秋田に帰省中、珍しく歴史にも触れる。
ということで、秋田城跡へ。駅近の有名な久保田城ではない。秋田城、しかも跡ね。
奈良時代、朝廷が東北地方の支配を進めるために置いた、当時の最北の古代城柵。
秋田にそんな重要な軍事・外交拠点があったことが、興味深いと思って。
目当ては古代水洗トイレだったのだが、資料館の展示でまず**「クソベラ」😂**
当時、トイレットペーパーの代わりに使われていた「ちゅう木(籌木)」が。
菜箸くらいの長さのアイスの棒、というイメージね。
学術的に真面目に「クソベラ」と言って良い喜び😆
しかし、これは単なるおもしろ展示ではない。
トイレの沈殿槽からは、当時の食べ物の種や寄生虫の卵などが見つかっていて、そこから当時の食生活や暮らしまでわかるという。
人間が生きて、食べて、排泄した痕跡から、千年以上前の生活が見えてくる。
すごく貴重な資料なんだなぁ、と。
ちなみに、この水洗トイレ自体は資料館の外の城跡内の沼地のそばに建てられ、用を足した後に水で流すと、汚物はいったん沈殿槽へ。
上澄みだけが沼に流れる仕組みだったそう。
奈良時代に、こんな立派な水洗トイレがあったとは。
ただ、平安時代になると使われなくなり、取り壊されたそうで。
外国からの使者をもてなすための施設だった可能性があると知ると、
「外国人が来なくなったら、トイレもいらなくなったのかしら。現地の人は、のぐそ派だったのかしら😂」
なんて、余計な想像までしてしまう。
資料館では企画展「続!文字が語る秋田城」も真面目に見ましたよ。
秋田城跡からは、木簡などの文字資料がたくさん見つかっていて、当時の人々の暮らしや、物資のやり取り、行政の仕組みなどを知る手がかりになるそう。
千年以上前の人たちが残した文字が、今もこうして読める。
文字ってすごいなぁ。歴史的価値を感じる。
……と、しみじみ。
そして、そんな歴史の舞台を、地元の人が犬を連れて普通に散歩している。
千年以上前の古代城柵跡と、現代の犬の散歩、平安時代から枯渇しない井戸、などなど。
このシュールな組み合わせも、なんだかよかった。
歴史って、立派な建物や偉い人の話だけじゃなくて、残された文字や、トイレの跡のような生活の痕跡からも見えてくるのが面白い。
(中年になってそう思えるようになったけど、学生時代に気づいていたらもっと楽しかったよねぇ。。)
秋田城跡、地味だけど思っていた以上に楽しめました😊
竿燈期間中だからか、トイレットペーパーのパッケージが竿燈柄





