どうも、こんにちは!
りったんです♪( ̄▽ ̄)ノ″



気付けば、ブログ放置一週間・・・
<(_ _;)>




いやいや、しかし仕方がないのです。




なぜって、先週の23日に、某野球漫画の最新刊が発売ということで、
私も、ヘチマ氏も、烏子氏も、その漫画の週間に入っていたのですから。



こればかりは、仕方がない!仕方がない!!





そして、タイミング良く昨日、読者倶楽部会合を開いてきました( ̄∇ ̄)♪





また朝までオールコースです。
良い年して、オールができるんなんて、萌えのパワーとはスゴいなぁ~としみじみ思ってみました(笑)




こんばんはは、ヘチマです。
今日はいいお天気でしたね。
空が高く、青く澄み、まさに天高く馬肥ゆる秋って感じでした。

ところで先週の17日に、待ちに待った
かわい有美子の新刊が出ましたよ。
もちろん発売日にゲット!
わくわくしながら読んだわけです。

『進行性恋愛依存症』かわい有美子 リブレ出版 2008年

イラストは今市子!
個人的にはかわい有美子+今市子ってだけでよだれもの。
京都が舞台の『猫の遊ぶ庭』、昭和初期舞台の『夢色十夜』では
素晴らしいコンビっぷりを発揮していたので、
読む前からテンションヒートアップ!
明治でも大正でも昭和でも、どんとコイ!
確実にナイキャッ!してやるぜ~と思っていたら…
今回は現代の社長×秘書のアダルトメンズものでした。あら。
笠倉出版から出てる『透過性恋愛装置』に似たややこしいタイトルですが、
話はまったく違います。


ラクスフェル・コンサルティングの社長・九鬼瑛一と
九鬼に献身的に尽くす秘書・御巫(みかなぎ)圭。
公私ともに常にそばに控え、行動を共にしている。
ある日、幹部会議の席で御巫がプライベート面での秘書業務を
別の人間に引き継ぎたいと発言。
寝耳に水だった九鬼は、大激怒する。

そもそも2人は大学時代の先輩・後輩同士。
九鬼は名バスケットプレーヤーとして活躍するも、
事故に遭い、選手生命を断たれてしまう。
再帰不能になった九鬼のもとから、友人や彼女は去っていき、
ひとり残ったのが、バスケ部のマネージャーをしていた御巫だった。
自身も元バスケ選手だった御巫は、
九鬼に憧れマネージャーとなり、ずっと九鬼を見ていた。
どん底の九鬼を支え、九鬼のためにからだも開いた。
しかし九鬼は最先端のリハビリ技術を持つアメリカへ突然旅立ってしまう。
すべてをリセットするため、御巫に何も告げず…。

アメリカでのリハビリは成功。そのままアメリカ企業に就職し、
日本に帰るつもりはなかった九鬼だが、独立することになり、
日本での人員確保として御巫を引き抜く。
しかし御巫に言葉を掛けることもせず、何年もの月日が経つ。
そして秘書として御巫が九鬼付きになってからの2年半も、
お互いに昔のことについてふれようとはしなかった。

そんな過去を持つ2人。
九鬼は、御巫からの突然の別離宣言に動揺。
理由を問いただすも、御巫のまっとう、かつそっけない返答に
納得のいかない九鬼。
ついに大学時代のお前はかわいかったのに、
と言ったことから事態は急速に動き出す。

あの頃のようにお世話をしたら、引き継ぎを認めてくれるのか、
と問う御巫に、
やってみろ、と挑発する九鬼。
そして、ひざまずき、ご奉仕を始める御巫。

エッロ~。

九鬼に水をかけられ、濡れた扇情的な姿で懸命に九鬼をなめる御巫。
まだ2人の気持ちはすれ違ったままです。
九鬼はなぜ御巫が引き継ぎを希望するのかがわからない。
表面的なことしか口にしない御巫。じれったい。

