大谷翔平の32号特大スプラッシュ弾をゲットしたのは34歳の郵便配達員 ド軍記者が直撃「保管するか、売却するかはまだ決めていない」

 
 

THE DIGEST

 

大谷は敵地で特大の32号HRを放った。その打球の行方に注目が集まっている。(C)Getty Images

 

 

 特大の一発は日本人初の快挙だ。  ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地7月11日、敵地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・指名打者で先発出場。3回に2試合ぶりとなる32号ホームランを放った。打球は球場外にある海の中に着水する「スプラッシュヒット」となり、本塁打をキャッチした男性は喜びを爆発させた。 

【動画】日本人初“スプラッシュヒット”を達成した大谷翔平の特大32号弾  

 

 

打った瞬間、スタンドは総立ちとなった。ドジャース1点ビハインドで迎えた3回、大谷は相手右腕ローガン・ウェブの初球カットボールを完璧に捉えると、打球は右翼席を飛び越えて海にボトンと落ちた。基本的にはジャイアンツ所属選手のみのカウントとなっている“スプラッシュヒット”だが、やはり大谷は別格扱い。敵地ファンはスーパースターの一発に大興奮だった。  大谷の打球が海に着弾すると、真っ先に男性がボートから海にダイブ。大谷の今季32号となるホームランボールを右手で掴むと、大きく上げてガッツポーズ。喜びを表現した。    ドジャース専門メディア『Dodgers Naition』の重鎮記者であるダグ・マッケイン記者によると、記念球をゲットしたファンはブラッド・レナードさん。カリフォルニア北部に在住する34歳の郵便配達員だという。「彼はこのボールを保管するのか、売却するかはまだ決めていない」と自身のXにレポート。ボールの行方が気になるところだ。  ちなみに32号弾の飛距離は410フィート(約125.0メートル)、打球速度106マイル(約170.6キロ)、打球角度は30度。まさに完璧な一撃だった。

 

 構成●THE DIGEST編集部

 

大谷翔平の32号特大スプラッシュ弾をゲットしたのは34歳の郵便配達員 ド軍記者が直撃「保管するか、売却するかはまだ決めていない」(THE DIGEST) - Yahoo!ニュース

 

 
 

 

大谷は敵地で特大の32号HRを放った。その打球の行方に注目が集まっている。(C)Getty Images

 

 

日本美術のイメージを覆すパンクな画家

英紙記者が絶賛「奈良美智が日本一高額なアーティストになるまで」

 
 
 

 

ガーディアン(英国)

 

Text by Stuart Jeffries

 

英国のヘイワード・ギャラリーで、6月10日から8月31日まで奈良美智の回顧展が開催されている。英「ガーディアン」紙の記者は、奈良をほかの日本人アーティストとは一味異なった「パンクな芸術家」として評価する。


2019年、サザビーズは少女が描かれた絵のオークションをおこなった。髪型はコンサバな横分け、ピーターパンカラーの服、まったく動じない緑色の両目が見る者をにらみ返している。その絵の落札額は2500万ドルで、日本人画家では最高額の絵となった。

それに、刃物による犯罪がいまにも起こりそうな絵なのだ。この少女の凝視は、ピカソの『アヴィニョンの娘たち』のそれと同じくらい猛々しい。第一次世界大戦中の募兵ポスターに描かれたキッチナー伯爵のまなざしのように、否が応でも追いかけてくる。

だが、このどちらよりも、奈良の『Knife Behind Back』(2000)のほうが見る者の不安を掻き立てる。見えないものが、一番怖い。最もぞっとするのは、私たちが見ていないものだ。要するにタイトルから暗示させる力である。
 

この名前のない少女は、奈良が1990年代に学生だったときからずっと、自身の絵画作品で展開してきたテーマのバリエーションのひとつである。日本の「カワイイ」とディズニーの可愛らしさの両方にインスパイアされた、この大きすぎる頭を持つ、丸ぽちゃでマンガチックな姿は、精神を患ったキューピー人形を思わせる。

