006 5000年の記憶と地獄界(退行催眠の体験) | ブルーグッピーのスピリチュアリティ:自由に!無理なく!楽しく行う超能力開発。

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☆ 前の記事からの続きです。

2009年12月10日に初めての催眠(ヒプノ)体験をしました。

 

催眠により、潜在意識にある過去の記憶をさかのぼる事を「退行催眠」と言います。


さらに、前世の記憶までさかのぼる催眠を「前世療法」と言います。

 

催眠中は意識はしっかりとあり、意識が無くなると睡眠になってしまい催眠誘導はできなくなります。


また、催眠により潜在意識に繋がった状態を「トランス状態」と言います。


催眠状態は「意識集中状態」とも言い、物語を読んでいるときや、映画を見ているとき等に、その世界に入っているような状態を示し、特別な状態ではありません。


役者が役になりきっている時もトランス状態です。

☆ 催眠誘導について

最初に催眠へと誘導を受けます。

 

前世を見るための誘導というのは、「力を抜くようにとか」、「それに深く関係する場面を見てください」と言う、抽象的なものであり、あくまでも見る場面の主導は自分にあります。

 

ストーリーに関わるような誘導をすると、潜在意識の記憶を正確に見る事ができなくなるので、あくまでも情報やヒントが何も無い状況で、イメージが浮かぶことが重要です。

 

霊視や透視等でも、前情報があると、その情報から推測すると言う思考が働いていまうため、正確な霊視や透視を行うためには、前情報が無いことが重要な条件となります。


以下は、僕の退行催眠の体験談です。

 

☆ 初めての前世療法でローマの将軍に出会う

催眠中も、意識ははっきりとあります。

そして、今回問題となる前世へ行くように誘導を受け、足下を見るように指示を受けます。

すると暗闇(目を閉じた状態)の中、安全靴のような丸い形の茶色い革靴がイメージに浮かんできました。

靴のサイズは小さめで、その事より、体格も小柄と予想されます。

そして、徐々に上半身へのイメージに移るように誘導を受けます。

脚には厚手の黒いタイツを履いています。

膝上ぐらいになると、腰よりスカート状になった鋼の鎧を身にまとっています。

胴体周りの体幹は鋼の鎧で、腕は素肌です。

茶色い髪と茶色い長いひげ、緑がかったグレイの瞳の白人で、鋼の兜をかぶり、顔だけを出しています。

全体的には軽装備で、動きやすさを重視しているようです。



風景を見るように誘導を受けると、ローマの将軍として、何もない焼け野原にたった一人で立っている場面でした。

前面に二つのそそり立つ高い山と、その間の谷間が見え、デルタ地帯のようです。

 


僕自身は、圧倒的に強く、殺されることは無かったようです。

合気道の植芝盛平創始者やマンガの“あずみ”のように、戦争のような戦いの中で勝つコツは、小柄で攻撃に当たらないための直感が重要な意味を持つようです。

 

どんなに強くても敵の攻撃が当たってしまえば終わりです。

そして、前世のこの状況での感情が、実際にこみ上げてきます。

悲しみで胸が締め付けられ、涙があふれて、止まらなくなってしまいました。

敵も仲間も多くの人が死んでしまい、その悲しみに打ちひしがれているようです。

そもそもは、ローマの民衆に絶賛され、国を守るという意気込みで、数十人規模の先鋭部隊を引き連れて、妻と子供を国に残して、遠征に出ていったのです。

 

当時は、ローマの初期の頃で、ローマも貧しかったのです。

そして、領土拡大という任務には、成功したかもしれません。

しかし、破壊行為と多くの人の死による心の深い傷がその代償でした。

それまでも、軍隊の食料調達のために自分の心を殺して殺戮を繰り返す非情な現実がありました。


その後、世の中に関わりたくなくなり、美しい自然のある山に入り、一人で生きていったようで、80歳ぐらいまで長生きしたようです。

この時の

 

「世の中に関わりたくない」


という思いは、現在にも影響を受けているようです。

 


☆ 天使の怒り

そして,どうしてそのようになったかを探るように誘導を受けます。

すると、宇宙空間のような場所にいる天使のような存在の時まで、さかのぼりました。


僕が天使の時には、なにか祈りがあったのですが、人間の感覚ではないので、内容は理解不能です。

しかし、天使として地球に来たときに、あまりに美しい自然や季節の変化に魅せられ、また、自然の中に小さな村を作って暮らす人類を愛おしく思い、地球に関与するようになった事が、地球との関わりの始まりのようでした。