そ、そして、ガンシャ!
(自重してカタカナ)
ガンシャかよ~…。なんかねちっこいなぁ。

「何かが気に入らないから、急にやめるなどと言い出したたんだろう?」
と問う九鬼。

「…私を置き去りにした…っ」

御巫は大学時代の時の突然の別れのように、
また九鬼に捨てられることを恐れていて、
自分から離れようとしたのだった。
大学時代からずっと忘れられなかった九鬼。
引き抜かれても、秘書になっても、
ずっとビジネスライクな態度の九鬼。
黙ってそばにいるには、御巫の心はもう限界だったのだ。

「意地の張り合いはもう終わりだ。おまえを俺のものにする」
と宣言し、御巫を抱く九鬼。

連作3作品収録で、上記が1作目の「ドラスティック・メタモルフォーゼ」。
2作目「報復モラトリアム」は大学時代に事故に遭った九鬼が渡米するまで、
3作目「街に天使の降りる夜」は2人のラブラブ後日談です。





読後の率直な感想。


好きくない。


なんか散漫な印象。

どっかで読んだことあるストーリー展開だし、目新しくない。
だいたいいつも主役カップルは気に入るのに、それもなく。
全体的に胸にくるものがなかった。
あと、御巫の名前読みにくすぎ。「みかなぎ」って…。
第1歩でけつまずいてしまった。
名前は普通に読める程度が望ましいのでは?
なんか最後まで馴染めなかったなぁ。

あくまで個人的意見ですが、
今回のエロシーンから始まる構成はなんともきつい…。
奉仕シーンがえんえんと描かれていて、しんどかった。
あとがきによると、1作目の掲載誌が
「b-BOYフェニックス」の「びしょ濡れ」特集だったうえ、
編集さんから「小bのエロとじ」に匹敵するくらいのエロものを、
というご用命があったとか。
確かにその企画に沿ってエロ糖度高しだったけど、
私が求めているかわい有美子ではなかった…。がっくし。

あと、なんというか、今回の話的には
イラストは今市子じゃないほうがよかった気がしました。
今市子のレトロで穏やかな雰囲気のある絵は、
情緒ある時代・土地を舞台にした話のほうが合うと思う。
「ひそやかな」とか「背徳の香り」とか、そんな言葉が似合う絵だと思うので。
だから今回のような、現代が舞台で、社長と秘書ともに30代設定だと、
古臭くしか感じなかった…。御巫がオールバックで眼鏡ってのも萎えた…。

正直、好きな作家だから、期待を高く持ちすぎていたっていうのもあるかも。
この作品は微妙ですが、やっぱ好きやし、次回作には期待します!
エロ糖度低めで全然かまいません。

心の癒しに明日『初恋の70%は、』を買ってこよう…。
こんばんは。
本日再び登場のりったんです!!


今日は1日、BL漬け!!
なんとも素晴らしい1日です♪( ̄▽ ̄)ノ″



そしてまたまた書評です。

スゴいな、このペース。
自分でも驚きです。







『初恋の70%は、』 山中ヒコ 新書館 2008年



久々に悶え死にしかけました(笑)



ものすごく良かったです!!この一冊!!




帯の煽りが強かったので、これは編集部も気合い入れて売り込むつもりやな~と思い、手に取りました。


いや~それにしたって、良すぎや!!

これがデビューコミックって、正直信じられないっす!!




やりたいことも無いし
行きたい大学も無いし
好きなアイドルもいねえし
勉強も運動もそこそこできるし
割ともてる方だし
不満は無いし
生き甲斐も無い。


そんな、何事も人生そつなくこなすタイプの春日部孝太郎の初恋物語です。




ある日、教室から陸上部の部活風景が見える。

黒い点にしか見えない、陸上部員たちの中に、1人グンを抜いて早い奴が。

「スギヤマ」
と呼ばれるそいつ。


すげーな
がんばれ
「スギヤマ」

と何気無し「スギヤマ」という存在が気になったのがすべての始まり。



そんなことがあったある日、女の子から呼び出しされ、校舎裏と思われるその場所で告白を受ける春日部。

するとその付近の水場で水浴びしている男を発見する。

告白している女の子をよそ目に、その男子の腹や背中、細い体に釘付けの春日部。
振り返った顔を見て、さらに釘付け、ガン見。(笑)



すると
「杉山君!」
と呼ぶ女の子の声が!