「これは少女とか子供を描いたものだと言う人が多いのですが、私が思うに、実際はすべてセルフポートレートなんです」とキュレーターの吉竹美香は話す。ヘイワード・ギャラリーの展覧会図録用のインタビューで、奈良はこの説を裏づける。

「自分が絵を描くときはいつも、キャンバスが鏡みたいに思えるんです」

社会を映す鏡というだけでなく、画家本人を映す鏡でもある。頭が大きくて目を丸くした一連の少女たちは、自分の妄念を形にしている60代の男性なのだ

 

 

 

 

良のキャラクターたちは、ウォーホルのマリリン・モンローやロイ・リキテンスタインのブロンド女性たちと同じくらいアイコン的であり、市場性が高い。だがそれは、これらを描く奈良の意図とはほとんど関係ない。彼はこう話す。
 

「この子たちが、大きなナイフを持っている悪い大人たちに囲まれている様子が見えるような気がするんです」

一般には日本美術は、このようなものだとは思われていない。少なくとも西洋の鑑賞者にとっては、我々を魅了し、現実から遊離させてくれるものである。今回の奈良の回顧展から少し歩いたところで開催されているのが、今夏のもうひとつの日本美術の大企画展である歌川広重展だ。

この大英博物館での展覧会には、19世紀前半の巨匠たる広重の花鳥図や、美しい江戸時代の風景および端正な都会の景色が並んでいる。この絶大な人気を誇った絵師がいかにリアリズムよりも美を好む傾向にあったかということがわかる。また2024年の、ダルヴィンチ・ピクチャー・ギャラリーでの吉田博三代の系譜を辿る版画展は、日本の加害の歴史を修正したとして批判された。

要は、日本美術に問題があるのではなく、我々西洋人のほうに問題があるのだ。ほかの世界が大変なときに、私たちは芸術を、喜びをもたらす庭として請い求める。そして美術館は、我々が望むものを与えてくれる。

だが奈良のアートはまったく違う。粗削りで手近で、醜いことも厭わず、ストレートな反核のアジプロ(扇動的宣伝)スローガンで怒鳴ったり、古い封筒に走り書きされることもあったりするし、英米のロックンロールにどっぷり浸かってもいる。
 

この最後の点については、奈良がとくにラモーンズを気に入っているというのは注目に値する。彼は以前、大きな頭の少女がこぶしをあげてマイクに向かってシャウトしているアクリル画を描いたことがあったが、そのタイトルがラモーンズの『電撃バップ(Blitzkrieg Bop)』から引用した『Hey ho! Let’s go』だったのだ

 

ジェーンとエルメスの運命的な出会い

15億円で日本人が落札─「バーキン」

は機内での“偶然”と“雑談”から生まれた

 

 

 

 

 

ニューヨーク・タイムズ(米国)

 

Text by Alisha Haridasani Gupta and Marisa Meltzer

エルメスのバッグ「バーキン」のオリジナルが、7月10日、860万ユーロ(約15億円)でパリのオークションで落札された。いまは亡き女優・歌手のジェーン・バーキンのためにデザインされたことで知られる。

サザビーズによると、同バッグはヨーロッパのオークションで販売されたファッションアイテムのなかでもっとも高値を記録し、ナポレオン・ボナパルトの帽子をも超える価格になったという。

「本日、バーキンは正真正銘のファッション・アイコンになりました」。入札開始前、競売人のオーレリー・ヴァンドヴォルドは言った。実際、それは「史上もっとも有名なバッグ」だ。
 

オークションに参加したゲストたち(多くが自らのバーキンを携えている)は、そのオリジナルのバッグは100万〜200万ドル(約1億5000万〜3億円)で落札されるだろうと見積もっていた。しかし、競売は170万ドル(約2億5000万円)からスタート。会場が息を呑んだ。数秒のうちに入札が飛び交いはじめた。

