ワーキングホリデーの方々にとって、メジャーな業種の1つが飲食業ではないでしょうか。店舗によりけりですが、そこまで英語が堪能ではなくとも雇ってもらえる可能性が高く、また、まかないなどがもらえることも多いので食費を浮かすこともできます。
従業員同士の会話では、もし日本食のレストランで働いていれば日本語が使えることもありますし、またローカルのレストランで働いていても、同僚はこちらのなんとなくの英語力をわかっているので、ある程度そのレベルに合わせて会話してくれます。
一方、お客さんと会話する場合は英語が堪能ではないからといって、コミュニケーションがスムーズに行かなくとも言い訳することはできません。お客さんの尋ねてきそうなことは事前に予想し、ある程度対策しておく必要があります。お客さんが尋ねてきそうなものの1つに「お手拭き」があります。飲食店ではおきまりのアイテムです。
日本ではお手拭きとしておしぼりを提供することも多いですが、オーストラリアではティッシュのようなものをお手拭きとして提供します。これは英語で napkin もしくは serviette と表現します。
napkin は「ナプキン」として日本語でも使用されているので、日本人の方にとっても馴染みの深い表現であり、もし Can I have more napkin, please? と尋ねられたら大抵の場合は理解できるでしょう。
一方、 serviette は日本語としては使われていないので、 May I have one more serviette, please? と聞かれて、もし serviette を知らないと混乱してしまう可能性があります。
お手拭きは英語では napkin もしくは serviette 。お客さんに尋ねられたときにしっかりと応対できるようにするためにもしっかりと覚えておきましょう。 serviette の発音は少し難しいので、 Oxford Dictionaries などでその発音もしっかりと確認しておりましょう。
アメリカ英語とイギリス英語
serviette はイギリス英語で、これは「レジ」till も同様です。アメリカではお手拭きは napkin 、レジは register もしくは cash register 、そしてイギリス英語圏ではお手拭きは serviette 、レジは till という違いもしっかりと認識しておくようにしましょう。