 

 

人間の苦難は神からの課題であり、天使が自分の意志で助ける事は、神の意志に逆らった罪(カルマ)となり、堕天使となり人間に生まれる事になります。

その後、今回の課題でもある

「怒り」
について先生が尋ねました。


「なぜ、怒りの感情を持つようになったか?」

 

という問いの答で、大規模な核爆発のイメージが見えます。


「人類がこのまま競争や争いを続けると放棄につながる」


と、いう事に対する怒りのようでした。

受験戦争、利権争い、経済戦争、宗教戦争、武力戦争然りで、科学を利用して、地球資源を競って取り合うだけの行為が、地球規模で見た場合、それはどのような結果をもたらすのでしょうか?

地球環境崩壊による、世界的飢餓から来る、世界的暴動でしょうか?

 


☆ 地獄界のミイラ

そして、怒りについて、強く関わる場面へと誘導をされます。

すると、地獄界の薄暗い上空を天使となった僕が飛んでいる場面へと移りました。

多くの人が、黒い何かに埋もれ、頭の上の部分しか見えない状態で、髪の毛は無く、灰色の丸い石のような頭蓋骨の頭頂が、沢山並んでいる感じです。

低い場所に亡者が密集し、川のようになり、高い部分は、尖った黒い岩肌のようになっています。

音や会話は無く、内に閉じこもり、何の表現も無い多くの亡者が、外界との関与を断ち、ただただ存在し、落ちるところまで落ちて、低いところに溜まった感じでしょうか?

(地獄界にもいろいろな世界があります)

そして、その中で最も縁がある人へと、誘導を受けます。

すると、黒い岩の付け根に座る怨念がある老婆のミイラが、見えてきました。

足を立てた状態で座り(いわゆる体育座り)、頭からぼろ布をかぶり、黒いガイコツのような顔と、膝の上に置いた右手の指が、布の間から見えています。

そして、そのミイラの生前へと誘導を受けると、容姿端麗な美しいエジプトの美女のイメージへと移ってゆきます。


☆ マヤ

年齢は36歳。

癒しの能力が強く、スフィンクスの左前足の横に立ち、スフィンクスとたわいもない日常的な会話をしながら、幸福感を感じているような存在でした。

その美しい女性は、王家に所属しながら、大きな寝室や食堂でも、常に一人で過ごしている孤独な存在でした。

時代は、紀元前3000年頃。

初期のエジプト文明です。

そして、召使(めしつかい)の一人へ意識を移すように誘導を受けます。

召使の名前は「アラ」で60歳代の女性。


召使に質問をすると、僕の名前は「マヤ」で、自分(召使)にも気をかけてくれる優しい女性という事でした。

そして、マヤの幼少期へと、誘導を受けます。

洞窟の中のような狭い部屋で両親と暮らすマヤの年齢は4歳。

部屋の中心にある焚き木の近くで遊んでいます。

好きなのは、お父さんで、洞窟の奥にある木の椅子と机で、こちら向きに座っています。

黒い長いひげを生やした、がっしりした人。

お父さんは、マヤを、「非常に優しくて、かわいい子供」だと思い、溺愛し、優しく美しい女性に育つように願っていました。

母は、魔術師で、洞窟の入り口の方向の位置で、外に向かった机といすに腰掛けています。

 

そして、外から並んでいる人々を話を順番に見ています。

 

母は、占いや病気の治療で非常に忙しく、マヤにかまっている時間がなく、マヤは常に孤独感と、寂しさを感じていました。

そして、魔術師の娘であり、癒しの力があるマヤは、王家に所属する事となり、孤独な人生を歩むことになったのです。

この孤独感は、現在においても影響を与えているようです。

そして、エジプトは世界征服の時代へと突入していきます。


マヤは、世界征服が将来、人類滅亡の引き金となる事が分かっていたため、それを阻止しようとします。

 

 

しかし、年齢には勝てず、68歳の時、政府により砂漠へと追放され、食料も水もなく、1週間もしないうちに砂漠でぼろ布を頭からかぶり、膝を立てて座った状態で、飢餓死となりミイラとなります。