価格が上がるにつれ、会場は歓声と拍手に包まれた。結果的に日本のコレクターの手に渡ったバーキンの最終価格は、手数料も含めて860万ユーロ(約15億円)になった

 

 

15億円で日本人が落札─「バーキン」は機内での“偶然”と“雑談”から生まれた | クーリエ・ジャポン

 

 

人気観光地に集中豪雨 水位急上昇…天井も崩落 米や中国で被害

 

 

人気観光地に集中豪雨 水位急上昇…天井も崩落 米や中国で被害【スーパーJチャンネル】(2025年7月11日)

 

 

 

押し寄せる鉄砲水。集中豪雨が人気観光地を襲いました。 ■人気観光地に集中豪雨  記録的な大雨に見舞われたのはアメリカ南西部・ニューメキシコ州の避暑地「ルイドソ」です。  川の水位はわずか30分で10倍まで上昇。あふれた水が多くの建物をのみ込みました。 撮影者 「あれは親友の家でした。思い出が詰まった家が流されていくのを見て、本当に胸が痛みました」  地元のジュエリーショップも浸水。防犯カメラには水位が瞬く間に上昇し、天井近くまで達する様子が…。  この洪水で数十軒の家屋が被害に遭い、これまでに子ども2人を含む3人の死亡が確認されているということです。 ■水位急上昇…天井も崩落  大雨による被害は中国でも。  中国南西部の重慶。降り続く雨で街に濁流が出現。夕食時でにぎわう店の前を車が次々と流されていきます。  ショッピングモールでは、雨漏りで天井が崩落する事態となりました。  地元当局によりますと、市内で500人以上が緊急避難し、2人が病院に搬送されたものの、行方不明者などは報告されていないということです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025 [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

 

ANNnewsCH

 

 

 

 

 

東京都が水道「骨格管路」を耐震化、断水の早期復旧へ 26年度着手

夏目 貴之

 

日経クロステック/日経コンストラクション

 

 

 

東京都が水道「骨格管路」を耐震化、断水の早期復旧へ 26年度着手 | 日経クロステック(xTECH)

 

 

 

水道工事のイメージ(写真:stock.adobe.com/colorfield)

[画像のクリックで拡大表示]

 

水道工事のイメージ(写真:stock.adobe.com/colorfield)

 

 東京都は、給水施設と直結する配水の本管と各家庭への配水を担う小管とをつなぐ「地域配水の骨格管路」の耐震化に2026年度から着手する。25年7月7日に開いた東京都水道事業運営戦略検討会議の専門部会で方針を示した。24年1月の能登半島地震で被災地の課題となった配水ネットワークを強化して、地震による断水を早期に復旧できるようにする

渋谷駅「スカイウェイ」現場公開 銀座線直上、宮益坂と道玄坂を上空で結ぶ

星野 拓美

 

日経クロステック/日経コンストラクション

 

渋谷駅で新たな歩行者ネットワークの建設が進んでいる(写真:日経クロステック)

 

渋谷駅「スカイウェイ」現場公開 銀座線直上、宮益坂と道玄坂を上空で結ぶ | 日経クロステック(xTECH)

 

 

 

渋谷駅で新たな歩行者ネットワークの建設が進んでいる(写真:日経クロステック)

[画像のクリックで拡大表示]

 「この再開発によって、(渋谷駅を挟んで)宮益坂上から道玄坂上までの移動が容易になる。階段の上り下りを最小限に抑えた計画だ」。東急都市開発本部の鈴木陽一郎参事がこう言って指し示した先で、渋谷駅の東西を結ぶ新たな歩行者ネットワークの建設が進んでいた──。

 渋谷駅街区計画の事業主体である東急とJR東日本、東京地下鉄(東京メトロ)の3社は2025年7月8日、同計画の一環として東京メトロ銀座線渋谷駅の屋根上に整備する歩行者通路「スカイウェイ」の建設現場を報道陣に公開した。完成予定は30年度。渋谷駅東側の宮益坂と西側の道玄坂を上空で結ぶ新たな歩行者ネットワークの一部となる