陸上部の女マネに呼ばれたその男こそ、あの「スギヤマ」だった。




その日から、杉山が気になって気になって仕方なくなる春日部。


男相手に毎晩妄想を繰り広げ、1人自己嫌悪に陥る日々。


考えるな、と思いながらも、コソコソ杉山の姿を眺め見(ストーキング?!)する不毛な日々。



いい加減に何とかしなければと思い、

「会いに行こう」

実際喋ってみれば、どこにでもいる汚ねェ『野郎』だ、そうに決まってる

と、話しかけることを決意した春日部。

気合いを入れまくって、杉山のクラスに行ったものの、本人目の前にすると、頭まっしろで、別の子呼び出し、何にもできない始末。


「虫けらだ、ゴミだ、生きてる価値ねー」

と、自分の不甲斐なさに、さらなる自己嫌悪。


そして、杉山への気持ちだけが、でかくなっているのに気付く。



しかし神様は、そんな春日部の味方だった。


無理矢理押し付けられた、文化祭実行委員、そこになんと杉山の姿が!!





「実際喋ってみれば、どうせどこにでもいる汚ねェ『野郎』だ、そうに決まってる」


かなり強気で乱暴な杉山の性格。
幻滅、おっかねェ・・・

と思おうとしても、やっぱり妄想できる自分にビックリ!!


「近付きてェな」

その気持ちが上をいく。



文化祭実行委員で、同じ美術班になることに成功した春日部。

みんながやりたがらない担当だったため、2人だけで作業ができることに。


つまり、夢にまで見た急接近!(笑)



乱暴で無口な杉山。
だけど、なつくとベタベタくっついてくる、すげェ奴だった。



しかし、仲良くなればなるほど、逆にこのままでいいんじゃないかと思い始める春日部。



無理して告白なんかして、気まずくなって・・・

今の「感じ」がこわれるより
今のままの方が、ずっといい。
友だちのままの方が、ずっといい。


そうは思っても、現状維持の寂しさも募っていく。





ある日の作業中、付き合ってる奴いるの?話になる。

そこで杉山から、春日部がモテるのなんかわかる、的なことを言われ、顔を近づけられる。
(杉山はじゃれてるだけ)


しかし我慢の限界がきていた春日部は、その唇を奪ってしまう!





学校やめるしかねェ・・・

杉山の怒った顔

ばれた

嫌われた



堪えがきかなくなった自分を1人攻め続ける春日部。


そして、会いたいのに、会うのが怖くて、次の日から杉山を避けてしまう。




・・・・・・
最終的には、素敵な告白場面とともに、素敵なハッピーエンドを迎えます!!
サイコーです!!


「今」言いたい、
その感情からくる、切々で駆け引きなしの直球告白!

本当にグッときます!!





このお話、恋の甘酸っぱさ、ほろ苦さが、春日部の一喜一憂により、素晴らしく表現されています!!

そつないモテ男春日部の、ここまでカッコ悪くなる
!的な姿も好感度大です。


そして、「今」という瞬間の青春をものすごく感じます!!

「今」のままが良いと思う反面、伝えたくて抑えることができない「好き」の気持ち。

恋って素晴らしい!!
そう叫んでしまいそうです。


さらに、若さ溢れる高校生だからこその妄想力!!



とにかくすげェ!!

とにかく面白い!!

間違いなく、私のお気に入り本になりました!!

そんな一冊です!!





ちなみに、描き下ろしで2人の初エッチが読めるんですが、悶絶しました私(笑)


男気溢れる男前受な杉山の可愛さが、可愛すぎて、私本気で死ぬ!!そう思いました。



「今はオレのだからな」


発言に始まり、



「過去は問わねーけど、浮気したらブチのめすからな」


発言。


カ、カ、カ、カッコイイ!!!!!!
カッコ良すぎです、杉山様!!

男前受っていいですね~。たまらんよ!!杉山!!






さあ皆様、直ちに本屋に行ってください!!


そして、私と一緒に悶えましょう(笑)♪