多くの人は、現世欲に終始し、宗教や政治が支配と権力に力を入れるのが普通であり、それが人類の動物的本能です。

しかし、それに反対するマヤは、異端であり、そもそも特殊能力者というのは、世間から浮く孤独な存在です。

それでも、権力を持つ多くの男は、癒しの力を持ち、優しく美しいマヤの話に耳を傾けていました。

しかし、権力者の世代も変わり、老婆となったマヤは、目の上のコブのように用無しとなったわけです。

砂漠へと追放されたマヤは、自分の無力感、そして、人類の支配欲や争い等に対しての怒りの感情を抱きながら怨霊となり、堕天使のように地獄へ堕ちました。

そして、癒しに見切りをつけた僕は、人類の戦争の歴史の波へと、のみ込まれてゆきます。

その後5000年の間、幾度と無く生まれ変わりながら、統一を企てる戦士としての戦争の歴史を繰り返し、さらなる苦しみを積み重ね、あるいは、悪魔の力を使う魔女として君臨した時代もあったようです。


☆ 癒し

地獄界の暗い紫の空に、黒い霧のような雲が、黒い山をかすめながら静かに流れています。

そして、催眠誘導により、地獄界のマヤに対しての救済の誘導が行われます。

地獄界の上空より、光の筋が降り注ぎ、ハイヤーセルフのヨセフ、そして、それ以上の次元の仙人達が連なって迎えに来てくれました。

一瞬にして、マヤが神殿に戻ると、外側を覆っていた怨念の黒い殻が崩れていきます。

5000年に及ぶ怒りと怨念についての学びが修了したようです。

そして、中から美しい女神の姿が現れます。

突然の変容に自分でも驚きながら大天使達につれられて、神殿の奥へと行くと、神々や天使達が集まる会場のようになっていて、みんなに囲まれ


「よくやった!」


と、激励を受けました。

☆ 光の神殿から、謹慎処分を解除される。

催眠を受けて、数か月してから、本部(人間)より


「神階からの謹慎が解けた」


というメールを受けました。

その翌日は、黄砂を伴った激しい嵐となり、精霊たちからの祝福を受けたような感じを受けました。

黄砂の嵐は、まるで砂漠の砂嵐のようです。


☆ その後の変化

僕の前世の魂の一部が、地獄に落ちていたようでした。

催眠により、地獄に落ちた魂の救済が行われたわけです。

それまでは、自分の心がロボットのように感じていました。

しかし、催眠後は、自分自身の心に本当の心のようなものが、徐々に戻ってきて、今まで感じた事のなかったような豊かで、深い愛情のような感情を感じるようになってきました。

 

元々、退行催眠を受けた経緯は、

 

「怒りのエネルギーが強すぎる」

 

という、理由で「光の神殿」から謹慎処分を受けたからです。

 

また、この後もキリストが夢に現れ、怒りのコントロールの仕方や、サイキックの使い方などの修行をさせていただきました。

 

どうやら、5000年前の前世であるマヤの魂が地獄に堕ちていた事が「怒りのエネルギーが強すぎる」という事の根本的な原因だったようです。

 

よって、マヤの魂を救済する事で、「光の神殿」からの謹慎処分が解けたようです。


☆ 催眠の料金

今回の催眠療法の料金は、3時間で3万円程度でした。

催眠療法の相場としては安い方だと思います。

もちろん、僕にとって、今回の催眠療法は、お金に変える事の出来ない、極めて大きな価値がありました。

次回、この時催眠を受けた、ヒプノの先生を僕が霊視をしたので、霊視の結果を紹介します。

 

☆ 感謝
 

僕は、この地球上で5000年の間、人間として何回も輪廻して、生きてきた記憶が、潜在意識にあります。


僕は、今生では、社会に馴染めない、落ちこぼれの人生でした。

 

しかし、若い頃からの病気との戦いの中で、追い詰められての結果ですが、超能力者(霊能力者を含む)の見習いという、掴みどころが無く、全く訳も分からない世界で、霊的な精神修行を重ねてきました。

 

その結果、たどり着いたのが

「自分の前世の中で、5000年前に地獄に墜ちた魂(魔術師マヤ)を救済する」

という自分自身の救済です。


この事は、自分にとって霊的に価値がある重要な成功を成し遂げる事ができたという実感があります。

 

僕自身の人生の中で、超能力が最高に冴えていた時期が、この時期でした。

 

現実社会で成功し、莫大な財産を持っても、その財産は、肉体の死により消滅し、あの世に持っていく事はできません。

 

そういった意味では、精神修行とは霊的な修行そのものなので、死後の世界に持っていける霊的な永遠の財産となります。

 

