドツアー)はなくなってしまうものと思っていたらしいのですが、財団がこの家を受け継ぎ、自治体のサポートも受けながら、デニス・シーヴァースの生前と同じように家を維持し、ガイドツアーも行っています。


当時のロンドンにタイムスリップしたかのような没入感が味わえる演劇体験と聞いて、体験するのをずっと楽しみにしていた私。


この演劇型ガイドツアー(Dennis Server’s Tour)は週末のみで7人限定。


週末は18:00の部と20:00の部があるのですが、色々とリサーチして、20:00の回をチョイス。


ちょっと高価なのですが、1時間半たっぷり演劇空間に浸れます。


時間まで建物の外で待ちましたが、私たち以外はみんなおひとり様での参加。


これがお家


話を聞いていると、イギリス人が3人で、オーストラリアから来た方が1人。


時間になったら、財団の方が参加者の名前を確認して、注意事項を教えてくれて、水のボトルをくださいました。


演劇体験なので、私語は厳禁。


最後にQ&Aの時間があるので、それまで我慢するように言われました泣き笑い


このツアーは、Dennis Seversが残した資料を元に、脚本家が新しくシナリオを書いたもの。


デニス・シーヴァース自身が案内している音声を録音した資料があり、それとほぼ同じように構成しているとのこと。


最初にまず、地下室に案内されます。


ずっと立ったまま体験するのかな?と思っていましたが、最後の一部を除いて、各部屋に椅子が設置してあって、座ってお話を聞けます。


パフォーマンスをするのは若手の俳優さん一人。


彼が物語を語るのですが、もう一人別の人がいて、その人が見えないところで演出として、物音を立てたり、歩き回ったりします。


このツアー、ちょっとしたホラー要素も加えてあって、役者さんが突然大きな物音を立てたり、大声を出したりします(狭い部屋に少人数で集まってるのに泣き笑い


なので、ツアー全体を通してずっとかなりの緊張感があります……!


あと、喋るなと言われていたので静かに見ていたのですが、わりと参加型で、質問されたり、ちょっとしたことをやらされたりします(笑)


いつ指名されるかわからないので、ちゃんと集中して聞いていないといけません。


そんな緊張感もありながら、各部屋に灯されたろうそくの明かり、役者さんが本当に食べたり飲んだりする小道具、部屋に焚かれたお香の香りなど、本当に臨場感があって、その没入感にだんだんと不思議な気持ちになってきます。


私が20:00の回を選んだのは、最初は明るいけれど、だんだんと日暮れてくる時間帯だから。


それが本当に正解で、ろうそくの灯りのもと、だんだんと日が落ちてくる部屋にいると、その独特の空気感にさらなる没入体験が味わえます。


最後のお部屋では、実際に熱々の紅茶が素敵なアンティークのカップで参加者に振る舞われて、役者さんが紅茶を飲むパフォーマンスを見ながら、ずっと(私たちも飲めたらいいのになぁ)って思っていたので、嬉しいサプライズでした!


1時間半の時間で、いくつもの部屋を移動しながら、数世代にわたる人物の物語が語られるので、完全に理解するのは大変なのですが、不思議な雰囲気は十分に堪能できました。


私と上の子は唯一の非白人だったから目立つのか、よく指名されちゃって大変でしたが(笑)、それも含めていい思い出。


最後にギフトショップでポストカードを買って、アパートに戻って、長い一日を終えました。