ブログ 走攻 (SoCo blog) -12ページ目

ブログ 走攻 (SoCo blog)

ラジオDJ・TV音楽番組司会・イベントMC・ゲレンデDJ etc...をしている SoCo(ソーコー)と申します!

主に、音楽に纏わる事を綴るつもりです。
何を食べただ、景色が・・・とかなblogではありません。
(とかいって”お花がキレイ~!”とかUPしてたらゴメンナサイ)

{3AD4DB24-0281-4AEB-8ACA-E0580678756B}

人間の想像力ってほんと凄いなぁって思いますね。
誰も見たことのない宇宙の果ての物語をこんな風にまで描けるとか。

「スター・ウォーズ / フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムス製作のもとに想像力豊かな才能溢れる人たちが集結し、そして監督は「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リンという、ハイスピード・アクションの要素も加わり、よりエキサイティングなスペース大作となり、宇宙へのロマン度も増し、そして、驚くべき実体もあきらかになり…と見応えたっぷりな、シリーズ誕生50周年を飾る大作。



10.21 ロードショー
2016.9.17[Sat] / 9.18[Sun] @大阪城野外音楽堂
{DF298D40-4CF0-44A1-99A8-DF0DEFBABA82}

{CC5E3B1A-EC8B-4889-A014-86E56DEA5E30}

関西にゆかりのあるアーティストが一堂に会する野外イベントとしておなじみのKANSAI LOVERS、今年は2日間開催で、2日目は雨に降られもしましたが、なんとまぁやはり様々な個性あるバンドが関西には多いことなのかと、より思った、そんな2日間でした。

そんな中でも、僕が見れたところでは、若手系のバンドよりも、中堅どころ、いやもうベテランの域、20年選手になろうかという先輩バンドたち、例えばGOOD4NOTHINGやPAN、少し下のセックスマシーンやアルカラの方が、なお個性的でエネルギッシュに個人的に感じたりもしました〜。

負けるな、関西若手バンド!

ってことで、僕が見れた中では、特に気を吐いていた、のかメンバーの脱退などで何か吐き出したいものがあったのか、はたまた荒ぶる感情から来た単なるパフォーマンスの延長なのか、とにかく1番印象的だったのが、夜の本気ダンス、ドラム鈴鹿君のドラムセット破壊ダイブ、です!

LIVE終了後にシンバルを投げ倒して、ドラムセットに自らダイブするという行為に及び、そしてそれを見て少し呆れたかのように「どうか笑ってやってください」とヴォーカル/ギターの米田君がフォローし、締め括ったそのLIVEは、なんか最近ではあまり見られない、ロックが持つ衝動的な光景、そんな風にも僕の目には映りました。

今後の彼らに益々注目したい、より気になる存在のバンドに、そんな風にさえなりました。



関西をロックで、音楽で盛り上げたい、しょって立ちたい、そんな思いが各バンドから伝わる、やっぱ地元ってええなと思ったイベントでありました!







{2020D5A0-1E35-4CDE-9B07-B2F5D35C71CB}

好きですねぇ、わたくし、このタッチで描かれる映画。
イタリアのコメディ映画、でありながら、人生を問い、果たして生きるとは?ということを投げかけられる、そんな映画です。

天才だが傲慢なエリート外科医と、ムショ帰りだが大人気のカリスマ神父、という真逆の立場で人を救ってきた2人の奇妙な関係から導き出される、人生の宝物とは?

小気味良いテンポの笑いから、まさかの展開、そして印象的なラストへと。


人間いくつになっても変われるんだ、というメッセージを僕は受け取りました。



10月1日より近畿でも公開
2016.9.10[Sat] / 9.11[Sun] @泉大津フェニックス
{6307A50E-770E-4112-A555-498892D4C1B0}

{2AA5D043-F44B-4C5A-9F1C-E3228D27EDEE}

2年ぶりに野外に、そして新たなHEY-SMITHとして帰って来た泉大津フェニックスでの HAZIKETEMAZARE FESTIVAL 通称ハジマザに2日間とも行かせてもらいました!


2日間見させてもらっての率直な感想は、

「HEY-SMITH、猪狩君筆頭に、とにかく、やることなすことすべてがカッコいい!!」

です。

PUNKSです、ほんまに。

憧れます、尊敬します!!

ここまで自分たちのやりたいことを貫けるその姿勢、行動、実行力に。


自分たちがPUNKだと思うバンド、盟友から尊敬する先輩、下の世代からも、ジャンルなどなく、猪狩君が言っていたところの
「ジャンルはないけど、カッコいいか悪いかはある」
という基準、それこそハジけてマザれるスピリッツかどうか、それは、音楽、ファッション、スポーツ、カルチャー、すべてをハジけてマジらせたいと言っていた表れであり、そこには、やはり、Hi-STANDARD、AIR JAMから続く、脈々と受け継がれてきた精神、影響なども勝手に感じ取ったりしました。

それはステージのレイアウトにも表れていて、同じ大きさのステージが左右に並んでいるスタイルもAIR JAMからの影響もあると思います。 
{74977452-C307-4096-9C2C-3DDA4C866441}
(開演前、出演者は誰もいないステージを撮らせてもらいました。)

そして、さらにHAZIKETEMAZAREでは、少し離れた所にもう1つステージが設置され、これがまた今までの泉大津フェニックスでは見たことのないようなタイプで、ドーン!
{55B06EA2-6606-47EA-8858-7D47C079F45A}
(使われていない時間に撮らせてもらいました。)

後ろ吹き抜けになっているという凄い形状!