 

 

ノーベルCM VC-3000のど飴 なめたらあかん

 

kawa yama

 

=================

トランプ関税に石破首相「なめられてたまるか」「国益をかけた戦い」強気発言の真意は?来月1日に迫る期限 与野党に広がる波紋

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

街頭演説する石破茂首相(資料写真)

 

FNNプライムオンライン

 

 

 

トランプ政権との関税交渉を巡る石破首相の「なめられてたまるか」という発言が波紋を広げています。 与野党からも反論が相次いでいます。 石破首相の口から9日に飛び出したのは、「これは国益をかけた戦いです。なめられてたまるか」と、アメリカのトランプ関税を巡る強気の発言です。 この強気発言の背景には何があるのでしょうか。 7月7日、日本への関税を25%に引き上げるとする書簡を石破首相に送ったトランプ大統領。 トランプ大統領は9日、新たに8カ国に対する書簡をSNSで公表。 その中で、ブラジルには50%の関税をかける方針を明らかにしました。 書簡では、クーデターの計画などで起訴されたボルソナロ前大統領を巡る現政権の対応を批判。 対するブラジル側は、アメリカに報復関税を課す可能性を示唆しています。 トランプ大統領は7日以降、日本を含む22カ国に新たな関税率を通知していますが、ブラジルの50%は最も高い数字です。 世界に波紋が広がっているトランプ関税。 日本への影響も強く警戒される中、石破首相は演説で「なめられてたまるか」「たとえ同盟国でも正々堂々言わなければならない」と強調した上で、「アメリカに最大の投資をしている国はどこですか。日本が最大の投資をして最大の雇用を生んでいるのです」と続けました。 さらに、「国内からああだのこうだの足を引っ張って、どうして国益が実現するんだ。みんなで心を一つにして日本の国益を守らなければならない」と述べ、日本の国益を守るために党を超えて協力すべきだと訴えたのです。 石破首相の強気発言の真意について、自民党の中堅議員は「あえてこういう強気な発言をしたのだと思う。同盟国の日本に対して手紙だけで一方的に25%を通知するトランプ氏の行動はあまりにも失礼。こっちは国益をかけた交渉をやっているわけだから」と話します。 一方で、自民党関係者からは「『なめられてたまるか』という勇ましい言葉の先に何らかの合意があるならいいと思うが、現状無策。そもそも内閣総理大臣が他国の首脳に対して使う言葉として適切なのか疑問」という冷ややかな声も聞かれました。 さらに、立憲民主党の幹部からも、「なめるなと言って何とかなる相手ではない。今後に展望が見えないと自白したようなものだ」などの厳しい意見が出ています。 また、国民民主党の玉木代表は取材に対し、「相手のいない場で、しかも国内の選挙対策として激しい言葉を使うことは交渉をより困難にし、国益に反する。厳しい交渉の実態を国民に説明すべきだ」と答えました。 トランプ大統領の対日25%関税に対する有効な手だてはあるのか。 与野党党首の考えをまとめました。 石破首相は、新たな期限となる8月1日に向け、国益を守り協議を続ける考えを示しています。 与党・公明党の斉藤代表は政府に対し、「安易に妥協することなく最大限の交渉を続けてもらいたい」と求めています。 一方、立憲民主党の野田代表は演説で、「赤沢大臣が7回も訪米したがゴールが近づいてくるのではなく、ゴールが遠のいている」と述べました。 日本維新の会の吉村代表は、「きちんと協議して協議を前進させるんだという姿勢。バックアップ体制が必要」だとしています。 国民民主党の玉木代表は記者団に対し、「自動車の国内販売の促進、一律の消費税の減税など思い切った国内対策が必要」だと回答。 共産党の田村委員長は、「アメリカの言いなりでいいのか。もう貿易のルールお構いなし」だとしています。 れいわ新選組の山本代表は、「アメリカと1対1でやってはダメ。アメリカ対グループで先頭に日本が立つべき」だと指摘しています。 参政党の神谷代表は、「『投資するから』『コメを買うから』とかいう話ではない。交渉のやり方を変えたほうがいい」と訴えています。 社民党や日本保守党からも懸念の声が上がっています。 そうした中、アメリカのホワイトハウスは関税交渉を主導するベッセント財務長官が19日に大阪・関西万博を訪問すると発表。 日本側は赤沢大臣が接遇するということですが、交渉が行われるのか注目されます

