(写真:チャンドラー こんなに大きいです)
品種紹介を完全リニューアルします。品種解説も最新情報を盛り込み全面的に更新しますが、掲載ページも農園のホームページに随時移管していきます。
今回はチャンドラーを更新↓↓↓
以下これまでの内容
■2020年再評価
500円玉サイズ、極大粒品種の代表であるチャンドラー
最近では、ユーリカ、タイタンといった同サイズの極大粒
品種が出現していますが、安定感はチャンドラーに
軍配が上がると言えます。
毎年、安定して500円玉サイズの実をつけてくれるので
安心して育てられます。
テレビ取材が6月中下旬に入ることが多いので、ちょうど
チャンドラーの時期と重なります。
取材陣に、特長のある品種としてオススメするのが
このチャンドラーとピンクレモネードです。
ほぼ100%の確率で提案が受け入れられ、何度もテレビ
に登場しています。
ですからお客様の関心が高く、人気抜群の品種です。
味もピカイチでおいしいです。
【2018年評価追記】
接ぎ木の相性がいいので、以前は3本
しかありませんでしたが、現在デビュー
しているチャンドラーは20本です。
すべて接ぎ木苗を購入、あるいは自分で
接ぎ木して育てました。
基本的によく育っています。
開園初年度から植えた2本の
チャンドラーは、いまだに元気いっぱい。
まったく衰える気配はなく、堂々と
500円玉クラスの実をたわわに
つけてくれます。
少しマイナス点として、カイガラムシが
付きやすいような気がしています。
チャンドラーの良いところは、なんといっても
その極大粒サイズの実です。
さらに言えば、大粒だけど食味も抜群
なところ。
お客様を喜ばせるのは当然ですが、
テレビ取材が入ると必ず撮影対象に
なります。
そういう意味では、観光農園としては
必須の品種といえるでしょう。
毎シーズンお客様の争奪戦が
繰り広げられ、このチャンドラーに
ありつけるのは、本当にラッキーな
人といえます。
◆2011年再評価◆
◆メリット
前置きしておきますが、うちのチャンドラーはすべて
接木です。
以前、挿し木苗を育てたのですが、うまく育たず
接木に変更しました。
ここでも接ぎ木チャンドラーの評価になること
ご了承ください。
開園当初から試に2本だけ接木を育てたのですが
これが2本とも実に丈夫に実を付けてくれます。
以前失敗した挿し木苗は運が悪かっただけで
実は大丈夫なのかもしれません。
極大粒、美味しい、裂果しない、丈夫、ほとんど
虫もつかない、などメリットたくさんあります。
当初はフラッグシップ的な位置づけで本数を
増やすつもりはなかったのですが、メリット大
なので、慌てて本数を増やしてます。
現在は3本しかありませんが、来年には
20本くらいになっているでしょう。
チャンドラーはお客様にもよく知られていて
3本しかない樹を一生懸命探してみえます。
ストレートにどこにあるのですか?と聞かれる
こともしばしばです。
◆デメリット
やはり収穫量が少ないことでしょうか?
生産出荷主体の農家さんにとっては量を
稼げないので不向きかもしれません。
ただ観光農園でしたら、品揃えとして用意した
方がいいでしょう。
以下2009年度の評価。
ノーザンハイブッシュ系 の品種を紹介しています。今日はチャンドラー。
◆収穫時期
6月下旬~7月中旬
◆特徴
ブルーベリーの中で大きさ№1
チャンドラーは果実の大きさが最大ということで名前はかなりよく知られています。
園芸店などでもよく見かけます。
上の写真を見てもわかりますように、果実自体は何の変哲もないのですが、その大きさは際立っています。
ただ難点は、あまりたくさん実を付けないこと。
果実も大きくて、実もたくさんつけばいうことないのですが、収穫量は少ないです。
ですからお客様は喜びますが、生産者側にとってのメリットは少ないかもしれません。
◆食味
大粒だから大味?締りがない? と思われがちですが、いえいえ全然違います。
実に素晴らしく美味しいです。うちの娘などこれが一番おいしいというほどです。
なんせブルーベリーは一粒一粒が小さいので一度の3,4粒を口の中に放り込まないと食べごたえはないのですが、このチャンドラーなら一粒で食べごたえ十分です。
◆栽培留意点
もともとあまりたくさん栽培するつもりはなかったのですまだよくわかっていません。
現在接ぎ木が2本あるものみ、自根は枯れてしまいました。
接ぎ木は大変元気でよく育っています。