さらに、ここを最初とトリ前の2組でしか使わない!というなんとも贅沢な使い方。

それも全てのLIVEが被りなして見ることができるというこだわり、Kids、オーディエンスのことを1番に考えられた配慮もあったりするわけです。

で、やはり改めて思ったのが、まぁ基本この左右横並びのステージで進んでいくLIVE、被りなしというのはほんまにいいです!!理想形やと思います。
移動も少なくてすむし、しなくても遠目なら見れるし、そして、これは猪狩君とバックヤードで話した時に聞けたことなんですが、ステージに立つ側からしても、見てるお客さんの数、様子などが、例えば右のステージで本番が行われている時に左側でセッティングしながらその様子が目に入り、そして自分たちが本番の時にはどんな感じか、というのが顕著に、目に見えて分かり、それはそれで刺激が生まれる、と話してくれて、なるほどなぁ、そういった相乗効果も生み出すんだなぁと思いました。

「屋根のないLIVE HOUSE」にしたいという思いがこういう対バン要素的なところにも表れ、そして、泉大津フェニックスだからこその利点で、音のデカさも相当パンチありました!

あと、音といえば、セッティング中、LIVEとLIVEの間に流れる音楽にEGG BRAINの曲も流れたりするあたりにも、思いを感じたりしました。


そして、会場真ん中には、こちらもAIR JAMよろしく、スケートランプがそびえ立ち、スケーター達が音楽とともに技を繰り出し、楽しんでいる。
{28AB1910-2078-4FC6-8596-65893EBA5529}

もちろんショーケースの時間も設けられ、存分にその凄さを見せつけてくれました!



では、初日、2日目、それぞれの感想なども綴ろうかと思います。


9.10[Sat]

この日はやはりcoldrainとSiMですかね。

所謂、TRIPLE AXEという自分たち、3バンドで開催しているLIVEの仲間、HEY-SMITHと同世代の盟友的バンドの2組なわけですが、両バンドともに、一筋縄ではいかないというか、ともに、「俺たちが1番だ!」「ぶっ潰しに来た!」ということを宣言し、対決モードでLIVEするあの感じ、愛情表現の裏返し的なところもあるのかなぁなんてことも思ったり、だけど全面対決、ひりつくLIVE、というのが、ただの仲良しバンドでやってんじゃありませんこちとら、っていう感じがして、確かに仲は良い、けどそれだけじゃないっていうか、いや、そもそも、元をたどればシンパシーを互いに感じ、そして良い刺激を与え合える関係、切磋琢磨しそれぞれのスタイルでのぼりつめて来た、だけど俺たち誰にも負ける気がしねぇ、的なものを、勝手に外野からではありますが、感じたりします。

そんなバチバチ感もあるフェスってのも、このHAZIKETEMAZAREのひとつの特色でもあるんではないでしょうか。

そうです、よりROCK、やはりPUNKなんですよ、そんなところも。

今年のFUJI ROCK FESTIVALのステージでKen Yokoyama兄貴が言っていた、
「フェスはピクニックじゃないんだ」
と、そういうことなんですよ。

そのあたりのスピリッツを受け継いでるPUNKSだと思います、猪狩君は。
そして、そんなバンドの集まりではないかなと思います、HAZIKETEMAZAREは。

そんなことを強く思った1日目。

04 Limited Sazabysもそんなスピリッツを受け継ぐ、より熱のこもったLIVEだったなぁ。


そして、この日はハッピーな気持ちや、スマイルにもたくさんさせてもらいました〜。

SUNSET BUSは底抜けに楽しくて、打首獄門同好会は徹底して食べ物ソングで、
{1F94AE36-3CA0-4459-871C-0FC4600F3BF7}
(LIVE中配られて来ました!)

かりゆし58はあったかくて、より青空が似合っていました。

そして、PANにも笑わせてもらいました〜。
HEY-SMITH満君も登場して、まさかの歌うんかえっ!(Sax吹かずに)や、色んなユニークなコール&レスポンスをする中、MukkyとIori君、元メンバーの名前も出てきたりして、そう、正直なところ、なんか触れては…みたいな感じも若干、というか、うん出しにくいは出しにくいかな、というのが少なからずは皆あったりする…んかな?現に僕も、どうしてやる、元気にしてやんのかなぁと気にはなっていても、メンバーのみんななどにはちょっと聞きづらいかなぁとか、少し勝手にこっちサイドだけで気が引けてしまっていて、当人たちは聞かれたとしてもそんなことまったくないのかもしれませんが。
ま、何が言いたいかというと、敢えてその2人の名前をLIVEで出してきた、それはPANのメンバーからの愛情表現だったんではないかなぁ、とそんな風にも思いました!