 

======================================

首相「なめられてたまるか」 対米関税交渉で強調

共同通信

 

石破茂氏

 

 

 石破茂首相は9日、千葉県船橋市で街頭演説し、トランプ米政権との関税交渉について「国益をかけた戦いだ。なめられてたまるか。たとえ同盟国であっても正々堂々言わなければならない。守るべきものは守る」と強調した。

 

 

 

  【写真】トランプ大統領、怒りで顔赤く 雰囲気一変、緊迫の会談

 

 

 

 

 日本は米国で最大の投資をして、最大の雇用を生んでいると重ねて指摘。「トランプ大統領は職を失った人に職を与えるのが使命だと言って大統領に当選した。米国で一番職をつくっているのは日本ではないか」と訴えた。  自民党の小野寺五典政調会長は佐賀県神埼市での集会で、トランプ氏が対日関税25%の方針を打ち出したことを踏まえ「トランプ、ひどい人です。あまりにひどい仕打ちだ」と述べた

 

 

首相「なめられてたまるか」 対米関税交渉で強調(共同通信)

 

 

 

馬頭広重美術館の屋根ルーバーを木材からアルミ材に取り換え、隈研吾氏が改修設計

山﨑 颯汰

 

日経クロステック/日経アーキテクチュア

 

 

 

 

 

2000年に開館した栃木県那珂川町にある隈研吾氏設計の「那珂川町馬頭広重美術館」。構造は、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(写真:三島 叡)

[画像のクリックで拡大表示]

 栃木県那珂川町に立つ「那珂川町馬頭広重美術館」で、老朽化に伴う改修工事が始まる。工事では、屋根に並ぶ木製ルーバーをアルミ材に取り換える予定だ。改修費は、屋根や壁のルーバー交換や雨漏りの調査などで約3億1000万円。改修工事の設計は隈研吾建築都市設計事務所(東京・港)、施工は七浦建設(栃木県大田原市)が担当する。2025年6月9日に着工し、26年2月28日に完成する見込み。

 馬頭広重美術館は、東海道五十三次で有名な歌川広重の浮世絵版画などを展示する施設で、00年に約10億円かけて建設された。当時の設計者は隈研吾建築都市設計事務所、施工者は大林組だった。

 屋根の木製ルーバーには地元産の八溝杉(やみぞすぎ)を使用。建設時には、スギ材を遠赤外線で薫煙乾燥させ、耐火・防腐のための薬剤で処理した。当初からルーバーのメンテナンスに関する計画はなく、20~30年で付け替える想定だったという。

 美術館では2020年ごろから屋根を覆う木製ルーバーの一部が朽ちて欠損する他、雨漏りがするなど施設全体で老朽化の問題が顕在化していた。町は同時期から改修工事の検討を進め、美術館の設計を担当した隈研吾建築都市設計事務所に改修案の提案を依頼。同事務所は町に、木製ルーバーの付け替えやアルミ建材への取り換えなど複数案を提示した

 

「まさに、そのとおりの、”良い写真”です!」

======================================
 
トランプさんが、この地球上で、
 
絶対に、頭が、上がらないのが、
 
ユ***
 
 
イス***
 
だけです。
 
======================================

欧州の首脳たちはトランプ米大統領に媚びへつらっているのか

 Photo: Kay Nietfeld / picture alliance via Getty

 