もちろん、5000年もの間、地獄にいた、自分の前世である自分の魂の一部を救済した事は、霊的な意味で、極めて大きな功績となりました。

 

もしかしたら、僕が地球上の弱肉強食の残酷な世界を輪廻していた原因が、自分の魂の一部が地獄に堕ちていた事にあるのかもしれません。


地獄に堕ちた魂が、船のイカリの様になり、地球から離れられなくなっていたという事です。

 

地獄の魂を救済する事で、船のイカリを上げる様に、霊的な意味で自由になる事ができるのかもしれません。

 

この自分にとっての霊的な功績は、軟弱で堕落した自分としては、良くやった方かと思っています。

 

また、僕の今世の人生においての最大の目的を果たしたような気がします。

 

逆に、有能で健康であれば、社会的には成功していたかもしれませんが、僕の場合は、傲慢となり、魂は堕落し、何の成果も果たせなかったでしょう。


霊的な価値における自分の功績に感謝します。

 

ありがとうございます。

 

☆ 地獄

 

僕も、宗教的な教育により、多くの人と同じように、地獄は鬼や悪魔が住むようなイメージで、罪人が罰をうける場所のようなイメージを幼い頃より持っていました。

 

もちろん、針山地獄とか、血の池地獄や、キリスト教の地獄など、幼いころより、絵本や映画などで、さんざん見てきました。

 

しかし、催眠で見た地獄のイメージは、宗教的なイメージとは全く違うイメージだったので、自分の想像や空想ではなく、実際の記憶である可能性があるかと思います。

 

死後の世界の記憶なので、「実際の記憶」という言葉が妥当かは、疑問ですが。

 

結局、地獄は、罪を犯した者ではなく、絶望をした者が、堕ちて行く場所であるという事です。

 

だから、地獄の住人は絶望により、自分の内に閉じこもっているため、地獄は極めて静かな場所です。

 

自殺者や強欲な人間と言うのは、餓鬼界とか畜生界と言った、死んでもなお、生前の欲望の塊のような亡者が、集まる世界があります。

 

こちらの世界の方が、皆さんが攻撃的なので、地獄より恐ろしく危険で、むしろ、悪魔や鬼の方が安全です。

 

僕は、透明な正八面体の「マカバ」というUFOのような乗り物に乗って、餓鬼界や畜生界を見学実習したことがあります。

 

僕は、悪魔の除霊をした体験も数回ありますが、悪魔は、支配欲が強く傲慢な人間を「悪魔の家畜」として取りついています。

 

「~の鬼」という言葉がありますが、狂信的に一つの事をやり遂げるような感じの、融通がきかない頑固な人間に、鬼がとりついています。

 

悪魔も鬼も、生きた人間の欲望のエネルギーで存在しているため、現実界(厳密には現幽界)に存在し、死後の世界である地獄には存在しません。

 

☆ 奇跡の輝き

僕がいた地獄の風景の特徴を捉えて表現した「奇跡の輝き」という映画があります。

 

僕の見た地獄と、若干、イメージは違いますが、亡者が黒い土に埋もれ、頭部だけ出している点など、特徴的な事は共通しています。

 

この地獄のイメージは、自分でも驚くような、極めて特異な景色であり、想像できる範ちゅうでは無いかと思います。

 

僕が退行催眠で、地獄の風景を見た後に、しばらくしてから、DVDで「奇跡の輝き」を見て、特徴がよく似ていると思いました。

 

地獄の風景を、退行催眠と、DVDで、2回見たのは、その地獄のイメージが事実である事を証明する目的として、「シンクロニシティ」が、起こったようにも思えます。

 

この映画は、輪廻を描いており、輪廻を否定するキリスト教圏内で作られているという事は、注目するべき点でもあります。

 

また、輪廻の根拠となる前世療法も、キリスト教圏であるアメリカが中心であり、キリスト教支持の政治圧力という宗教的権力との戦いもあります。

 

こういう点が、宗教は支配や権力という悪魔的な力である実証です。

 

「奇跡の輝き」では、最愛の家族全員を事故で突然亡くしてしまった奥さんが、その絶望により地獄に堕ちてしまいます。

 

その奥さんをご主人が助けに行くという、感動ラブストーリーとなっています。

 

死後の世界を描くオカルト映画でありながら、感動ラブストーリーに仕上がっているの点でも、なかなかの傑作かと思います。

 

 

☆ローマの将軍のその後>

ローマの将軍は、マヤとは違う景色の地獄に居ました。


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★★★ FIN ★★★