それぞれが色んなことを乗り越えてきて、今がある。

ということですかね。
{46E34A79-A9C0-4834-9A66-D61F09FC6D87}

そんな2年前のことをめっちゃ思い出したとMCでも語っていた猪狩君、HEY-SMITHのLIVEは、それはもうめちゃくちゃカッコよくて、音がより分厚くなってる気がしました。

本物のPUNK BANDやから任せとけ!という言葉通り、繰り出される極上のPUNK ROCK、SKA Sound、ほんまカッコいいです!

アンコールのCome back my dogでは、お約束的な感もある、SiM、coldrainのメンバーも出てきてのコラボもあり、猪狩君の
「バンド最高!友達最高!!」
という言葉が物語っていた、そんな1日目ではなかったかと思います。
{66D73265-804A-41E8-87FD-6BE7B04C653B}



9.11[Sun]

2日目はどちらかというとHEY-SMITHからすると先輩、レジェンドな方達が多いラインナップでしたね。

先輩たちからも愛され、可愛がられ、そしてリスペクトもされているのが、各バンドのMCなどからも感じました。
GOOD4NOTHINGのU-tanさんが言っていた、HEY-SMITHはいつも攻めの姿勢で、という言葉に、その後輩へのリスペクトの気持ちなどが集約されている、そんな気がします。

そして、やはり自ら動く、というPUNKSのD・I・Y精神がこのフェスのラインナップにも投影されていて、9mm Parabellum Bulletの卓郎さん、ちひろさんと少しバックヤードで話せた時、猪狩君から直接電話をもらって、熱烈に誘ってもらったと言ってはりました。

そういう思いが、LIVEパフォーマンスの熱量にも影響してくるのではないかとも思ったりします。


10-FEETのLIVEには、さすがに格の違いを感じ、そして、引き(惹き)つけられる強い吸引力を感じました。

そう、惹きつけられるもの、それは音楽に限ったことだけではなくて、バンドとして、人として、男として持っているか、なんていうところも、だったりしますよね。

そこには、先輩とか後輩とか、男とか女とか何も関係なく、ただ人として惹きつけられるかどうか、そんな魅力的な人物が生み出す音楽に惹かれることになるんでしょうね。

少し話がずれましたが、10-FEETのLIVE、ラストにはHEY-SMITHのCome back my dogを演奏し、猪狩君とYUJI君が登場し歌うというコラボも見れ、ここにも後輩バンドへの愛的なものを感じました!


若手が登場するステージ、HAZIMAZA BOXにも、やはり惹きつける何かを持っているバンドとの出会いがありました。

2日目のトップを飾ったENTHが、新曲を披露する際に言っていた、誰も知らなくても1発でぶちのめす自信があるからやる、といった内容のことを言っていたのが、漲っていていいなぁと惹かれ、そして、トリ前をこのHAZIMAZA BOXで務めたDizzy Sunfistも、いつにも増してその思い、このステージに立てるまでになった喜び含め色んな感情を爆発させ、音楽に全てを注ぎ込み、歌い、演奏する姿に、やはり惹きつけられる強い何かを感じました。


2日間、いや、あの初めて同じ地泉大津フェニックスで開催した野外でのHAZIKETEMAZAREからの、この2年間を締め括る、集大成的なLIVEではなかったかと思う、この日のHEY-SMITHのLIVEは、昨日にも増して、何か神懸かり的にも思えるほどのカッコよさで、
PUNKから教えてもらったこと、他人を否定せず自分がもっとカッコよくなってやる」
といった内容のことをMCで猪狩君が言っていたんですが、まさにそれを実行、体現してみせた、6人になってのHEY-SMITHというバンドの本当の快進撃はここから始まり、2年前を乗り越えて行った、そう感じたHAZIKETEMAZARE FESTIVAL 2016でした。
{F2DD1345-1988-4E9F-AF16-D47031E956EB}

HEY-SMITHのみんな、出演者のみなさん、魂こもったLIVEを野外のLIVE HOUSEで見せて頂き、ありがとうございました!!

猪狩君、有言実行、来年も楽しみにしています!

{C50DF099-7C67-477F-A863-2FA7252CE988}

誰もが似たような経験をしていたり、それぞれの登場人物に自分の少年少女時代、思春期に置き換えてみたり、投影して、考えたり、思い出したりするのではないでしょうか。

なので、原作の漫画はベストセラーコミックとなり、映画化もされたのだと思います。


あの頃は目の前の世界、それがすべてであり、狭いだなんて思えなかったですもんね。

もう少し視点を変えることができたり、広い視野で物事考えることが、オレもあの時できていたらなぁ…なんて、思春期と呼ばれる時代を通り過ぎてしまった世代はそう思ったり、また、今その青春真っ只中の若者には、果たしてどう響き、感じるのだろう、そんなことを思わされる映画だと思います。



9.17 全国ロードショー