『ボーイ・ミーツ・ガール』(仏) | 極私的映画と音楽のススメ

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印象に残る映画には印象に残る音楽がある。
思い出の名場面に流れていた音楽、言葉などをご紹介

フランスのアンファン・テリブルと呼ばれた監督、
レオス・カラックスの第一作目。


冒頭のしわがれ声とか、白黒の妙な暗さとか
暗ーい印象がのこってる。


フランス映画っぽくなくて、
個人的には、ルイス・ブニュエルの
「アンダルシアの犬」 なんかを
思い浮かべてしまった。


でも、最後の最後はとてもフランスっぽい気がする。
予期せぬ、意図せぬ悲劇。

床に流れる血が妙にリアル。


この一作が話題を呼び、「アンファン・テリブル」とよばれるようになる。
(アンファン・テリブル=恐ろしい子供)


その実力は、2作目、3作目で花開くことになる。


ある程度、フランス映画をみたなら、
レオス・カラックスにも挑戦してみては?


きっと、これまでのフランス映画に抱いていた価値観を
いい意味で壊してくれますよ。



その他の作品はこちらから(リンクがありますよ)

2作目「汚れた血」

3作目「ポンヌフの恋人」


アミューズソフトエンタテインメント
ボーイ・ミーツ・ガール