変わらず厳しい目の海況の
ここ最近でしたが、そんな中体験に
行ってみたり、見覚えが有る様な、
無い様なお客サンに「奄美初めてですか?」
「3回目です」
「前に来た事ありますよねぇ?」
「ハイ!」とか言いつつも、
若干「ほんまに覚えてんのか?」
の流れから、どうにか記憶を
掘り起こしまして、なんとか当時の
会話の発掘に成功、
「~の話しましたよねぇー」
とかなんとか。
ブログは書けずじまいの数日で。
そうしての今日は、最近にしては珍しく、
初夏陽気の昼間に、遅めの出港で遊んで
来ました。
持参のGOPROに三脚を取り付けて、
「自撮り映え動画が撮ってみたい。」
とのご希望だったので、1本目は良さげな
場所に案内した後は、邪魔にならないように
近くのクロホシイシモチを眺めておりました。
そうすると、産気づいている♀が現在口の
中が空いている♂にしきりにアピールをして
おりまして。
日暮れ位に受け渡すんやろか?
などと考えておりますと、普段気にはして
いませんでしたが、時間がありましたので、
すでに口内保育中の猪木な口元の♂に
寄り添う♀がいる事。
何かで読んだ話で、クロホシイシモチも
産卵期は一夫一婦制であると言う話を
思い出して眺めておりますと、
夫婦でノンビリ過ごすペア達の他に、
すでに保育中の♂にアピールをして
「いやいや無理やし。」
と断られているような♀の存在を発見。
さらによくよく見ていると、孵化が
近い卵を保育中の♂には近々空くで
あろう口内を当て込んでなのか、複数の
♀がアピールしに行くような様子が
見えたりしまして。
産卵期が始まって間が無い時は、
相手がキッチリ決まっていない場合も
あるんやろうか?などと思いながら、
妄想は広がり、そんな事になったら
そらぁもう「てんやわんやになって
しまうやんけ」
でありました。↓
タテジマヘビギンポ♂の婚姻色
の赤に染まる顔は、見る度
「へべれけ」にしか見えません↓
遠い海から産卵と繁殖の為に、数ヶ月の間
やって来るヒトサイズのアカウミガメの♂
に、メスと間違えられて、爬虫類の目で
真っ直ぐに見据えられたまま、ギンギンで
向かって来られると、サメなんかとは違う、
身のキケンを物凄く感じますので、
そんな時は手足をバタつかせたりしながら
人間アピールをいたします。
間違いに気付いてくれて良かったです↑
目フセ↑
賑やかで、楽しい水中でした。
水温21,8℃