 

薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」

21世紀版「カノッサの屈辱」か “教皇トランプ”に媚びる欧州の真意

 
 
 

 

薬師寺克行

 

Text by Katsuyuki Yakushiji

 

やりたい放題のドナルド・トランプ米大統領を、欧州の首脳たちはかつてほど非難しないどころか、持ち上げている感すらある。その印象が間違いでないとすれば、首脳たちの真意はどこにあるのか。元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏が解説する。


オランダのハーグで6月末に開かれた北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議で、欧州各国の首脳は米国のドナルド・トランプ大統領を徹底的に持ち上げ、媚びへつらう外交を演出した。

とりわけNATO事務総長でオランダ元首相のマルク・ルッテの気配りは徹底していた。まずトランプをオランダ王宮に宿泊させ、そこで晩餐会まで催して厚遇した。トランプが欧州の王室に遇されることを好むので、ルッテがオランダ王室と調整したのだ。

さらに首脳会議では、NATO加盟国が2035年までに国防費を対GDP比5%にまで引き上げることで一致したとトランプに報告した。これはトランプの要求をそのまま呑んだ、いわば「満額回答」である。
 

トランプはその会議で8分間も自由に発言したが、他の首脳は発言時間3分以内を厳格に守った。トランプが形式的な長い会議を嫌い、過去には途中で退席したこともあるためだ。

合意文書もわずか5項目と、これまでになく短い。しかも欧州が最も重要と考えているロシアへの非難も盛り込まれなかった。すべてはトランプの機嫌をとって米国をNATOにとどめておくことを最優先したルッテの作戦だ

 

 

教皇トランプ」の出現か


当のトランプは、イランへの空爆を実施し、イランとイスラエルの停戦を実現したばかりで、向かうところ敵なしといった気分だったろう。

まるで「教皇トランプ」が出現したかのようだった。1077年に神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世がローマ教皇グレゴリウス7世に破門されてのち、カノッサ城外で懺悔して赦免を請うた「カノッサの屈辱」を思わせる光景だ

 

5分の4の賛成で「1棟リノベ」可能、盛りだくさんのマンション関連法改正を読み解く

荒川 尚美

 

日経クロステック/日経アーキテクチュア

 

5分の4の賛成で「1棟リノベ」可能、盛りだくさんのマンション関連法改正を読み解く | 日経クロステック(xTECH)

 

 

分譲マンションで進行する建物と居住者の「2つの老い」に対応するため、国土交通省が通常国会に提出していた老朽化マンション対策法が2025年5月23日、参院本会議で可決・成立した。区分所有法やマンション建て替え円滑化法、マンション管理適正化法、被災マンション法など複数の法律を一括で改正。原則、26年4月1日に施行する。盛りだくさんの改正内容を読み解こう。

 区分所有法改正の目玉は、3つの再生メニューの創設だ。主要な構造部分を残して改修する「1棟リノベーション」と「建物の取り壊し」、「建物・敷地の一括売却」をメニューに加え、建て替えと同様に区分所有者の「5分の4以上の賛成」などで実施可能とした。改正前は3つのメニューに関する規定がなく、原則、全員の同意が必要だった。

 マンション再生に当たって必要な決議を緩和する規定も創設した。マンションに耐震性不足や外壁剥落の危険性などが認められる場合は「4分の3以上の賛成」、大災害で被災した場合は「3分の2以上の賛成」で、それぞれ再生に踏み切れるようにした。

 さらに、こうした不具合が認められる場合に、特定行政庁が容積率と高さ制限を特例的に緩和できる規定を、マンション建て替え円滑化法の改正で創設した。

マンションの再生に関する改正内容の一例(出所:取材を基に日経クロステックが作成)

マンションの再生に関する改正内容の一例(出所:取材を基に日経クロステックが作成)

[画像のクリックで拡大表示